はなまる。
11 件の小説『浮気男』
私は最近、気づいたことがある。それは、知らない方が何かと得をするということ。もちろん知っていて役に立つことだってあるとは思う。 私が最近一番知りたくなかったものは、彼氏の浮気だ。私は今までアイツにたくさん尽くしてきた。でもアイツはその有り難みもわからずに私を裏切った。信じてたのに。 もし浮気相手に振られて私に泣きついて来たとしても絶対に復縁なんてしてやるもんか。今よりもいい女になって見返してやる。昔の私だったらそんなこと考えただろうなぁ。でも実際はそんな理想とはかけ離れてて、今は大好きだったアイツに浮気されたことがショックで今も立ち直れてない。 何が一番嫌なのかっていうと、浮気されたのにまだ私はアイツのことを好きでいるってこと。そんないい男でもなかったくせに。今後、私みたいないい女があんたみたいなやつと付き合ってくれることなんかないんだから。私のこともっと大事にしとけばよかったって思って後悔するんだから。 どうせなら私にバレないように浮気してほしかった。あーそういえばアイツ不器用だったもんなぁ、それなのに浮気する度胸は持ってたとかずるいよ、。いっそ私も浮気しとけばよかった。そしたらアイツの悔しがる顔、少しは見れたかな。 せっかく一緒に夏の予定立てたのに。お祭りだって、旅行だって行くって話してたのに。先に他の女と行ってんじゃねぇよ、私、すごく楽しみにしてたのに。 ずっとあんただけを見てた。ずっとあんたしか見えてなかった。だって私にはあんたしかいなかったんだから。あんたも私しかいないって言ってたじゃん、あれは嘘だったの?私はずっと本気だったよ。ずっと本気で言ってた。あんたが私に言ってくれた嬉しかった言葉も全部メモして覚えてる。それも全部嘘だったんだね。 結局、私はあんたの何者でもなかったんだね。ずっと一緒にいてくれるって言ったくせに。そんな約束、守れないんだったらすんなよ!ああ全部この気持ちをそのまま言いたい。何であの時言わなかったんだ私の馬鹿!もっと言いたいことあったのに何で会いたいって言わなかったんだ!後悔するかもしれないのに、。 私はずっと好きだったよ。仕事の合間を縫ってだってあんたが会いたいってそう一言言ってくれたら会いに行ったよ。私はあんたのためだったら何だってするつもりで今まであんたの付き合ってたのに。 あぁ、ほんとに私、大好きだったんだな。別れて一週間経っても好きで忘れられなくて今も声が聞きたくて、会いたくてしょうがない。きっとこの気持ちを振り切るには相当時間がかかると思う。 きっとあんたと付き合う人はすごく辛い思いをすると思う。そんなあんたを受け止めてあげれるのは私しかいないでしょ、だから早く戻ってきてよ、まだ私の家の合鍵持ってるくせに。職場だって知ってるくせに。いつになったら戻ってくんのよ、。 早く戻ってきてよ、私はここで待ってるから、
『幸せな過去』
頑張れば何でもできるって思ってた。 私は小さい頃、優しい両親のもとで育った。お母さんもお父さんも私のことをたくさん愛してくれて、私はすごく恵まれていた。 私は小学校高学年から塾に通い始めた。中学受験をするためだ。お母さんもお父さんもそのことには賛成してくれているし、私も頑張らなきゃなと思えた。 私は塾の他にも色々と習い事をさせてもらっていた。ピアノ、水泳、そろばん、ダンス。基本的に何でもそつなくこなせていたから、学校ではみんなの人気者だった。 成績もよかったし、受験は受かるに違いないとまで言われていた。 でも違った。私が行きたかった学校に私は落ちてしまったのだ。それから私の自尊心はだんだん落ちてしまった。 行きたかったはずの学校に登校している私の同級生を見ると本当に悔しかった。まさか私が落ちて他の子が受かるなんて思ってもみなかった。 それから私は学校へ行けなくなった。あれだけみんなから期待されて私もそれに応えようと一所懸命頑張った。私は受験に落ちたことよりも、自分にできないことがあることが、何より嫌だった。 私は私なら何でもできると思って生きてきた。みんなからもそう言われてきた。たくさん努力して頑張った。でも自分は受験に落ちてしまった。みんなの期待を裏切ってしまった。みんなに合わせる顔がない。 