露くん

70 件の小説
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露くん

OLになっちゃったガキです。趣味程度の投稿頑張ります。

疲労主の奇妙な一言

第三幕 整った感じで 今日は仕事が休みだった。 私は久しぶりに美容室へ行くことにした。 店内に入り、席へ案内される。 「今日はどんな髪型にしますか?」 美容師さんが尋ねてきた。 私は少し考えた。 そして、答えた。 「整った感じで。」 「…。」 美容師さんが少し止まった。 「えっと…長さとか、髪型のイメージはありますか?」 私は考えた。 そして、真剣な顔で答えた。 「整ってる感じで。」 「…。」 美容師さんは少し困ったように笑った。 「お任せ、ということで大丈夫ですか?」 「はい。」 私は満足した。 これで注文は完璧だ。 あとは、美容師さんに任せればいい。 しばらくして、カットが終わった。 美容師さんが鏡を見せてくれる。 「いかがですか?」 私は鏡を見る。 「…はい。」 「気に入っていただけました?」 「はい。」 私はうなずいた。 「整ってます。ナイスです。」 美容師さんは、少しだけ笑った。 ―私は、髪型の感想を言ったつもりだった。 第三幕 完

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疲労主の奇妙な一言

第二幕 ミディアムレア 第一幕の出来事から、数時間が経った。 私は相変わらず仕事をしていた。 さっきの客には少し変な顔をされたが、まあ、そんな日もある。 …私はそう思っていた。 「ありがとうございましたー。」 客を見送る。 時計を見る。 時刻は、もうすぐ閉店だった。 私は仕事終わりに、近くのコンビニへ寄ることにした。 店内に入る。 「いらっしゃいませー。」 店員の声を聞きながら、私は弁当を手に取った。 今日の夕食はこれでいい。 レジへ向かう。 「こちら、温めますか?」 「…。」 私は少し考えた。 そして、自然な笑顔で答えた。 「ミディアムレアで。」 「…。」 店員が止まった。 私も止まった。 店内に、妙な沈黙が流れる。 「…お客様?」 「はい?」 「こちら…お弁当ですけど。」 「えぇ。」 「…温めるかどうかを聞いているんですが…。」 私は弁当を見る。 確かに弁当だ。 肉ではない。 「…。」 私は少し考えた。 「…ミディアムレアで。」 「いや、だから…。」 店員は困った顔をしている。 私はなぜ困っているのか分からなかった。 ただ一つだけ分かった。 今日は、いつもより疲れている。 ―でも、明日も仕事だ。 私は弁当を受け取り、店を出た。 第二幕 完

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疲労主の奇妙な一言

第一幕 おはようございます 私は普通の販売員である。 今日も今日とて、メガネ売りをしている。 「こんにちはー。」 早速、客が来た。 なのに、誰がこんなことを言うと思っただろうか。 私自身も、後々気づくことになる。 「いらっしゃいませ、おはようございます。」 …今は夕方だ。 当然、客もポカンとしている。 「あ、あの…えっと…。」 私は、この客がなぜこんなにも困惑しているのか分からなかった。 「今は夕方ですよ、店員さん。」 「あ、おはようございます。」 「…。」 「…。」 客は気まずそうに視線を逸らした。 「このメガネ、かけてみても?」 「えぇ、どうぞご自由にお食べください。」 「…食べるんですか?」 「…おかけください。」 第一幕 完

