架空世界
「100億年ボタン」を押すと、何もない空間で100億年を過ごし、記憶が消える。
その結果、100億年が過ぎたという感覚は一切残らない。
ただお金がもらえるだけだ。
もし、この100億年ボタンのような状況が、今の自分の生きている現実とするなら、
今の自分の意識や感覚があるのが不思議だと感じる。
だって、記憶がなくなるとしたら、時間が経った感覚は消えてしまうはずだから。
もしこの世界が仮に100億年ボタンのようなもので、
死後に記憶が消えるなら、今感じている「生きている感覚」自体が
実は何もない空間で過ごしているようなものではないか?
その感覚が存在すること自体が矛盾しているのではないか?
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カテゴリー: お題
投稿日時: 2025/4/28 10:37
最終編集日時: 2025/5/5 16:11
白痴