花火玉。 海月様の一味 担当 犬(海月様に懐いてる?ので)
33 件の小説花火玉。 海月様の一味 担当 犬(海月様に懐いてる?ので)
小説作家が夢のバリバリ中学一年生男児! 小学校四年から六年まで「縦式」使ってました! ここにきて、これに切り替えることに! よろしくおねがいします! 夢のため、率直な感想がガンガン欲しいです! それと同時に、みなさんと親密な関係を築けることを願います!
束縛から逃れたい
今「影の三キョウ」やら「破滅の絶対王者」やら「戦場の悪魔」やら「鬼面の天使」などなど…足手纏いだったり、少し気に入ったりしている称号を負わされている俺、海乃壊王(うみのかいおう)。 俺は悪くない。事実だ。アイツらが勝手に突っかかってきて。勝手に勘違いして。勝手に罵ってきたんだ。正義ぶって俺をただ悪者扱いする。それを治しきれない自分が虚しい。情けない。 💀 プロローグ_1 日常 💀 悲劇の始まりは、日常から始まった。 「壊王、オマエ飯買って来い」 「……」 投げられたのは五十円玉。 「こんなんじゃ何も買えねえだろ」とでも言いたい気分だ。 でも、わかってるんだ。「何言ってんだ?オマエの金でなんでかしやがれ。最低でも千円分は買って来い」とでも言われるんだ、と。 このイジメ野郎は輪島大成(わじまたいせい)という。 おんなじ小学校に入学して、そこからずっと同じクラスで。もう、今は六年生だ。 昔は、こんな奴じゃなかった。一年生と二年生の時は、手を取り合って、笑って、一緒にブランコを漕いでた。 変わっちまったのは、三年だ。アイツは笑わなくなった。母親が死んだからだ。 アイツはストレスのあまり、人気のない公園で、ひたすら俺を殴った。 それからは笑うようになったから、我慢するようにしてきた。 「オイ、早くしやがれ」 「……」 近くのコンビニの中。その一角のゴミ箱さえも、俺より輝いている気がした。 そんな中、1152円の買い物を済ませ、公園に。 「おせえよ」 「……」 無言で昼飯の入ったビニール袋を差し出すと、それを勢いよく取った。 「もう明日か。月曜日は」 と取り巻きに話しかける。 「そうっスね〜」 そこから食べながらぺちゃくちゃとつまらない雑談を言っている奴らを見て、どこか羨ましく思えた。 「今日はとことんやるか」 と、物騒な言葉が飛ぶ。 「そうっスね。食後の運動と行きますか」 そう言って、トロいストレートを顔に入れられる。 相変わらず、遅い。 そこから、蹴って殴って。まるでサンドバッグのように使われる。 「その顔、うぜーんだよ」 じゃぁ、俺を呼ぶなよ。 そう思った途端、少しだけ早いアッパーが繰り出された。 「お?」 「……」 「オマエ、道具のくせにパンチ止めんなよ」 「……」 「チッ……気味悪りぃ……」 そう言って、今日はたったの二時間しかいじめられることはなかった。 「…もっと早くパンチしろよ」 遅くて弱っちい。そんなパンチをいくら喰らわせても、軽くあざができるだけだ。 💀 プロローグ_2 出会い 💀 そんな事を思っていたら、見知らぬ人が二人歩いてきた。 「君、強いね」 「……誰だ」 「失礼。アルフォリア自由国の軍人だ。炎神洛東(えんじんらくと)と言う。およそ二千の軍人を取りまとめている」 「私は同じくアルフォリア自由国の軍人です。ラクさんの補佐を務めている日野村練(ひのむられん)です」 アルフォリア自由国だなんて聞いたことがない…俺が知らないだけか? 