エヴァンゲリオン
30 件の小説第⑥話 絶望の赤石祐一
赤石祐一失踪事件から2週間後。彼は未だに元気を取り戻せていない。笑顔すら見せなくなった彼に元気を取り戻そうと愛美と良一は必至だった。いつも2人は赤石祐一をホグワーツの中庭に連れ出し、元気を取り戻せるように努めていた。そんな彼らに迫る輩がいた。 〜スリザリンとの対立〜 ある日、赤石祐一が竹河愛美と滝良一と一緒にホグワーツの中庭にいると、1人のスリザリンの男子生徒がやって来た。 「よぉ、赤石。お前、以前よりもだっせー姿になったな。お前のような奴がホグワーツに居たらホグワーツが穢れる!ホグワーツから出ていけ!」 そう言いながら赤石祐一に杖を向けてきたのは赤石祐一を嫌っている黒野漢である。彼を庇うため、竹河愛美と滝良一は彼の前に立ち、杖を構えた。 「…やめろ。アイツの狙いは俺だ。お前らは逃げろ。」 「何言ってんの!?そんな事出来るわけないでしょ!?」 「そうだぜ!アイツはお前を追い出そうとしてるんだぞ!?」 「それでいいんだよ。闇の魔術師の弟である俺がホグワーツにいるのは危険なんだよ。だから俺、出ていくよ。」 「ハァ!?何言ってんだ!?確かにお前の兄は闇の魔術師で、闇の魔術師になった理由も分からない。だがお前が危険なわけが無いだろう!!」 「そうよ!考え直して!」 竹河愛美と滝良一がどれだけ説得しても赤石祐一は考え直そうとしない。むしろ考えが変わったのは黒野漢のほうだった。 「赤石。取引しようぜ。俺はお前のそのだっせー姿を元に戻してやる。その代わりにお前は俺の仲間になれ。そしてお前の兄貴に会わせろ。」 黒野漢の意見に対して赤石は返事をしなかった。代わりに竹河愛美と滝良一がすぐに返事をした。 「ちょっと!それどういうこと!?なんで赤石があんたの仲間にならなきゃならないのよ!?」 「そうだそうだ!そもそもその取引は全然公平じゃない!不公平だ!」 「黙れ!お前らに言ってんじゃねぇ!俺は赤石に言ってんだ!」 「分かったわ。ならこうしましょう。今から私とあんたが決闘する。そして負けた方が勝った方の言うことをきく。どうかしら?」 「いいだろう。最も、俺が負けるわけねぇけどな。」 こうして、黒野との対立は始まってしまった。
第⑤話 赤石祐一失踪事件の真実
赤石祐一は失踪した日に何があったのか、遂に教えてくれた。帰ってきた日、赤石祐一は凄く元気が無かった。今も元気がないように見える。だがあんな事があったのなら落ち込むのも充分に理解できる。 〜赤石祐一失踪の理由〜 俺が失踪した日の昼、俺は普通にお昼を食べていた。お昼を食べていた際、俺の頭に謎の声が脅しかけて来た。「今夜、お前1人で禁じられた森に来い。来なければホグワーツごとお前達を消す!」と。謎の声に脅された俺に選択肢などあるはずもなく、夜中0時半に禁じられた森に向かった。 〜悲しみの再会〜 禁じられた森の中は暗い。昼でさえ見えにくい森の中は、深夜の時間は更に暗い。俺は杖灯の呪文「ルーモス」を使って進んで行った。 森に入って3時間後、俺は遂に奥深くまでたどり着いた。森の最深部には謎の魔法使いがいた。フードを被っていて顔は見えなかったが、男性のようだった。多少怖くはあったが、俺は謎の魔法使いと話す事にした。 「昼間、俺に話しかけてきたのはアンタだな?」 「…そうだ。」 「何故あんな呼び出し方をした?お前は誰だ?」 「俺は闇の魔術師。闇の帝王に使える者。そしてお前との関係が深くもある。」 「闇の帝王…だと?闇の帝王は14年前に消滅したはず…」 「確かに消滅はしたが死んではいない。」 「死んでない…!?それはどういう意味だ!?ていうか闇の魔術師であるお前が俺と関係が深いわけが無いだろう!?」 「ふむ。この顔を見てもそれが言えるかな?」 闇の魔術師はフードを下げて顔を出した。 「その顔は…兄さん!?何故闇の魔術師になったんだ!」 「悪いがたとえ弟でも教える事は出来ん。」 「そんな!なら今すぐ闇の魔術師を辞めろ!じゃないとこのままじゃいつか俺たち戦うことになっちゃうんだぞ!?」 「分かってくれ、祐一。これは必要なことなんだ!」 「…こんなの…こんなの兄さんじゃ無い!」 俺は辛すぎるあまりに、泣きながらホグワーツに戻った。何故あんな呼び出し方をしたのか、本当の用事は何だったのか、それらを聞かずに。 「すみません、マクゴナガル先生。せめて本当の用事くらいは聞くべきでしたよね…」 「確かに本当の用事は知りたかったです。しかしあなたはよくやってくれました。あなたはホグワーツのために1人ででも動いてくれたのですから。しかしまた同じようなことが起きたら今度はまずは私に相談をして欲しいです。」 「…はい…」 「あと、闇の帝王が死んでいない、というのも気になりますね。少し調べる必要がありそうですね。」 続く
