白痴

10 件の小説
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白痴

Kacke mit Keksen

いつだって本当の哲学や芸術を作るのは 哲学や芸術という言葉を知らない人たちだと思う 一度肥溜めに浸かり糞尿をディップしたマクドナルドチキンナゲットを舐り、 腰と尻のぶつかり合うSEX音を聴きながら街を歩く。 違法アップロードされたアダルトビデオを視聴するのはクズなのでFANZAのサンプル動画を延々と聴いている。 イヤホンから音漏れしてないかと心配になりながらノる。 ドイツにはこういう言葉がある。 〝Du liebst Analsex〟 日本語に翻訳すると 『一見、特に意味のない事に見えても 体験してみると思いがけない発見がある』 この言葉には芸術の本質が表れていると思った。 神はいつも僕たちが気を落としたり油断しているときにアイデアという贈り物をしてきあがる。 こんなロマンチックな屁糞尿唾液吐瀉鼻水理屈は置いといて、〝Default Mode Network〟というものをご存知だろうか? これは寝ぼけているときやお風呂、散歩などでリラックスしているときに活性化する脳のなんかで、なんかその脳のやつがそのぼーってしてるときとかになんかめっちゃ活性化されてほんですごいことになっていいアイデア思いついたりみたいな、なんかほんまにまじでガチやべぇみたいなやつだ。 これを利用することによって、常識という名の首吊りロープに縛られる前の幼稚園児ほどの僕たちのような想像力や発想力をまたもう一度少し蘇らせることが出来るはずだ。 ビートルズのポール・マッカートニーが Yesterdayをこの世界に神のいる世界から引っ張り奪ったのもDefault Mode Networkが関係してると思う。 だからぼーっとする時間やあまりにも意味のなさそうに思えることをやってみる事をやる習慣をつければつむじにひまわりが咲くかもしれない。 いや、咲く。まじで。ほんまに。 その蛇足にガラスの靴を そんなことは置いておいて本題に入ろう。 普通に指毛と脇毛のすね毛と陰毛まじでいらんやろ。なんやねんあれまじで。 月に数回剃らなあかんやんけなんやねんあいつら。 その毛に行ったタンパク質筋肉に変えてくれよ。 なにしてんねん体、この野郎まじで。 胸毛はいる。欲しい。これから生えて欲しい。

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Kacke mit Keksen

Dutch wife

鋭利な針で、とてもやさしく突いてくれるな、 豪を煮やす程の朱夏よ。 ずっと君の言葉を信じて生きてきた。 挫折すれば自分のせいにしていたが、 君の言葉そのものが間違っていたのかもしれない。 雨は神の小便って、小学校の頃友達に聞いた。 そうなれば俺たちは、汚い便所の便器にこびりつく人糞か? 皆まで言うな、周知の事実だ。 そしてアダムとイヴは欲望に抗えず林檎を口にした。 今も相変わらず中出しオンパレード。 この世界に産まれていいことなんてある訳がない。 すこし昔、巨塔は 町外れにある湿地帯に建設された。 そこで蔓延した命達は幼年期、寝ている間に麻酔を打たれている。 『不幸が脱色した部分を求めているのわたし 色盲でそこが鮮やかに見えるから。』 文化的な洗脳、無自覚に信仰 極めつけにかけた色眼鏡から見える景色に依存して、誰かの肺を鑢で削る。 何の罪悪感もなく 中島です 中島です 中島です 中島みゆきです 中島です よーいどん、その音から始まった。 負けたら記憶がなくなるらしいから必死に走った。 勝ち取った後に見える景色に期待したが 後悔しかなかった。 こんな世界に希望なんてなかった。 だからあの勝利を恨みがら、負け続けている。 苦痛を綺麗事で塗り固める 剥がれないように、丁寧に ヌーディスト・コロニー カーボベルデ そして君を愛してる。 憂鬱な心の色が反射してる天井を眺めて平和を謳う、 相も変わらず、愛が分からず。 僕たち凡才はいつも寝ぼけていればいい。 そうすれば風の音ですらヒントになるほど 忘れかけていた自分自身の心が見えてくる。 僕が追い求めていたものは案外近くにあるようで、一周回らなければ到達できない。 そう、分厚いガラスの壁で隔てられているのだ。 行方不明者の顔写真は霞んでいる。 自身の心が行方不明な僕たちの心も霞んでいる。 夕方5時の下校途中、交番の前で全裸になりギャグを1発披露した後に急いで服を着て、Brent FaiyazのGravityのキック音よりも速い心拍音に乗せて、走る足音がハイハットのようになり、ゼェゼェとなる自分の呼吸音がベースの役割を果たした時、後ろから走ってきた1台の車の横切る音がエフェクトになりパトカーのサイレンの音がまた後ろから鳴った、ここがサビかな? おれはフックに相応しいリリックが自然と口から溢れてきた 『出来心だったんです。』 聞き入れてもらえなかった。 パトカーの音が大きかったからEDMのようにしたかったのだろうか、 少なくとも自分の中の芸術を否定する権利は誰も持ち合わせていない。 あとトイストーリーに出てくるジェシーのボーイフレンド的な奴 ウッディじゃなくてバズなんかい どうみてもウッディの女やろあれ。 補導された。

