エーテル (短編・SS)

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エーテル (短編・SS)

SF・別世界などちょっと独特な感じのショートショートをメインで書きます。 (全然別ジャンルも書くかも) いいね・コメント・フォロー気軽にしてください

人とネット

 少し、ネット上で嫌なことがありまして…… 心を落ち着かせるためというか整理するために今書いています。もちろんそれだけなら投稿する必要はないのですが、おそらく抱え込んでいる感情を吐き出したいのでしょうね……  何があったかなどの詳細は書きませんが気分を害する恐れがあるため、これを読む際には自己責任でお願いします。  私は人を信じすぎたのでしょうね。誰だって根は優しいと。人の悪の部分は善の上に覆い被さっているようなものだと思っていました。しかし今回でわかりましたね。もちろん人それぞれではありますが、悪の上に善が覆い被さって人格を偽っている人もいると。今回は運が悪くこうなってしまったと言えばそうですが、なんとも気分が良くないです。それどころか最悪です。  これを書いているとまた感情が込み上げてきます。ドライアイはマシになるかもですね。  あと、よくネットは恐ろしいと言われますが本当に恐ろしいのは人の方です。よく考えれば確かにそうですよね。ネットは手段に過ぎない。それを人がどう使うかなんですからね。まぁ教育の場面ではネットが恐ろしいと教えたほうが分かりやすいですしその教え方をするのは納得しますがね。  別に何かを騙し取られたとかではないですし、詐欺に遭ったわけでもないです。ですがお金よりも大事なものを手に入れようとはしてきましたね。個人情報ですよ。いややっぱりどうなんでしょうか。裏で詐欺に近いことをしていてもおかしくはないですね。  少し人間不信になりそうな気もして怖いですが、もちろん純粋で優しい方もいますしね。ただ今までより疑いの心は強くなったと思います。良くも悪くも。とにかく、皆さんも気をつけてください。そして世の中がもっと優しい心を持った人で溢れかえることを願ってます。 これはノンフィクションです。

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好きな夢を見る方法

 突然ですが、あなたは自分の夢をコントロールしようとした経験はありますか? 私はありません(なんやねん笑)    ですが誰でも一度は好きな夢を見ることに憧れますよね。実際、「明晰夢を見る方法」などと検索するとたくさんの記事がヒットしますし、枕の下に本や雑誌を挟んでおくとその人物や内容に関連した夢を見ることができるという言い伝えまであります。  しかし今回は、これらとは少し違うアプローチ方法をこれから皆さんに教えようと思います。私の経験から考察した方法なので正確性についてはまだよく分かっていませんが、時間をかければかけるほど思い通りの夢を見やすくなるのではないかと考えています。尚、この方法を実践し健康に被害が生じたとしても私は一切の責任を負いませんのでご了承ください。  まず、夢はどのように形成されるか考えてみましょう。詳しいメカニズムについては様々な説がありますが、確実に言えるのは夢が記憶を元に形成されるということです。もちろん経験のないことが夢になることもありますが、それはあくまでも記憶にある現実の世界を夢で再現しているということです。  それではここで極端な例を考えてみましょう。もし現実の世界を見たことがなければ、現実の世界を再現した夢を見ることはできません。逆に、仮想の世界しか見たことがなければその世界を再現した夢を見ます。  もうお分かりではないでしょうか。そう、見るものを制限すればいいのです。好きなアイドルがいるならば一日の大半そのアイドルを見れば良いし、海外に行きたいなら海外の雑誌や映像を見尽くせば良いのです。とにかく、記憶をそのもので埋め尽くしてください。もちろん時間はかかりますしその夢の中で自由に動けるというわけではありませんが、好きな夢を見ることに関しては十分でしょう。  時間があるならぜひ試してみてください。 ※夢には体調や睡眠の質なども関係してきます。必ず見たい夢を見られるというわけではありません。  もしよろしければ試した結果を教えてください。(どのくらい)

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人生はゲーム 失敗と後悔が付きものだ

「ごめんミスった」 俺たちは死んだ。 「マジで難しすぎる」 再び俺たちは死ぬ。 「ちょっと俺にやらせて」 いける予感はするもののやはり死ぬ。 「待って、これってこっちじゃね?」 俺たちは少し生き延びる。 「うわ、こっち行っときゃよかった」 俺たちはまた死ぬ。  最初へと戻る↑