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今日の私のおもしろ日記

今日のおもしろ日記「午前の部」 1.おろろ 今日は貴重な休日。10時までゆっくりと寝よう。そう思っていた。だがしかし、私の平穏はすぐに打ち砕かれる事となった。 「ねぇ、起きてくんない?洗濯できないんだけど?」 「あー…、おけ。」 私は布団の上で転がりながら服を脱いだ。 そして母へ寝巻きを渡す。 「ん。」 「そろそろ起きなね。休みとはいえ寝すぎると次の日辛いよ。」 「あーいあーい。」 (起きてたまるかっての。私は寝ると決めたのだっ!起きるわけにはいかないのだ!) そしてまた眠りへつく。 …1時間後。 私は目が覚めてしまった。 「くそっ!もう寝れないなんてっ!なんで私はもったいないことをしているんだ!」 部屋で1人騒いでいるとドアがガチャンっと開いた。 飼い猫のミーちゃんである。(メス猫) 「ミーちゃーん、いいタイミングで来たねー。遊ぼうかー。」 ミーちゃんは私の布団へ乗ってきた。 私は服を着ていなかったので服を取りに立った。 次の瞬間だった。 「うっぷ。」 「は、危険を察知っっっ!?」 ※汚いのでお見せできません。声のみでお楽しみください※ 「お前ぇぇぇ!何やってんだぁ!?」 「うぷ。」 「第二弾やめろぉぉぉっ!?」 (ビチャビチャ。) 「のぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっっっ!?」 ※ここからは正常です※ 私はミーちゃんのゲ◯処理をする。 「休日の朝から、なんてこと。布団も洗わないと …。」 「にゃー。」 「にゃーじゃないよぉもぉー。」 午前の部おわり。 午後の部 2.展示会の災難。 「絵本の展示会に行くわよー!」 「いえーい!行くぞー!」 「えぇ!?今から!?せっかくの休みなのに!」 「運転任せたわよー、免許せっかく取ったんだから。またには運転しなさい。」 乗り気ではないが行く事にした。 (強制参加) 絵本の展示会場へ着いた。私はもうヘトヘトだ。 「着いた着いたー。」 「運転お疲れー。」 「お前ら2人とも寝おって、渋滞しとったから疲れるどころじゃないわ全く。」 「まあまあ、着いたんだし行くよ。」 弟はすでに車を降りていた。 「あいつ絶対迷子になるじゃん。」 会場内へ入ると原画の展示品がいくつもあった。すごい量だ。 「すっげ。」 「すげー。」 「すごーい。」 なんて薄っぺらい反応なんだろうかこいつらは。バカが際立っている。 奥へ奥へと進むと、とある一つの絵が目に入った。川の中の絵だ。その絵には魚やカエル、様々な生き物が描かれていた。まるで生きているかのように。 「綺麗な川ならこんなふうに魚が見れるかもな。」 その時、弟が一言。 「あれ、ウ◯チみたい!」 よく見るとマキグソのようなものが見えた。私は吹きそうになったが耐えた。 「あれはヤドカリかなんかだろ。ウ◯チじゃねぇよ汚ねぇな。」 「なるほどー。」 母もやってきた。 「わー、ウ◯チだぁ。」 私は吹いた。 次の展示品へ移った。 次の展示品もまぁ、最悪であった。 (作品は最高です。) 「お尻がたくさん並んでる!」 「弟よ、興奮するな。」 「あれねぇちゃんのお尻。」 指したのはゾウの尻。 「ぶっ◯されてぇのかお前。」 最後に物販を見た。 「これ欲しい!」 「いいんじゃない?」 「これも!」 「いんじゃね?」 「これも!」 「おー。」 「会計よろ。」 「え。」 「合計三千円ですー。」 「…はい。」 弟と母は大満足。 私は疲れ、金をだいぶ使った。でも、やっぱり家族に金を使うのも悪くないなーと、思った。 また家族をどっか連れて行ってやろうと思う私なのでした。

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私と影は気が合わない!(異世界転生もの)