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Dutch wife

夏祭り

木について残ったままの藁人形と蝉の抜け殻、 屋台焼きそばの匂い、騒ぐ有象無象の声 高校最後の夏休みが始まって以来、彼女とはLINEでしか会うことはなかったが、今宵久々に会った彼女はいつもはヤドンのようだが、今日はメガヤドランのようだった。 いつものポニーテールとは打って変わって 髪の結び目がメロンパンのような形をしており 人毛で作ったアート作品のようなお団子ヘアーだ。 彼女はいつも、言葉にできない感覚に 脳を巡らせてどうにか言語化しようとせず 全てを『エモい』で片付ける、 そんなところを僕は慈しんでいる。 周りがざわざわし始めた、もうそろそろ花火が上がる頃だろう。 同じ花火会場で、すこし遠くから聞こえるバンドの演奏、ドラムのキック音よりも大きく体に響いている僕の心臓の鼓動は自己を啓発した。 勇気が湧いた僕は、震える手で彼女の手を握り、 彼女の顔を見ることはできず花火が上がる空の場所を見上げた。 30秒後、クソみたいにうるさい音が鳴った。 君の乳首ほど黒くなった空に打ち上がる赤い花火が、まるで彼岸花のように咲き乱れ、夏の終わりを知らせる。 散る花火が揺れながら何処へと落ちてゆくのか、 それは多分、僕の心だろう。 べつに毎年見てる花火なので心には響かなかったから、飽きて彼女の顔を眺めた。 つぶらな瞳、見上げる空はもう暗いのに、何よりも輝いてた。 見惚れているうちにまた次に桃色の花火が上がった。 彼女の顔にまで桃色の光が届いている、本当に ヤドンのようだったが、魔人ブウにも見える、 一つの顔でいろんなキャラを演じれる彼女はきっと女優さんになれるだろう。 3〜4発上がった時、もう帰りたくなったので 繋ぐ手を振り解き公園の出口を目指した。 色々寄り道をしていたら、うるさい花火の音はなくなった、もう終わったのだろう。 少し先にあるほぼヤクザみたいな見た目のおっさんが営むテキ屋、子供たちから金銭をかすめ取る。 唾を吐き捨てポケットに手を突っ込み、また歩く。 しかしポケットはケツ側にしかなく、側からみたらカッコよくはない。 着いた公園の出口付近、信号機は赤信号で僕は待っていた。 花火は1日で少しの時間しか光らないのに対し、 信号機はいつも歩行者や運転手の為に光り続けているが、誰も賞賛しない 無情にイライラしてきたので近くの木にこびりついた抜け殻に縋り付く羽化直後で白い身体を纏った神聖にも見えるセミを足ですり潰した。 生は贖罪、死は救済 キリスト教じゃなく反出生主義の方、 俺は自身の思想を真っ直ぐに貫いた。 ふと信号を見ると青信号が点滅していた。 急いで渡ろう思ったが間に合わなかった。 おそらくまだこの付近にいる必要があるのだと神が告げているに違いない。 僕は後ろを振り向きあたりを見渡した。 少し遠くの方、バンドの演奏が終わった時 何処からともなく裸オールバックツインテールの女性が出てきて、ボーカルのマイクを取り上げた。 すると花火大会にきた僕たちの方を向いて フリースタイルラップをし始めた。 警備員、カップル、小中学生とそれの付き添いであろう大人、高校生、屋台の店主、すべてにディスを食らわしている。 彼女は僕が見た中で何よりも美しかった きっと神が僕に彼女を気付かせる為にまた信号を赤色に光らせたのであろう、 やはり神は私に味方した。 こんな世界なのに、死ぬのが惜しいのはいつも恋のせい。 僕はその子の元へ駆け寄り、話しかけてみると 屋台で掬ったスパーボールくらい会話が弾んだ。 話していくうちに、住んでる星が一緒と言うことが分かって仲良くなった。 さらには住んでる国が一緒だと分かって以来 連絡先と唾液を交換して2人手を繋いで共に帰路を辿った。 Ayy, 脱がす白の布 行き着く先は黒のJungle 襲いかかる俺はPhantom Bed軋む音とPant Voice Dick突き刺す何度も