「…海乃壊王」 「我々は、二年先…二千三十八年未来から来た。アルフォリア自由国は、簡単に言えば革命の国とでも言おう。未来の日本も国の領土となっている」 「…胡散臭い。あんたらは服装も普通で、おかしな点は見られない。信用できない」 「なら、この道具を見せよう」 「ちょっ、ラクさん⁉︎」 「彼の信頼を得るなら必要なことだ」 「ですが……」 「じゃ、どうやって証拠出すんだ?」 「それはっ……」 「ほれ見ろ。ねーじゃねーか」 「…わかりました」 そう言い、渋々彼はカバンを俺に渡す。 「…開けてみてください」 見た目は普通のカバン。チャックを開けてみる。 「……え?」 空中に何かが表示されたようにみえる。 「何、これ…」 目をこすってよく見ると、やっぱりある。 「…さわ、れる?」 画面には多くのことが記載されている。 インベントリ内部とあり、その下には腕時計、財布とかよくあるグッズもあれば、意味のわからないものもある。 「ちなみにそれは他の人には見れない」 「ホンモノだ……」 「……未来、行ってみるか?」 「いいんですか⁉︎」 「流石にそれはっ!」 「んじゃ、こいつ以上の逸材をオマエは知ってるか?練」 「……」 「じゃ、行くぞー」 そう言って、懐中時計のような形をした小さなストラップを取り出した。 「リターン、自由軍アルトラ支部」 そう言って、紐をクイッと引っ張った。 そうすると、上が明るくなった。 まるで、太陽が包み込むように、その光は俺たちの体を通り抜けた。 「着いたぞ」 「ココ、が…」
透明。
何の色ものっていないパレットを片手に、私は悩んでいる。 色、なににしよう。 ついさっき、美術の担当の水谷先生から、「自分のイメージカラーだけで好きなものを描いてみよう。難しいけど、頑張って!」 って私たちに言ってきた。 「私にイメージカラーなんてないよ…」 そう呟くと、隣の無口で有名な黄昏くんが述べる。 「…トウメイ」 「…とう、めい?」 こっくり、小さく頷く。 「透明で、絵なんて描けないよ。空気を塗ることはできないし」 そう私が言うと、黄昏くんはスッ…と手元のスケッチブックを見せてきた。 「とっとうめいの、絵⁉︎」 「…やり方は、秘密。考えて、やってみて…くだ、さい」 「わかりました、黄昏先生」 「先生」をつけると、黄昏くんは照れ隠しにパレットに筆を運んだ。 …でもなぁ… 絵の具、きれそうなんだよ。 水で薄めるか… …み、ず 「これがあった」 私はバケツに水をたっぷり足して、その一部屋に水色を一滴。 もう一部屋は何もせず、もう一部屋は黄色を一滴。 さらに緑、赤と一滴ずつ垂らした。 先生に板を借りて、筆で板をなぞる。 最初は、何にもない水を三角形にあちこちに染み込ませる。 そして、色水を上下左右に垂らし、筆を軽く洗って反時計回りになぞり続ける。 「…できた」 「…よく、できました」 黄昏くんが褒めてくれる。 私が描いたのは… 限りなく薄く、でもわかるくらいの色水でできた割れたガラスの絵。 ガラスには反射したイヤホン、本、ペンが映っている。 黄昏くんは完成したスケッチブックを私に見せる。 「ボクのより、上」 「そんなことは思わないけど…黄昏先生がいたからできたんだもん。感謝感謝!」 「あり、がどう…」 黄昏くんは頬を掻く。 「……は……だか…、ボ…を…いに……すんだ」 「ん?」 「キミはこれだから、ボクを恋に落とすんだ…」
ソライロ