反対の意味の名探偵コナン(始まり方)
俺は小学生探偵江戸川コナン。恋人の毛利蘭と公園に遊びに行って素晴らしげな男の横取り現場を目撃した。横取り現場を見るのに飽きた俺は近づいてくるもう1人の仲間にわざと殴られ、毒薬を飲ましてもらい、目が覚めたら体が大きくなっていた。江戸川コナンが生きていると簡単に知られるのはつまらないと思い、毛利蘭に名前を聞かれ、とっさに工藤新一と名乗った。俺は蘭に家に連れて行かれかけたが、奴らの情報を掴まないために帝丹高校に転がり込んだ。 「シェリー」。本名は宮野志保。素晴らしげな男達の仲間だ。自分より頭がいい妹、宮野明美を追放されて以来スッキリした顔をしている。 阿笠博士。俺を実験台に自分の作った実験器具を色々試すイタズラ人。 毛利小五郎。数年前まで素晴らしい名探偵だったが、飽きたらしく今は刑事を務めている。 沖矢昴。元FBI。今は大学院生赤井秀一としてかつて俺が住んでた家に身を潜めている。射撃が超ヘタクソで今まで何度も誤射を繰り返してきた。その度にFBIから治療費が10万円抜かれて行った。どれだけ訓練を施しても下手度は直らなかった。それが理由でFBIを辞めさせられた。
第④話 赤石祐一失踪事件
ある日の朝、ホグワーツは大騒動に包まれた。1人のグリフィンドール生がホグワーツから失踪したからだ。校長先生は全生徒を大広間に集め、その生徒が見つかるまでは大広間で過ごすように命令した。 〜失踪者 赤石祐一〜 失踪者の名は赤石祐一。グリフィンドールの生徒だ。昨日の昼までは確かにホグワーツにいた。昨日彼と出会ったものが何人もいるからだ。赤石祐一は知らない人と話せない性格だが、黙って1人で勝手に姿を消すような性格では無い。だからこそ謎なのだ。何故ホグワーツから消えたのか。今、どこで何をしてるのか。 赤石祐一がホグワーツから消えて5日後。ホグワーツの半分以上の教師が彼の行方を追っていたが、未だに分からないままだ。ホグズミード村、ダイアゴン横丁、当然禁じられた森の奥深くまで探した。しかし彼の姿はどこにも無かった。 〜帰ってきた赤石祐一〜 赤石祐一が失踪して1週間後、赤石祐一は戻ってきた。心配した竹河愛美と滝良一はマクゴナガル先生と共に何があったかを聞くことにした。しかしその日は答えてくれなかった。竹河愛美と滝良一はマクゴナガル先生と共に、赤石祐一が答えてくれるまで聞き続ける事にした。
第③話 兄弟
俺は今日、ようやく全ての罰則が終わった。疲れ果てた俺は、グリフィンドールの談話室でスマホの写真を見ていた。そこに友達の滝良一がやってきた。 「よお!赤石。お前も罰則終わったんだな。」 「ああ。もうクタクタだ。おまえもおわったのか?」 「たった今な。」 「そうか。お疲れ様。」 「お前もな。ちなみにその写真は過去のお前か?」 「ああ、そうだ。」 「なるほど。隣にいるのは?」 「ああ、これは俺の兄だ。」 俺は滝良一に兄の事を話す事にした。 〜祐一の兄の性格〜 「赤石、お前の兄はどんな人なんだ?」 「そうだな…俺の兄、洋一は人に対して凄く優しい性格だった。俺にはちょっかいかけたりもしてきたがな。」 「そうか。お前の兄はホグワーツの生徒か?」 「ああ、ホグワーツの生徒だった。優しい性格だったからグリフィンドールの監督生にも選ばれた。しかし何故か2年前に行方不明になって以来姿が見えないがな。」 そう。俺の兄は2年前に行方不明になって以来家にも戻らず、どこで何してるかすら分かっていないのだ。警察にも捜査願いを出したが、情報の欠片すら掴めていない。 「お前は寂しくないのか?」 「そうだな〜…最初は寂しかったし心配もした。眠れない夜も結構あった。けど今はもう慣れちまった。」 「そうか…」 「まぁ心配すんな。仮にまた寂しくなったとしてもさ、今はお前らが居るから大丈夫だ。」 俺にはまだまだ長い道のりと達成するべき目標がある。たった一人の行方不明の兄を探してる暇は無いのだ。 続く