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夏祭り

Bark

僕の母は、子宮にいた胎児の子と間違えて 大腸にいた僕を産んだ 本当の子供はトイレに流されたらしい。 母の肛門から出てきたのに誰も気づいてないのか 人間して生きる糞 所謂、米津玄師や菅田将暉さんが歌う『まちがいさがし』という歌のまちがいの方だ。 もう17つも年を貰ってしまった そのせいか僕にも人間として生きる小さな幸せを理解してきている。 金曜日の夜に見るバラエティ番組 爆音のHIPHOP スカトロAV そして君と会って花の美しさを知りました。 君の紡いだ言葉全てが僕の座右の銘さ。 またあの街で出会えたなら、僕のことはどうか忘れていてください。 こんなはずじゃなかった、そう思う事が多くあるが、本来はどうなるはずだったのかと思えばそれはそれで何も思い浮かばない。 こんなものだったのかもしれない。 こんな僕には、生きる権利はあっても生きる価値はない。 来世は本物の人間になりたい。

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Bark

キリンの尻尾は掃除道具として使えそう

天国から地獄に落とされた僕は、 母となる存在の体から出てきた。 記憶はないがその状況はとても残酷で僕は泣き喚いてしまったらしい。 約80年この地獄で苦しめばまた天国に帰れる。 この世界は苦しむ為の贖罪の時間、 自分に降りかかる苦しみ、空腹がやってくれば 他の動物や植物の命を奪わないと生きていけない、さすが地獄と言いたくなった。 いっそのこと餓死して天に召したい。 この地獄に洗脳された命たちはいつも幸せを謳う。 痛みは麻痺し、ありとあらゆる拷問を笑顔で受け止めている。 この地獄にあいた穴、覗けば天国まで繋がっている、それを芸術と言うらしい。 その穴にポコチンを突っ込んで腰を振りたい。 この地獄にある救いは芸術と死、 最後は芸術に塗れた死で僕と同じ同士たちの救いになれるかもしれない。 自分の体液で描く絵画、歯フィギュア、皮膚コラージュ、死ぬ寸前唸る声で奏でる独奏曲。 腐敗し破れた皮膚から落っこちた右金玉がピリオドになりこの生涯の小説に終止符を打つ。

