Midori9608
34 件の小説深淵の歪 第2章 Ep.16 「神秘の大地」
私達は起きて、死月達と共に神秘の大地へと、来た。辺りの草は水色にそまっており木々はそれぞれカラフルに染まっている。 キラキラなクリスタルの角をしたユニコーンが突撃してきた。よ餅は人間モードで深緑色に染まる剣を持ち、攻撃する。火力は高くユニコーンが一発で即死した。 「フッフッフーはーっはっはーよ餅様の力をあなd…」よ餅が決めゼリフみたいなことを言ってる間に後から迫っていた巨大な虹のクリスタルの塊の化け物に喰われた。「あああああああー」と、断末魔をあげ食われていった。 「ど、どうしようよ餅さんが…」と、あわてる柚梨だが死月が「いや、あいつなら大丈夫だろう」と、根拠のないことを言いながら化け物を見た。 ー1分後ー 化け物の様子がおかしくなってきた。すると…バキバキと化け物にヒビがはいる… バキーンと、われた化け物によ餅が「ハァ…ハァァ死ぬかと思った…」と、言った。 私達は思ったよ餅ってバカなんじゃないかと「うん…やっぱりな」と、死月が呆れたように見た。 神秘の大地はよ餅の属性の相性が良すぎるのか結構進んでいた。「…まずい」よ餅が「張り切りすぎて魔力が…」と、言った。私は「よ餅…戦いすぎたら疲れるから休も?」と言った。「うぐっ…わかりました…ご主人」と、言い休んだまぁ私達はよ餅の援護をしただけなんだけど…よ餅は「うーん戦いすぎもダメかぁ援護にまわっていいかな?」と、言ってきた。「うん、援護でも強いからいいよ」と、私はよ餅に言って進んだ。 進んでゆくと神秘な大地なだけあって池も綺麗だ。その池から先程よ餅を食べたクリスタルの塊の化け物が這い出てきた。 私達は援護して、魔法を放つが反射する。柚梨は前に出て巨大ハンマーで叩くと化け物は少し怯む…私はその隙にディープグリーンを化け物に思いっきり振るい倒した。 「うーんやっぱり強いね。」と、よ餅の強さを実感する。そうして進んでゆく途中よ餅はあることに気づく「…はっ能力が使えない…うーん神秘の大地では使えないのか。」結構大事なんだがよ餅自体が強すぎるにしては良いハンデなのかもしれない… そして、村が見えてきた。しかし村に行くと謎の集団が私達を取り囲んだ。謎の集団は「襲撃者だ殺せぇぇぇ」と、言ってきた。彼らは魔法を扱って流星を私達に落としてくる。よ餅は持っていた槍で流星を破壊する。 死月は槍を使い謎の集団を刺殺した。謎の集団は怯え「ヒッヒィィ殺されるっ」と、言い逃げて仲間を呼んで行った。 死月は「ここの村人達は普通じゃない油断していたら殺されるぞ」と、言った。 私達は武器を構え襲いかかる異常な村人達の相手をする。あいての体力は低いが魔力が高い…油断はできないようだ。 彼らが魔法を唱えると一斉に流星群が降り注ぐ威力は高いため、避けるのに必死だ。柚梨の短剣が彼らを襲うが効かない…どうやら黄色属性は効かないようだ。 よ餅は魔法を使う槍のリーチが伸びて「大車輪」と言う技で槍を回して村人達を殺す。 何とか全員倒したと思ったら「そこまでだ」と、二人の村人が蜜柑と柚梨を人質にした。「おい、この二人を助けたければ武器を捨てろ…」と言われた。私達は武器を捨て「こちらへ来い」と、言われたので行くことになった。
深淵の歪 第2章 Ep.15 「作戦会議」
ー柑橘村ー 地上に帰ってきた私達は柑橘村に飛んでいた。 「あっ…蓬ちゃん、柚梨も!おかえり〜」と、聴き馴染んだ蜜柑の声がする。「どうしたの?柚梨後ろ髪を切ったみたいだけど。」と、蜜柑は言うと柚梨は「このままじゃダメだからケジメをつけたの」と、これまでの話全て話した。 蜜柑は「なるほどね〜つまり作戦会議をしたいのねー丁度家によ餅ちゃんも来てたし家に行きましょー」と、家に行くこととなった。 ー蜜柑の家ー 私達は久しぶりにここに来た感じがする…まぁ約6〜7時間程度のことだったのだが… そして、よ餅が私達の方を見て「おかえりなさいーご主人様達」と、言ってきた。「私も魔力を取り戻す為にエネルギー源の物を食ってたけど…途中で野生動物などに襲われてですね…かなり大変でしたね」と、よ餅も大変だったんだなって思った。 と、話をしているうちに作戦会議をすることとなった。まず死月が「とりあえず奴らの黒幕まで行くには神秘の大地という実知らない土地を探さないといけないんだが…」と、言ってるとよ餅がハッと、し「私…ここ行ったことある」と、言った。「場所を知ってるならありがたい探す手間が省けた。じゃあここの村そして、神秘の神殿を探索する…相手は大体の敵は大体青属性だと思ってる。理由はよ餅…わかるだろ?」 と、よ餅が「うん、敵と一回戦って攻撃されたけどダメージ量は大した事なかったからね相手は青属性だと思う」と言うと「というか死月って来たことあるの?