私は部屋に閉じこもった。お母さんとお父さんは私を心配して話しかけてくれた。でも苦しくて苦しくて私はそれどころじゃなかった。 それからしばらくして私はやっと部屋から出れるようになった。お母さんもお父さんも私には何も言わずにただ普通に接してくれた。そんな優しい両親の期待を裏切ってしまったことへの罪悪感で私は吐いてしまった。でも両親にバレるわけにはいかなかった。バレてしまったらきっと今よりも心配してしまうだろう。だから私は何も言わなかった。 そのうち短い間だけだったけど学校にも行けるようになった。クラスのみんなからは距離を置かれてしまった。最近は全く勉強もしていなかったせいか、わからないところが多かった。でも小学校の頃、中学生の勉強も少ししていたからなんとなくわかった。テストも受けにいった。赤点も少しあって、それでも平均点以上を取れているものもあったのでみんなから更に煙たがられてしまった。それが嫌で、また学校に行けなくなってしまった。 家に帰るとお母さんが出迎えてくれる。お父さんは仕事から帰ってくると私とゲームをしてくれる。本当に私は幸せな家庭で育ったと思う。でも、だからこそ、私がこんな風になってしまったことが申し訳なくて、また吐いてしまう。苦しくて辛い。そんな気持ちを抱えながら今日も生きる。そんな人生に何の価値があるというのだろうか。いつの日か、そう考えるようになった。毎日毎日同じことの繰り返しで、両親の顔を見る度に罪悪感で押し潰されそうになって、息もうまくできなくなって、いっそ、死んでしまえたらいいのに。なんて、そんなことも考えた。 私って、なんでこうなっちゃったんだろう。昔の私の予想通りなら今頃自分の人生を存分に楽しんでいる頃なのに。でも今の私は楽しいどころか、ものすごく辛い生活で、もう自分の将来のことなんて考えたくもない。そう思ってしまっている。 あの時、受験に受かっていたなら、どれだけ幸せだったんだろう。昔の私には、想像もできないことだろうな。だってあの時はすごく幸せだったんだから。 学校では陰で色々悪口を言われて、先生すらも私と話すときは嫌な顔をする。家ではお母さんもお父さんも何も言わないでいてくれてるけど、きっと私なんていなきゃよかったって思ってるんだろうな。二人とも優しいけど、その優しさが今は辛い。
『大嫌いだ。』
どうせ裏切るくせに。都合のいいことばかり言う人間が嫌い。 だってどうせその場しのぎの言葉で、その言葉に思いなんてないのに堂々と言える人間が嫌い。 愛されたい。私は常にそう思ってる。溺れる愛が欲しくて、誰かに愛されたくて、誰かに必要とされたくて、ずっとずっと、私を心から愛してくれる人を探してる。 でも、こんな何の取り柄もない私を愛してくれる人なんていない。私の代わりなんていくらでもいるから、わざわざ私を選ぶ人もいない。 いつからか人を信じられなくなって、自分が嫌いになった。人が言う好きもどうせ本当じゃないし、それに同調してる自分も嫌になる。でも同調しなきゃ嫌われる。まあ相手に合わせたところですぐに嫌われるけど。 嫌われたくないという気持ちが勝って、私は私でいられなくなる。 自分って何なんだろうって考えたり、自分が生まれた意味を考えたり、そんな答えも出ない問題をずっと考えて苦しんでる。 都合のいいように利用されるのが嫌で、どうせみんな離れていくし、そう思い始めてからは自分から距離を置いた。 自分じゃ誰かに優しくしてあげることもできないし、誰かを助けてあげることもできない。だから私は誰からも助けてもらえないし、誰からも見てもらえない。私に価値がないから。 でもそれでもやりたいことはあって、死にたいけど幸せなら生きたかったし、でもこのまま辛いことが続くくらいなら死んだほうがいいって思う。 それでも私は今でも自分を救ってくれる人を待ってる。でもきっと私はヒロインじゃないから誰も助けには来てくれない。私はただのモブだから。 きっと私より辛い人がこの世にはたくさんいて、それでも私は辛くて、これ以上頑張るなんて無理で、幸せな人が羨ましい。 でも努力もしてない自分が嫌で、変わりたいって思うけど、それもできなくて、私って本当に出来損ないなんだなって。 私が何をしても受け入れてくれる人がいたらいいのに。 あぁ、私も私が嫌いな人間の一人なんだなって思った。だって今日も自分に都合のいい人を探してる。都合のいい夢を見てるだけなんだ。そっか。こういう人間が嫌いだって思ってたけど違ったんだ。自分が一番嫌いな人間だから、それを認めたくなくて自分はそういう人間が嫌いっていうことにしたんだ。はは、どこまで都合のいい人間なんだろう。これじゃあ私は誰にも愛してもらえないのも納得か。 あー、消えたい。