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キリンの尻尾は掃除道具として使えそう

寝起きに見る僕の肘にはいつも歯形がついている。 いたるところに青く変色した肌を纏った君と同じ脛に傷があって、納豆といんげんが嫌いだ。 あの日見上げた流れ星はどこか寂しそうに、遠く山の影に消えた 週に一回は必ずあるようなすべてを投げ出したくなるような瞬間、発狂しながら街行く人々を金属バッドで殴りたい。 明日死ぬと思って生きろなんて、僕にはなんの名言でもない、 明日死ぬなら全裸で闊歩する街中 ずっとしなかった事もなんだってできる、 風呂場でシャワーを浴びながら小便だって出来るし、燃えるゴミと燃えないゴミの分別だってしない、お化けなんて一切怖くないさ。 死を決心した時ほど、世界が綺麗に見えるのは、 もう死ぬことにした瞬間、この先の未来に対する不安も後悔まみれの過去はもうすぐに死ぬことによって、いずれすぐ砂になり吹っ切れる。 だからそんな雑念などは消えてこの世界のいいところばかりに目が入ってしまう。 それは僕の虹彩が焼けるように輝いていた。 無責任に施された優しさはどれほど小さいものでも体全体に染み渡るほどに幸せを感じる瞬間、 もう少し生きてみよう、なんて言葉は言い飽きた。 死ぬと心に決めた日、写真フォルダいっぱいのエロ写真はすべて消してしまったのに。 ただ死ねてないだけの現状が長続きしすぎている みんなそうなのだろうか、 醜い異形の僕に全てを教えてくれ、人間を いや、 それよりもパンツを見せて。 僕が怠惰を極めた休日にも、パパや同じ地元の人は汗を流している。 あんな大人にはなれない、あんなに立派には。 本当に僕を苦しめるのは孤独な夜じゃなく 鳥の囀りが聞こえだした明け方 左斜め後ろ、佇む死神は言った、『お前みたいな無抵抗でクズなやつの命なんかいつでも奪えるねんアホンダラ。 後回しや、別にこっちの世界にも来て欲しくないしな。まぁせいぜい頑張れや。』 僕は言葉に出来ないかつ、やり場のない感情に包まれた。 この命、生きる権利はあれど生きる価値はなかったが死ぬ価値すらないらしい。 あの子は間違い電話を装って誰かと話すことによって孤独を潰してるらしい。 遮光カーテンが空、それについた埃が雲 ずっと狭く暗い部屋に閉じ込められてる。 いい子ほど心を病んで薬を大量に服用した末、 死ぬことができず後遺症の残ったボロボロな体が残され、虚無を抱き絶望に抱かれる。 あそこまでもがき苦しんだのも虚しく、 この世界の時間は止まらず、僕たちの悲しみを無視して、求めてないいつも通りを与えるのさ。 この世界に在る全ての生命の幸せを願うから その全ての滅亡を願う。 もしこの世界が地獄じゃなくまた別に天国や地獄があるなら、他人に優しくすればするほど地獄にいく確率は高くなるだろう。 散らかった部屋、Selfishに転がるまだ使えそうなティッシュで鼻を噛んだ。 3日前の残りかけコーラ、灰皿に入らなかった灰と吸い殻 ループで聴き続けるエールソングが僕の心に寄り添ってくれないような気がしたとき、 鏡のない目の前に僕の顔が映った。 神よ、優しさで僕のことを殺してください。 全ての雑念から洗われた僕のありのままはきっとそっちの世界のが性に合う気がします。 この地獄から生を遂行し天に帰れるのか、 ここが天国で死んだ後に地獄に落ちるのか 幽霊になりまたこの世界を彷徨くのか、 性欲というものが幽霊にも残っているのであれば 女湯は一番の心霊スポットだ。 回る地球に目が回り、走る車のタイヤになった気分、酒に酔い気分が良くなるわけじゃなく ゲロと反吐が出そうなだけの人生。 やっぱりドラえもんは金曜日の夜がいい。

