いつもの太陽
窓の外には青白い光を発する太陽が見える。
いつからこうなってしまったのだろうか。地球の自転速度が遅くなり始めた時からだろうか。私は恐怖心でベッドにうずくまったまま動けない。どこからか電話の着信音のようなものが聞こえる……
私は目を開ける。スマホからは目覚ましアラームが鳴り続けている。
はっとした私は重力に負けそうになりながら立ち上がり窓の方へ近寄る。眩しくてほんど何も見えないが空にはいつも通りの太陽があるようだ。光に慣れてくると細めていた目を少し開く。太陽は黒色に発光している。一安心した私はアラームを止めてベッドに戻る。
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文字数: 263
カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/9/10 7:29
エーテル (短編・SS)
SF・別世界などちょっと独特な感じのショートショートをメインで書きます。
(全然別ジャンルも書くかも)
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