「刀」なんて、なんであるんだろう
拙者はただの雑兵。名を篠川玄門(しのかわげんもん)と申す。
刀を腰に関ヶ原に送り出された今。矢が飛び交い、土は赤黒く染まり、絶え間なく聞こえる悲鳴。
「ここは…地獄か……?」
刀を持った手が震える。無論、武者震いではない。ただの恐怖によるものなり。
何故、刀なんてものが存在致すのか…!
それに対して拙者の仲間、血罪(けっさい)は「敵を全て斬る。拙者どもには、それだけで候。
もう拙者は…戦しか頭にない」
その一言に、ゾッとしたっけ。
敵の矢を甲冑で受けて、刀で大将を仕留めようと、刀を振るう。
「何故、刀なんぞがあるのだ」
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カテゴリー: ファンタジー
投稿日時: 2025/6/29 12:36
最終編集日時: 2025/6/29 12:41
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
花火玉。
小説作家が夢のバリバリ中学一年生男児!
小学校四年から六年まで「縦式」使ってました!
ここにきて、これに切り替えることに!
よろしくおねがいします!
夢のため、率直な感想がガンガン欲しいです!