カタツムリ
163 件の小説カタツムリ
とりあえずメロンパンと眼鏡男子女子は世界救うと思う。 メロンパンと金平糖とアイスボックスが好き だいぶ口悪い 成績は目指せオール4 ダイエットもして今年はモテてやる!
お姉ちゃんは泣かない
一日だけでいいから、次女になりたい。 大嫌いだった。「お姉ちゃんだから」って言葉が。私だって誰かに甘えたい。よく友達から 「妹が欲しい、弟が欲しかった」 とか言われるけど、そんなことない。本当は私は弟も妹もいらないって思う。だって今まで向けられてた笑顔は全部弟と妹に行くんだから。私だって一人っ子が良かったし、お姉ちゃんお兄ちゃんが欲しかった。勝手に羨ましがるな、こっちの事情も知らないくせに。私はお姉ちゃんになりたくて生まれた訳じゃない。三人平等に愛せないなら産まないで欲しかった。 私はずっと我慢してきた。「お姉ちゃんだから泣くな」「お姉ちゃんなんだから家事ぐらいひとりでやれ」お姉ちゃんなんだからって言葉がずっと頭にこびりついて離れない。お願いだから、「お姉ちゃんだから」とかいう自分にとって都合のいい言葉を使わないで欲しい。それを聞く度に「ああ私はお姉ちゃんだから我慢しないと」ってなるから
重い後悔
凍える寒い冬が過ぎて、暖かい風が春の訪れを知らせようとした頃のことだった。 「おじいちゃん…食べ物を喉に詰まらせてもう長くないみたい」 まだ寒い朝。中学生になったばかりの私は制服を着ながら母親に聞かされたその言葉に息が詰まった。言葉が出ないとはこういうことなのか 「おじいちゃんコロナだから私しか病院に行けない」 「行ってきていいよ。気を付けてね。安心して、家の事は全部する」 そう言って私は時計を見てから行ってきますと家を飛び出した。その日の授業は頭に何も入ってこなかった。腰を悪くして入院したおじいちゃん。入院してる間にコロナにかかり、院内食で喉を詰まらせた…大丈夫かな。嫌な思いばかりが私の頭をよぎる。家に早く帰ると、 「おじいちゃん、亡くなったよ。お医者さんたちは必死に助けようってしてたけど、助からなかった」 お母さんが声を詰まらせながらそう言った。 その次の日、おじいちゃんの火葬だった。コロナだったから、火葬を先にすると葬儀会社にそう言われた。おじいちゃんは納体袋に入れられ棺に入れられていた。みんなが鼻を啜りながら泣く中、私は泣けなかった。突然のことすぎておじいちゃんがいないという実感がわかなかった。おじいちゃんの火葬が終わり、おばあちゃんに「骨壷を持ってくれる?」と言われ、私はおじいちゃんの骨壷を持った。人より大柄なおじいちゃんが中くらいの骨壷に居て、それが私の腕にすっぽりはまってて。そこでようやく認識できた。おじいちゃんはもうこの世に居ないのだと。 お散歩に行きたいと駄々をこねればすぐに付き合ってくれたおじいちゃんは、私の好きなお菓子をいっぱい買ってきてくれたおじいちゃんはもう居ないんだとその瞬間、涙が止まらなかった。 この時期になるといつも思い出す。病院に入院する前に「テスト勉強しなきゃ」と断らなければ、最後に会えたのに。勉強なんていつでもできたのに。いつも後悔する。 私があっちに行ったら最後に会えなくてごめんねって謝れたらいいな。 この時期になるとよく思い出すんです。あの時おじいちゃんに会っていたらって
くろやぎさんゆうびん
