自♡

私の目の前には美しい女がいる。その女は一言も喋らずに、私を見ている。私が歩き出すと彼女はその場からいなくなった。あの女からは親近感が感じられた。 なぜだろう、他の事が手につかない。ひたすら女の事が気になって仕方がない。彼女は一体何者なのだろうか。 私は少し考えた。また昨日と同じ場所へ向かう。またあの女がいた。彼女は今日も綺麗だ。とても大事にされている人形かのように。私はその女の顔に傷をつけてやりたいと思った。 “ムカつくなぁ、殺したくなっちゃうなぁ。” 自然とそう思うようになった。
露くん
露くん
この春専門学生になったので趣味程度でやってます。