神秘の大地」と、言う「まぁ黒幕を倒すのに行ったが、神秘の大地自体の場所の記憶は奴の力によって消されてる…あと敵は兄の力でできた個体だと思う。兄は青属性だし」と、言った。 柚梨が「病呪お姉ちゃんの情報だったけど…神殿には内部と地下があって、地下が本格的な聖堂となってそこに黒幕がいるらしいです…ですが、内部に多分ですが死月さんの兄がいると思います。」と、言った。 死月は「じゃあどっち行くかだな、僕は神殿の内部に行く」するとよ餅も「おっじゃあ私も〜」と、言った。「死月の兄の属性、君と相性悪いから私が行くよー」確かによ餅の属性は緑…青を相性がいい為こう言ったんだろう。 「じゃあ私は地下探索ですね。」と言うと、蜜柑は「私も行くよ」と、言う「あとついでに私も」と、柚梨も言った。「蓬ちゃんすぐに無理するから回復係はいるでしょ?あと戦力になるかもだし」と、蜜柑は言う。 死月が「よし作戦はばっちりだな…今日はもう暗い一回休んで明日行こう。」 死月は宿を取って寝るよと言ったので、よ餅と一緒に外に行った。 私と柚梨は蜜柑の家で2人ともぐったりした。「疲れたぁぁぁぁー」と、言いゴロゴロした。蜜柑は「お疲れ様ぁ!!」と、言いごちそうを贈った。頑張ってきた分とても美味しかった。 ー2時間後ー 私達はお風呂を入り終わり蜜柑はすぐに寝ていた。私もベットに入り寝ようとすると、ベランダで柚梨が風に当たっていた。私もそこに行き「柚梨、寝ないの?」と、言った。柚梨が「…寝れないんですよ怖くて…また、病呪お姉ちゃんに会えなかったらどうしようって」と、柚梨は風に当たりながら言う。私は「確かに柚梨の言うとうり怖いかもしれない…けど、そのために決心して後ろ髪を短くしたんでしょ?だから助けれる。私を信じてよ柚梨」と、柚梨の頭を撫でる。「うん…蓬お姉ちゃん私やるよ」と、言い私達はそっと、眠ることにした。
深淵の歪 Ep.14 「嬢帝の本気」
私はメイルを避けながら刀を振るうが、彼女も避けるのがうまかった。そうしてるうちに柚梨がまた短剣を手に取り、彼女に目掛けて短剣が行く…短剣が光を消えるまで、私は刀で攻撃をする。 彼女は被弾して、傷口から大量の蝶が出てくる。「くっ…やってくれましたわね。ですが私にダメージを与えれば与えるほど眷属がでますわぁそして、眷属の毒でそのまま苦しめばいいですわぁー」と、蝶が私達に近づき破裂…そして毒が発射された。 私は毒が右手にかかって痛みが伴った。腕が腐蝕してゆく…柚梨から事前にもらったみかんを食べ回復した。 また私は刀で檸檬を攻撃して離れる。蝶々が出てきたので柚梨が「深・浄化フィールド」を放ち、檸檬ごと大ダメージを与えた。この技は紫属性にしか大ダメージを与えれないが、全員紫属性なため見事大ダメージを与えれた。檸檬も結構食らったため勝てそうだ。 と、思ったのも束の間。彼女の目と背中に付いてる糸が急に光る…紫色に光った彼女の目は少し不気味であった。彼女は背中から大きな黒い翼をはやし、口から八重歯が生える。「多少油断してしまいましたがここからが私の本気ですわぁ。」と、八重歯を私達に見せつけて紫色に輝くメイルをぶん回す。 柚梨は疲れて次の技は時間がかかりそうだなので私だけで戦うしかない…か。 この技を使うしか無いこれで倒せなかったらどうしようかになるが、やるしかない。 そして使った。「深緑色に染まりゆく先読みの世界」を…私の瞳は深緑色に染まり全てがスローに見えるが、それでも彼女の速度は速い。これがなかったら太刀打ちできないだろう… ディープグリーンも先程より性能が上がっており、早く振るうことができる。彼女のメイル自体はスローなため、彼女の懐にすぐに入り込むことができて、刀を思いっきり振るう。 彼女は被弾するが、そこから蝶が出てきて破裂し、腕が溶ける…しかし、今痛みを気にしてしまって退避してしまっては効果がすぐ切れてしまう…なのでここで決めないといけない。 「腐れぇぇぇぇぇ」檸檬の能力が発動し、私の腕や足がどんどん腐ってゆくが、「ハァァァァァァァ」私は勢いよく刀を振り切る。そして、檸檬に大きなダメージを与えて倒れる。 バタッ… 私も力を振り絞った為倒れる…腐蝕した腕や足から大量の血液が流れてゆくのを感じ寒気がしてくる…柚梨が慌てて腐蝕を治し治療した。 本当に柚梨がいてくれたよかった。彼女がいなければ今頃死んでただろう…「無理しないでくださいね…あと、檸檬さんの糸が切れてたので治療しに行きますね。と、檸檬の方へ治療しにいった… そして、疲れたのかその場に眠りについた。 ー30分後ー 私と死月は紫怪の館のベットで眠っていた所私は目覚めた。柚梨は私達の介護をしてくれていたようだ。 