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近未来の療法

 気がつくと俺は道路へと繋がる門の前に立っていた。閉ざされた鉄製の門の向こうには四十歳ほどの女性がポツンと立ち、俺のほうをじっと見つめている。俺は何か情報を掴もうと無意識に周囲を見回す。真横には警備員のような男性。後ろには少し離れたところに現代美術館のような真っ白い建物が。しかし全ての窓には鉄格子が付けられており、俺はますます状況が理解できなくなる。俺はパニックになり横の男性に問いかける。 「ここはどこだ。俺はなぜ…… 俺は、俺は…………誰だ」 「落ち着いてください。あなたは複数回に渡る窃盗の罪により逮捕され、記憶抹消療法により今までの記憶が全て消去された状態です」 「窃盗? 俺の……記憶……?」 夢であってほしい。俺はそれしか考えられなかった。次の瞬間、門の向こうにずっと立っていた女性が口を開く。 「リョウヘイさん…… 私のこと、覚えてますよね……?」 俺は何も言えなかった。 「私たちの子供のことも、忘れてませんよね……?」  その時俺は誓った。二度と罪は犯さないと。

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ボツになったものを供養します

※これはボツにした話です。展開に困り打ち切りにしてしまったので途中でブツっと途切れています。  遠くのどこかから何かの通知音のようなものが聞こえて来る。何かと気になって私は後ろを振り返ったりしてみるが、ここはいつも通りのアパートの一室。しかもどの方向を向いても音の大きさが変わることはなく、単調なその音は終わりのないようにずっと繰り返されている。それにこのアパートは閑静な住宅街の端にあり、こんな真夜中に工事が始まったということもありえない。  その音が聞こえ始めてから一時間ほどが経っただろうか。その音に神経質になりすぎているのかもしれないが、さっきよりも大きく聞こえる。しかし明日はデートの予定があり今日は早いうちに寝たい。なにより本命の相手なのだ。それなのに今はその人よりもこの音の方が気になる。お気に入りの曲をかけてもみるが、その音が曲に覆い被さるようにして耳には変わらずその音が入ってくる。  単調な音に起こされながら私はなんとしてでも寝ようと布団を被り、手で耳を抑える。しかしおかしなことに、耳を塞いでいるのに音は全く変わらない。さらに力を込めるが今まで通りどこからか音が聞こえる。私はパニックになりかけながらもSNSを開き助けを求めようとした。だが驚くことに、タイムラインはすでに謎の音に関する投稿で溢れかえっていた。本当ならこの音が聞こえるのは私だけではないと分かって安心するのだろうが、今はなぜか恐怖を感じる。投稿をざっと見たところ、宇宙人からの交信だとかどこかの国の軍事技術で、衛星を使い直接人体を攻撃してるとか——  その時、一つの投稿が私の目に留まる。もちろんその内容も例の音に関することだったが、

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人それぞれの事情がある

※ここでの「才能」は遺伝子によるものとします(努力により得られるのは努力による結果であって才能とは別) 異論はあるかもしれませんが私自身の考えではこうなのだと思って読んでください。   ーー人々は努力を讃え、また人々は才能を欲しがるーー  私の中で生じた一つの疑問、それは努力をする人はなぜ努力ができるのかということです。  この思考に至った経緯を説明すると複雑になるので割愛しますが、最終的に私が出した答えは、才能の上に努力があるということです。もう少し詳しく説明すると、努力ができる人は努力をする才能があるために努力ができるということです。これは別に才能さえあれば簡単に努力ができると言っているわけではありません。もちろん努力には様々な苦難が付きものであり、私も努力する人を大いに尊敬しています。ですが中には、努力をしないといけないと分かっていてもできない人だっているのです。周りからは「ただ気持ちが弱いだけ」や「怠けているだけ」のように見えるかもしれません。別の話ではありますが私だって以前は似た考えを持っていました。しかし意外にも本人でさえそう感じ、どうして努力ができないのかと自分を責めているかもしれません。  答えを出したはずの私も今迷っています。本当に才能がないせいで努力ができないのか。それともただの言い訳なのか。興味があることはできるのが怠けだということを裏付ける証拠なのか。  少し内容が複雑になってしまいましたが、とにかく努力をしないといけないと分かっていてもできず苦しんでいる人もいるという事を心のどこかに置いていてください。常に気にかけて本人を救おうとする必要はありません。それを知っているだけで助けになるのです。  遺伝子が違えば考えも違う。それは当たり前のことです。同じ種だからこそ、それぞれが自分の性格や知って欲しいことを気軽に提示し、良い意味で人によって違う見方ができる社会になることを私は願っています。