第②話 ホグワーツ城
俺たちは遂にホグワーツに着いた。教師に連れられて、大広間までやってきた。大広間には数人の教師と、沢山の先輩達がいた。 〜組分け儀式〜 歓迎会の前に俺たちは組分け儀式をした。組分け儀式とはホグワーツの新入生を4つの寮に分ける儀式だ。俺たちは3人共グリフィンドールに入れた。 〜ホグワーツの噂〜 俺たちはグリフィンドールの談話室の中で監督生からホグワーツの噂を聞いた。 かつてホグワーツには生き残った男の子と呼ばれた英雄が居たらしい。その英雄の名はハリーポッター。死の呪いを使う「ヴォルデモート」と呼ばれる闇の帝王に武装解除の呪文だけで対抗したらしい。そんな人物が本当に居たのかは定かでは無いが、もし本当に居るのなら、会ってみたい。もう1つ噂を聞いたところ、ハリーポッターの息子が今現在ホグワーツに居るとか。もしハリーポッターの息子に会えたら、父親であるハリーポッターの事を聞いてみたい。 〜闇の噂〜 ホグワーツに来て3日目。俺は闇の噂を耳にした。「黒い影を見た。」「フードを被った魔法使いを見た」など。詳しい情報はまだ無いが、場所は決まって禁じられた森の中。俺は友達の竹河愛美と滝良一を連れて調べに行くことにした。本来禁じられた森の中に生徒が入るのは規則破りになるのだが、ホグワーツの安全のためにはやむを得ない。 〜禁じられた森〜 俺たちは自分の知ってる呪文を教えあった。俺は竹河愛美と滝良一に自分が知ってる防衛呪文を伝えた。2人は物覚えが良く、すぐに使えるようになった。竹河愛美は俺と滝良一に攻撃呪文を、滝良一は俺と竹河愛美に武装解除の呪文を教えてくれた。これだけで禁じられた森に入るのは少し心配だったが、今回は調査だけの予定だったので、危険があればすぐに逃げることにしていた。 〜目撃!黒い影〜 禁じられた森の中は案外暗かった。俺たちは杖明かりの呪文「ルーモス」を使って進む事にした。 禁じられた森の中を歩き始めて数分後。暗闇の中に1つの黒い影を見つけた。その影は何か作業をしているようで俺たちには気がついて無いようだった。気が付かれたら厄介な事になるので、ホグワーツに帰り、校長先生に報告することにした。 無事ホグワーツに戻り、校長先生に報告は出来たが、規則を破ったので、当然罰則を受けることにもなった。 続く
第①話 ようこそ魔法の世界へ
俺は赤石祐一。俺の両親は魔法使いだ。両親が魔法使いなら当然息子の俺も両親と同じ魔法使いだ。しかし俺は昨日まで自分が魔法使いであることを知らなかった。身の回りで起きる不思議な事は全てポルターガイストか何かだと思っていた。しかしそれは全て俺が引き起こしていた事だった。 〜ふくろう便〜 昨日の朝、俺の部屋に窓から一匹のふくろうが入学通知を持って入ってきた。ふくろうが持ってきた入学通知を読むと、「ホグワーツに入学が許可された」と書かれていた。俺も遂にホグワーツの生徒になれるらしい。 〜ダイアゴン横丁でのお買い物〜 今日は母と一緒にダイアゴン横丁に素材を買いに来た。周りを見ると、自分と同じくらいの年齢の子も沢山いる。「あら?もしかしたらあの子、祐一と同級生かもしれないわね。あの子も杖を買いに来たのかしら?」俺は今、母の案内でオリバンダーの店に杖を買いに来ている。 外から見るとオリバンダーの店の中には俺と同年代っぽい女の子が1人いた。その子は杖を見つけるのに苦労してるらしく、オリバンダーに渡された杖1つ持つ度に店の中で何かが起きている。 数分後、彼女は自分の杖を見つけ、オリバンダーの店から出てきた。次は俺の番だ。 〜9と3/4番線〜 必要な品揃えも終わり、いよいよホグワーツへ向かう時が来た。キングス・クロス駅の9と3/4番線に入り、ホグワーツ特急に乗った。ホグワーツ特急内には沢山の部屋があったが、そのほとんどは沢山の生徒で埋まっていた。