あの空の彼方
19 件の小説一年前の君から一年後の君へ
春になるとたくさんの花が咲く。それはとても夢のような光景だ。 花の好きなわたしは、いろんな花を写真に収める。 ふと、硬いアスファルトの地面から、紫色のすみれが顔を出していた。 あら、綺麗と、思った瞬間、 ズシヤッ!! 子どもが足ですみれを一気に踏み潰してそのまま引きちぎった。 あああーと、思って怒ってしまいそうになるのをこらえ、すうっと深呼吸して、わたしは言った。 [すみれがあんなに硬い地面から、お日様に会いたいよって、やっと咲いたのよ。 あんなことしたら可哀想だよ。] わかってるのか、わかってないのか 子どもは ニコニコしている。 一年後、幼稚園から帰った子供が大きな声で わたしを呼ぶ。 [ママ!!すみれの花が咲いたよ。お日様に会いたいって咲いたよ。お水かけてあげよう。] 同じアスファルトの亀裂から、去年と同じようにすみれが顔を出す。 一年でずいぶん成長したね。 スミレも諦めず同じ所に咲いたね。
遠い空の下
ちょうど今頃の季節、花粉症に苦しんでいた。毎日目が痒くて、鼻がズルズルで、それでも花粉症という理由では仕事は休めなくて。仕事は忙しかったし、気持ちもすさんでいた。その気晴らしはFacebookでのやり取り。たまたま自分の夕食を載せるようになっていた。理由は、仕事から帰ってきても、真っ暗な部屋、1人の食卓これほど孤独なものはない。 その夕食にコメントをくれた人が何人がいた。 そんな豪華な夕食ではないけど。 その中でやり取りしていた一人、アランがいた。 まあ、海外だし、会う事もないからな、と簡単な気持ちでのやり取り。 翻訳機を使って。 それでも、英語の成績は学生の時2だった私が、翻訳機は使えばなんとか会話になった。 少しならカタコトのら英語も話せるようになった。 そんなある日、やっぱり花粉症がひどい、と言う話を アランとしていた。 [What is hay fever?] 花粉症って何? え?っと思った。 花粉症を知らない?? それに続いて、 [この国は暑いから、寒がりな瞳は気にいるよ。 来てみてよ。待ってる。] え??? 有給はたっぷり残っていた。精神的にいっぱいいっぱいだった事と もう不眠症の薬も飲みたくなかったため、私は半ば逃げるように、何かに引き寄せられるように、 飛行機に乗った。 4月とはいえ東京を出る時はまだコートを着ていた。成田から、その飛行機乗り着いた先で私はまずコートをぬいだ。 [暑い!!] 椰子の木がたくさん生えてる。常夏というのかむしむししている。 これは花粉症というものはないな、、、、。 アランがホワイトボードに私の名前を書いて妹さんと一緒に空港に迎えに来てくれていた。 それからアランのお家に行ってアランのお母さんや妹さんの子供やいて、夕食はカレーを食べに行った。 椰子の木が揺れ、たまたまそこに来ていた音楽隊がいて、アランが一曲日本の歌をリクエストしてくれた。 [コノウタ、スキヤキソング、ネ。] カタコトの日本語でアランが言う。 日本語は独学で勉強したんだそうた。 スキヤキソングとは、坂本九さんの [上を向いて歩こう。]の事である。 異国の人が、日本という異国の歌を日本語で歌う。 何か不思議な感覚だった。でもすごく嬉しかった。 よく見るとアランの国は少し貧しくて、寺院の前には、物乞いの人やビーチで休んでいると、何かを売りつけられそうになる事もあったけど、 日本をリスペクトしている国だった。 日本人はほとんど知らない。 祈りに始まり祈りに終わる。 首都は賑やかだけど首都から一歩出たら銃殺されるような危険のある物騒な所もあった。 それでも人々は穏やかで毎日違うカレーを食べて、モールに行って、カタコトながらみんなと話して、一週間はあっという間に過ぎた。 [もう少し、いてくれない。] アランは言って涙を流した。 私も涙を流した。 [ごめんね、仕事があるの。一緒にいたいけど、 ごめんね。] アランのお母さんはすごく優しいけど、アランが国から離れるのは良く思わない。 