「死月さんも倒れててびっくりしましたよ…何とか檸檬さんがここまで運んでくれて…」と、さっきまで起こっていたことを話していた。 「びっくりしたわよーやっと意識から覚めたと思ったら2人倒れてたんだから…運ぶの苦労しましたわよー」と、檸檬はさっきまで敵だったとは思えない風に喋った。 私達は先程檸檬と戦った事を話した。檸檬はびっくりしたような顔をして「眠ってしまったのかと思ったら操られてたのですか。と言うことはメイド皐月姉妹ちゃん達もそうですか?」と、言う。 「あの2人を知ってるんですか?」と、私は檸檬に言った。「えぇ、ここのメイドをしてもらったり一緒にお茶をしてもらったりと…」と、2人のことを話した。 「あの…冬月家のことをどれほど知ってるんですか?」と、柚梨が言うと檸檬は柚梨を見ると「はっ…柚梨ちゃん!?」と、檸檬はびっくりした。「お母さんから聞きましたわよ〜大きくなりましたわね〜」と、言う。 柚梨は「えーと私の母冬月 蜜花は私の誕生日の日から行方不明になったのを知ってますか?」と、言うと檸檬は急に深刻そうな顔をしながら「えぇ…知ってますわでもこの話は深追いするのをやめた方がいいですわ…」と、言った。 柚梨は深追いするのをやめて「じゃあ001の図書室にあった日記を見せてください。」と、言った。「別にいいわよー」と、檸檬は言い指パッチンをして図書室の本が蜜花の日記以外本がざっと変わった。「まぁ、持って帰って呼んでねー返さなくてもいいので」と、檸檬は言った。 「とりあえず私が操られたのだったらその前の記憶をいいますわー…突然この館に頭に飾りをつけた男、シルクハットを被った女がいて女が私を襲って戦ってたら眠くなって眠りについた感じですわねー」と、敵の情報を言ってくれた。 檸檬は転移魔法を放って地上へのワープホールを作ってくれてくれた。私達は地上に戻り、作戦会議をひらくことにした… 「…言える訳ないじゃない。冬月 柚梨はある裏世界■■の影響により、暴走化し、殺されたことなんてあの子達には重すぎる話ですわ…」
深淵の歪 第2章 Ep.13 「腐蝕の嬢帝」
目の前にいる彼女は私達を見てくすくすと、笑う。 「長い旅はお疲れだったでしょう、なのでさっさと終わらせてあげますわよ」と、お嬢様口調で彼女はメイルを持った。そして彼女は「あー申し遅れました。私は冬花 檸檬(ふゆはな れもん)ですわぁここじゃ場所は悪いでしょう」と、彼女は場所を変え、腐食の大地の草原に飛ばされた。 すると地面が揺れた…そして地面から巨大な腐った蚯蚓のような化け物が出てきた。 「さぁ行きますわよー」と、檸檬はメイルをぶん回しながら私に襲いかかってきた。メイルは私のディープグリーンに直撃する。重すぎる攻撃だったので私は吹き飛ばされる。 「まだまだこんな物ではないでしょー」と、メイルをぶん回しまくる。射程がわりと長いため、攻撃をすると弾かれそうだ。 私は吹き飛ばされた所に倒れてると蚯蚓が大きな口を開けながら襲いかかる。 死月が蚯蚓に槍を投げる。蚯蚓真ん中ぐらいに刺さり分離した。「くそっこいつ厄介だな…」と、蚯蚓に舌打ちをし、私を抱えて少し離れたとこに連れて行った。 「蚯蚓は僕がなんとかするからあいつは蓬と、柚梨で任せた。」と、蚯蚓の方へ行った。 私は刀を持ち檸檬の前に立った。「フフフ…私のメイルで吹き飛ばされる程火力ないのに勝てますかなー?」と、言った。 柚梨が「私も援護します」と、言い光り輝く短剣を飛ばした。短剣はスピードが早く、檸檬に少しずつダメージを与える。 「っち…鬱陶しいですわね私の能力で機能を止めますかね」と、短剣の光が消え、落ちた。…なるほど短剣を使えるのにも時間がかかるのか。頭を使ったら勝てるかも… 蚯蚓をなんとかすると言ったが、さっきも槍を投げたが現在分離を2回し、4体… 槍を投げるにも再度、槍を生成するのに最低1分かかる。 しかも無闇刺しては増えるばかり…避けるのに苦労するだけ。だったら ザクッ やはり彼らの頭上または尻尾部分を刺すと、分離せず、ただ消滅するだけみたいだ。ならば勝利は見えてきた。 半分削っていったが…彼らの胴体から酸っぽいのを僕に飛ばしてきた。 …更に避けるのが面倒くなりそうだ。 酸を飛ばしまくるせいで、槍を中々投げれない。結構疲れるがあれを使ってみるか。 「サクヒンZERO + スピア・レイニー」と、蚯蚓の真上に大量の槍が降り注ぐ。蚯蚓は無惨にも槍を刺さりまくって、消滅していった。 …倒したのはよかったんだがっ。技の疲労感で動けない。くっ少し休憩しないといけないか…
深淵の歪 第2章 Ep.12(後半) 「紫怪の館 2F」