とある街には小さな時をかける郵便屋さんがあった。 「しろやぎさんたらよまずに食べた、しーかたがないので…」 と、少女が歌いながら郵便屋に入ってくる。すると少女は受付にいる黒やぎを見て興奮しながら、 「黒やぎさんだぁ!このお手紙、十年後のあたしに届けて!」 少女がそう言うと黒やぎさんは少女から手紙を大事に受け取った。 「分かりました。そこでお待ちくださ…」 「ねえね!黒やぎさんってほんとにお手紙食べるの?」 「食べませんよ紙は。美味しくないしまずいですから」 と言って黒やぎさんはタイムマシンを設定して、時間を先に送らせた。十年後の世界に来たのだ。 「お届け物でーす…あのー」 と、黒やぎさんが少女の家をみつけ、インターホンを押す。 「あれ、鍵空いてる…不用心だな…」 するとそこには過労で倒れたスーツを着た少女がいた。 「…ごめんなさい!お手紙…食べちゃいました☆」 と、黒やぎさんが少女に言うと、少女は目を輝かせて 「黒やぎさんって本当に手紙食べるんだ!へぇ!また書き直すから大丈夫!」 と言いながら帰っていった。 「…次はほんとに届くといいんですが」 「おてがみかーいたさっきのてがみのごよおじなぁに」 と、歌う少女の声を聴きながら黒やぎさんはそう呟いた。 何か可哀想ですよねやぎさんゆうびんって曲。どれだけ手紙を書いても相手には届かないんですよ?可哀想じゃないですか?可愛い曲なんですけど少し寂しくも感じます。
間違えた
小さな頃から吐いては咳、吐いては咳で止まらなかった 今も家に帰ると吐き気は止まんなくて 弟のうるさい怒声にストレスで繁殖が止まらない白髪。お父さんの暴力に耐えながらお母さんの高い叫び声。 私の部屋はたった一畳半のトイレで、吐いたり寝たり音楽聴いたり勉強したり。 部屋は弟と一緒に前まで使ってたけど今は弟に独占されている どこでなにを間違えただろうか 死にたいって言ってすぐに死ねれば 消えたいって言ってすぐに消えれれば 友達だって恵まれてない。生まれつきシワが深い手を友達は「おばあちゃんの手みたい」と言っていじってきた。髪に白髪が混じっていれば「白髪あるじゃんマジでババアじゃん」って言われた。 私はこんな人生だった。これからもきっとこんな人生でずっとずっと苦しむと思う。 どこで何を間違えたんだろうか
鏡の中のワタシ
私は鏡の中の女の子になりたい まるで誰もいないように振る舞って踊るあなたに あなたになるのは難しいかもしれない でも私は鏡の中の私になりたい 自分を装う嘘にはうんざりよ 楽しくないのに引きつって作る笑顔もね あの子を羨むのはもうやめたわ 必死にみんなに合わせなきゃって思うのも 私はあの子にはなれないもの それにあの子だって私にはなれないの 似合ってないなんて言われてもいいの 自信を持って、あなたはあなたよ 努力してるあなたがいちばんかわいいんだから 関係ない話 今日前髪邪魔だと思ってセンター分けしたんだよねそしたら友達に「似合ってない」って言われちゃったんだよねちょっと悲しかったんだよね
星空喫茶店へようこそ
今日も眠れず夜更かしをする人達のための憩いの場、不思議な「星空喫茶店」が開店する。 「マスター今日も来ちゃった」 この人は常連さんで名前は多分なんちゃらさんだと思う。やっぱ僕、名前覚えるの苦手だ。 「いらっしゃい。今日は何にします?」 「じゃあ、ミルキーココアと満月時パンケーキ!」 また手間のかかる物をこの人は注文するな…。パンケーキか、アイス切らしてた気がするんだよなあ。あと自家製満月バター。 「少しお待ちください」 取っ手付きのお鍋に天の川で取れたミルキーなミルクと、チョコレートを割って中に入れる。溶かしてコップに入れると「ミルキーココア」の完成だ。あとは…泡立て器とボウルを取り出して、星屑のグラニュー糖を入れてそれから満月の日にだけ取れる自家製満月バターを入れて、妖精さんから貰った卵とホシノ市場で買ってきた薄力粉とベーキングパウダーを入れて泡立て器で混ぜる。