私もこの国に永住出来るかと、問われると回教のことを含めイエスとは言えなかった。 国際結婚は承諾されるまで、それはそれは時間がかかるのだ。 空港まで、アランと、アランのお母さんが見送りに来てくれた。 [また来るよ。また会おう。それまで元気でいてね。] それからアランには会ってないけど、まだ独身でいるらしい。 電話で少し話したりした。 だけど、私の価値観はかなり変わった。 心が温かくなって日本に帰ってきた。 その国の名前は、 スリランカ🇱🇰 ありがとう。忘れないよ。 මේ දේ ජීවිතයට නිධානයක් වේවි. これは一生の宝物になるだろう。
訛り
私が幼稚園の頃、親が共働きだったから、私の面倒を見てくれたのは、じいちゃんとばあちゃんだった。 お弁当やおやつなんかは母が作ってくれたが、量のわからない人で、子供にしてはいつも多い量を持たされた。いつまで経っても、お弁当を食べ終わらないので、帰りのバスにいつも乗り遅れそうになる。 お遊戯も歌も、友達と外で遊ぶのも嫌いな子で、もはや幼稚園は私にとって、地獄のようなところだった。(洋服を汚すと母にひどく怒られた) 幼稚園から帰ると、母が作ってくれたおやつは、なぜかばあちゃんがペロリと食べてしまっていて(笑)かわりに懐かしいお菓子を用意してくれた。 四角いフルーツゼリー、干し柿、もろこし、茄子の漬物、おかきやあじまん。 そして、じいちゃんは家の仕事を言いつける。 [ふぎもいだから、すじとれ。] ふきをとってきたから、茎の皮をむいてね。 [豆の皮むげ。ずんだ餅つくてける。] 豆の皮むいてね。ずんだ餅作ってあげるよ。 外に干した布団を叩いてほこりをとったり、 時に山菜を取りに行ったり、自転車に乗せて色々連れて行ってくれたり(じいちゃんは足腰が強かった) この、生きるのに不器用すぎる孫に何からしら得意なことを身につけてくれたのかもしれない。 厳しいところもあったけど、竹笛を作ってくれたり、縄で草履をこさえたり、色々。 ばあちゃんは、裁縫も教えてくれた。 家からは四方山に囲まれているので、 景色はよく、いろんな動物があらわれた。 きじやさぎ、アライグマなど。 柿の皮剥きの手伝いをして、手を切った時は、 手当てをしてくれた後、 [手、切ったのはいだいげど、これでいだいのわかったべ。] どうすれば手を切らず柿の皮を上手にむけるかわかったでしよう、 そう、失敗したからこその経験の学びを教えてくれた。 じいちゃん、ばあちゃんが亡くなったあと もう前の古い家は取り壊して新しく建て直したので、庭の柿の木も、山菜を採ることもない。 時代の流れだから仕方ないけど、たまに思い出す。 残ったのば同世代よりも訛ってる私の言葉。 それもまた、、、いいと思う。
満月の夜に
私達が会えるのは月が出ている瞬間だけ。ある時はたくさんの星達が、ある時は満月が、蛍や動物達が見守る中。 少し彼とは距離を空けながら、私達は二言、三言話す。 たわいのない話。 少し離れた森の金木犀の美しさや 森に小鹿の赤ちゃんが生まれたとか、 明日は雨が降りそうとか 何故ならあたたかく見守る星達も、 蛍の群れも、 動物達も優しいが、 中には邪悪な思想を持っている者もいて 変に勘ぐるものもあるからだ。 私達の間には 何もない。 そっと視線を外して話す。 まんまるお月様だけが、そっと微笑む。 その時、少し強い風が吹いて、 よろけて私は、彼の胸にしがみつき、 寄りかかるような形になってしまった。 [あっ!] ど小さく声をあげてすぐ離れようとした私の 方を少しギュッと掴んで彼が小声で [もうすぐ月が隠れる、、、。急に風が吹いてびっくりしたんだね。大丈夫だよ。] そういう彼の鼓動がどくどくと、 心臓がバクバク音を立てていた事、 私は気が付かないふりをした。 まさか、、、、。そんな。 友達のように、双子のように、兄弟のように思っていたんではないの? わたしの勘違い? 一斉に星達が攻撃してこないように、 私は静かな嘘をつく。 [ごめんなさい。少し貧血気味だったの。....もう大丈夫、ありがとう。] そして月は隠れた。 次、月が出るのはいつ? 待ち遠しくてたまらない。 そんな気持ちを抱えながら、 私は今日も月が出るのを待つ。
