病葉

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病葉

SF、ファンタジー、ミステリー、コメディが好きで、本、映画、ドラマ、どれをとっても鑑賞範囲が狭くて 自分好みな話を好き勝手に書いてます でも、読んでくれたらとても嬉しい 水瓶座 宜しくお願い致します

また会えるかも

 どんな死に方がいいか、とそんな話になって 「朝起きたら死んでた、と云うのがいいな」  と彼が答えるから 「馬鹿ね、死んだら朝起きられないでしょう」  と笑ったものだったが ……  ある朝、彼が夢枕に立って、部屋に来て欲しい、と言った  半信半疑で部屋を訪ねると、彼が横たわっているベッドの枕元に彼が座っていた  横になってる彼と座っている彼を見比べながら、あたしが茫然としていると 「前に笑われたけど、朝、起きたら死んでたんだ」 「えっ、ええ?」 「望み通りの死に方だったが ……」 「ちょっと早すぎない?」 「同感だけど、仕方ないかな」 「これからどうなるの?」  彼と別れるのは悲しいけれど、映画のゴーストみたいに居座られるのも迷惑だ 「うん、あの世に旅立つよ」 「もう会えないのね、寂しくなるわ」 「いや、また会えるかも…… だな」 「そうね、天国で」  そう言うと、彼はニッと笑って、流れる霧のように消えていった  何年か後、あたしは結婚をして、子供も出来た  子供の顔が彼に似ていた  その子がニッと笑うたび、落っことしそうになって、困ってる  あとがきです  サムネはミュンターの自画像  あまり似てないのはいつもの通りです  

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また会えるかも

炊飯奮闘記

 昔に貰った五合炊きの炊飯器で、自分用に一合のご飯を炊いていたら 「それでは美味しいご飯が炊けない」  と知り合いに言われたので、半合から一合半炊きの炊飯器を五千円程も出して買ったのである  しかし、巧く炊けなかった 「五合炊きで一合炊いてた方が美味かった、五千円では無理か、三合炊きを二万ほど出して買ってみるか」  そう、友人にぼやいたら、 「ガスはあるか」と聞かれた 「うむ、だが、なぜだ? 有って当然だろう」 「オール電化もあるからね」 「なるへそ、確かに」 「ならば、ハリオの炊飯釜を買うべし」 「なんだ、それは?」 「お釜だよ、昔ながらのを現代風に簡単にしてる  ガスに火を点ける、炊き上がるとピーッと笛が鳴って知らせてくれるから、火を止める  十分ほど待てば美味しいご飯が食べられると云う訳だ  電気炊飯器とは段違いらしい  値段は六千円弱である」 「らしいって、オタクは違うん?」 「うちは普通の電気炊飯器、弟がそれで一合炊いてるんだってさ  美味しいんだとさ」  成程と……  早速買い求めました  そして炊いてみる  コンロの上に乗せ、中火で点けて、笛を待つ……  じっと待つ……  三十分待っても鳴らない  調べると10分から15分で炊けるとある  笛が鳴らない理由として、火が弱過ぎるとか、笛が付いてないとか……    待て、笛が付いてなかったら鳴らないって、そりゃなんだ  と調べてみたら、確かに笛らしき穴がない  なんなんだ?  まあいいか、蓋がガラスで中が見えるようになっているから、沸いてきたら、暫し待って火を止めろとあるから、見張っておれば良いだけだろう    それでやってみました  確かに、まあ見張ってなきゃいけないのは面倒だが、電気で炊いたより美味しく炊けるようである  それに電気で一時間弱炊くより、ガスで十数分炊く方が経済的だろう、多分  そう云う訳でガスを止めるタイミングを模索しつつ炊飯釜で日々ご飯を炊いてる私である  確かに美味しい気がするから、暇な方や美味しいご飯を食べてみたい方はお試し下さいませ  あとがきです  サムネは 梶田半古の適当な模写であります  