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鼻

昨日に泳ぐ

2021/12/24 夜中に目が覚めた、スマホで時間を確認すれば 2時57分、待ち受けに映るチャップリンと目が合った。 腹元に違和感を感じ、眠い目と陰茎を擦り焦点を合わせると 僕の腹の上で飼ってる猫2人は近親相姦していた。 雌の母猫とその息子の雄猫の大交尾、 人間だったら本当のMother Fuckerだ 僕が起きたことを確認するや否や、雄の猫は逃げていった。 先程までの異様な程に速い腰振りはどこで覚えたのだろうかという疑問も虚しく、 まだ僕の腹の上で犯され待ちの体勢をしている雌猫と数秒間見つめ合った後僕は目を開いたまま眠りについた。 少し経てばまた僕の腹の上でピストン運動が行われている。 雄猫は去勢をしていたはずだ。 性欲が減退した上で産みの親をfuckできる気持ちに少し引いた。 ずっと可愛がってた君だから。 朝、目が覚めた頃僕は遅刻ギリギリの時間に起きた。と思ったら冬休みで安堵した。 エアコンが壊れているので外の気温を感じやすい部屋で寝ていた。 刺されるような痛みに似た寒さ、 窓を開けてみると雪が降っていた。 そういえば今日はクリスマスイブか、 と唱え猫もクリスマスに交尾をするのかと少し親近感を覚えた。 僕のいる街がリフォームされたかのように 慣れ親しんだ景色は綺麗な白色を纏っていて、 空にはシャンプーをしていない神様が頭を擦っている。 俺をこの地獄に突き放したくせして、 頭を洗うことを怠った奴に苛立ちを隠して 股間は隠さない この世界の何が良いのか分からない。 大人に今幸せかという質問を訊くとみんな幸せという。 僕はどうしてもそう思えない。 毎日自分のためではなく社会に、家族の為に働いて休息はほんの少しでそんな中笑えている彼らは痛みの感覚が麻痺しているのか、僕が弱すぎるのか理解ができなかった。 心無い事を言ったが僕は神を崇めるよりも彼らを崇め讃えたい。 僕は外に出て猫の交尾を雪で建てた。 この爆発しそうな鬱憤をなにか形にしないと 気が済まなかった 親の車の前で建ててしまったので邪魔になるだけだった。 こんな世界音痴の僕に分け隔てなく接してくれる人間に理解ができないまま、この生に嫌悪 遠くで聞こえるジジイの鼻歌はまだ何の歌か知らない。 また来世であなたと会えばまた迷惑をかけるでしょう、その時は是非とも殺してください。 俺が死ねばこの街の雨が止み春が訪れる 咲く花々は陰茎の反り勃ちに似て ヤリマンのパンティー柄を纏った蝶は夜まで踊り 月さえも笑う。 話は戻って近親相姦、猫は本能に従って交尾をするらしく珍しい話じゃないらしい。 滅亡を招く人間に比べれば増えて嬉しいもの。 神はきっと人間に増えてほしくなかったのだろう。 高知能の人間の排出率を上げ、終焉を促進させているに違いない。 神のmistake 心のlake、映るは僕のugly face 抜け出すmaze 成功してほしくなかったパパの射精aim 僕はちゃんと座って小便をする いつだって。

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昨日に泳ぐ

矛に盾、肛門に陰茎

「100億年ボタン」を押すと、何もない空間で100億年を過ごし、記憶が消える。 その結果、100億年が過ぎたという感覚は一切残らない。 ただお金がもらえるだけだ。 もし、この100億年ボタンのような状況が、今の自分の生きている現実とするなら、 今の自分の意識や感覚があるのが不思議だと感じる。 だって、記憶がなくなるとしたら、時間が経った感覚は消えてしまうはずだから。 もしこの世界が仮に100億年ボタンのようなもので、 死後に記憶が消えるなら、今感じている「生きている感覚」自体が 実は何もない空間で過ごしているようなものではないか? その感覚が存在すること自体が矛盾しているのではないか? つまり、今この「生きている」という感覚が続くのは、死後に記憶が消えることと矛盾しているように感じる。

