渡利

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渡利

開門

友達が引っ越したらしい。 三限目の授業が終わって、そろそろ帰ろうとしていた時、友達に「俺ん家最近引っ越して、住所変わったんだよね〜」と話し掛けられた。引越し先は私たちが通う同志社大学からほど近い所にある十二階建ての大きなマンションだった。友達が家族のために不動産屋と入念に話し合いをして物件を決めたらしい。渡されたチラシには、「フルリノベーション済み」という文字が大きく書かれていた。あとは近くのコンビニまでの距離とかそんなものしか書かれていなくて、肝心の部屋の中の写真が一枚もなかった。 「俺、このあとサークルが終わってから、初めてこの家を見に行くんだけど、お前も来る?」 「初めて」と彼は言った。 物件を決める際に内見には行かなかったのだろうか。 友達は前々から京都市の物件情報を調べていて、「家族のために良い物件を探している」と言っていたから、私は少し不審に思った。 「じゃあ行こうかな」 「でもサークルが終わるまで時間があるから、はいこれ。」 友達はおもむろに封筒を渡してきた。 「その中に新しい家の鍵が入ってるから、先に入って待っててよ。」 彼すらまだ行ったことのない家に最初に足を踏み入れるのが私でいいのか。と思ったが、友達は私に鍵を渡して、急いでサークルに行ってしまった。 鍵と一緒に渡されたチラシを見ながら歩き続けること約10分、彼のマンションに着いた。大学の向かいの大通りをずっと歩くだけ。二年も大学に通っていたら、一度は通っていそうな場所なのに、私はそこに一度も訪れたことはなかった。マンションはお世辞にも優良な物件とは言えず、違法建築やバラックをマンションという型にはめ込んだような外観をしていた。そしてここに向かう途中から濃い霧が私の視界を邪魔し、まだ時刻は昼の三時前だというのに、太陽の光は全く届いていなかった。 マンションにエレベーターは無く、私は七階まで階段を昇った。彼と彼の家族が今後住むことになる701号室は、同じフロアの他の部屋よりも少し離れており、少し入組んだ場所にあったので、見つけるのに苦労してしまった。七階に到達してから既に五時間ほど時間が経っており、霧は晴れ、外廊下からは京都の夜景が一望できた。その時の私はこの七階のフロアにもう既に五時間は居ること、友達がサークルから帰ってくる気配が全くないこと、住人と全くすれ違わないことなどを不審に思うことはなかった。私は目の前の部屋に興味津々だった。 鍵を開けて部屋に入ると、そこには真っ白で無機質な空間があった。フルリノベーション済みと書いてあった通り、外見はあれでも、中は新築物件のように綺麗で、少し鼻を刺激する消毒の匂いがした。 ただ一つおかしかったのは玄関にトイレが設置されていた事だった。そこには玄関という概念がなく、靴箱や小上がりもない。あるのは真っ白なトイレと、次の部屋へと続くドアだけであった。ここで友達を待つわけには行かないと思った私は、次の部屋へのドアを開けた。そこにあったのは浴室であった。一般的な家庭用の浴室。さっきの部屋とは異なり、特段白を基調としているわけではなさそうだ。しかし私はここでも異変に気づく、この浴室にも次の部屋へと続くドアがあるのだ。そのドアはこの浴室の中で異様な存在感があって、最初に入った部屋の白基調にも似合わず、この浴室の温和な暖色にも似合わず、吐き気を催しそうになるほど汚く古びたドアだった。今考えると、このドアはリノベーション前からあるものなのだろうか。汚らしいドアは、マンションの外見ととても合っているように思える。 そのドアに手をかけ、中を覗くとそこにはまた浴室が広がっていた。と言っても三畳ほどの広さで、小さな窓がひとつだけあり、薄汚れた白いタイル張りの空間であった。その部屋の端っこに小さな古いシャワーが設置されており、辛うじて浴室だと、私は認識した。 その時、私は急に悪寒を覚える。この古めかしい浴室に設置された窓から誰かが私を見ているのだ。外はすっかり日が落ち、こちらからははっきりと姿を確認することはできないが、確実にこちらを見ている。私は急に寒気を覚えて、浴室を飛び出した。二つ目の部屋の浴室も飛び出し、最初のトイレの部屋も飛び出して、マンションの外廊下に出た。気色の悪さから早く帰りたかったが、私は友達を待たなければならない。その部屋の玄関から数メートルだけ離れた段差に腰を下ろし、彼の帰りを待つことにした。少し経って、小学生ぐらいの帽子を被った子供が、大きなサッカーボールを持って私の目の前を走り抜けた。私は咄嗟に彼を呼び止めた。 「ちょっと、君!待って!」 私の呼び掛けに彼は応じてくれた。 「なんですか。」 「この701号室って前何かあった?」 「ここの部屋はもともと病院でしたよ。」 なぜか私は怖くなってその少年に背を向け走り出す。何が怖かったのかは今でもわからない。なぜあの部屋だけが元々病院だったのか。なぜあんなに奇妙な間取りをしているのか。最後の部屋で外から私を覗いていたのは誰なのか。なぜ友達は帰ってこないのか。なぜこんなにも人がいないのか。すべてが分からなくて、すべてが怖かった。私は古くて今にも抜けそうなトタンの外廊下を走り抜け、今にも崩れそうな錆びれた階段を駆け下りる。その途中で京都の夜景が目に入る。 「そういえば今日、花火大会があったんだ。鴨川のほとりで。」 突然そう思った。 階段を下りると、鴨川のほとりで大きな花火が打ち上げられていた。こんなに綺麗で荘厳なのに、ここにも私以外誰もいない。夜の京都の空にただ花火が打ち上げられて、大きな音を立てて散っていくのを繰り返す。周りのお店や住居からは確かに人の会話や喧騒が聞こえるのに、誰も姿を見せない。私の事を無視しているのかもしれないし、私のことが見えなくなってしまったのかもしれない。友達のことはもうすっかり忘れていた。 私は先程最後の部屋で、誰かに見られてしまった。 そう思うと、私はもう怖くて生きていることができなかった。もう手遅れだと感じた。 私は花火の発射台に自ら首を突っ込んで死んだ。

