小力が如く
14 件の小説勇者ナルシスと愉快な仲間たち 二話
〜 スライム×めぐみ 〜 (……どうしてだろう……誰も見送りにすら来てくれなかったなぁ〜) 街から2キロほど道沿いを歩いているナルシス (こんな時は……) ナルシスは懐から手鏡を取りだし自分の顔を写した 「ふふふ……ははは……はぁーはは!やはり僕は美しい!はぁ〜この顔に生まれてよかった〜見ると元気になれる!」 ナルシスが美形なのは紛れもない事実である しかしそんな自分が大好きな いわばナルシストである 「よし!冒険も実はしてみたかったし勇者というのはよく分からないが自分を磨くチャンスと見ようじゃないか!HAHAHA」 そんなこんなで歩いていると草陰から何かが飛び出してきた 「っ!?これは……スライムか」 スライムが現れた 「ふHAHAHA ちょうどいい この僕のデビュー戦を飾るのは君にしよう!」 ナルシスは背中に担いだ剣を抜いた 母が見繕ってくれた普通の鉄剣である 「貴様に恨みはないがこのエクスカリバーのサビにしてくれよう! 喰らえ!スーパーウルトラスペシャルスラッシュ!」 ナルシスは普通の攻撃をした トゥルル スライムは右に避けた 「なっ!この僕の攻撃を避けただと!?」 スライムの反撃 スライムは酸をはきかけた ナルシスは避けたが 「危ないっ!?」 荷物を入れたバックにあたり溶けた 「ああああああああぁぁぁ!このスライムごときがよくも僕の荷物を! くっくっく……君は僕を怒らせた 見せてあげようぼくの“めぐみ”を!」 めぐみ この世界の千人に一人が授かる特別な力のこと そしてこのナルシスもめぐみをもって生まれていた その力は 「僕のめぐみは“1度したミスは2度とおかさない!” 攻撃を避けられたのミス つまり次の攻撃は当たるということだ!くらえー スーパーウルトラスペシャルスラーーーシュ!」 ナルシスは普通の攻撃をした トゥルル スライムは左に避けた 「何っ!?左に……だと……」 スライムの反撃 スライムは酸をはきかけた ナルシスの剣にかかり 剣が溶けた 「ああああああああぁぁぁ僕の剣がー!」 こんな感じにナルシスのデビュー戦は スライムに敗北した
勇者ナルシスと愉快な仲間たち 一話
〜 始まりの街 〜 「おーいナルシスやーい」 少し小太りなおばあさんが家の階段越しに上の階へと声をかける 「なんだい?母上♪」 ストレートに長くも短くも無い髪を右手でなびかせながら目をつむり階段を降りてくる (ガタッ!! 足を滑らせる 「あっドギャッ バギッ グハッ グヘー」 「はぁー」 片足を上げながらうつ伏せでぴくぴくと震える 「あんた今日で16だろ?」 「母上……それもそうだが……まずはうつ伏せの息子を心配してみるものでは?」 母上と呼ばれた女性はまた溜息をつきながら ナルシスを起こした 「あんた左手だしな」 と言うとナルシスの左手を撫でると少し光だした 魔法だ 「なんだい?まじないかい?ん?」 女性が手をどかすとナルシスの左手にはとある紋章が浮かんでいた 「母上……これは?」 「あんたは勇者なんだよ ほら荷物をまとめといたから王様のとこにいっておいで」 バンッ! そこから5分も立たないうちに扉を閉められ家から荷物と一緒に追い出されていた 「…………what?」 この物語はどうしようもない作者が受験シーズンに入る息抜きに書くナルシスの冒険もといコメディである
誰か知ってる人います?
単純に不思議に思ってることなんですけどね 僕の家の玄関のドアの上に 手のひらサイズの四角い手鏡が貼り付けてあるんですよ 母になんで?って聞いても教えてくれなくて Google先生で調べても出てこなくて…… 風水的には玄関から入って左に鏡があると良いとか何とかなんですけど……ドアの上って 手鏡って どんな意味があるのか知ってる人います?