2階に来た私達はまず左側の廊下を通った。個室は3つあり、「007」「008」「009」があった。 そして、まず007を入った。中は食堂となっており008と繋がっているようだ。そしてベチョっと生々しい音が聞こえた。それはまるで無理矢理くっつけたような目玉をいっぱいつけた肉塊であった。それはノソノソと私達の方へ動く。 すると… 肉塊は大きな口をあけてとてもじゃない奇声を上げた。そして肉塊の目から触手みたいなものが出てきた。 それはあまりにも見るに耐えない姿だったし、奇声で、仲間が寄ってきたようだ。数はざっと10体… 彼らはよってたかって私達に触手を飛ばしてきた。私は刀で切り刻む…切ったが、相手の触手はまた再生した。キリがなかったが、死月が食堂にあったビール瓶を肉塊達にばら撒いていった。すると、肉塊達はふやけ、弱体化した。 その状態で切ってみると…見事再生まで相手は多少時間がかかるようなった。 柚梨は「浄化の咆哮」と、ワァァァァァと柚梨が咆哮をして、2体の肉塊が塵になった。 肉塊は仲間がやられるのをみると、柚梨が危険だと察知し、柚梨に触手を飛ばした。私は防ぐかのように触手を切り刻んだ。死月は「サクヒン1 フレイム・ボウ」を放ち肉塊を燃やし尽くした。酒瓶とマッチして肉塊達は炭と化した。 私達は肉塊達を倒してこの食堂を探索することにした。柚梨が「あっ…」と、言いとある物をみていた。それは刃の長さが25cm程度の古びた短剣があった。「これ…魔法剣ですね…しかも紋様が黄色属性専用みたいです。使ってみよう…」と、柚梨が短剣に触れると色を取り戻し光輝く短剣となり柚梨の頭上を浮遊するようになった。 それだけみたいで、私達は食堂をでてった。続いて009にはいったそこはキッチンとなっており先程の肉塊が冷蔵庫と思われし所から3体出てきた。先程の柚梨の短剣は肉塊目掛けて飛び込み肉塊を細切れに一瞬にして3体切り刻んだ。 あまりにも強さに呆気を取られた…そして、私達は探索をすることにした。キッチンの棚を見ると料理の本があった私は料理に興味を持ってた時があったので、開けるとメモみたいなものが挟んでいた。 内容は「003 005 009 011 012」と、書かれていた。そしてコインが挟まれていた。 「…なんだろ?これ」と、私は疑問に思ったが何にもなさそうだったので、部屋を出てった。 そして、右側の廊下へ繋がるドアを開ける「010」「011」「012」の3つの個室があった。まず「010」に入ると壁に5つのくぼんだ穴がある…コインでも入れれそうな位の小さな穴であった。 とりあえず後回しにし、011に入る。中はただのリビングだろうか…机や棚や椅子などの家具が置かれている。奥に扉があり、開くとまた同じような家具がそろえられていた。すると、メモ用紙みたいのが机の上に貼っていて「合わせろ」と、書いていた。 とりあえず奥の部屋に合わせるのだったらと、思いさっきの部屋に戻った。 間違えている所は4つあって、机の上にある食器の位置や棚の中の置物の位置や敷いてるカーペットの模様そして椅子の在庫が余分にあり廊下においた。 これ以上間違いは無いはずなんだけど…何度も確認したが、おかしい所はなかった。「あの…」と、柚梨がいった。「このメモ用紙取ってみたらどうですか?」と、言って取ってみる。あとは「合わせろ」なので私達は一旦部屋を出てってまた入るとコインがあり、とった。あと、額縁も上から赤、青と並んでいた。 012に入ると、罠仕掛けが多い部屋になっていた。死月が「サクヒン ウォール」と、私達にバリアをはった。「とりあえずこれで2回までなら当たっても大丈夫だと言い進んだ。私は進むと、うえから大量のナイフが降ってきた。私はみんなを守るため刀で払ったが、もう2回被弾してしまった。死月が「うーんまだ半分くらいなんだが…僕が守るしか無いか…」と、言い先を進んだ少し広い所にでると、でかい刃物が私達を襲いかかる、死月が私達を突き飛ばす。なんと、バリアが一発でわれてしまうほど強烈な罠だった。死月が「くそっ…多分同じのが続くから警戒するか…」と、言い先を進む奥はもう同じような罠しかなかったので行き止まりまでついた。行き止まりにはコインがあり、拾う。すると奥から針がいっぱいついた壁が迫ってきた。 私達は必死に逃げた途中で柚梨が転けそうになったが、私は手を繋いで急いでにげた。何とか廊下まで行けた…もう一度012に入ると額縁があった。白、青となっていた。額縁が揃ったので、003に戻って、額縁を合わせるとコインが出てきた。これで3つ目だ。おそらくメモ通りにコインがあるのだろうと、思い探索した。 005は額縁しかないと思っていたが、よくみるとくぼんだ所にコインがあり、009は黒い液体のはいった鍋の器が洗面台にあり、流すと中からコインが出てきた。 そして、010に行き、コインを全て入れ、ドアを開けた。中には鍵があり666と書かれてた。そして、666までいき、鍵を使い開ける。 奥に行くと、紫色に輝くクリスタルのモニュメントがあり、その手前に黄色い長い髪をした。お嬢様気質っぽい少女が椅子に座ってこちらを見ている。 「…ふふふいらっしゃいましたかでは、戦いましょう」