自分は知らない人と話すのが苦手なので、他人との接触は避けようと思い、誰もいない部屋を探してみた。しかし、誰もいない部屋などあるはずもなく、多くて8人以上、少なくても2、3人は居る。やむを得ず、再び誰もいない部屋を探しはじめた。 〜ホグワーツ特急内で繋がった絆〜 誰もいない部屋を探し求めて10分後。1つの部屋から呼び声がかかった。 「ねえ、君。部屋が見つからないなら私たちと一緒にこの部屋に居ようよ。」 部屋を見ると、1人の女の子と1人の男の子が居た。誰もいない部屋など見つかりそうもないので、やむを得なく、この部屋にいることにした。 「は…初めまして…赤石…祐一…です…」 他人と話すのに緊張してしまい、つい変な話し方になってしまった。 「ふふっ。そんなに堅くならなくていいのに。初めまして。私は竹河愛美よ。よろしくね。」「初めまして。僕は滝良一だよ。よろしくね。」 こうして僕はホグワーツ特急内で人生初の友達が出来た。
人を信用出来なくなった女の子
ある日、1人の女の子の家に2人の泥棒がやってきた。その2人は排水管を確認すると言って家を下見にやって来たのだ。その時は家に女の子1人しかいなかった。女の子は泥棒だとは全く思わず、まともに対応してしまった。帰ってきた家族にその2人のことを話すと、その2人は泥棒だと言われた。女の子はショックのあまり、家に来るお客の事は信用出来なくなってしまった。 〜翌日 女の子の学校〜 女の子は学校のクラスメイトに家であったことを話した。信じてくれる人、信じずにからかってくる人など色々な人がいた。その日、友達に聞かれた。 「私達はあなたの家に遊びに行くことは出来る?」 「うん、私があなた達みたいに信用出来る人なら大丈夫。」 「よかった。私達はあなたにとって信用出来る人なのね。」 この日は友達との関係が崩れることは無く無事に学校が終わった。
亜人が集いし学校2
僕は透明化をクラスのみんなに見せたかった。だから透明になれるように全力を尽くした。なのに、どうしてこうなってしまったんだろう… 〜透明化の失敗〜 先日、透明化をみんなに見せようとして、失敗してしまった。その結果、体の半分が透明になってしまった。当然、治し方は誰にも分からない。もちろん、本人であるこの僕にも。しかし、透明化した部分の体もちゃんとあることだけは分かる。何故なら透明化した部分を触ってみたら体温と体の形を感じたからだ。 〜クラスメイトと両親の想い〜 今日、教室に入るとクラスメイトが全員で駆け寄って来た。 「あ!雅人君!体調大丈夫?」 「ごめんね!私たちがあんなお願いをしたから…!」 「何か私たちに出来ることはないかな?もしあったらなんでも言って!私たち雅人君の助けになりたい!」 「…うん、ありがとう。でも大丈夫だよ。別に調子が悪いわけじゃないから。」 「…そ、それでも…私たちは雅人君の助けになりたい…」 「…わかった。それなら困った事があったら皆に相談させてもらうよ。」 「うん。任せて!」 「ちなみにその姿を見てご両親は何て言ってたの?」 「なんでそんな無茶をしたの!?って怒られたよ(笑)」 「あ〜…まあそうなっちゃうよね…」 「親は子供を心配するものだからね〜…」 続く
他人と話せない人の気持ち
この世の中には人と話すのが大好きな人もいれば、人と話すのが苦手な人もいる。自分は話すのが苦手な側なので話すのが苦手な側の人たちの気持ちを書いて行こうと思う。 〜話すことが苦手な理由〜 話すことが苦手な理由は人それぞれだ。会話のネタが見つからない、会話をしてる人達の中に入れない、人見知り、など。しかし話すのが嫌な訳では無い。どう話しかければいいか分からないだけだ。もしそんな人が身近にいたら声をかけてあげて欲しい。 〜話すのが苦手な人の気持ち〜 話すのが苦手な人の気持ちもまた、人それぞれだ。たくさんの人と話したいのに話せずに辛い気持ち、人と話せない自分が嫌だ、など。そういう人達は声をかけてもらって始めて明かりが着く。 〜会話が苦手な人達へ〜 会話をする事は絶対に諦めないでください。会話が苦手ならまずは会話のネタを作ることから始めることをおすすめします。自分の好きなアニメや漫画、趣味などを会話のネタにするのもおすすめです。