乙女の祈り
秋になるとそのあたりの公園や山並みにちらほらと咲く、コスモス。秋桜とも書く。 電車で少し行ったところに面白山高原というところがあってここは秋はコスモスでいっぱいになる。 今よりスキー場や売店が栄えてた頃毎年のようにコスモスを見にいった。 そこでたくさん写真を撮ってもらった。 若い時の私の写真がたくさん。そして、、、、。 コスモス、、、、決して豪華な花でもないし、 花束にという花でもない。 だけど、確実に人の心を癒す。 20年ぶりに元カレと会った事があった。 たまたま、なんかの拍子。 けれど色っぽい事には全くならなく、 一緒に蕎麦を食べただけだった。 子犬のような優しい人。 家族思い。 お母さんが私と誕生日が一緒で、(月日よ) 何かしらお母さんと話が合った。 洋服が好きな事。カラオケ好き。イケメン好き。 辛いもの好き。涙もろいこと。 ダンス好き。お酒好き。 ある時、彼とのデート中に、一本の電話がかかって来た。 [ごめん美優、母さんが用事があるから車で送って欲しいって。荷物が重くて一人で運べないって。だから、今日は帰るね。] [え?] 彼は母子家庭。ママ大事なのは仕方ない。 お父さんとはすでに離婚してるし。 前に見せてもらった若い頃の お父さんのお写真もかなり 顔立ちの整ったお方で、、、、。 その後何か小さな事で揉めて、大喧嘩になった。 若かったのでひどい言葉でお互い罵ったかもしれない。大泣きの大喧嘩。 そのあと、彼のお母さんから電話。 [家の俊ちゃんを困らせないでちょうだい!!] ガチャン!! それがきっかけかどうか忘れたが(笑) それから私達は別れた。 別に恨みなどはない。 大切なものが違って、私も理解したという事だけ。 今なら笑い話。 だから久しぶりに会った時も、すぐに聞いた。 [お母さん、元気?] [うん、元気だよ。] コスモスはとても可憐で美しい花。 人を癒す。 花瓶に飾る花ではないかもしれないけど、 とても優しい。 元カレは今も独身。 それもなんか分かる。 今はもう会ってないけど。 あれからまた、私達も年を取ったからね。 お母さん、大事にしなよ。 元気でね。
大雨の日のアリス
その日は本当はそこに行くはずじゃなかった。 友人からもらったLINEのギフト券。 私の誕生日の。 いつものように少し高級なお菓子詰め合わせを選ぶはずだった。 [梓、いつもありがとねっと。LINEの返信終わり。 そうね、いつもの、、、。クッキー詰め合わせでいいか。] クッキーが好きといえばずーっとクッキー。 スムージーに凝ってるといえばスムージー。 そういうのを覚えていてずーっと同じものをくれる友達。 お互い忙しくてなかなか会ってなかった。 ふと、、、、アフタヌーンティーの文字が目にはいった。 ギフト券に、アフタヌーンティー? へえ、でも、東京か、、、、。 [ん?] 場所が池袋になっていた。 大学は東京、でも卒業して地元に戻って来てから 東京は年に一回行くか、ほぼ行かない程度。 新幹線のお金も高いし、あの後ろから煽られるような忙しさや満員電車が嫌いだった。 人一人消えてもわかんなそうな孤独な都会。 人身事故で電車がよく止まる。 そんなイメージ。 池袋なら、、、行けそうだ。 梓は大宮に住んでる。そうだ、、、 予定があったら梓と行こう。 アフタヌーンティー2名様って書いてあるし。 アフタヌーンティーに行く当日は、仙台を出発した新幹線は、途中から雲行きが怪しくなり、 東京に着く頃には、大雨になっていた。 お気に入りのワンピースでやよそ行きに 素敵にしたのにもうびしょ濡れで、 ほぼジャージのような姿に 宿泊先のホテルで着替えるしかなかった。 しかもキティちゃんの、、、、。 新しい服を買ってる時間はなかった。 待ち合わせの時間に遅れそうだったから。 [唯、久しぶり、、、何そのカッコ!!] [雨に降られたよ、、、、。] 