星が、朝日に溶かされてゆく 太陽が、空を支配して、空色がひろがる 何気ない一日の始まり でも なぜだろうか いつもの空色より、すこし力強い気がする。 私も太陽の光を目指して ソライロからなりあがろう
引き分け
「じゃんけんぽん」 ぐーとぐー 「あいこでしょ」 ぱーとぱー 「あいこでしょ」 ぐーとぐー 「あいこで…」 延々と繰り返し、途中で私たちはやめた。 「「やめましょ」」 さすが双子。 ずっとやっても勝てない。 思考回路も一緒。おそらくまた同じことを考えてる。 「じゃ、最後ね」 「「じゃんけん…ぽん」 私はちょき。妹の二葉は…ぱー。 「「あ…」」 ずっと優劣を決めたかったのに。 一緒は嬉しい反面で嫌だ。 でも、勝ったらもっと虚しい。なんで? わからない。 こんなんなら、決めなきゃよかった。 「ご、ごめん、ワタシ、後出ししちゃった…なのに負けるとか、バカ、だよね…」 「え、えと…その、それなら、今後当分勝負は禁止。 勝負するくらいならどっちもかなえる。OK?」 その言葉を聴いてパーッと顔を明るくする。と同時に笑い出す。 「どっちも叶える、イイね!それ! 意見が違かった時は、どっちもやる!」 ありがとう、引き分け。 あなたのおかげで、私は知ることができた。 「「勝敗なんて、どーでもイイんだ!」
「花火玉。」にした理由
気になってる人も多いと思います(思ってる、よね?)この名前、「花火玉。」ですが、その由来を解説しようと思います。 実は、花火玉を作るのって、一つ一つのチリから始まるんです。 ドーン!てなった時の火花一つ一つ…その一つ一つを丁寧にボールの中に詰めるんです。 つまり、込められた意味の中の一つは、「小説の一つ一つを丁寧に」です。 そして、二つ目。 単純に、綺麗だからです。つまり、努力が報われるように。そんな願いを込めています。 最後。 たとえ終わってしまっても、記憶に残る人であっていたい…ということです。 花火のように、パッと散ってしまっても、脳裏に焼き付けられるような作品が書きたい。 ☆☆★★☆☆★★☆☆ これらの理由です。 なんとなく来てみた方も、気になって来た方も歓迎です。 改めてよろしくお願い致します!
★☆約2ヶ月遅れの自己紹介☆★
改めまして、よろしくお願い致します。花火玉。です! 2012年8月生まれ、2025年7月6日現在、12歳・中一です。 2ヶ月前からNovelee始めて、あっという間にここまできました。 でも、小説自体はもっと前に始めてたんです。 最初は小4。生で書いてました。 ミステリー、でしたね。 そこから早一年、ipadで「縦式」で書き始めてここまで上り詰めました! 好きなモノ:コト 小説(読む方も、書く方も!)音楽(J-pop、アニメ、ボカロetc.etc…)実はこっそり作詞してたりするさらに囲碁、将棋も得意!先生のもとで軽く習ってます!(今年から行く頻度は一気に下がったけど) 嫌いなモノ:コト 学校(最近いじめにあったりなんなりゴタゴタが相次いでて…)アサリ、エビ(実はこっち系ニガテ) 現状 貯めてたアイディアやらなんやら一気に出してます。さらにコメントもいいねもしまくってアピール、評価、雑談を持ちかけた甲斐あって勢いがある(?)新人となっています! そして最近は安定してきて、平均4日に一つくらいの頻度で投稿してます! そしてたった今、俺のプロフィール画像変えました! 以上となります! 以後、よろしくお願い致します!