あとはホットプレートでしっかり焼いて… 「お待たせしました!ミルキーココアと満月時パンケーキです!」 「美味しそう!マスターありがとう!」 僕もお腹すいてきた…なんか冷蔵庫になかったかな。そういえば余り物のキャラメルと彗星くるみを混ぜて固めて作ったやつあるな。 後で食べてみよう 「マスター私寝れますかねえ」 「大丈夫です。これを食べてここを出るとすっかり眠っていると思いますよ」 そう。ここは「星空喫茶店」眠れない人達が眠れるためにお手伝いをするお店。
先生の恋は不器用すぎる 第八話
※これはボーイズラブ(BL)というもので男同士がイチャイチャするものになっています苦手!という方はカムバックしてください 第八話 服選び 「また一つ、予定ができた。」 と、波崎 凪(はさき なぎ)が喜ぶ。この前、結城千颯(ゆいしろちはや)の姉、結城奈緒(ゆいしろなお)の店に千颯と一緒に行くということが決定した。それが、なんと明日。 「楽しみ〜!!」 と凪が言う。 そして当日。 「は〜何着よう…ファッションセンスないんだった」 と、凪が言う。とりあえず学校に着ていくいつもの服を着て向かった。 「お、来た。ん?いつもと同じ格好…ですね?」 と、千颯が言う。 「何着ればいいかわかんなかったんですよ。」 と、凪が言う。そして、二人は服屋へ向かった。 「いらっしゃいませ!早速、選びましょう!」 と、奈緒が出迎える。 「あ、これとか、なおねぇ似合ってるくね?」 「千颯意外とセンスいいじゃない。似合ってる」 「すごいですね。結城さん僕のことすごい分かってますね。」 「あ〜黒系が似合うと思ったので。」 と、会話をする。 「じゃあ、これください。」 と、凪が会計をすます。 「はい!ちょっと千颯、あんたたまに顔見せに来なさいよ!」 と奈緒が言った。 「はいはい」 と言って店を出た。 「わっ、大雨…え、電車止まってる。どうしよう奈緒ねぇの家はいやだな…」 と、千颯が言う。 「あ、僕の家、来ます?」 「えっ?」 そんなこんなで凪の家にやってきた。 「あーおふろ入ってください。タオルと、あと着替えは…大きいの探してきます」 と、凪が言う 「え、あ助かります!」 と言って千颯はお風呂に入っていく。 「いやいやいや僕ちょっとやばくないか?」 と、凪が着替えを探しながら言う。 「いやいやいやこれは…平然保てねぇだろ」 と、千颯がシャワーを浴びながら呟く。すると、 「あ、ここにタオルと着替えおいておきますね。」 と、凪が言うのが聞こえた。 「何から何までありがとうございます。」 とだけ千颯が言った。 「いや、今日のお礼ですから。」 と言って凪は洗面所を出た。 「やばいだろこれまじどーすんの俺。待って待ってこの後もしや、抱く?いやいや。…まぁ、覚悟だけ持っておくか。」 と、千颯が言う。お風呂から上がって髪の毛をわしゃわしゃとかき混ぜる。すると凪が 「髪乾かしますね〜」 と、千颯の髪をドライヤーでわしゃわしゃする。 「ちょっ、わっぷっ…はっあはは。前のやり返しですか?」 と、笑いながら千颯が言う。 「ふふそーですよ。」 と、凪が返す。 「へ〜覚えてたんですね。酔ってたのに?」 と、千颯がからかう 「いやあのそれは、酔ってた?というかまぁ。はい。手…の、感触とか覚えてます」 と、凪が言う 「え!そこまで覚えてくれてるんですか?」 と、千颯が言った。 あとがき へい君たち一日早いハッピーメリークリスマース!うぇーい!ってまあ安定にクリぼっち回避できずに今年もクリぼっちなんですけど、まあ仕方ない。彼氏いないから