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矛に盾、肛門に陰茎

エーデルワイス

今年で高校3年生になる僕には、9年前 祖母がいた。 祖母は僕にお菓子やおもちゃを沢山買ってくれた。 祖母は言葉の素晴らしさを教えてくれた。 祖母は自慰行為よりも性行為の方が素晴らしいと体現し、僕に味合わせてくれた。 そんな祖母の最後の言葉は 「あぁ〜ゔぅ……ゔぇ…」だった。 最後まで僕の手を弱い力で握り締めていた。 田舎にあるヤモリや蛾が湧いている病院の一室で息を引き取った祖母を思い、空を眺めながら おうちへと帰った。 その日の夜、僕は悲しみに明け暮れ イッテQを見ながらピザポテトをむさぼっていた いつの間にか眠りについており 朝起きた頃には憂鬱な月曜日があった。 僕の悲しみは無かった事のようにただ進んでいく世界の非情さにうんざりしたので、その日は学校をサボった 11時頃、ゲーセンに行き、母から貰ったお金でUFOキャッチャーをしていたとき 後ろから僕の肩を誰かが叩いた。 それを無視し、狙いのものを取ることに成功した僕は商品を手に取り、満足したので帰ろうとしたら先ほど僕の肩を叩いたであろう人間が僕に話かけてきた。 その人は警備員の服を纏っており、 僕になぜこの時間帯にゲームセンターにいるのかという疑問を呈していた。 すごく肌が黒く、ゴキブリと見間違えた事にして踏み殺し、ゲームセンターを後にした。 帰り道にすれ違うおばあさんが僕の祖母と重なり、涙が溢れ落ちそうになるので かけられた挨拶を無視し、膝カックンを残し 家への帰路を辿った。 家に着いた、両親は共働きで家にはいなかったのでテレビゲームをした。 自分でも驚くほどに熱中していた為、 親が帰って来ていることにも気付かなかった。 時計を見れば5:38だった。 夕暮れの空がリビングを橙色に照らし、 母が作ってくれている料理のいい香りがした。 少し経てばテーブルに家族分の料理を置いてくれた。父はまだ仕事でいなかったので 母と2人きりでいただきますを言って おいしいご飯を食べた。 2分ほどして食べ終わった後に 風呂に入り、歯磨きをして寝る準備をした。 一瞬の逃避行も彼方へ消え、 朝の清々しい感覚は一昨日に置き去りのまま 淀んだものが僕の心に纏わりついている。 憂鬱な気分で登校をし、朝のホームルームの頃 尿検査の結果発表が行われた。 僕はひっかかったので腹が立ってそのまま 家へ帰宅した。 帰り道、小学生の僕には高すぎるタールの煙草は肺にいれず、ふかして外へ吐き出した。 冬の白い息と混じり合い、景色へと溶けていく。 儚くも綺麗でそれを眺め、こき散らした屁が空気に混ざり帰る頃には虚無に帰っていった。 祖母の命のように。 帰宅し、冷凍のナポリタンを食した後、 洗面台がある部屋に向かい鏡で自分の姿を見ると 口の周りに着いたナポリタンの色がジョーカーのメイクのように見えた。 悲しみに打ちひしがれて、立ち直れないでいる僕にとっては自分に酔うことができた 俺は悲劇の主人公なのだと思い込んだのもつかのま、屁を我慢できずにその酔いはすぐに消え去った。 排水溝を掃除する歯ブラシに少量の自分の鼻水を垂らし入念に歯を磨いた後、自室へ戻り、 自分の陰茎を上下にしごき倒した後 ぐっすりと眠った。 するとその日の夢には祖母が映った。 祖母は何やら僕に対して言葉を投げかけている 耳と肛門を凝らし、聞いてみると祖母は 「この街に咲くエーデルワイスの花のように、あなたも力強く、勇敢に生きなさい。」 この街にそんな花は無かったので、 祖母は虚言癖だったのかと心底落胆し、 唾を吐いたところで記憶は途絶えていた。 朝起きると、お漏らしをしていた。 僕の尿で家は水没していたが、気にせず 学校へ向かった。 学校へつき、ランドセルから教科書を 自分の机に入れていたとき3つ隣の席にいる 女子に話しかけられた。 「君、最近学校早退したり休みがちだよね? 何かあったの?」 タイプじゃない子だったので無視し、椅子に座り 机にうずくまったまま眠った。 頭蓋骨に痛みが響き渡る。 担任が僕を起こす為ゲンコツを喰らわした。 銀縁のメガネをかけ、ほぼハゲていて 空色のポロシャツを着ている50代の担任だ。 そんなことはどうでもよくて ただ、僕の辛さを理解してほしかった。 ただ、少しの間休んでいいよという言葉が欲しかった。 ただ孤独の中、悩んでいる僕を誰か抱きしめてほしかった。 そんな考えがとめどなく脳内でタップダンスを 踊っているとき、夢に見た祖母が言っていた言葉を思い出した。 「この街に咲くエーデルワイスの花のように 力強く、勇敢に生きなさい。」 やっぱり意味が分からなかったので 現実逃避を兼ねた睡眠の世界にまた入った。 祖母の事が忘れられなかった。 次の日も、その次の日も。 今でも忘れられないでいる。 祖母と遊んだ日々を。 ただずっと忘れられないでいる。 忘れたくはないが、ずっと悲しみの中にいたくない。 誰かが喜んでいる顔を見ると、生きていることが辛くて、そんな感情を抱いている僕に似た誰かに対し、拠り所になればとても嬉しいと思う。 そして僕が祖母から貰ったこの言葉が誰かに伝わり、少しでも誰かの元気になれば僕がこの文を書いた意味はあるだろう。