『結末』
僕は今日も罪悪感に苛まれながら眠りにつく。自己嫌悪が止まらない日々。昔のこと、今のこと、未来のこと。考えると動悸がして、とても苦しくなる。 朝起きるとカラスと小鳥の鳴き声、そして蝉の鳴き声。僕の泣き声は誰にも訊いてもらえないのにいいなぁ。 朝はお腹が空かないからご飯は食べない。今日も何もすることがない。毎日暇で暇で仕方がない。でも、何もする時間が長いと色々と考えてしまう。例えば自分のこと、世界のこと、生活のこと、嫌なこと。楽しかったことなんてほとんど思い出せないし、楽しかったことよりも、楽しくなかったことの方が鮮明に覚えてる。こんな自分が本当に嫌。 毎日何をしようか考えて、結局何もすることがなくて考えてしまう。僕はきっと過去の自分に呪われてるんだ。そういうことも時々考えたりする。 僕の趣味は音楽を聴くこと。一年前ぐらい前に適当に再生した曲にハマり、それから色んな曲を聴くようになった。 でも僕が聴く曲は大体明るい曲ではなくて、どちらかといえば暗い曲が多い。自分に当てはめて聴いたりするのが癖で、たまに曲を聴いていると苦しくて泣きそうになることがある。 昨日夢を見た。それは僕がバンドマンになった話だった。 メンバーとライブをして、バンドマンの僕は楽しそうだった。それに比べて現実の僕はクマも酷くて、髪の毛もボサボサで、家からも出れていない。現実の僕にバンドマンなんて似合わない。でも、夢の中の僕は幸せそうだったな。もし、何か違っていれば、僕もそこにいたのかもしれない。 そんなことを考えているうちに夕方になっていた。時間が過ぎるのは早いもので、気づけば一日、一ヶ月、半年、一年と。僕を置いて時間はどんどん進んでいく。 僕も夢の中の僕みたいに生きられたらいいのにな。きっと夢の中の僕が生きてる時間は現実の僕が生きてる時間よりももっと進むのが早くて、現実の僕より先に死んでしまう。 早く死にたいと思ってるくせに時間が過ぎてしまうのが怖くて時間が止まってほしいと思うなんて矛盾しすぎだな。 きっと自分の寿命がきて、やっと自分の願いが叶うってなったらきっと死ぬのが怖くなる。そういう人間なんだ、僕は。 誰にも愛されなかった僕は誰かを愛することもできないし、愛というものが何なのかもわからない。挙げ句の果て誰にも愛してもらえなかった僕は自分を愛することもできないんだ。生涯、僕が愛を知ることはないだろう。でもまあいっか。今更愛が何なのかわかってももう遅いよ。 もう夜だ。僕は誰にも知られずに誰からも悲しまれずに一人孤独に死んでいく。いつ何があるかもわからないこの世界で、存在するのかしないのかもわからない恐怖に怯えながら生きていく。 僕は明日、この家を出ようかと思う。もう準備はできているし、少し寂しいけど、もう決めたんだ。
自分と違うあなた
私と違って貴方は特別で素敵なんだね。 みんなから愛されて期待されて賢くてあざとくて、そういうところが愛される秘訣なんだろうなって思った。 自分にない才能を持っている人を妬んで嫌うぐらいならもっと上を目指して努力した方がいいのにね。そんなこともわからないから私はまだ貴方に追いつけないんだな。わかってる。いや分かってた。でも、わかっててもできないことが多すぎて全部できたらそれはもう人間じゃないね。完璧な人間が存在したならそれは私以外の誰かだね。 神様は贔屓ばかりするような存在だもの。そんなものいないほうがずっと楽に決まってるよ。こんなこと思ってるようじゃ神様に殺されちゃうね。でも元々殺されてるようなものだもん。今更どうってことないか。 自分でも何を考えているのか自分が自分なのかわからなくなる時って休んだ方がいいのかもね。 もし寝て気づいたら死んでたらどうする?それが現実か夢かもわからないそんなんじゃ本当の意味で幸せは手に入れられないよだって知ってたよそれくらい。