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炊飯奮闘記

散る桜の下、墓の上で

 桜の花びらが舞い落ちて墓場に降り注ぐ  俺は墓の上に座って、失敗に終わった人生を振り返っていた  次は今のままの自分が良いか、別の自分が良いか、と閻魔さまに聞かれたけど  同じ自分に生まれ変っても、又失敗するだけだろうな、と思うけど  別の自分だから巧く行く保証もないわけで  今の自分が嫌なわけでもないしなあ  同じ自分を生まれ変わる毎に繰り返しておれば段々と自分である事が上達したりするんだろうか?  前世はどうだったのだろう?  自分だったのだろうか?  別人だったのだろうか?  わからない  記憶がない  どうしよう  墓の上に座って、失敗に終わった人生を悔やみつつ、来世に悩む俺だった  桜の花びらが俺を通り抜けて俺の墓の上に降り積もっていった  あとがきです  サムネは前回と同じで、日本画のニ  前が酷かったので描き直し  その三も描くべきかもですが、飽きるかもです  

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散る桜の下、墓の上で

再度の挑戦

 まえがきです  絵は日本画の巨匠のものなんですが、模写と云うには余りにも似てないので、その内に又巧く描けた時に言います🤭  昭和の日であります  昭和天皇の誕生日  逝く春や 昭和は遠く なりにけり       * 元歌ありです  そう思っていたら、出光のタンカーがホルムズ海峡を通過したとか  昭和の日に出光タンカーって処が、昭和二八年の「日章丸事件」と関連してて興味深い感じです  昭和はまだ遠くなかったのかな?  学生の頃から、光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」という小説がお気に入りでありました  萩尾望都の漫画にもなってます  滅びゆく世界の中で、世界を救おうと虚しく戦い続ける阿修羅王とシッタータとオリオナエ、弥勒の救いもイエスの天国もすべて嘘っぱちであり、阿修羅の如くに悪神とされてるものの方が救いへの戦士であったが、皆滅ぼされてしまった……  仏教的世界観のSFといった感じかなあ  そんな話で、ちょっと理解不能なところもありますが、私的にはすごく影響を受けてます    < 再度の挑戦 >  世界の終わりを一度だけ見た  もう一度見たいとは思わなかった  そう言ったら  そんなん二度も見るもんじゃない  と言われた  なるほど  確かにそうだから  次は頑張る  と答えておいた  あとがきです  本文はおまけ程度に考えて下さいませな🙀

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再度の挑戦

花屋の店先で

 まえがきです  サムネは歌川国芳の浮世絵を見ながら描きました  模写と云うには似て無いし、参考にしましたは偉そうな感じがする  ちっとも上手くならなくて、その進歩がないあたりがわれながら奥床しい    < 花屋の店先で > 「花って癒されるわね」  老女が呟いた 「わしなんか、孫に嫌々されてる」  老人が答えた 「倍なのね」 「うん」 「可愛いの?」 「うん」 「愛してるの?」 「うん」  老人は微笑んだ 「愛されてるの?」 「うーん」  老人は唸った