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エーデルワイス

夜光虫

午後の紅茶レモンティーの2Lの空きペットボトルをめがけ、自分の尿道から尿が勢いよく噴き出している。先ほど飲んだレモンティーが丸ごと体内を経由しそのまま出てきているように 一切の色を変えず濃い黄色の液体がペットボトルに溜まっていっている。 2時間にもわたる放尿時間を終え、 陰茎の先をティッシュで拭き取り 遅刻していた学校へ向かうためにスクールバッグ代わりのローソンで貰ったレジ袋を手に取り 2階にあった自室から下に降りた頃には 両親は既に仕事に出掛けており いってきますを言う労力を屁に変え、 1発こいた後、外に出た。 今日は高校2年生になって初めての学校だ。 部活をやっている生徒は15:00まで学校にいるのだが、何の部活もやっていなかった自分は 12:00で家に帰ることができてラッキーだったが数日もすればまた夕方に帰る生活をすると考えるとそんな気持ちはすぐ打ちひしがれた。 いつもより2本遅いバスに乗ると、 バスの中は人でギュウギュウだった。 これなら小便を漏らしても人の影に隠れて誰にもバレないだろうと思い、ニヤつきながらバスへ 入り、吊り革を口で掴んだ。 ポケットからメルカリで買った偽物のAirPodsを 取り出し、片方を耳に付けYouTubeで無断転載されている水曜日のダウンタウンを聞き流す。 2時間遅れているが、いつも通りのルーティンのおかげで遅刻していることを忘れ、罪悪感はなかった。 安堵と共に小便を5L垂れ流した。 自分の内ももをつたい、靴の中に入り込む尿もいればズボン側をつたってバスの床にポタポタと落ちる尿もいた。 様々な種類の尿がいて、まるで人間のようだな。と思っていた頃には学校の前に着いていたので、 バスに詰め込まれた人間を蹴飛ばしながら運転手の隣にある扉を降り、無賃乗車を終えた。 校門を越え、始業式が行われている体育館へ 向かうともうすでに終わっていた。 新入生を祝う飾り付けはもうとっくに撤去されており、春特有の初々しい雰囲気に包まれた学校は 次第にまた普通の日常へ戻り始めている事を 少し実感したので、1Lだけ放尿をした。 教室に着いたとき、2時間遅れてきていたのは 僕だけで扉を開けたと同時にクラスメイトの目線は僕に集まった。 みんなの注目の的になり有名人になったような 気がして一番後ろの窓際にいる渡辺くんの顔に 少し尿をかけ、自分の席についた。 担任の先生は去年と同じで、馴れ馴れしく僕を 叱った。 叱られた恐怖で涙に似た尿が溢れ落ちそうになったが、小便ばかりではクドいので大便を少し 先生の机にした。 11:42、僕は帰る準備をしていた。 部活動に行く生徒はダルそうにホームルームの 先生の話を聞いていた。 ダルそうにしている隣の席のサッカー部所属である歯田 毛ノ助くんを横目に小便を垂れ流した。 先生の話はくだらなかったので、僕は無視をして 先に帰った。後ろで鳴り響く担任の怒号は 僕のBGMにすぎなかった。 自分の教室は2階にあったので階段を降りるとき、一段一段を噛み締めるように屁をこいた。 校門を出てバス停を見たとき、まだバスは着いていなかった。 歩きでも10分で着く距離なのでバスは使わず 徒歩で自分の家へと向かった。 歩道を歩くのも楽しくないので車道を歩きながら尿を垂れ流す。 後ろを見ればアスファルトに自分の尿がかかり そこだけ色が濃くなっている。 これで道に迷わないという安心感から 追い上げの尿が勢いよく噴射した。 僕の陰茎が張り裂ける程に。 僕が車道を歩くおかげで進めないでいる 大勢の運転手達の声はとても大きく、 中には僕自身に対する侮辱の内容もあった。 大勢の人の注目の的となった僕に嫉妬をしているのであろう、気にせず我がもの顔で歩いていった。 家に着き、玄関を開けると飼い犬が僕をお出迎えしてくれた。うるさかったので殺して 自分の部屋に行き、やり忘れた春休みの宿題に手をつけた。 自分が通っている高校は自称進なもんで課題の量はありえない程多かった。 怒りの気持ちを表すためにさっき殺した犬の血を インク代わりに、指に少量付着させながら 回答を記していった。 