桜が散る…
ジリリリリリリ…カチッ 僕はいつものように目覚まし時計を止める…今日は3月■日…卒業式という行事である。 僕の住む学校生活ではだらだらと朝を過ごしギリギリの登校をし、授業はまともに聞かず…昼にでるご飯を楽しみにし、休み時間では友達と呑気に喋る… そして、帰りはいつもの帰路を辿っての繰り返し。 成績も良い訳でもないなんなら悪い方だと思う… まぁ、何の思い入れもなく学校を過ごしてきた訳だがでも学校の行事は結構取り組んだ方だと思う。体育祭とか精一杯走ったりしたなぁ…しみじみと思い出がある。 まぁ、人間って忘れる生き物だから思い出という物も古くなって捨てられる…そう言うものなんだ… だって、掃除機でも古くなって使えない物は新しい最新型っていうものとかに取り替えるだろ?それと同じだ。 卒業すると、また新しい人生のスタート…かまぁ次はまともな人生を歩むことを願いたい物だ。まぁ願うだけでは到底…ね というか、僕にとって学校がなくなって寂しいのは友達かなぁ中々会わず大体の縁が切れちゃうからね。 まともな生活を送れなかった僕だが、最後くらい…頑張ろうかと思う。 「それじゃ…いってきます」
深淵の歪 第2章 Ep.12(前編) 「紫怪の館 1F」
※今回は長めです 館の中は薄気味の悪い紫に染まったランタンで照らされていた。 私達は広い館内で、名前が「紫怪の館」だそうだ…2階に行ける階段があるが紫色な魔力の壁があった。それは柚梨のフィールドでも通せない負の魔力だった。 柚梨のフィールドで突破できなかったら私達がここを通ることはできないだろう… そして私達は広い館内の右扉を開けた。扉を開けた先は多少長い廊下となっていた。廊下をたどりきり、行き止まりになった。それまでに個室へのドアが3つあった。行き止まりの廊下に近い個室は「001」真ん中は「002」ドアに近い個室は「003」と、書いてある。 まず「001」のドアを開けた。ドアの先には本棚が綺麗に並べられていた。本棚の本には「光の秘伝書」など、黄色属性のことばっかりの本が、敷き詰められていた。「あ…!」と、柚梨は口にし、私に本を指差した背表紙は「蜜花の日記5」と、いう物があった。「私のお母さんの日記…しかも1〜4しかなかったのに5があるなんて…」と、柚梨は言った。 私も蜜柑の家にいた時、日記は読んだことある…その内容はみかんのレシピや蜜柑や柚梨のことを書いていた。見ていて温かみのある内容だった。 それにしても…なんでその初代のみかん売りの日記しかも私達の家にない5があるんだろう…早速取ろうとしたが、何かの魔力が遮って取れなくなってる… じゃあ、他を見てみよう…背面は黄色一色だが、謎に3箇所空いている…しかも奥に錆びたようなドアが配置されていた。開けようとするがびくともしない死月が「多分この本の空いてる所をはめれば開くんじゃないか?」と、言った。 じゃあ他を探索してみることにした。「002」を開け、中にはいるとドアが閉まった。 すると目玉の魔物が10匹くらい出てきた。私達は武器を手に取る、幸い目玉は少し体力が低いのか、通常攻撃だけで倒せた。 しかし、倒してもまた10匹またまた10匹と増え続ける。しかも、目玉がどんどん強くなって31匹目以降は2回攻撃当てないと倒せなかったり…51匹目以降は4回攻撃を当てないと倒せなかったりした。 ただただ武器を目玉に命中させるだけだが数が多すぎて疲れてしまいそうだ…7回目の襲来つまり70体目玉を倒すと襲来は無くなった。 私達は疲弊して息を切らす…すると、黄色の本が一つ落ちてきた。「おーこれでやっと1個か、先が思いやられそうだ…」 本を手に取り次に「003」に入った。 ドアを開け見ると、6個の白色の額縁が縦2横3で規則正しく並んでいた。そして、6つの台があり赤と青と緑と白のスイッチがあった。試しに右上の台の赤のスイッチを押す…すると額縁の色が赤色となった。 「これは多分規則正しい額縁の色に揃えないとダメっていう奴かな?」と、死月は言う。「なるほどここを後にした方がいいかもね…」と、003を後にした。 と、右側の廊下の個室を探索しきり、広い館内に戻ってきた。そして、左側のドアを開ける。 ドアを開けるとやはり廊下になっていて「444」「005」「006」の3つの個室があった。え…444?と、私達は部屋の表記ミスかな?と、ドアを開けた。 