深淵の歪 第2章 Ep.11 「変異生物」
私達は腐食の大地の湿地を進んでくが、先程のデカい蝶を倒してゆきながらのでまぁまぁ疲れる…
と、湖が突然ゴポゴポと音を立て始めた。私達は武器を構えて、身構える。すると湖からヘドロの塊のような物体が現れた。
先程の蝶の様にコアのようなものがあり、そのヘドロの塊は私達を襲った。
ヘドロの塊は口みたいなものを開いて、尖った舌のようなものを私達に突き刺そうとしてきた。私は刀で舌のようなものを切断すると、緑色の液体が飛び散る…液体は私の靴にかかって左靴が溶けていった…
私は急ぎ左の靴を脱いだ…ヘドロの塊は私を睨むかのように見て舌を再生させる…再生さした舌は再度突き刺そうとするが、死月がヘドロの塊の頭上を飛び槍を突き刺した…槍はコアに刺さりわれていった…しばらくし、ヘドロの塊は消滅した。
うーん靴がなくなってしまった…そしてあの生物達は一体何なんだろうか…黒いコアみたいな物を着けているし…と、死月が「靴…いるか?」と、聞いてきた。
私は言葉に甘えて頷き、靴を取り替えてくれた。少しぶかぶかだけど多少は我慢だね…
湿地を超えて草原とは言いにくいがそれっぽい所に来た緑色に変色してた湖は少なくなったので、あのヘドロは多少は来なくなるだろう…柚梨が突然「建物…ありませんか?」と、うっすらと見える館に指さす…「あそこから巨大な魔力を感じます…多分あそこに行けば…」と、柚梨は言った…とりあえず行く当てがないため柚梨に従って、進んだ。
草原を進み館に近づけば近づくほど紫色が濃くなっていっている…そして、最初は赤紫色だった蝶が青紫色へと変わっていっている…
青紫色の蝶の群れを見ていたら気がつかれ、蝶達が襲ってきた…青紫色の蝶のコアは硬く青属性なんだけど…私の刀を四発当てないと壊れなかった…しかももう一つ厄介なものがあり、蝶達は一斉に毒を吐いてくるのだ…この硬さと厄介さは本当に鬱陶しい…柚梨のフィールドでコアも弱まっていたけど四発で壊れないのは固すぎる…
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2023/3/4 13:24
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
Midori9608
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