大人と子どものすれ違い

“学校は友達と遊ぶ為に来てるわけじゃない。” 保健室でカウンセリングを受けたとき、保健の先生から言われたのがこれだった。 確かにそうだ。学校は学問を学ぶ為に来ている。でも、そうじゃないんだ。私は確かに学問を学ぶ為に来ていた、でも周りに友人もいなければわからなかった問題を聞ける人もいなかった。だから私は嫌だったんだ。教室も保健室も来たくなかった。皆私の敵だから。誰もが私を否定する。 教室ではいじめられ、保健室ではお前が悪いと言われる。こんなの学校に着たくなるわけがない。だから学問を学びに来ても周りの環境が私を害する者達ばかりならば、私は学問を学ぶ気にすらならない。 だから勘違いしてほしくなかった。 私は学問を学ぶ為に学校に来ている。でも周りからの批判に耐えられなかった。決して友達遊びをしようと思ってきたわけではない。 という事を、勘違いしてほしくなかった。
露くん
露くん
この春専門学生になったので趣味程度でやってます。