訛り

私が幼稚園の頃、親が共働きだったから、私の面倒を見てくれたのは、じいちゃんとばあちゃんだった。 お弁当やおやつなんかは母が作ってくれたが、量のわからない人で、子供にしてはいつも多い量を持たされた。いつまで経っても、お弁当を食べ終わらないので、帰りのバスにいつも乗り遅れそうになる。 お遊戯も歌も、友達と外で遊ぶのも嫌いな子で、もはや幼稚園は私にとって、地獄のようなところだった。(洋服を汚すと母にひどく怒られた) 幼稚園から帰ると、母が作ってくれたおやつは、なぜかばあちゃんがペロリと食べてしまっていて(笑)かわりに懐かしいお菓子を用意してくれた。 四角いフルーツゼリー、干し柿、もろこし、茄子の漬物、おかきやあじまん。 そして、じいちゃんは家の仕事を言いつける。 [ふぎもいだから、すじとれ。] ふきをとってきたから、茎の皮をむいてね。
あの空の彼方
あの空の彼方
初めまして。よろしくお願い致します。 ファンタジーものや恋愛ものミステリーなど色々書いていければと思います。