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花屋の店先で

旅立ち

 前書きです  サムネは瀧夜叉姫の第二弾  しかし、妖女の雰囲気が出てないなあ  と、詠嘆  もっとも、陰陽師の瀧夜叉姫もイマイチ妖女っぽい感じじゃなかったですよね  題の割には、瀧夜叉姫より平将門の方がメインだったし  読んでて思ったんだけど、将門の首が話したり叫んだりしますよね  あれって非科学的な気がする  だって、声って肺で空気吸って、吐き出して、声帯を震わせて出すんですけど、首だけじゃ肺がないから、吸えないから、吐き出せない  声って、空気の振動だから、口から空気出さないといけない  でも肺が無いから、空気を震わせられない、空気が出てこない  うーむ🤔  どういう理論で、叫んどるんじゃ  と、二日ほどの間、寝る前に考えたが、理屈が、いや、科学的説明が浮かばなかった    オカルトに理屈を捏ねるな、の意見もありますが、オカルトも科学的に説明可能であろう、と考える私です  無論無論、科学なんて殆どが迷信の類いさ、とも思ってますがね  とは云うものの、骸骨はどうやって喋っとるんだ、そう聞かれても困るところではある  まあ、なんでも良いか  兎に角 ……  兎🐇にツノって何やらん?     *兎角(ウサギのツノ)」と「亀毛(カメの毛)」は、この世に存在しないもののたとえです。     *他の事柄はさておき、何はともあれ、いずれにせよ、という意味です。  だそうですが、やはり意味不明なこと ……  まあ良いか  兎に角、陰陽師シリーズ、刊行順の新しいものから古いものへとせっせと読んでます  「付喪神ノ巻」迄きました  もうちょっとかな  頑張って、最古まで行かねば  しかし、話を憶えてるのって、十にひとつだけくらいかなあ  もうちっと少ないかもです  <  旅立ち  >  彼に出来ることはもうなかった  自分に出来ることは何もない、だから ……  この街を出て行こう  そう言って、彼は夜明けに旅立った  死屍累々の街を後に ……  次の町を目指して ……  あとがきです  彼は死神で街の住民を殺し尽くしたのか?  彼は勇者で街を守ろうとして死神と戦って失敗したのか?  どっちなんだろうね?  てな話を書こうとして、百点中五点の出来でありました  何処がいけないのだろう?  能力の欠如だわ  車の中で昭和の歌を聴きながら走っております  歌詞カードがないのと運転しながらなのとでうろ覚えになる  この前鼻歌で  真っ赤なバラと白いパンティ🎶  て歌ってたら、違うと言われた    真っ赤なバラと白いパンジー🎶  が正しいそうな  大して変わらんじゃないか  と言い返したら、意味が全然違うだろ、と言われた  細かい事に五月蝿い奴ではあった    予告編です  宇宙の創成と終焉について ……  黒く透き通った球体が仏のたなごころ(掌)の上に浮いている  中に微かな灯りが見える 「それはなんです?」  菩薩が尋ねた 「宇宙である」  と仏が答えた 「えらく小さな宇宙ですね」 「いや、君の住む宇宙だ  中に居れば広大無辺だが、外から見ればほんの豆粒」 「握り潰せてしまえそうな ……」 「うん、握り潰せば点となり、終わる」 「えっ、終わらせるんですか?」 「未だ生きている宇宙を終わらせたりはしないが  無限空間の中では有限の物質は外へ外へと散ってゆき、やがて互いに離れ過ぎて形を造れなくなってしまう  因縁生起と云うのに、全ての因縁がもう無ないのだ  それが宇宙の死、終焉  それを私が握り潰して、点にして  その点を私が指先でピッと弾くと爆発、破裂して世界が再生する」 「ビックバン理論ですな」 「うむ、科学とは所詮宗教的なものなんだが  世界の存在そのものが宗教なのでもある」  こんな話を書こうとしつつ進まなくて  オチが浮かばないんですよね、最近  あとがきの二です  うーん、今のnoveleeでは運営さんに気に入ってもらっておすすめに乗っけてもらわないと読んでもらえない  読んで貰えないので、フォローも増えない  読んでくれる人がどんどん減っていきますねえ  でもしかし、運営さんに胡麻するようなのを書いても仕方ないし  まあ良いか  気にすまいぞえ