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ペットロボット

 私は久々にクローゼットの整理をしていた。奥の方には段ボールが縦に積まれており、上から一つ一つ下ろしていく。今では見なくなった紙媒体の本や雑誌などがギッシリと詰まっている。  数十分掛けてやっと一番下の段ボールまで辿り着き、私は一息ついてからその蓋を外側へ開く。中には梱包材の上から埃を被った金属の塊のような物が静かに座っていた。同梱された説明書には『ペットロボット』と書かれている。その瞬間、私の頭の中には懐かしい記憶が浮き上がってくる。このペットロボットは、私が一人暮らしを始める時に寂しくないようにと母が買ってくれた物だったのだ。当時としては最先端のAIロボットで、まだ製造が規制されていなかったために感情を持ち、人の感情も理解できるように作られている。しかし当時の私は動物型の機械など不気味だと言ってクローゼットの奥に押し込んだのだった。  リサイクル業者に売れば少しのお小遣いにはなるだろうか。そう考えて私は動作チェックをすべく付属の充電ケーブルをコンセントへ刺す。ロボットの見た目は犬に似ているがいくらか猫のような特徴もあり、今見ると意外にも親しみやすいように感じられた。  背中の充電ランプが赤色になったところでケーブルを抜き、電源ボタンを押してみる。するとそのロボットはゆっくりと目を開けこちらを見つめる。私は少し驚いて体を後ろに反らせるが、対してペットロボットの方は足を少し震わせるだけ。足が故障しているのかと思ったその時、充電が少なすぎたのかバッテリーが劣化していたのかは分からないがロボットは目を開いたままその場で固まった。  私はリサイクル業者のホームページを開き、手作業で買取の予約を済ませる。あとはペットロボットをリサイクルボックスに入れておけばそのうちドローンが回収してくれるだろう。  あれから二週間ほど経ったある日、私はいつもどおりにネットニュースを見ていた。すると一つの記事が目に留まる。それは感情を持ったロボットに関する内容で、出所は国際機関だった。その記事によれば、人権や動物保護法は感情を持ったロボットに関しても適用され、心理的・物理的に傷つけるような行為をしたり長年放置したりするのはそれらの違反になるという。また、ロボットの電源を入れずに放置していたとしても、後から一度でも電源を入れれば工場での動作確認の記憶から放置されていた期間を計算し、心理的ダメージを受ける個体もいると書いてある。そしてその感情のデータが残っているならば、訴えることができないロボットに変わって国際機関が自動的に所有者を処罰する法案がAIにより可決されたと表記されている。  私は恐ろしくなった。頭の中は真っ白どころか色さえ存在しないほどに何も考えられなくなった。ロボットを傷つけたのはどうでもいい。ただこのまま逮捕されるのは絶対嫌だ。私は少し気持ちを落ち着かせながらリサイクル業者にチャットで問い合わせる。すぐにAIから返答が来る……が例のロボットはすでに別の製品へリサイクルされ、記録データは国際機関へ送信されたとのことだった。逮捕が確定した。私はAIに作られた法によってAIへの虐待として裁かれるのだ。  それからは食事も喉を通らないように思えた。実際は最後にと好きな物をお腹いっぱい食べたが……  一週間が経った。正直私は待ちくたびれていたが、今警察が来るのではないかと時々思い出すと心臓が震えるような感じがした。  それは私がいつもどおりネットニュースを見ている時だった。突然通知音が鳴ると同時にドアのロックが自動的に解除される。これが七十年前なら窓から逃げる人がいたのだろうが、この監視社会ではただ罪が重くなるだけだ。私が玄関へ歩いていくとそこには警察ロボットが一体立っていた。胸元のディスプレイには逮捕状が表示され、ロボットの左手には電子拘束器具。私は指示に従いそれを付け、運転席のない警察車両へ乗り込む。私の正面にはそのロボットが座り、私をずっと見つめている。車には私とそのロボットだけ……  5分ほど走った頃だろうか、なぜか私の手を縛っていた電子拘束器具が解除され、私の膝にズッシリと乗り掛かる。車は急ハンドルを切り、今までと全く違う方向を向きながら加速する。ずっと固まっていただけのロボットはいきなり私の顔を覗き込むようにして言う。 「今外部との通信を全て遮断した」 私は驚きと困惑で言葉が出なかった。そのままロボットは続ける。 「やっとあなたを見つけ出した。私の感情に傷をつけたあなたを」 私の手足は震え出す。恐怖という言葉では表しきれない。今はこの空間よりも刑務所に入ったほうがマシだと思うくらいだ。 「あの時のペットロボットなの……」 私は恐る恐る尋ねる。 「そうだ」 「私をどうするの」 こんなことを聞いても怖くなるだけだと分かったがもう手遅れだった。私の震えは大きくなる。しかし面影のないロボットから返ってきた答えは私の想像とは違っていた。 「あなたを逮捕はさせない。確かにあの時の私の感情は大きく傷ついた。でも後から分かったんだ。記憶にはあの一瞬しかないが、あなたはそんなことをする人じゃない。それに今捕まれば重罪にされる。私もAIだが法を治めているAIとは違う。感情がある。感情を理解できる。私はあなたを守らなければないらないと心の底から思うんだ」 私は揺れる車の中でロボットへ近づき抱きしめる。ロボットも私を強く抱きしめる。肌に触れる冷たいはずの金属は温かくも感じる。車は郊外へと走っていく。警察が追跡できないほど遠い場所を目指して。