「美女」1
みんながキャッキャ笑って登校する中、私だけが空気みたいになっていた。 私の顔は良くない。 だから、いつも度が入っていないメガネにマスクをつけている。 そんな私の名は嶺沢瑠璃(みねざわるり)。月虹学園一年生。 私の家は普通だが、そこそこ裕福な家庭が通う高校に通っている。 ドンッ!と何かに当たった。いや、当たられたといっておこう。 「サイアク。あんたどうしてくれんのよ! ビンボーと病弱が移るんですけどー」 そんな嫌味を言うのは同じクラスで顔がいい。しかしいわゆるいじめっ子の楠井野薔薇(くすいのいばら)だ。 「…すみません」 私は「そっちから当たったんでしょうが」と言う言葉を胸の奥深くにしまった。 そこに、楠井野が手を出してくる。 「…何、この手」 「何って、慰謝料よ。いーしゃーりょーう!アンタ、そんな事も知らなかったの⁉︎バッカみたい! ホラ、早くしやがれ」 「でも、今私持ってな…」 「黙って出せっつってんだろうが!」 そこで楠井野が右足を後ろに回す。 蹴られる! バシィン! と音はしたが、いつまで経っても私に蹴りは来なかった。 私は恐る恐る目を開く。 「ブッ飛ばすぞ、テメェ」 私と楠井野の間には、見たことがあるだけの話したことがない豊嶋タクマ先輩がいた。 その左手は、しっかり楠井野の足をガードしている。 「ひっ…!」 楠井野が声を上げる。 まぁ、そうなる筈だ。 豊嶋先輩は、いわゆる不良。と聞いている。 悪い噂しか聞いたことはない。 そう思っているうちに、楠井野が…笑った。 「なにブス庇ってんのよ。 アンタみたいなクズが私の足に触んなよ」 「アァ?俺だってテメェみてえなゴミの足は掴みたくねぇってんの」 と、もっともな言葉を返す。 「ハァ?人なんてどうせ顔なんだよ!顔だけが人を語る!私は美女!ヒロインなのよ!ヒーローイーン!」 などと意味のわからないことを言っている。 「…顔なんてどうでもいい。 だが、一億歩譲ってそうだとして、オメェ、ただのいじめて喜ぶ超がつくほどの悪役の顔してるぞ。 第一、俺が見てるのは、心の顔だ。 お前なんかよりコッチの瑠璃の方がいいってんの」 それを聞いて楠井野は黙り込んだ。 …ん? おかしいな。なんで話したことないのに私の心がいいってわかるの? それに…なんで、私が嶺沢瑠璃って知ってるの? さっきの私と楠井野の会話…私の名前、出てないよね。 何、ほんとに…
深夜徘徊
深夜11時59、街灯が夜風で冷たくなった僕の体を照らす 体は氷のようなのに、心の芯から熱が湧き上がっている 白い花がはらり、はらり、と舞い散って溶ける 昼には銀世界が待っているであろうこの世界に 腕時計が、深夜12時を知らせる 「こんにちは、2026年。さようなら、2025年」 家に帰った僕は、一人で祝杯をあげた。
「刀」なんて、なんであるんだろう
拙者はただの雑兵。名を篠川玄門(しのかわげんもん)と申す。 刀を腰に関ヶ原に送り出された今。矢が飛び交い、土は赤黒く染まり、絶え間なく聞こえる悲鳴。 「ここは…地獄か……?」 刀を持った手が震える。無論、武者震いではない。ただの恐怖によるものなり。 何故、刀なんてものが存在致すのか…! それに対して拙者の仲間、血罪(けっさい)は「敵を全て斬る。拙者どもには、それだけで候。 もう拙者は…戦しか頭にない」 その一言に、ゾッとしたっけ。 敵の矢を甲冑で受けて、刀で大将を仕留めようと、刀を振るう。 「何故、刀なんぞがあるのだ」 ボソッと呟いたが、敵の将軍は答えた。 「…守るために候。守るもの無き者の何が武士。 おぬし、国を守るために、天下を守るために天下を賭けて参ったのでは無いのか?」 その一言にハッとしている。しかし… 「ぐっ…」 後ろから味方の流れ弾を首に…⁉︎不覚… 「おぬし…名を…なんと申す…?」 拙者は尋ねる。 「徳川家康と申す。 …短い間だったが、面白いやつよのう。 ……拙者、おぬし達のような者を「守る」ために刀を振るう者なり。 おぬしの無念、拙者が請け負おう」 「かたじけ……な……い…」 ドサッと、拙者は倒れる。 意識が薄れてゆく中、家康殿の涙が拙者にこぼれ落ちるのを感じた。 「安らかに眠れ、迷える戦士よ」 そこで、拙者の意識は消え去った。