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開門

JK

ペディキュアを塗りながら、映画を観ていた。夢中になって観ていたから、映画が終わっても手にペディキュアを握りしめていた。外が明るくなってきて、カーテンから朝日が差し込む。私はそれで映画が終わったことに気がついた。私の頭の中で映画の登場人物たちがふわふわしている。その狭間で私は文京区シビックセンターのことを考えた。幼い頃、父と母に連れられて一度だけ訪れたことがある。思えばそれが最初で最後の家族旅行だったが、当時の私はそのことを知らなかった。そして、父のことも母のことも愛していた。 ハードディスクからDVDを取り出し、CDラックの上に適当に置いた。今日は弁当を用意する必要はなかったから、長い時間を掛けて髪の毛を束ねることができる。いつもの私は行動に移すまでに長い時間を要するが、今日はまるで自分という映画のダイジェスト版を観ているかのように、朝の支度をこなしていた。タンスの上から二番目に入っているキャミソールを取り出す。腕を通そうとしたところ、脇の下辺りに小さな穴が空いていることに気がついた。どこかで引っかけたのだろうか。私はその穴を見なかったことにした。誰も私のキャミソールを見る機会など無いからだ。 ブレザーに袖を通すと憂鬱な気分になる。でもそれは学校を休む理由にはならない。今日は余裕をもって家を出ることができると思っていたが、気がつけば最寄り駅に電車が来るギリギリの時間だった。部屋には誰も居ないが、いつも私は玄関の扉を開ける前に「いってきます。」と言うようにしている。もちろん返事はないが、ベッドの上でいつも私を見守る猿のぬいぐるみがいつか「いってらっしゃい。」と返事をしてくれるのを期待しているのだ。私は扉を勢いよく開け、大きく息を吸い込んだ。 頭の中ではさっき観た映画の登場人物たちがまだふわふわしている。私はその狭間で愛している父と母のことを考えた。