そんなこと昔から知ってた。 ガラクタなロボットで社会から消されていく私。みんなはどんどん新しいものをほしがって私の存在なんてすぐ忘れちゃう。 人間は存在を忘れられた時が本当の死なんだって。じゃあ肉体の死と精神の死ってどっちの方が苦しいと思う?そんなのわかったら私は今ここにいないね。 貴方のことを考えて胸が痛くなるのは恋かな?それとも嫉妬かな? 言葉で言い表せない感情ってどう表現するべきなんだろうね。もしかしたらこれも神様の悪戯かな?そうだとしたら神様って私のこと大嫌いかもね。でもいいよ、私はそんな神様の存在も認めてあげる。あー私ってなんて優しいんだろって優しい人になりきる偽善者かもね。 四畳の部屋にキングベット置いて部屋から出られない口実を作るよ。 ベランダに出て月を見ながら願いを言うよ。星がなくたって月が輝いていればそれでいいね。 貴方がここにいれば貴方に告白をしながら歌をうたうよ。貴方のためならラブソングだって作るよ。 さいごには馬鹿だって本音を吐けるくらいには仲良くなれたらお互いウィンウィンになれるのかな。 何も知らないままだと何も楽しくないけど、苦しくもないもんね。それが一番幸せだって勘違いしても無理はないね。 浅いも深いも自分が満足ならそれがいちばんだね。 私がいなくても生きていける人に私の苦しみは何もわかんないと思ったよ。 どれだけ遠くに住んでても私のことがどれだけ嫌いでも毎日会いに来てね。それは私がさみしいからっていう身勝手なおもいかもしれないけど、私もそうするからいいでしょ。私はきらいでもすきでもきっと毎日かんがえるよ。でも貴方は違うかもしれないね。それでも私はそばにいるよ。わたしのこの重いも受け止めて。 毎日考えてたら一生忘れなくて済むね。もうそれはスキに近い何かを感じるよ。この気持ちがただの好きならかっこいいのにね。 だれもきいてくれないこの本の内容はドロドロで泥まみれで一生懸命気持ちを伝えようとしてていいね。貴方も私をすきになっちゃうね。 もし好きになってもこの気持ちはくらい空に流してそれが 君の目にうつって同じ気持ちになってくれたらいいなって、そんなストーリーがいいかな。
逃げるが勝ち
逃げることはダメなことってなんでそんなこと言うんだろ。 自分の気持ちに蓋をして見て見ぬふりをしたら可哀想じゃない。自分が辛くなるぐらいなら楽な方を選んだ方がマシ。そんなもの誰だってわかってる。みんな真面目で人間だね。私は自分の気持ちを大事にするよ。一生自分と生きていくんだから。自分の気持ちを無視してたら私はこのまま平凡に死んでいくよ。そんなの嫌だもん。 でも生きたくない。死にたくはないけど生きるのもきついし、だるいからサボりたい。音楽を鼓膜が破れるくらい最大音量流して、ギター弾いて叫んで走って寝て起きたらそれは全部夢でしたっていう現実がほしい。 起きたらおはようって言える相手が誰かいてほしい。 泣いていたら何も言わずに泣き止むまでそばにいてくれる人がほしい。 寝たいって思った時に寝れて、生きたいって思った時に生きていられるそんな夢みたいね。 全部小説にして世界に発信しよう。こんなしょうもないゴミな小説を好きだと言ってもらえるまで。
ぶっ飛ばしてこうぜ
どうせみんな狂っちゃってんだからさ、 私が死んだって何したって自分のことしか見てないんだからさ。 だったら私は人だって殺せちゃうと思うんだ。そうだ、私の好きなようにやればいいんだ。 苦しみよりも悲しみよりも幸せで満たされてる方がいいじゃん。自分が楽しかったらそれでいいんだよ。そんなもんじゃん?人間ってさ。 私みたいなやつが一人死んだだけで世界は何も変わらないし、死んだ理由がどんなであっても世界はそれを正そうとはしない。 そーゆーもんなんでしょ、この世界って。 私がどれだけ言っても気にも留めないような奴らはこの間違った世界に染まってる。 誰も救ってくれないこの世の中で、どうやって生きろというんだ。 私は旅に出る。どっか空気がよくて住みやすい街に行って地面で寝よう。解放感があっていいじゃないか。 バスも電車も、乗り物はお金がかかる。お金は少ないし、歩いて行くのも疲れるし、生きていくのにもお金がかかりすぎる。