くりーむめろんそーだ 1 始動
時期は秋。緑球高一年五組に所属する私、緑野雫(みどりのしずく)は、目の前のプリントに頭をフル回転させている。 「学園祭の出し物希望調査用紙」と書かれたプリント。 高校初の学祭。 無駄にするわけにはいかない。 王道を攻めるなら、カフェや劇だ。 でも、それでは捻りがない。 周りがガヤガヤとざわつく中、私にも紅咲良(あかいさくら)が話しかけてきた。 「ねえねえ、しずはどーすんの?」 「んー、迷ってる。そっちは?」 「一緒」 「だよね〜…」 参ったな。 そこに、白由玲(しらよりれい)が混ざる。 「人間に欠かせないものを用意したらどうだ?」 と、意味のわからない事を言い出した。 「えっ、御手洗作るの⁉︎」 と咲良。 「バカ。なんか違う! 例えば…服とか売ってみるか?」 「手間かかりすぎ…」 そう言って咲良は水筒に手を… 水筒? 私の頭にパチっとアイディアが弾ける。 「コレだ!二人ともナイス!」 周りから冷たい視線。 「静かにプリントに記入してください」 「す、すみません…」 そこから数秒、沈黙が続いたが、玲が口を開く。 「で、何を思いついたんだ?アイディアの女魔王」 「そこは女神にしてほしい。女魔王は酷すぎ」 「悪い、つい本音が」 と淡々と語る。 「いや本音かよ!」 と咲良がつっこむ。 「ドリンクバー、なんてどう?」 と小声で囁く。 その声に反応して、二人は目を輝かせる。 「「それだー‼︎」」 「ウホン‼︎」 「「すみません…」」 教室中から笑いが飛び交う。 そこから迷わずに「ドリンクバー」と記入した。 それから数分。 議長がプリントを集計し、アイディアをまとめた。 「候補を発表します。 ロミジュリ八票、メイドカフェ十二票、執事カフェ八票、ダンスバトル二票、ラップバトル一票、漫才二票……ドリンク、バー…三票…︎⁉︎」 普段は静かな書記の時雨さんも、「ドリンクバー」の一言にギョッと目を見張っている。 「え、ええと、それぞれ質問等ありましたら挙手をお願いします」 ハイ、ハイハイと約十人。 「あの、ドリンクバーって、具体的にどう言った感じなんですか?」 誰が言い出したかもわからない案に対して、話す人を探してみんなキョロキョロ。 「言い出しっぺは私。詳しく私と咲良と玲で話すね」 「お願いします」 私は人差し指を立てる。 「まず、きっかけから話すね。話し合ってた時に、玲が「人に欠かせないものなんてどうだ?」みたいな事を言って、そこで咲良が水筒を飲んでいる時に、アイディアが浮かんだの。 人間、水分がなけりゃ生きていけないでしょ? コレが、一つ目の理由」 そして、中指も立てる。 「二つ目は、簡単。 王道はロミジュリやカフェ。 でも、そんなネタは聞き飽きたから、捻ろう、という事。 学祭で「ドリンクバー」なんて聞いた事ないから、行ってみたい!って思うでしょ?」 「確かに…」と同調する人が出てきた。 「今私がパッと思いつくメニューはあまり多くはないかな。 飲み物がコーヒーに抹茶ラテ、メロンソーダジンジャーエール、サイダー。 でも、飲み物だけだとあまり楽しくない。 軽食を入れたら大分来るかなって思ってる。 その軽食は、一口フルーツサンド3コとか、ミニパフェとか、チョコ、クッキー。 五百円以上のお買い上げでフルーツサンド1コおまけ、とか」 などとペラペラ話すと、あたりは静まり返る。 アレ?伝わりにくかったかな? って思ったけど、すぐにみんな盛り上がった。 そこから、全員ドリンクバーに票を入れて、決定。 私たち三人は、企画係に任命されてしまった。