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JK

靄で見えない。

靄がかかった朝方の高速道路を香織は進みます。私はその姿を観覧車の天辺からじっと見ているだけなのでした。靄でよく見えないけれど、彼女は泣いているようです。 潮見を過ぎたあたりで彼女は私に気づいたのでしょうか。立ち止まって私に何かを言っています。靄でよく見えないけれど、彼女はまだ泣いているようでした。 今思うと、私と彼女は結構仲が良かった方だと思います。二人でディズニーにも行ったし。その時のことを思い出して私も泣き出しそうになってしまいました。あの日、本当はディズニーに行くつもりなんてなかったのに、香織がどうしてもって言うから行ったんだ。京葉線に乗って。楽しかったのは憶えているけど何が楽しかったのかは憶えていませんでした。そしてその日の帰り道、少しさみしくなったのも憶えていますが、こちらも同様、なぜさみしくなったのかは憶えていませんでした。たくさん時間はあったのに。私はその時知らなかったから、なにも彼女に伝えることはできませんでした。 香織はまた走り出しました。もうこちらを振り返ることはないでしょう。そんなことを考えているうちに、靄が一層濃くなって、彼女ごと見えなくなってしまいました。 私はしばらく観覧車の上で彼女を忘れようと頑張った後、声を忘れることに成功しました。明日には顔も忘れることになりそうです。遠くに見える滑走路から飛行機が離陸しようとしています。海辺のかもめが着水しました。私はその時初めて泣いてしまったのでした。

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靄で見えない。

喫茶ぼけかす

二度も三度も同じこと繰り返して、その度に嫌な気持ちになるんやったら、一度目が終わってダメやったらそこで諦めた方がお前にとって得ちゃうんか。いやまだや。俺ならイける。そないな気持ちでおるのがあかんねん。ええか。次何かに失敗した時はまず俺に連絡せえ。そしたらお前が諦めつかずに同じこと繰り返して、結果嫌な思いするのを防いだるから。ええか、絶対連絡せえよ。 そう言って先輩はくしゃくしゃの領収書に自分の住所と電話番号を殴り書いて、まるでごみを放るかのように俺に渡してきた。 ありがとうございます。ほんなら、次何かあったら真っ先に連絡させてもらいます。 そうしいや。ほんで、話変わるねんけど、あっこの駅前にぎょうさん人入る百貨店出来たやろ。俺、そこにある喫茶店で珈琲飲んどったんや。一人で。ほんなら、ウエイトレスが俺に、お煙草はお吸いになられますかって聞いてきよったんや。俺そんときパチンコ負けてごっつうムカついとったから、珈琲吸う時は煙草も吸うに決まっとろうがボケ、言うて、そのウエイトレスの頭を灰皿でかち割ってやったんや。ほんならな、そのウエイトレスの頭から青い血が出てきてん。青い血やで。普通、血っちゅうんわ赤いもんやろ。俺もうびっくりしてもうて、その時、さすがに灰皿で頭かち割ったのはやりすぎやったわって思ってん。いくら俺の前世がハンマーやったからってな。そうやろ?だから俺が思うのはな、 二度も三度も同じこと繰り返して、その度に嫌な気持ちになるんやったら、一度目が終わってダメやったらそこで諦めた方がお前にとって得ちゃうんか。いやまだや。俺ならイける。そないな気持ちでおるのがあかんねん。ええか。次何かに失敗した時はまず俺に連絡せえ。そしたらお前が諦めつかずに同じこと繰り返して、結果嫌な思いするのを防いだるから。ええか、絶対連絡せえよ。 ありがとうございます。ほんなら、次何かあったら真っ先に連絡させてもらいます。 そうしいや。ん、あれ、あかん、もうこんな時間や。家帰らな嫁はんに怒られてまう。ほんなら、また。 えぇ、また。 俺は先輩が急いで喫茶店から出ていくのを珈琲を飲みながらじっと見ていた。 おんなし事何回も言うねんな、先輩。 独り言を言いながら珈琲をすする俺に、首が無いウエイトレスが話しかけてきた。 お客様、お煙草はお吸いになられますか。 姉ちゃん。俺はな、前世、国語辞典やったんや。ページをめくられる度にな、俺気持ちよくって気持ちよくってたまらんかったんや。あの時の快感、忘れようとしても忘れられるもんやないねん。姉ちゃんは、そういう前世の記憶ないの? 私の前世は画家でした。西洋のどこかの小さな湖畔で絵を描いてたんです。細かいことは憶えとらんのですけど、片足の無い、義足の女の子の絵を描いてたんです。なんで描いてたかはもう憶えてないんですけどね。でもその女の子が時々夢に出てくるんです。それはそれは可愛らしい女の子ですわ。 そうなんや。それで君、首無いのに、どこから声出てんの? さあ、毛穴でもなんでも、人間声が出そうなところなんていっぱいあるでしょう。何事にも意味なんてないんです。 その時の直感で生きるのが良いんでしょ。何も伝えようとはしてないのよ。読んで楽しければそれで良いの。 そやな。それが一番や。ほな、俺はもう行くで。今日はユイちゃんのシフトの日や。多分今、コールセンターに電話すれば繋がれんねん。既に二、三度デートに誘っとんのやけど、断られてしもてな。声聴いただけで好きになったなんて信じられへんって言われてもうてん。でも今日はイける気がすんねんなあ。 からすがなきよるゆうがたに あなたがかえらぬしらせきき つらつらなみだながせども わしらいきとるさかいにんげんばんじさいおうがうまやねちゅうてね