3時間程経った頃だろう、課題を終えた。 窓を開け外を見ると部活で下校をしている生徒が見えた。お疲れ様、という意味を込めて 2階から尿を降り注いだ。 下校中の生徒の頭をめがけエイムを定めると 我が尿の軌道に肖り、虹が架かっていた。 僕の尿で彼を幸せに導いているようで なんだか自己肯定感が上がり yeah!と声を出したかったが家で1人そんなことを叫んでいるのは哀れなので、叫ぶパワーを 小便に変換し、少しでも下校中の生徒に幸せを ふりかけようと思った。 かれこれ1時間ほど幸せをふりかける事をしていると疲れたので風呂に入ろうと思った。 階段を降り浴槽に自分の尿を入れる。 湯気が立ち、僕の陰茎もそれを見て立っていた。 だが疲れのせいか早く寝たくて結局浴槽には使わずシャワーを浴びるだけにした。 体を拭かず全裸で自室へ戻ろうとした頃 リビングで物音がした。おそらく母親が帰ってきているのだろう。 僕はおかえりという言葉を屁に変換し、リビングへ尻を向け4発放った。 自室の扉を開け、ベッドに着く前に疲れのせいか 気絶するように眠っていた。 起きた頃には5ヶ月が経っており、既に夏休みだった。 自分の記憶としては、つい先日まで春休みだったのでまたすぐ大きな休みがやって来たので嬉しかった。 机を見るとクラスメイトの誰かが自分の家へ届けてくれたであろう山積みの課題が置いてあった。 親がそれを受け取り、自分の部屋の机へ置いてくれたのだろう。感謝を込めて母親がいるであろう下の階のリビングへ向かった。 リビングへの扉を開ける寸前に気づいたのだが 椅子が軋む音が聞こえていた。 おそらくお父さんとお母さんが交尾をしているのだろう。感謝を伝えるのはまた後にし、 虫取りがしたくなったので一旦自室へ戻り 私服へ着替えてから外へ向かった。 太陽が僕の為にギラギラと微笑んでいる。 針刺さるように痛い高温は一瞬で僕に汗を噴き出させた。 と思ったら汗腺から尿を出しているだけだった。 近くにある雑木林へ向かっている途中、 犬の散歩をしているおばあさんに出会った。 首ひもが繋がれていて可哀想だったのでおばあさんを殺して犬を解放してあげた。 喜んでいるようで僕に対して吠え続けている。 犬の咆哮を背にまた雑木林へと向かっていたが 何の目的で雑木林へ向かっているのかは忘れていたのでただ無心で歩き続けた。 雑木林へ着いた頃、空はすっかり暗くなっていた。ギラギラに照っている太陽はシフトを出し 夜勤の月に交代していた。 木々とすれ違い、少し奥の方に見えた 木の幹にロープをくくりつけ、首吊り自殺をしている30代ほどの男性がいたので、そこの下で お昼ご飯を食べることにした。 お昼ご飯といってもリビングで作ることはできなかったので、自分の糞便をむさぼった。 食べ終わった頃、ふと小便をしたくなったのでコンビニのトイレを借りることにした。 ここから3km程歩いたところにあるコンビニへ 向かい歩いていた頃、月と目があった気がして 軽く会釈をした。 コンビニへ着き、自動ドアを通ると 眠たそうな顔で頑張っている店員さんが目に入った。 「トイレ借りますね」と言いトイレまでの道に沿って陳列する商品を少し万引きしたあと、 トイレの個室に入り用を済ませた。 飲み物を持って来てなかったので喉が渇いていた僕は、逆立ちの体制になり尿を絞りカス同然の量を口に入れた。 店員さんに感謝を伝え、コンビニを後にした僕は 何も買わないのにトイレだけを貸してもらう罪悪感が僕に纏わり付いた。 それを忘れた頃、家に着いていた。 とても長い旅路を終えた達成感から糞尿が 溢れ出る。 自称進な事もあり、勉強に追い込まれていた僕にとって旅というものはとてもメンタルが回復して 尿道から涙がほろりほろりと溢れ落ちた。 ふと空を眺めると小便が溜まった便器のような形をし、尿色をした月が僕を静かに見下ろしている。周りには飛び散った尿がキラキラと僕を見ている。僕は今にも落っこちてきそうな空に浮かぶ物体たちに投げキッスを空に放ち、風呂に入らず 歯磨きだけをして台所で眠りについた。 愛してる。

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夜光虫