ドアは勢いよく閉まる…生憎、死月は入れず私と柚梨だけで部屋に入ってしまった。部屋は薄暗く館内の雰囲気ではなかった。まるで地下室のような物静けさだった。 かなり道が複雑で、迷路みたいだ…柚梨が光の力で暗さは何とかなったが、地面に骸骨があったりと、不気味あるかったが、進んだ…体感30秒程度探索し、机があったそれは黄色の本だった。これで2個目か…そしてさっき来た経路をもどる中々長い迷路だったからきつい…半分位進んだだろうか…突然視界が一瞬赤くなる…そして不穏な空気が漂う。 私達はぞくっとして急いだ。汗が漂う何故こんなに急いでいるかもわからないが、生命の危機に陥ろうとしているかもだからだ。心臓がバクバク音をならす… そして、目の前に、赤い血に染まった髑髏が通った。私の予想だが、奴に当たったら恐らく…死ぬだろう。だからここらに骸骨の死体があったのだ。私達は奴を避け急ぐ…途中で「わっ…」と、柚梨が転けた。私は急ぎ助けようとするが上から赤い髑髏が柚梨を襲う…が、私は「深緑刀」と、ディープグリーンを髑髏に思いっきり当てた。髑髏はしばらく動きをとめた。その隙に柚梨の手を掴んで走って、ドアが見え開けた。私達は思いっきり息を切らした…「ぜぇ…ぜぇ…危なかった…」私の肌はとても鳥肌が立って恐怖が襲っていたのがわかる… 死月が「だ、大丈夫か?結構疲れてそうだが…」と、扉の表記を見ると「004」と、なっていて、もう一度入るとただのベットなどが揃っている個室に戻っていた。しかし、個室のノートには赤い血で染まっていて、中身がみえなかった。 次は005に入る…005は、額縁が縦に2つ飾っていた。上から見ると、緑、赤色の額縁であった。 006に入ると…本と魔法陣が敷かれていた。近づくと魔法陣が発動し、本は宙に浮いて開いた。本は黄色属性の魔法を放つ…魔法陣を展開し、そこから黄色の剣や、槍など武器を飛ばしてくる。死月は「サクヒン4 紫刀」と、刀を構え切り裂く…私はその間本の後ろにまわりこんで攻撃を仕掛けようとするが魔法陣で盾を出されて弾かれた。 柚梨が力を溜める…その隙に私達は奴の攻撃を弾き続ける。死月は攻撃を易々と弾けるが、多分私は相性が悪いのか中々弾けない…なので「持続・蒼緑刀」を使い、対応した。 そして、柚梨の力が溜まり「プレデター・カタルシス」と、柚梨が展開した大きな魔法陣からドラゴンが飛び出て、剣を喰らい尽くしながら本に大ダメージを与えた。本は魔法陣を放つのをやめ、ぱたっと倒れた。 これで黄色の本が3つ揃い001にもどって本を入れた。そして、ドアが開いたのと同時にパキッって何処かがわれる音がした。 ドアの中には階段があり、上へ登っていくと、「666」と書いていて大きな扉があった。どうやら鍵が必要らしく後にした。最初の所にいくとどうやら2階に行けるようだ…そして2階を探索するのであった…
深淵の歪 第2章 Ep.11 「変異生物」
私達は腐食の大地の湿地を進んでくが、先程のデカい蝶を倒してゆきながらのでまぁまぁ疲れる… と、湖が突然ゴポゴポと音を立て始めた。私達は武器を構えて、身構える。すると湖からヘドロの塊のような物体が現れた。 先程の蝶の様にコアのようなものがあり、そのヘドロの塊は私達を襲った。 ヘドロの塊は口みたいなものを開いて、尖った舌のようなものを私達に突き刺そうとしてきた。私は刀で舌のようなものを切断すると、緑色の液体が飛び散る…液体は私の靴にかかって左靴が溶けていった… 私は急ぎ左の靴を脱いだ…ヘドロの塊は私を睨むかのように見て舌を再生させる…再生さした舌は再度突き刺そうとするが、死月がヘドロの塊の頭上を飛び槍を突き刺した…槍はコアに刺さりわれていった…しばらくし、ヘドロの塊は消滅した。 うーん靴がなくなってしまった…そしてあの生物達は一体何なんだろうか…黒いコアみたいな物を着けているし…と、死月が「靴…いるか?」と、聞いてきた。 私は言葉に甘えて頷き、靴を取り替えてくれた。少しぶかぶかだけど多少は我慢だね… 湿地を超えて草原とは言いにくいがそれっぽい所に来た緑色に変色してた湖は少なくなったので、あのヘドロは多少は来なくなるだろう…柚梨が突然「建物…ありませんか?」と、うっすらと見える館に指さす…「あそこから巨大な魔力を感じます…多分あそこに行けば…」と、柚梨は言った…とりあえず行く当てがないため柚梨に従って、進んだ。 