もう限界
今から不満爆発します。ごめんなさい なんか友達が急に私の事押してきて、急だったから反応できなくて私がそれで倒れて、そしたら友達が「いや、私してないし」は?してないしじゃねぇよ。まず「ごめんなさい」だろ。謝れよ。礼儀なってなさすぎるし、甘やかされて育ってきすぎだろ。親の顔みたいし、腹立つ。ふざけんなよマジで。「しないし」してないから何?してないも何も倒されてるんですけど、で、私が怒ったら、「なんでそんくらいでキレるん」って逆ギレ?マジで縁切るぞ、いい加減にしろよ。押されて倒されて叩かれて。怒らないから?私なら大丈夫だから?ストレス発散になるから?は?じゃあ私のストレス発散はお前がしてくれるのかよ。違うだろうがよ。 マジで嫌い。顔見るだけで関わるのも嫌になってくる。
愚痴
ちょっと今から愚痴こぼしますねいいですか、いいですね 私いわゆるいじられキャラってやつをやらせてもらってるんですよ。友達がいじってくるんですよ。でも、そのいじりが最近、度が過ぎてるというか。 「カタツムリって馬鹿だよねー動きも変だし全体的におかしいよね変な人だよね」 とか、 「カタツムリそこ間違ってるー」 とか大声で言われて殴られたり、 「死ね!笑笑」 とか言われるし。 私的には、笑ってふざけて死ねって言うのはどうなの?本当に死んだらどうするの責任取れるのかな、どういう神経してんのかな。死んでからじゃ遅いのに。とは思ってます。しかも、怒らないから大丈夫じゃなくて、怒れないだから。関係崩さないためにこっちがどんだけ気使ってると思ってるんだよ本当。そっち側のがおかしいよ。考えたらわかるだろ。 でも、それを友達に言ったら 「何言ってんのーカタツムリ思考回路硬すぎー笑笑」 とか言ってバシバシ叩かれるだろうし。 言わなかったら他に被害者出るだろうし。 あといじられキャラやめたいし どうすればって感じですかね
君とアネモネ
どうでもいい、って言ったら嘘になる。そうだ、俺はずっとあいつに恋をしてた。あの華麗に笑う花に似たあいつに。 「何考えてるの?」 と、頬杖をつきながら、はながにんまりと笑った顔をこちらに向けてくる。心臓に悪いから困る。 「いや、なんにも?俺はただ考え事してるだけ」 放課後のこの時間はいつも教室に残って喋るのがあいつと俺の日課になっていた。 「ふふふ。そっか」 またにんまり笑った。はなの笑う顔が可愛いのがずるい。 「お、おう…」 ほんっとずるい。はなに告白できない俺、ダサすぎる。 「ねぇ。りく、私と付き合ってください。」 「えっ?」 しまった、思わず声が出た。何やってるんだよ俺。はなに告白する前にはなに告白されるなんて。本当、失格だ。 「お、俺でよければ」 「ふふっ。ありがと」 「そういえば、アネモネ。昨日咲いたんだ、見に来るか?」 「え!行く!ほら早く行こ!」 「―え?!何それお父さんかっこわるすぎでしょ!!」 「まぁまぁ、私が告白してなかったら、お父さんが私の事想ってくれてなかったら、まなは生まれてないのよ?」 と、はなが笑いながら言う。 「にしても、学生時代のお父さんチャラすぎでしょ!!」 すると、りくがこっちへやってきた。 「はぁ、仕事終わっ…まな、その卒業アルバム、見たのかい?」 と、りくがメガネをカチャカチャさせながら言う。 「え、うん。」 「全く。見るならこっちにしてくれよ…!こっちは黒歴史が詰まりに詰まってるんだ!」 と、りくが言うと、まなもはなも笑い始めた。 「あはは!お父さん面白すぎ」 愉快な家の庭には白や赤のアネモネがまばらに咲いて、風で揺れていた。