疲れきった社畜は魔法少女3
〜 使命 〜 ギャー ギギー シャー ヒビ 俺たちはこれをと 門 呼んでいる 門の中に入るとそこに広がるのは普段と余り変わらない世界 しかしそこに色というものはなく全てがモノクロでおおわれている そんな色のない世界に 黒と表したら良いのか 影のようなかものがうごめく まぁぶっちゃけるとこいつらが敵だ この影のようなものは よごれ と呼んでいる そんな よごれ を俺はひたすら 殴る 蹴る 踏み潰す 大きさは小学生くらい たまに大人と同じぐらいの大きさの奴がいて 大きければ強いていう訳でもないがまぁ でかい方が厄介だ ドゴッ ぐしゃ バンッ 鈍い音を響かせながらひたすらに 殴る 蹴る 踏み潰す 殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る殴る…… そして 勝った あたりの奴らは全て消滅させた よごれ はこんな感じで門の奥にある裏の世界で 理由もなく湧き続け たまに表の世界に入ってくることがある それを仕留めるのが 魔法少女の仕事だ 「終わったぞ」 よごれ から飛び散った 返り血? のようなものを拭いながら 変身をとき 元の姿に戻る 「おつかれさん 相変わらず早いな〜 でも魔法使った方が早いやろ……」 「使いたくねーんだよ……」 俺が何故こんなことをしているのか それはちょうど春山や白石たちが入ってきた 3ヶ月前 このチンピラのような格好をした男 ブルーシー(笑)との出会いから始まった……
疲れきった社畜は魔法少女2
〜 変身 〜 ギィィ 「なんで廃墟の屋上なんだよ 立ち入り禁止だぞ!」 「じゃぁどうやって入ってきたんだよ」 裏表は町外れにある廃墟のビルの屋上に来た そこには虎柄のシャツ 夜にサングラスというアンバランスな装いのチンピラのような男が1人いた 俺は色々あってこいつととある仕事をしている それは…… 「んじゃ門開くぞ はよ変身せんかい」 「はいはい」 俺は左手の薬指につけているひとつの鉄でできたような指輪を触ると光り始め 指輪がピンク色になりいかにも可愛らしいデザインになる 「変身」 そういうと白いシャツに黒のズボンといういかにも普通の会社員という服装だが 光に包まれ一瞬のうちに 可愛らしい女の子向けの番組に出てくるような服装に変化していた しかし服装だけではなく他にもひとつ大きく変化していた 元々180あった身長は150ほどになり 胸部と臀部にふくらみができた そう女の子に変化したのである 「んじゃちょっくら行ってくるか」 「油断すんなよ」 そういうと2人はチンピラのような男が開いた空間のヒビのようなところに入っていった こいつとしている仕事というのは そう “魔法少女”だ
疲れきった社畜は魔法少女1
〜 裏のお仕事 〜 時計の針は午後9時を指し 他の社員達は次々とタイムカードをきっていく 「ふぅー あとちょっと」 腕を上にあげ 目を瞑り 体をのばし またパソコンに向き合う 「金続〜飲み行こうぜ〜」 「すまん 終わりそうにねーから 今回はパス また誘ってくれよ」 「つれないね〜じゃあお先に〜」 「おつかれさん」 今声をかけてきたのは同期の 田村 大輝 (たむら だいき) 普段は脳天気なやつだが仕事はできる 困った時は助けてくれるしほんとに頼りになる男だ 田村が会社を出てしばらくして 「白石さんこの後飲みに行かない?」 「ごめんなさい 今日は疲れたから帰るわ」 「あーそうか またね」 そんな会話が聞こえてきた すると誘いを断られ落ち込んでいるのか 少し俯き気味の春山と目が合った 「……あっ先輩飲みに行きません?」 「振られたな 目が合ってから あっ までの間が物語ってるぞ」 「はぁ嫌われてるのかな〜」 「まぁそう気を落とすな まだ入って3ヶ月だろ あとまだ終わってないから 今日は無理だ」 「はぁ〜先輩にも振られた……」 「おい 気持ち悪いこと言うな まぁ気をつけ帰れよ」 こいつは 春山 明 (はるやま あきら) 3ヶ月前に入ってきた新人で人付き合いが上手く仕事もできる 既に色んなやつと交流ができていて世渡り上手ってやつなんだろうが本命にはかなわないようだ 10分後 「ん〜終わった〜」 気づくと9時半 飲みに行くには遅いが空いている店はある 今日は金曜日で明日は休みだし1人で飲みにでも行こうかな〜 「先輩 飲みに行きませんか」 「うわっ びっくりした って白石……お前さっき帰らなかったか?」 帰るためにカバンをに持って帰る物を詰め込んでいると後ろからいつの間にかいた白石に声をかけられた 「気のせいですよ 行きましょうよ 飲みに」 さっき思いっきし春山の誘い断ってただろうが……何考えてるかわかんねぇ…… こいつは 白石 明莉 (しらいし あかり) さっきの春山と同期で仕事はできるが 態度が冷たく少し浮いているがその美しいみためから なかなか人気がある が このな感じでなかなか変な絡み方をしてくるので対応に困っている ピピ ピピ 「ん〜 っとすまん」 行くかどうか悩んでいると 電話がかかってきた 「「裏表 掃除や」」「まじか……めちゃくちゃ疲れてるんだけど」「「どうせ明日やすみやろがい つべこべ言わずはよこんかい!」」 「はぁ〜」 ピッ! 電話を切る 「すまん白石 用事ができたから 今日は帰るわ」 「…わかりました ……次は飲みに行きましょうね?」 「またな」 そういった白石は少し悲しげな顔をしていたような気がしたが、俺は急いでRINEに送られてきた場所に向かった。