草原を進み館に近づけば近づくほど紫色が濃くなっていっている…そして、最初は赤紫色だった蝶が青紫色へと変わっていっている… 青紫色の蝶の群れを見ていたら気がつかれ、蝶達が襲ってきた…青紫色の蝶のコアは硬く青属性なんだけど…私の刀を四発当てないと壊れなかった…しかももう一つ厄介なものがあり、蝶達は一斉に毒を吐いてくるのだ…この硬さと厄介さは本当に鬱陶しい…柚梨のフィールドでコアも弱まっていたけど四発で壊れないのは固すぎる… 何とか蝶の群れを倒した…館までもうすぐだったので館への道を歩もうとすると… ザッ…ザッ…ザッ と、物音が聞こえてくる…私は館をよく見てみると青紫色の馬のような精霊が現れた…この館を守っているのか、私達のほうへ来る馬のような精霊は突進してきて私達を襲う。私は突進してくる精霊に対し、私はディープグリーンをとにかく馬に当てる…が、押され負け吹き飛ばされた。死月は「サクヒン1 ファイブホーリーアロー」と、5連続の光の矢を放ち馬に刺す。1本の矢は馬の後ろにあったコアに刺さったが、ヒビすら入らなかった…相手は馬…ディープグリーンでもあまり攻撃は通って無さそうだ…だったら囮になるしかないと私はディープグリーンを持つ。私は馬に攻撃を仕掛ける馬は私に突進を仕掛けるが私は避けを繰り返した。そうしてるうちに死月が「青紫色…つまり青属性と、紫属性だけど、蓬の刀でも抑えれなかったのは単純に火力が高いだけか…だったら」と、技の力を溜めた。私は馬のコアに何回も叩きつけるが、びくともしない…このコア…青と紫属性ではないかもしれない…まさか。 「死月っ!柚梨っ!白属性だ!白属性を使えば壊せるかもしれない」と、2人に言った…しかしそう言ってる内に馬が突進し、私に直撃した。私はもろに食らった…吹き飛ばされた私は視界が霞んで立てるかも怪しかった…馬は私に近寄り突進してきた…私は「鮮緑刀」という技を使った…ディープグリーンの刃先が鮮やかに光った…馬に光った刀を直撃させると、馬は弾け飛び怯んだ。その隙に死月が「サクヒン5+ ホワイトバスター」と、白い閃光の光を馬のコアに直撃さした。コアはわれ、馬は消滅した。柚梨は急いで、私の方へ来て急いで治療してくれた。「大丈夫ですか?」と、柚梨が言ってくれた。私は「う…うん丁度属性の相性が悪かったから大丈夫そう…呼吸困難になりかけたけどね」と、言った。 「まったく…無理はするなよ」と、死月は少し呆れたように言った。 私達は館の前まで来た「ここから凄い魔力が感じる…」と、柚梨のフィールドが結構薄れていた…かなりの負の魔力なのだろう。そして私達は館の大きなドアを開く…3人が中に入りきると… バタン と、ドアが勢いよくしまった。
深淵の歪 第2章 Ep.10 「背後の存在」
桜と柏は、私達のおこった話をされて、申し訳無さそうにした「すいません睨んでしまって、僕達も誰かに操られてから記憶が無くて…」と、柏が、私達に謝りの言葉を述べた。 すると、死月が「謝らなくていいよ、あと操る人の特徴でいいから知らないかい?」と、言った。桜は「君と格好が似ていて、君みたいに頭に面があったよ。あと、あの子は無言で、あの子も誰かに操られているような様子だったよ。」と、操って来た人の情報を述べた。 死月は頭を抱えて「やっぱり兄…まさか操られたのか…?何故…兄は完璧なる操り士なのに…」と、死月は嘆いている。 そう、死月の兄、創裏月 死糸は操る技術ではトップクラスであり、普通に操るだけではなく、その操る個体を2倍、3倍に力をあげれるとても厄介な操りしなのだ。しかも操るだけではなく硬めの糸を使い、それで切り裂いたりしてくる… そう思うと、とても手強いのだが、彼自体は弱く簡単に倒せてしまうのだ。彼を操るのはとても至難の技だが…それほど相手は強いというのか…? 「とりあえずここに来たってことは腐食した大地へと行きたいんでしょ?」と、彼女らは紫色に染まるワープゲートを作った。死月は考えるのをやめて「とりあえず…腐食の大地を突破してから考えわう…」と、決心した。私も、同じように考えるのをやめ…行くことにしました。柚梨も同じく覚悟したようだ…「いってらっしゃい…」と、彼女達は私達に手を振った…「あの子…見覚えがあるぞ」「ん?誰のこと?」と、柏が桜にたずねる…「オレンジ髪の子だよ、確か■■お嬢様のご知り合いに似てる…まさか後継ぎの方か?」「うーん確かに似てるが、あの方は■■■■にやられて…」 ブゥン 私達は腐食の大地へと来た…空は紫でとても見栄えの悪い色と化してる。 木も枯れてて、地面の草は腐って紫色になっているて、湖が毒々しい緑に染まっている…ここは湿地なのか、周りに湖が結構ある…多分水は毒を含んでいそうだ…それくらい目に悪い色をしている… 「柚梨?気分悪くない?」と、聞いた…多分ここの成分なのか、私達は息を吸うととても気分が悪くなってしまう… 「フィールドのおかげで大丈夫…」と、柚梨は言う…私達は大丈夫じゃないので、フィールドの中に入ることに…「うーんこれじゃかなり行動が制限されるなぁ」と、死月は言った。 と、空から蝶々が飛んできた…蝶々はかなりデカく、4m近かった…しかも蝶々の部位でいうむねの所に黒い球体のコアみたいなものが埋まっていたのだ。 死月は「ホーリーアロー」で、蝶々のコアみたいなものを刺す、意外と固くまだ壊れない…死月はもう一度刺すと「パキン」とコアみたいなものは音を立てわれる…そして、蝶々は毒を飛び散らせさせ消滅した…「死んだら毒を飛び散らすのか…厄介だな」と、蝶々の死骸の毒を見る…毒は強烈に地面を溶かしている…危険そうだ…あとコアみたいなもの…かなり硬かったし一筋縄ではいかなさそうだ。