私は前世でこんな事を思った。 もし私は友達と話せたら、こんな孤独は思いはしなかっただろう、と。 私には友達がいなかった。そして周りに恨まれていた。恋愛における王道展開のせいで。 学校一のイケメン王子が、まさかの私を好きになり告白をするなんて、迷惑もいいところだ。 おかげで今日、私は死んだ。 学校の階段で私を恨んだ女子グループに背中を押されて、そのまま落下。頭の打ちどころ悪く死んでしまったらしい。 私は別に男を恨むつもりは無いが、もう絶対に告白に返事はしないと決めた。 さあ、私は転生できるでしょうかね。 楽しみです。 1.陰子の異世界転生生活! 私は転生に成功した。よくわからないが、ここは皆かっこいい魔法を使っている。 異世界転生の王道展開ですな。 私は今魔導学園の2年生だ。現世でいう高校2年生だ。この世界は生きづらい。魔法の使えない者は、ずっとFランクのまま。私は魔法の事は何にもわからない。前世の記憶があるせいで、この世界の言葉が覚えづらい。 いまだに理解のできない言葉がある。 「あー、今日もど底辺異世界生活の始まりだー。」 私は転生する時に、アニメのようにてっきり能力が貰えるのだと思っていた。神なんておらず、能力も貰えなかった。そんな状態で実力社会を生き抜けるはずがない。 「1限目、サボるか。図書館にでも行って漫画読むか。」 図書館には漫画がある。この世界の漫画は恋愛ものしかない。バトルものは一切ない。必要ないからだ。魔法同士のぶつかり合いなんて、この世界では特別な事ではないからだ。私はバトルものが好きだったから、ちょっと残念。 「うーん。おもんな。トラウマが蘇りそうだから読むのやめよ。」 私はもう、恋はしないのだ。 「おっし、次は錬金術の本でも見るかー。」 錬金術は得意だ。なんとなく唱えて、なんとなく錬成する。私の唯一の得意分野だ。 「今日は何しようかなー。そろそろ召喚物もやってみたいなー。なんかいいのねぇかなー!」 ふと目に入った本を手に取ってみた。 「自分と話す錬金術?あー、そういや私前世は孤独死したっけ?今度こそ友達をーって思ってたっけ。でもこの世界で友達は、無理っしょ。」 この世界はこの世の全員がライバルなのだ。話しかけようもんなら、喧嘩が始まる。 最初の頃は頑張ったのだが、 「は?友達?あんたが?無理無理。恥かくじゃん!」 「あー、ごめん。低ランクの人とは喋るなって、言われてるんだー。金輪際、話しかけないでくれる?」 なんて返答が返ってきた。流石に泣きそうだった。 「この世界でも、友達が欲しいって願った人が書いた本なんだろうな。この作者も絶対転生者じゃん。」 本当にできるなんて思ってもないが、面白そうなんでやってみようと思う。 まず釜にカエルの目玉とマンドラゴラの絞り汁を入れる。それを炒めて、黒龍の鱗を2枚入れる。黒龍の鱗は炒めると液体になるから、液体になって沸騰するまで煮込む。ポーションはこれで完成あとは呪いを唱えるだけ。 「…恥ずいなこれ、でも面白そうだからやってみよ。」 私を息を吸う。そして吐く。 「おぉ、神よっ!どうか私に分身をっ!あぁ、神よっ!どうか哀れな私に幸福をっ!」 …以上だ。 「はっずー。」 いくら1人とはいえ、恥ずかしい。だがしかし!効果はあったようだ。すでに魔法陣が隣へ出ている。 「さあ、もう1人の自分よ、出てこいっ!」 魔法陣の光が部屋を覆った。 「ま、眩しぃ。」 光は収まり目を開けてみると、普通の部屋のままだった。 「なーんだ、やっぱり失敗か。馬鹿馬鹿しい。」 「ほんとほんと、君は本当にバカだね。まーた変な錬金術なんてしちゃってさ、僕からしたらめっちゃ面白い。」 「は?何?喧嘩売ってる?あ、売ってるか。この世界では喋る事はイコール喧嘩だったね。」 「そうそう、まあ君は僕には敵わない。」 「てか、あんた誰?どっから出てきたの?」 「…遅くね?」 「いや、なんだろ。違和感がなかったというか。」 「僕はサエ、今は君の分身かな?」 「へぇー、つまり?」 「君の錬金術は成功したって事、だよ。」 「おー、理解理解。でさ、本題に戻るけどさ、絶対私の方が強いじゃん。本体なんだし。」 「いーや?僕の方が強いよ。だって君とは反対の存在なんだから。君、魔法使えないでしょ?」 「うぐ。」 「僕は使えるよ。禁忌魔法まで使えるようになった。“君が魔法が使えないおかげで“ね。」 「…本当に使えるの?」 「あぁ、使えるとも。だからさ、協力し合おうじゃないか。君は私の力を借りて最強の魔法使いになる。僕は錬金術もできてこの世を支配する。いい提案じゃない?どうするどうする?」 「普通に断るが?この世支配すんな。私は私の力で生き抜くの。」 私はサエを睨みつけながら言った。 「あんたがもしこの世支配しようとする悪魔なら、ここで殺す。私が処刑されたら嫌だし。殺すね。」 サエも構える。 「やれるもんなら、やってみなよ。下級魔導士以下の雑魚が。」 第1章完

