第❶話 選ばれし四人目の適格者 後編

第❶話 選ばれし四人目の適格者 後編
スズT.K2はエントリープラグの中でまだ気を失っていた。T.K2は夢の中で碇シンジと話をしていたのだ。 (……任せるって、何を? 俺は……何もできてないのに) だが次の瞬間―― 「――ギギギギ……!」 装甲が軋む音と共に、初号機がゆっくりと立ち上がる。沈黙していたエヴァ初号機の両目が、怪しく再び発光した。
エヴァンゲリオン
エヴァンゲリオン