エーデルワイス
今年で高校3年生になる僕には、9年前
祖母がいた。
祖母は僕にお菓子やおもちゃを沢山買ってくれた。
祖母は言葉の素晴らしさを教えてくれた。
祖母は自慰行為よりも性行為の方が素晴らしいと体現し、僕に味合わせてくれた。
そんな祖母の最後の言葉は
「あぁ〜ゔぅ……ゔぇ…」だった。
最後まで僕の手を弱い力で握り締めていた。
田舎にあるヤモリや蛾が湧いている病院の一室で息を引き取った祖母を思い、空を眺めながら
おうちへと帰った。
0
閲覧数: 49
文字数: 2204
カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2025/4/14 2:40
最終編集日時: 2025/5/5 15:58
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
白痴