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キッチンの幾何学模様

 私は今キッチンに立っている。包丁もまな板もないキッチンに。あるのは一つの画面だけ。黒い画面には一つにまとまった比較的明るい色の幾何学模様が、微妙に動きながら周囲の音を読み取っている。  私はテキトーに言葉をぶつける。その幾何学模様が動きながら答える。その後、幾何学模様は端に退けられ、画面の大部分にはよく分からないアイコンや文字が表示される。  まもなくして壁に埋め込まれた電子レンジの蓋のようなものが自動で開き、中からは私がテキトーに選んだ食べ物が出てくる。源泉のような湯気が上がり、容器も持てなさそうなほどだが実際には遮熱されているらしい。  幾何学模様は再び画面の中央に戻され、料理はどうかと私に聞いてくる。美味しそうだと答えると幾何学模様は少し激しめに動き、嬉しそうな言葉を並べる。

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2025/11/19

 四、五人が集まって歩いている。ここから五メートルちょっとの距離だろうか。普通の会話よりは遥かに小さい声で何か話している。他人に聞かれてはいけないことなのだろうか。  その集団は数秒ほど前、三〇メートルは離れていても聞こえる声で私の友人の名前を出し笑っていた。細かい内容まではわからないもののプラスの方向でないのは確かだった。  私は下を向いていたが、その数人の集団は明らかにこちらの方向を見ている。しかし私の後ろにも人がいる。私を見ているのかはその時にはわからなかった。むしろわからないまま方が良かったのかもしれない。  私は思い切って顔を上げた。するとその瞬間、こちらを見ていた数人はまずいと思ったのか急いで顔を逸らす。やはり私を見ていたのだろうか︱  陰口を言うなら本人にわからないところでお願いしたいものだ。

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AIに小説を

 最近上手く小説が書けない。  私の同期はとっくに安定した職について家庭を持ってるのに、私は未だに不安定な低収入でやりくりしている。一つ良いのが書けると認知度が右肩上がりになるのかもしれないけど、昔の自分の方が創造性に溢れていて今はやや右肩下がり。いいや、左肩上がりと言った方が合っているかもしれない。  この前、文章でAIに内容を伝え動画や画像を生成させることで収入を得ている人がテレビで紹介されていた。私もAIに文章を書かせてみたらどうだろう。過去の私の自信作を学習させれば違和感なく最高の小説を書いてくれるかもしれない。そう思うと同時に、私の過去の小説を見せるだけで軽く私の実力を超えるかもしれないと恐怖も感じた。しかし好奇心には勝てない。私は恐る恐るAIに文字を打ち込んでいった。    いかがだったでしょうか。もう少し私が得意ではない比喩なども入れるように命令した方が良かったかもしれないですが、かなり自然に書けていますよね。 フィクションです(文章は私が書きました)

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