深淵の歪 第2章 Ep.9 「切力操綴」
大量に召喚された肉塊達は目を私達に向けて見つめてきた。そして肉塊は…刃を回転させ、私達を襲いにいった。柚梨は「使うしか…ないっ」と、大魔法陣を展開した。詠唱もしていた為、長くなるだろうと、思い私は大量の肉塊達を見て、刀を構える…回転している、鉄の刃物は固くて、弾くのに力を使った。 20秒位待ってるが、結構な頻度で回転している刃物が襲ってくるため、結構疲れる…すると…大魔法陣が発動した。 「煌めきなる死滅の太陽」という技を発動し、とても神々しい輝きを放ち、刃物の肉塊達は焼け、塵と、なってった。柏は「肉片の糧」を発動し、柚梨の攻撃を2分の1に抑えたのだが、柏の手は焼け落ちてしまった。「ぐっ…くそが、殺すっ…」と、片腕で肉塊の塊の剣を持って、柚梨の方へ行く、私はそれを防ぎ、刀で抑える、そして私は2つの刀で抑えるが…相手の剣は多分赤属性…少し押されてる…しかし、ここで、止まってる場合ではない、死月は今でも桜と戦っている…今すぐ加勢しないと…私は刀を1本にして、剣を抑えようとするが、力の差で、相手の肉塊の剣が勝つ、しかし、私は肉塊の剣を避ける、そして、すぐに刀2本で柏に直接攻撃を加える。 「グワァァァァァ」と、柏は嘆き、倒れた…「クッソ…このままやられっぱなしのままでいられるか、」と、柏は魔力を桜に流した。そして、柏は気絶する。 死月は「ぜぇぜぇ」と、息を切らしている、さっきから桜とずっと戦っていたからだ、そして、桜は魔力を送ってもらい、チェーンソーは血褐色に染まり、桜の目も、ピンクっぽかったのが、ベージュっぽくなった… 彼女はチェーンソーを振り、「サァ、血塗レノパーティーノ始マリダゼ」と、桜は私達に物凄い速度で襲ってくる、私は「持続・蒼緑刀」を発動し、ディープグリーンの刃を青色に染める…相手のチェーンソーの色からし、属性は赤、裏は紫だろう…紫の理由は柚梨のホーリーバスターを直撃して、結構食らってたからだ。 だから…私はこの刀を使い、桜のチェーンソーに当てた…予想は的中、桜の攻撃力は異常でも、属性が有利な為、押せれてる。「持久戦かァ?無駄無駄、幾ら属性が有利デモいずれかダメージで力が上がり押し返されるだけだ、しかもその刀、属性変換が、きれるのも時間の問題」と、彼女は刀にチェーンソーをギシギシも、音を立てる… 死月は「サクヒン10 ブルーバースト」と、巨大な青いエネルギー弾を放ち、それが破裂し、小さい弾幕と化した…桜は被弾しまくるが、まだ倒れない…化け物だろこいつ…と、思ってると力が上昇したのかチェーンソーの音が激しくなり押されていく。 「蓬、あともう少し待ってくれ…頼む」と、死月が言った。「そうはサセルカ」と、桜が死月の方へ行こうとするが、私はそれをさせないように、チェーンソーを強く挟む。桜が舌打ちし、「仕方ない…このまま殺してやるよ!!」と、チェーンソーを少しずつ近ずけてくる… ギシギシと、鳴るチェーンソーが怖いと感じるかもしれないがそれより、死月が未だまだかと焦る…3秒程度耐えれたが、それも虚しく、刀が弾き飛ばされた…桜がニヤリと笑い「ジャ、シネ」と、チェーンソーを振ろうとするが…「待たしたなぁ!!」と、死月が「サクヒン1+ 深海色に染まうる矢」と、スピードの早い矢が桜に刺さる…「ガ…ハッ」打たれ強かった桜でも呆気なく倒れた…どうやら相当な攻撃力だったようだ…死月は疲れて、地面に着く…私は倒れた、彼女らに向かう…そして ザクッ 「なっ蓬…トドメを刺したのか!?」と、死月が言う「いや、流石に刺すわけないじゃないですか…これを見てください」と、彼女らの背中に着いてあった糸っぽいのを死月に見せる。「この糸が原因で彼女らは私達を襲ったのかと…」と、言う。死月が「この糸…兄の…」と、糸を見る… その後、柚梨が起きて起きたばっかで申し訳なかったが、この子達の治療を任した。柚梨はみかんを食べ、魔力が回復したので治療をした。 「あれ…ここは…私は確か誰かに倒されて…そこから何をしたっけ…」「僕は…あいつらに洗脳されたのか…?」と、2人は私達を見ると「…誰?」と、2人は私達を睨む…私達は2人にこれまでのことについて話した。