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私の20回目の夏

今年、私は20歳を迎える。まだ20歳では無いが、今となっては立派な社会人だ。 私が社会人になるまでに、色々な事があった。 昔は死のうとさえ思った。だか、今はなぜか生きていたいと思う。 仕事はブラック企業を掴まされたが、休みの日だけが楽しい。 でもやっぱり仕事は楽しくはないし、きつい。 社会人になった今、縛られる事が少なくなったが、会社の昭和的なルールは私らしさを奪っている。私は自由でいたい。自分の感性で衝動的に行動できる仕事に就きたかった。 私は今までも、これからもきっと縛られる事を嫌って生きていくと思う。 自分のやりたい仕事に就いて、時々嫌な目にあって、休みの日には趣味を存分に謳歌して。 そんな理想を抱えながら、今日も私は今の仕事をする。するとどうだろうか、今の仕事を辞めてやるスタンスで仕事をすると、とても気が楽になった。この仕事を辞めた後を考えると楽しみで仕方がない。 私は小説家になるかもしれない。 私はVtuberになるかもしれない。 私はイラストレーターになるかもしれない。 私はゲームクリエイターになるかもしれない。 今読んでいるあなただって、私と同じように考えれば楽しくなってくるはずです。(※個人の見解です※) 私は今の仕事を絶対にやめる。若いうちに辞めて、自分のしたい事をする。 客にぺこぺこするような企業にはいたくない。 従業員、特に新入社員を捨て駒だと思ってる企業にはいられない。 ま、私の20回目の夏は最悪だったような、良かったような、曖昧な夏だったって事ですわ。 以上私の近況報告でしたー。 最後に、読んでいるあなたへ伝えよう。 こんなにくだらない話を最後まで読んでくれてありがとう。私はあなた方のおかげで今生きています。これからもどうぞ、末長くご愛読よろしくお願いいたします。

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なんで私はなにやってもダメなんだぁ〜!

※これは作者の体験談です、バカだなぁと思いながらどうぞお楽しみください。 前置き どうも露園です。今日は専門学校のお受験の日です。今回は面接だけします。面接だけ、面接だけ!面接だけなんですがっ!私、すっごく苦手なんですっ!誰か助けてぇ〜!っと思いつつ平常心を装っていざ出陣。 “行くぞぉっ!ぶっ◯してやるっ!” 待機室にて ちょっと待って、二人?私含めて二人⁉︎えっ少ない、あとなんか話しかけてづらいって!でも、やるしか、ないっ! 「あ、あのっ!」 「はい?どうなさいました?」 『ど、どうなさいましたっ⁉︎』 「えっと、スマホの電源って、オフにしてますか?それとも、機内モード、ですか?」 「あぁ、私は機内モードにしてます!電源オフにしちゃうと帰る時に親にLINEするんですけど、ワイファイが繋がりにくくなっちゃうので!」 「そ、そうですよね!ありがとうございます!」 いい人でよかった〜。 面接(バトル) 「受験番号2020さん、お入りください。」 慎重に行くぞ。 「失礼致します。」 ドアは、両手で。うん?両手、で。ま、まずい!届かない!どうしよう! 「…2020さん、届かないのであればこちらに背を向けても構わないのでドアをお閉めください。」 「…も、申し訳ございません…。」 “☆不合格確定☆” 面接終了 『…次の学校探そっと☆』 その後、合格通知が来たのは今年最大の謎となるのであった。

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貴方の苦しみ

視点:小夏 “不合格” “不合格” 「…はぁ、またか。私、才能ないのかも。」 私は高校三年生になってから、何回不合格と言われただろうか。 『とりあえず、あいつらには言わないとな。』 私はLINEを開く。 『前期落ちちゃったー』 最初に返信が来たのは露春だった。 『マジか⁉︎』 『また水曜日試験だよー』 『頑張れ!』 頑張れ、これ以上頑張ることなんてねぇよ。 私はこれまでデッサン、勉強、テスト、様々なことを頑張ってきたはずだった。なのにどうしてあんな奴が受かって私が受からないのか、理解、できない。 なんだか、部屋の片付けが捗るなぁ。 視点:露春 私はなんとか高校を卒業し、専門学生へなる前の有意義なひと時を過ごしていた。そんな穏やかな午前、一通の通知。送り主は小夏だった。内容は“落ちてしまった。”という内容だった。正直、私は彼女が落ちるなどありえないと思っていた。だが、彼女は落ちてしまった。驚きのあまり、私は彼女へかける言葉が見当たらず “やばい”“次頑張れ”だなんて軽々しく言ってしまった。彼女はそんなことを言われて、どれだけ孤独感を感じてしまったのだろうか。私のせいで彼女がまた落ちてしまったらどうしようなどと考えてしまった。 もし私が、彼女へ違う言葉をかけられていたならばきっと、彼女の気持ちは少し落ち着けられていたはずだ。 今からでも、遅くないだろうか。 遅くないなら言いたい。 貴方が頑張ってきたものは全ては見ていないかもしれない。だけど、頑張った跡はたくさん見てきた。だからこそ、私は貴方の絵がきっと貴方の進むべき道を切り開いてくれると信じている。 貴方の道は絵と共にある。 絵は貴方の最強の武器になる。 きっと次こそは上手くいく。         だから、 どうか気を落とさないで、いつまでも前を向いていて欲しい。 貴方の笑顔はみんなを笑顔にする。 そういう意味の、 “頑張れ”を貴方へ伝えます。         “頑張れ、”