だったら死んだ方が幸せになれるだろ。そんなもんとっくにわかってんだよ。好きなもん食って好きなことして好きなことで金稼いで綺麗なところに住んで、当たり前のように親の愛を貰って生きて死ぬ。 私もこんな世界に生まれたんだ。 早くしなねぇかな。って思ってるやつほどしなねぇんだよ。私も早くこの世とオサラバだ。 こんなこと考えて生きて、意味もなく人を好きだと言ったり勝手に依存して苦しんで勝手に生まれて死ぬ。なんて平凡なんだろうな。死にたいって思ってた昔、生きたと思う今、叶ってほしいのは今の気持ちの方だ。何でだと思う?人間今が幸せならそのあとに不幸が来るとかそんなもん知ったこっちゃねぇからだよ。 私は昔、長生きしたいって思ってた。他の人と同じだと思ってた。少しも違和感なんてなかったんだ。でも年齢を重ねるにつれ自分が他とは明らかに違うことに気づいた。その日から私は普通の生活がおくれないくなっていた。みんなが当たり前にできていることができなくなって、起こりもしないことを想像して怖くなって、自分じゃどうしようもなかった。 誰かに頼りたかった。でも頼れなかった。誰も親身になってくれないから話す意味を考えた。そしたら何も変わらないことに気づいた。だからみんな誰にもその気持ちを知られずそのまま独りで死んでいく。そういう人生を私も経験するのかと思うとゾッとする。そんなことになるくらいなら今すぐ死んだほうがマシだよねって。 みんな馬鹿じゃない。馬鹿じゃないからやりにくい。生きにくい。 でもそれは馬鹿じゃないふりをしているだけ。本当はみんな馬鹿。みんないい人になりきってるだけ。演技が上手いだけのただの金魚。誰かと違うことはいいこと?そんな綺麗事言いまくってるやつに辛い人の気持ちはわかんねぇんだよ。誰かと違うことは確かに武器にもなる。でも、その方向性が悪ければ嫌われんだよ。全部が全部違うことはいいことだって言うのはちげぇだろ。 もうみんな死んでんだよ。自分を殺す相手は周りの人や環境、世界だけじゃない。自分を自分で殺してどうする。自分だけは自分を救ってやらなきゃ死んじゃうだろ。綺麗事も綺麗だったら少しでいいから誰かを、人を救えるとでも思ってる馬鹿なんだ、私も。 そんな私も嫌われ者のゴミさ。
全て誰かのせいにしたいよ
過去の失敗も自分が今うまくいってないことも 全部全部だれかのせいにしたくて、 でもだれかのせいにしたら自分が非難されて それでも自分は悪くないって思いたくて、 でも本当は自分が全部悪ってわかってて、 それを周りが認めても 自分だけは自分をまもってあげたくて みんなみんな全部私のせいにして 私はどうすれば幸せになれるかな。 自分なんて死んじゃえ。
あと少しだけ
少しだけ、少しだけこのままでいたい。 幸せを感じた時 そう思う。 でもどれだけそれを望んでも時間は過ぎていって 願いが叶うことなんてない。 でももしこの時間が、この夢が醒めないでくれたら 私はどれほど幸せだろうか。 そんな馬鹿なことを考えながら 今日も誰もいない部屋でご飯を食べて、 今日もいつもと変わらず眠る。 寝ている時、 自分はもしかしたらこのまま夢の中にいて 一生目醒めないんじゃないかって思う。 でも気づいたら朝で、 スマホのアラームの音で目が覚めて 今日も地獄のような一日が始まると思うと ゾっとする。 外では鳥の鳴き声がして、 真っ青な空に雲がかかって 部屋を見渡すとゴミや物で散らかっていて 片付ける時間も気力もなくて 適当にその辺のゴミを袋につめて、 今日もいつも通り支度をして 私は玄関のドアを開ける。 玄関のドアを開けるといつも、 動悸がして いつか倒れてしまいそう。
貴方だけは私を裏切らないって思ってた。
ずっと一緒だった。 ずっと側にいてくれた。 絶対裏切らないって思ってた。 すきだった。 だいすきだった。 だいすきだったの。 大好きだったのに 貴方は私を裏切った。 でもまだ嘘なんじゃないかって そう思いたい。 でも本当 なんだよね。 貴方は私を置いて いったんだもん。 絶対に一人にしないって ずっと私の側にいてくれるって そう言ってたのに 他の奴なんかのところにいっちゃうから こうなっちゃったんだよ。 全部貴方が悪いんだからね。 でも私はそんな貴方も 愛してあげる。