深淵の歪 第2章 Ep.13 「腐蝕の嬢帝」

目の前にいる彼女は私達を見てくすくすと、笑う。 「長い旅はお疲れだったでしょう、なのでさっさと終わらせてあげますわよ」と、お嬢様口調で彼女はメイルを持った。そして彼女は「あー申し遅れました。私は冬花 檸檬(ふゆはな れもん)ですわぁここじゃ場所は悪いでしょう」と、彼女は場所を変え、腐食の大地の草原に飛ばされた。 すると地面が揺れた…そして地面から巨大な腐った蚯蚓のような化け物が出てきた。 「さぁ行きますわよー」と、檸檬はメイルをぶん回しながら私に襲いかかってきた。メイルは私のディープグリーンに直撃する。重すぎる攻撃だったので私は吹き飛ばされる。 「まだまだこんな物ではないでしょー」と、メイルをぶん回しまくる。射程がわりと長いため、攻撃をすると弾かれそうだ。 私は吹き飛ばされた所に倒れてると蚯蚓が大きな口を開けながら襲いかかる。 死月が蚯蚓に槍を投げる。蚯蚓真ん中ぐらいに刺さり分離した。「くそっこいつ厄介だな…」と、蚯蚓に舌打ちをし、私を抱えて少し離れたとこに連れて行った。 「蚯蚓は僕がなんとかするからあいつは蓬と、柚梨で任せた。」と、蚯蚓の方へ行った。 私は刀を持ち檸檬の前に立った。「フフフ…私のメイルで吹き飛ばされる程火力ないのに勝てますかなー?」と、言った。 柚梨が「私も援護します」と、言い光り輝く短剣を飛ばした。短剣はスピードが早く、檸檬に少しずつダメージを与える。
Midori9608
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