「刀」なんて、なんであるんだろう

「刀」なんて、なんであるんだろう
拙者はただの雑兵。名を篠川玄門(しのかわげんもん)と申す。 刀を腰に関ヶ原に送り出された今。矢が飛び交い、土は赤黒く染まり、絶え間なく聞こえる悲鳴。 「ここは…地獄か……?」 刀を持った手が震える。無論、武者震いではない。ただの恐怖によるものなり。 何故、刀なんてものが存在致すのか…! それに対して拙者の仲間、血罪(けっさい)は「敵を全て斬る。拙者どもには、それだけで候。 もう拙者は…戦しか頭にない」 その一言に、ゾッとしたっけ。 敵の矢を甲冑で受けて、刀で大将を仕留めようと、刀を振るう。 「何故、刀なんぞがあるのだ」
花火玉。
花火玉。
小説作家が夢のバリバリ中学一年生男児! 小学校四年から六年まで「縦式」使ってました! ここにきて、これに切り替えることに! よろしくおねがいします! 夢のため、率直な感想がガンガン欲しいです!