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旅立ち

クラクション Part 2

 前書きです  サムネは滝夜叉姫  平将門の娘で妖術を使う  父の無念を晴らそうと、妖魔を集めて挙兵するも、残念無念で討ち取られます  夢枕獏の小説の題材にもなったそうですけど、覚えてなくて、今度探してみるつもり  < 1 >  この前ねえ、三叉路の道で私が青信号で直進してたら、右から右折車が出て来てねえ、ぶつかりかけましたですよ  クラクションを鳴らさねば……  しかし鳴らし方に自信がない……  悩んでる暇はない……  と、ブレーキを力の限りに踏みましたが……  まあ、ぶつからなかったからいいのですけど、近頃変なのが多いから、やはりクラクションの鳴らし方は学んでおかねば、と考えましたですよ  しかし、その後で  ひょっとしてあたしの方が赤だったのでは?  の疑問を感じてしまって、目的地の駐車場でドライブレコーダーを、どうやったら見れるのだろうと、悩みつつ、試行錯誤しつつも確認したら、やはり私が青で向こうが赤だった  うーむ、青だと言って安心して走ってられないなあ、と思った次第でありました  < 2 >    別の日でしたが、切手を貼ってハガキを出そうと、郵便局に行きましたですよ  切手を買って、ハガキに貼ろうと思って、見渡したら、スポンジ🧽のある机の処で叔父さんがせっせと何か書いてて動いてくれない  切手は裏を舌で舐めて張り付けるものであるけれど、私は切手の裏を舐める趣味は無いのでスポンジを求めおりますのに、叔父さんはどいてくれない  戸惑っておりますと、局員のお姉さんが  こちらで貼りませう、と  切手とハガキを渡したら……  これが、なんと吃驚‼️  舐めもせず、スポンジにも浸さず、切手をシールから剥がしてそのままハガキに貼り付けてました  うーむ🤔  切手の裏は舐めんでいいのか?  裏に毒を塗って毒殺するという手法はもう古いのか?  裏側に着いた唾液からDNAを調べて犯人を特定するのはもう無理なのか?  なんて色々考えてしまいましたですよ  それ以上に局員の彼女の前で恥かいたなあ、と詠嘆の心でもありました  うーむ🤔  普通、ハガキに切手なんて貼らないもんね  年賀状でもなんでも、初めから運賃込みのを買うからね  封書は、局員のお姉さんに渡したらハンコペタンで終わるしなあ  切手なんか貼らないもん、知らなくて当然であるよう  と思った次第でありました  しかし、最近、とみに時代とずれて来てるなあ、と痛切に感じる私です  あとがきです  本棚にあった  「滝夜叉姫」の上下巻  読んだはずだけど、ほぼ忘れてる感じかな  明日から読み直さめ

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クラクション Part 2

クラクション

 今日、交差点に止まっている前の車が信号が変わっても発進しなかった  しばし待ったが、進む気配がない  仕方ないからクラクションを鳴らそうとして、はたと困った  分からない  クラクションてどうやって鳴らすんだっけ?  そういやここ十年ほど鳴らしたことがなかったなと思ふ  今の車になってから一度も鳴らしてない  前の車でも、多分、鳴らしてないと思う  どうする?  確か、ハンドルの内側を叩くんだっけ?  軽く叩いてみるが、動かない  違う?  力の入れ方が足りない?  騒音だから、環境重視の今の車にはそもそも着いてないとか?  まさかね⁉️  悩んでいる間に前の車が発進してしまった  うーむ🤔  クラクションの鳴らし方くらいは覚えなくてはいけないな  今度、人気のない処で練習してみようと決心したのでありました    あとがきです  サムネは蝦蟇の背に乗った児雷也  浮世絵の模写です  三すくみの蝦蟇  蛇とナメクジもいます  児雷也はナメクジおばさんと結婚して、二人で宿敵大蛇丸を倒します  多勢に無勢で卑怯ではないか、と思われる向きもあるかも知れませぬが、だったらゴレンジャーとかはどうなるんだ? ていうのもありますから気にしないでおきませう  

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クラクション

なんにょきょうがく

 灯油買いに行ったら驚愕の二千七百円だった  善男善女、皆吃驚  これがホントの男女驚愕  あとがきです  最近壊れてる、わたし

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なんにょきょうがく

プルーストの肖像

 少し時間を掛けて真剣に描いてみましたが、 苦心の作の割には余りにてな無いなあ、と詠嘆  マルセル・プルースト(1871年7月10日 - 1922年11月18日)は、フランスの小説家。畢生の大作『失われた時を求めて』は後世の作家に強い影響を与え、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカと並び称される20世紀西欧文学を代表する世界的な作家として位置づけられている                    ー ウィキペディアより 高校の頃に「スワン家の方へ」を読んで、その中での主人公が紅茶に浸したマドレーヌの香りと味から幼少期の記憶が鮮明に蘇る場面が印象的で、母様に「マドレーヌ買って来てきてえな」と頼んでました  勿論、そこがあの長大な物語の1番のツボだとは予め知ってはおりましたが……  記憶って不思議  良い思い出は軽く  嫌な思い出は重くて  摺鉢に放り込んで、すりこぎで押し潰すと  思い出の様々な断片が溜まって  浮いた良い思い出だけを楽しもうとするのに  時に嫌な断片が浮き上がって来て  心に引っ掛かる  馬鹿野郎と喚きたくなる

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プルーストの肖像