深淵の歪 第2章 Ep.10 「背後の存在」

桜と柏は、私達のおこった話をされて、申し訳無さそうにした「すいません睨んでしまって、僕達も誰かに操られてから記憶が無くて…」と、柏が、私達に謝りの言葉を述べた。 すると、死月が「謝らなくていいよ、あと操る人の特徴でいいから知らないかい?」と、言った。桜は「君と格好が似ていて、君みたいに頭に面があったよ。あと、あの子は無言で、あの子も誰かに操られているような様子だったよ。」と、操って来た人の情報を述べた。 死月は頭を抱えて「やっぱり兄…まさか操られたのか…?何故…兄は完璧なる操り士なのに…」と、死月は嘆いている。 そう、死月の兄、創裏月 死糸は操る技術ではトップクラスであり、普通に操るだけではなく、その操る個体を2倍、3倍に力をあげれるとても厄介な操りしなのだ。しかも操るだけではなく硬めの糸を使い、それで切り裂いたりしてくる… そう思うと、とても手強いのだが、彼自体は弱く簡単に倒せてしまうのだ。彼を操るのはとても至難の技だが…それほど相手は強いというのか…? 「とりあえずここに来たってことは腐食した大地へと行きたいんでしょ?」と、彼女らは紫色に染まるワープゲートを作った。死月は考えるのをやめて「とりあえず…腐食の大地を突破してから考えわう…」と、決心した。私も、同じように考えるのをやめ…行くことにしました。柚梨も同じく覚悟したようだ…「いってらっしゃい…」と、彼女達は私達に手を振った…「あの子…見覚えがあるぞ」「ん?誰のこと?」と、柏が桜にたずねる…「オレンジ髪の子だよ、確か■■お嬢様のご知り合いに似てる…まさか後継ぎの方か?」「うーん確かに似てるが、あの方は■■■■にやられて…」 ブゥン 私達は腐食の大地へと来た…空は紫でとても見栄えの悪い色と化してる。
Midori9608
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