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貴方の苦しみ

自♡

私の目の前には美しい女がいる。その女は一言も喋らずに、私を見ている。私が歩き出すと彼女はその場からいなくなった。あの女からは親近感が感じられた。 なぜだろう、他の事が手につかない。ひたすら女の事が気になって仕方がない。彼女は一体何者なのだろうか。 私は少し考えた。また昨日と同じ場所へ向かう。またあの女がいた。彼女は今日も綺麗だ。とても大事にされている人形かのように。私はその女の顔に傷をつけてやりたいと思った。 “ムカつくなぁ、殺したくなっちゃうなぁ。” 自然とそう思うようになった。 次の日、私は鏡の前へ立った。 “本当にもう、私ったら綺麗ったらありゃしないわ。” そして私はナイフをポケットから取り出して “目を抉った。” その抉った目玉は綺麗な緑色だった。 「あぁ、とても綺麗だわぁ。」 私は満足した。しかし、私の心はそうではなかったらしい。欲が湧き上がってくる。 私の心が体にナイフを突き刺した。だが、そこに見えたのは私の真っ赤に輝く血と綺麗な内臓だった。次第に痛みは消え私は私を解剖した。どんどん気が遠くなっていく。私はついに力が尽き、床に転がった。 そして“彼女は”こう言った。 「殺して、正解だったなぁ。綺麗がいっぱい、最高の気分だ。」 彼女はそう言うと動かなくなった。 −4日後、会社にて− 「またあいつ、来てないのか。」 上司がまた彼女の事を言っている。だが無理もない。彼女はこの4日間、無断欠勤をしている。最初のうちは皆サボりだと思っていた。彼女は仕事をサボる事が多かったが、こんなにも連続でサボるのは初めてである。 俺は帰りに帰路とは真反対の彼女のアパートに向かってみようと思う。 −ピンポーン。 「すみません。太史です。無断欠勤続いてるのが心配で来ました。大丈夫ですか?」 もちろん返事は返ってこない。 俺は扉をノックする。すると扉はギギっと音を立てて開いてしまった。 不用心だと思いつつ俺は中へ入ったが、彼女はどこにもいない。俺は最後の部屋へ入った。 なんという事だろう、彼女は血まみれで転がっていた。さらにグロいのは彼女の目玉はなぜか床に転がっているのだ。 とりあえず俺は救急車を呼んだ。 当然の如く、彼女は死亡していた。

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大人と子どものすれ違い

“学校は友達と遊ぶ為に来てるわけじゃない。” 保健室でカウンセリングを受けたとき、保健の先生から言われたのがこれだった。 確かにそうだ。学校は学問を学ぶ為に来ている。でも、そうじゃないんだ。私は確かに学問を学ぶ為に来ていた、でも周りに友人もいなければわからなかった問題を聞ける人もいなかった。だから私は嫌だったんだ。教室も保健室も来たくなかった。皆私の敵だから。誰もが私を否定する。 教室ではいじめられ、保健室ではお前が悪いと言われる。こんなの学校に着たくなるわけがない。だから学問を学びに来ても周りの環境が私を害する者達ばかりならば、私は学問を学ぶ気にすらならない。 だから勘違いしてほしくなかった。 私は学問を学ぶ為に学校に来ている。でも周りからの批判に耐えられなかった。決して友達遊びをしようと思ってきたわけではない。 という事を、勘違いしてほしくなかった。

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