少し頬を膨らませて私はものすごく不機嫌そうに言った。 [でも、唯がこういうのに興味あるあるとはね。 びっくりしたよ。 まあ、私も一回入ってみたかったし。] 何を言ってるのかな?と私は思った。 え?普通のイギリス式アフタヌーンティーよね? ん?これ、これって。 [お帰りなさいませ、お嬢様!!] そう、コンセプトカフェというやつだった。 キティちゃんジャージ姿のお嬢様、、、、。 浮いてるよね。 執事の皆さんはイケメンで、 色々話題を振ってくださる。 お姫様?お嬢様扱いなんてされるのは本当に 久しぶりだった。都会ってすげえなんて思ってた。 梓がお手洗いに立った時、執事の一人が話しかけて来た。 [僕、凛って言います。えっと、僕もキティちゃん好きなんですよね。これ、限定のジャージですよね。こういう会話はいけないのかもしれないけど、気になっちゃって。] 小声で言う。 [唯ちゃんは4月生まれなの?] 確かに私のポーチにキティちゃんと4月1日という日付け入りの根付けをつけてる。 、、、、唯ちゃん、、、、、。 そんな呼ばれ方何十年も昔に、、、、 もしかしてジャージだから若くみられ?? [僕も] [え?] [僕も4月1日生まれ。同じだね。] [たぶん同じが一個下くらい?] オーマイガー 大雨の日に、不思議な出会いがあった。 雨が上がった後の 虹のようにキラキラな笑顔で笑う凛君を 眩しく見つめる、キティおばさんであった。 何がしたいとは言わない。 夢ならばしばらく醒めないでくれ、 そう心から思った。
眠る貴方の傍で 出会いから
会社でパソコンに向かってしかめっつらをしながら仕事をしていると、必ずコーヒーがお供だ。 セブンのコーヒー。 そして、 [おはよーっす。] そう、あくびをしながら出社してくるのが聖(ひじり)だった。 そして、悪びれもなく、私のコーヒーを一口飲む。 [甘っ!!先輩なんでブラックじゃないんですか?] [は、アンタ、勝手に人のコーヒー飲まないでよ!] [あ、俺、姉貴いるんで、あんまりそーいうの気にしないっす。] [こっちが気にするよ!!] 童顔なのに185センチも身長が高くて髪も猫っ毛 サラサラヘアー。整った顔。 会社の女の子達が放っておくはずがない。 だけど聖は、そんなのどこ吹く風で、同僚と、 二郎系ラーメンに行ったり、山登りやカラオケや、 バッテングセンターに行ったり、ジムで鍛えたり。釣りに行ったり、入間基地まで、航空祭に行ったり。 女の子達が趣味がおなじなんですぅ、とは、 なかなか言いづらいような男っぽさがあった。 私も年下には興味が無かったので、 ふーんくらいに思っていたけど、 きっかけは偶然訪れた。 [え?これ!!ブルーインパルスのプラモじゃないですか?] たまたま検索してたページを聖に見られてしまった。 [あ、これはその、弟が、、、、。] [由貴さん🎵弟さんなんていませんよね。] [下の名前で呼ぶなぁ!!ちゃんと新関さんって呼びなさい!!] [由貴さん、姉貴と同い年ですよね?加奈子って わかりますか? 高校の時に一緒だった、2年になって転校したけど。] [あ、、、、。] [由貴さんは、ブルーインパルスが好きなんですよね。よく松島基地に見に行ってたって。誤解されるけど、自衛隊が好きなのじゃないんだよって。 飛行機が好きなの。って、熱弁されたって、 姉貴が(笑)] [じゃあ、、、、。私の事、ずっと前から知ってたの?進藤くん?] [はい(ニコニコ) だから今年の航空祭は一生に松島基地に行きましょうね。 それから今日からは、聖って呼んでください。] [え?それって、、、、、。] そしてお風呂上がりに、私の髪を乾かしてくれてる子犬のようなこいつが聖である。自分で出来るって言ったんだけど、、、ね。 私の為にコーヒーも入れてくれて。 今度はブラックが飲めるようになった。 そして加奈子とも久しぶりに再会した。 [由貴は変わってないねー、頑固者。真面目っ。 好きなもんは好きでいいじゃん。] って。
眠る貴方の傍で