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喫茶ぼけかす

うれしい出産

電車を乗り継いで汐留まで向かった。都営大江戸線の改札を出て右手にある商業施設に入る。有名なミュージカルシアターがある大きな入口ではなく、ファストフード店が近くにある簡素な入口だ。 ここまで来ればもう彼らも追ってくることはないだろう。ミサキは一息ついてから、自らの腹に手を当て我が子の胎動を感じた。一定のリズムで腹を蹴っている。ミサキは機械的なそれを少し不気味に思った。 ぎぎぎ 音が鳴ってから酷い鈍痛に襲われ、その後破水した。 ぎぎぎ それは明確な意志を持っているような(しかし機械的な)動きをしていた。 急いでトイレの個室に駆け込み、泣きながらいきんだ。激しい痛みとともにミサキのお腹の中から大きめのネジが出てきた。ナットも付いていた。ミサキはつい先の激痛も忘れ、ただただ困惑した。 この半年、私はこのネジを産むために様々な苦痛に耐えたのかと思うと、なにか悲壮感に近いものに襲われた。ひとり個室のトイレで泣いた。私はなんでこんなものを産んでしまったのだろう。激しく後悔した。自分を呪った。恐らくこのネジはひとりで生きていくことが出来ない。私は死ぬまでこのネジの扶養人として生きなければならない。そう思うと怖くてたまらなかった。 結局、そのネジはトイレに流すことにした。個室にはミサキの血と臍帯だけが残った。罪悪感は無かった。ミサキは海に行こうと思った。小型ボートを借りて、自らオールを手に取り、霧の向こうの幻想的な島に向かうのだ。そして、そこでひとり絵を描いて暮らす男と結婚する。ミサキはそういう妄想をした。性器に着いた血をトイレットペーパーで綺麗にふき取って、颯爽とトイレを後にする。 艶やかな長髪にビシッと襟を正したスーツ、そして僅かに血が付着したパンツとハイヒールを履く彼女の首には、大きく重厚なナットが何らかの明確な意志を持って、はめ込まれていた。