疲れきった社畜は魔法少女
〜 プロローグ 〜 慌ただしい社内 「山内さん!丸山さんのところに契約書とりにいって!」 「春山 頼んでた資料できた!?」 「大変申し訳ありません!」 カタカタカタカタカタ そんな落ち着きのない社内で1人 間抜けに口を開けながら虚ろな目をした顔がパソコンに映る 「会社…やめてぇ…」 そんな小さな嘆きはかき消された −−−−−−−−−−−−− 〜あとがき〜 まだ表紙ができてない……
叶わぬ夢を見続けた
1章 Ⅵ 〜 契約 Ⅱ 〜 エリカとモキュは食料の配給に向かうため 街の入口に向かった 街の入口は大きな門のようになっており 交代で全身鎧の騎士2人が見守っており 出ようとするとその手に持った槍で攻撃してくるため基本近づこうとはしない場所だが食料の配給の日は列ができる 「これがこのスラムの人口か…百やそこらだな…」 「動けない人とかもいるからあと50人はいるかな」 「…なぁ」 「何?」 モキュが100メートルほど離れた崩れた建物を背にして酒瓶を片手に腰にはどうやって持ち込んだのか剣をかけ座り込んでいる男を見ていた 「あいつに話しかけてみようぜ」 「えっ?…いいけど」 2人は男の前まで歩く 「ねぇ おじさん 起きて」 「んん?うぅ…なんだガキンチョ」 口からは酒の匂いを漂わせ二日酔いなのか辛そうな表情を浮かべ三四十代程の男が顔を上げ手に持っていた酒瓶を口に運ぶ 「ちっ 空だ」 「お前…かなりの腕とみた」 モキュが男に話しかける 「お?何だこの白いの モンスター…でも無さそうだな…」 「おじさんモキュが見えるんだ」 「モキュ? 可愛い名前じゃねーか」 男が笑う 「エリカお前食べ物貰ってこいよ 俺こいつと話があるから」 「おっガキンチョついでに酒も貰ってきてくれ ガハハハ」 「えっうん…わかった…」 エリカはなにか除け者にされたような気がして少し不機嫌になった
叶わぬ夢を見続けた
1章 Ⅴ 〜 契約 〜 「で お前は誰だ? こいつの話からするに歴史が間違って伝わってるはずだが お前らその様子だと知ってるようだな」 「おいおい こっちの質問は答えねーくせにお前は話せってか?…まあいいか…俺は呪われてるんだ これでいいだろ」 「へ〜呪いね〜」 「その子に何させるつもりだ?」 「なーに 契約を交わしてもらうだけさ 夢を叶えてやる代わりに俺にも協力してもらう 悪魔ってのは…そういうもんだ…」 それから2人は少しはなし 老人はどこかに姿を消し モキュそれを見送り エリカを見ていた… そして太陽が登り エリカは目を開ける 「起きたな 1つ提案だ」 「ん〜〜」 エリカはまだ寝ぼけている モキュの言葉は耳には入るが頭には入らない 「お前の望みを叶えてやる その代わり俺の目的を成し遂げるために手を貸せ これは“契約だ”」 エリカの何が起きているのか分からず ぐぅぅぅ お腹の音をならせるのだった
叶わぬ夢を見続けた
一章 Ⅳ 〜 老人 〜 エリカとモキュの2人は宛もなく歩き続け結局街の全てを周り 隔離されてるとゆう街の外側を覗きにきた 「ほら こんな感じで囲われてるの」 そこには12の子供でも簡単に越えられそうな木でできた柵があった 「……いや簡単に抜け出せるだろ……」 しかしエリカは口をばってんにしながらやってみなと言わんばかりのしぐさるをした そう言うとモキュはそこらにあった石ころを魔力で浮かせ柵の向こうに投げた 「いてっ」 するとさくの向こうに落ちるはずの石は何故かエリカの頭に落ちた 「あ?」 「痛いよモキュ……でもこんな感じで向こうに行ったはずなのに気づいたら上から落ちてくるんだ」 「空間の類か…」 「今日は遅いからもう寝よ」 きずくと空はオレンジ色に染まっていた 「飯は?」 「ないよ 明日多分配給があると思う」 「……」 2人は出会った場所に戻り焚き火を始めた 「じゃぁ寝るから ……モキュは寝ないの?」 「悪魔は寝ない」 「そう おやすみ」 エリカはそこらの瓦礫と共に横になり目を閉じた そんな姿はモキュは見つめていた “たった一つの目で” すると 「その子に何する気だ?悪魔」 「……やっぱ見えてやがったかジジィ」 昼間座り込んでいた老人がすぐ近くの壁にもたれかかっていた 「体を作ったのか…珍しいことをする…何回目だ?人の体に移るのは」 「教えてやる義理はないな」 「ふんっそうかよ」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 〜まとめ〜 1000年くらい前に身体が消滅して赤ん坊と契約してるのに 今更モニカと契約したのはなんでかな? それは宿主が死んで次の身体へ とそんな感じでまわってるからなんだ! だから他の悪魔達は魔力がなかったり意識がなかったりするのが多いんだね だいたいこの世界の人たちの平均寿命は50くらいだよ でも多分沢山老人が出てくるからそこはご察しだよ👊( ..-💪)