男性と女性は体温が違う。 人にもよるけど、男性の方が少し体温が高くて。 貧血で寒がりの私冬はいつもベイマックス状態に厚着して、電気毛布もMAXにして、それでも寒くて、ホッカイロも入れるというちょっと 異常な寒がり。 別に何かの病気でもないのだけれど。 一つだけ言えるのは眠りが浅いのだろう。 怖い夢はもう見なくなったけど、 眠る 直前に大きな地震にあい、それが二度も。 事なきを得たけど それから眠るのが少し怖くなった。 電気をすべて消しては眠れなくなった。 聖(ひじり)と付き合ってた頃は、 彼は私より10も下で見た目は大人っぽいんだけど 猫みたいな所があった。 変なこと意味じゃなく 体温も高いから長身の聖の腕の中にすっぽり おさまる私はまるで母親に抱きしめられているような安心考えを覚えゆっくりと眠る事ができた。 多少の大いびきも、彼が生きてるって事の安心感と思えば何の事もなかった。 それでも、夜中にふっと目を覚ましてしまい、 聖の横顔を見ると改めて堀の深い顔立ちや 長いまつ毛、ふわふわ薄くカールのかかった猫毛が、神にもっとも愛された水仙の話の精のようだった。 若いという事は、自分と比べてしまえば羨望と 残酷な老いを感じさせるものだ。 それでも寒さと不安から安心して守ってもらえたのは 愛情と感謝でしかない。 ある日の聖の涙を見るまでは。 眠りながら泣くなんて、、、、。 聖の、涙の線がついた綺麗な頬をそっと指でなぞってそっと頭をポンポンする。 あなたもなにか、、、、抱えていたんだね。 今日はわたしが守るよ。 ゆっくり おやすみ。
同じに安心
大人になってから、コンビニで偶然高校の友達と再会しました。 お互い少し年をとりましたがすぐわかって。 高校の頃はそんなに仲良しではなかったのですけど。 お互いの子供の話しや、はては子供が同じ歳だとわかって。 成人式まで同じ会場で。たまたま会って。 それがきっかけて、 たまにお茶するようになりました。 不思議ですね。 他の友達は、どうしても女性は結婚すると、環境が変わってなかなか会えませんね。 苗字が変わってなかったら、自分同様訳ありってわかるんですけど(笑) ショップで働いてるので、苗字の変わらない私に 同級生が見つけて話しかけてくれます。 安心?するのでしょう。 [一度苗字がかわりましたが、訳あってまた同じ 苗字に戻しました] [あ、私も、わたしも] なんて。冗談を言ったり。 家族の事や深い事を聞いてこなかったら 友達もいいかもしれない。 こっちから話したり、相手も話してくれるのは お互いかなり信用してるからですね。 そんな友達は、一生で一人か二人でいいかな 何て思います。
春が近いという事
2月は雪深くてどこに出かけるのも緊張する。 なぜ緊張するのか、運転が大変だからだ。朝、雪おろしをして会社に行って帰りも会社から帰ってから雪おろし。睡眠時間も減る。会社から帰ってブルブル震えながらシャワーを浴びる。 雪が降ってない時は少し幸せ。そして雪が降らない事を祈りつつ2月の中ば早朝の新幹線に乗る。 雪が降れば新幹線が止まってしまう、、、、。 選んだ小さなプレゼントと花束を持って有給を取って彼に会いに行く。 その時は心があたたかい。 会ったら満面の笑みで、早口で色んなことを話してしまう。 帰りはわたしの新幹線が先に出発するか、彼の 新幹線が早く出発するか。 一つは東北に向かい、一つは北陸に向かう。 全く反対の道に進む。 そう、会うのが真ん中の地点の東京だったから。 三月になれば寒さも少し和らいで、雪の心配も無しに私達はまた会う。 今度はお互いの地方のプレゼントの交換をする。 山のものと海のもの。 これはホワイトデーのお返しなのか? あたたかくなるのは、、、、4月の半ば過ぎ。 桜の花が咲いた頃に雪が降って、、、桜に雪が積もるなんてこともあった。 2月3月の思い出はそんな感じ。 もう戻らないけど、悪くもない。 新しい春は、あたたかい春はやがて来るんだから。 すれ違わず同じ方向の電車で帰る日がきっと来る。 そう思った。