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うれしい出産

燃える自転車

自殺に失敗した帰り、マンションの駐車場で自転車が燃えていた。私のじゃないし、知り合いのでもないと思う。 小さい頃から火が好きだった。つい先まで存在していたモノが存在しないモノになる過程を見ることができるからだ。幼少期からマッチでよく遊んで母に叱られていた。 やがて人が集まり、火は消えた。 自転車は黒ずんで原型を留めていない。 その自転車だったモノも数分後には綺麗さっぱり無くなり、人も居なくなり、見慣れた静かな駐車場へと姿を戻した。 その一部始終を私はずっと見ていた。 自室に戻り、私は燃えていた自転車を想いながら自慰行為をした。その後、野菜炒めを作って風呂に入って髪は乾かさずに寝た。明日の自分に怒られそうだ。 布団に入ったタイミングでもう一度自慰行為がしたくなった。会社に務めるようになってから、欲に従順になった気がする。初恋の彼を思い出して湿った部分に折り曲げた指を入れたその瞬間、あの燃えていた自転車は完全にこの世から姿を消した。

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燃える自転車

妻の妊娠が発覚した。 僕たちは四十代半ばで結婚したから、正直子どもは諦めていた。 僕は嬉しかった。 彼女も嬉しそうだった。 妊娠が発覚してから七ヶ月後、彼女は元気な男の子を産んだ。 そして、彼女は卵になった。 そこからは忙しかったから、順序よく説明はできない。男手ひとつでその子を育てた。優しく逞しい子に育ってくれたと思う。つい先日成人を迎え、彼は上京していった。 ここには僕と卵だけが残った。 もういいだろう。 息子の引越しを済ませ家に帰ってきた明くる日の朝、僕はフライパンに油を敷き、その卵を割って落とした。 「ジュンジュワ〜」 中からネプチューンの堀内健が出てきた。 「あ、待って熱い熱い待って。」 僕はそれを薄く伸ばし、予め用意しておいたケチャップライスに丁寧に被せた。 「いただきます。」 堀内健はもう喋らなかった。 僕はその沈黙に感謝した。

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卵

オーボエ

五十七歳の浅井が高校の音楽室に忍び込んだ理由は、笹本のオーボエを舐めるためでした。 もうとっくに日は落ちています。音楽室どころか、校内にすら誰もいません。 笹本のオーボエを見つけた浅井はマウスピースを外し、それを口に含みました。粘膜の全てにその先端が触れるまで、浅井は舐め続けました。口の中が彼女の味でいっぱいになります。 何も怖がる必要はありません。 見られたら殺せば良いのです。 浅井は一心不乱に舐め続けました。彼女のマウスピースが彼の口の中を湿らせ終えた時、廊下から足音が聞こえてきました。 とんとん とんとん とんとん とんとん あしおと、おおきくなってきた とんとん とんとん とんとん とん、 ガチャ 「久しぶり〜笹本で〜す。」 見違えた笹本でした。 「あ、ふきでふ」 口の中にはまだマウスピースが残っています。 「え?なに?」 告白は伝わりませんでした。 マウスピースの味はもうしませんでした。

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オーボエ

変身(優)

俺ちゃんの彼女のグレゴール・ザムザちゃんが朝起きたら中森明菜になっていたらしい。 中森明菜になっただけではなく、一生逆立ち生活を課せられたらしい。(ほんこんによって課せられました怒) 普通に生涯愛した。 (ここでヒルナンデスが始まり、南原清隆が日本刀を振り回す。)

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変身(優)

愛人

何か、私に言うことがあるんじゃなかですか 昨夜は、植え込みに片足を突っ込んで立小便をしてしまい申し訳ありませんでした それじゃない!もっと大事な話があるでショムニ… 実は僕、ブライアン・メイの姪、姪ブライアン・メイとメイクラブしてました。 それよ。それって、プリンよね? はい?プリン…ではないです。ねはい。 間違えたわ。それってプリンでしょ? ?プリンではないです。 間違えたわ プ リ ン だわ。 はい。なめらかプリン庁です笑 笑笑もしもし、なめらかプリン庁ですか?夫がプリンしているんですが… あらあら、旦那さんが。不倫?! もしかして愛が足らんのでは?奥さん ?!それじゃ…久しぶりに… ガチャッ パパ〜ママ〜?何してるの? 「「プリンかき混ぜてせックスしてたんだよあやべ言っちった」」 (ここで武田鉄矢の今朝の三枚おろしが始まってフェードアウト)

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愛人