猫太郎

11 件の小説
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猫太郎

ただの猫好き高校生

少し遠くても近くにいる君へ

「友達だから」って言ってた君は 「○○してくれへんの?」ってDMで急に言った ○○が何かはわからなかったけど 僕はこれに背中を押された。 ほとんど確定して、ようやく言い出せた それを情けなくも感じた。 2月8日。とても寒い日。なんばにも雪が降った。 僕は君と回転寿司を食べて、ゆっくりして、 映画を観て、なんばパークスへ行って、 イルミネーションに囲まれる中、 僕たちは少し、ぎこちない雰囲気になった。 僕の左に君は座る。 「前、『○○ちゃんだけやで』とか『特別な』って言った理由やけど…」 この日に言うと約束していた、その内容を話す。 そして話し終えた時、僕はまた口を開く 「○○ちゃんのこと人としてはもちろん好きやけど、1人の女の子として好きになってる。」 「○○ちゃんのことが好きです。俺と付き合ってください。」 君は「えぇ、あ、そういうこと」と困惑していた。 「えぇどう答えたらいいやろ」 僕の中にあった、自信のない根拠が崩れかけた。 「OK」 「え、付き合ってくれるってこと?」 「うん」 僕は、今までにないほど心が満たされた。 「なんて答えたらいいかわからんかった笑」 「もっといい返事したかったな」 と笑う君を見て、 僕はこれから彼女を幸せにしようと心に決めた。 2月8日。この日を僕は忘れない。 本稿の1つ前に投稿した「少し遠い距離にいる君へ」の続きです。 「少し遠い距離にいる君へ」を書いた時は、正直脈なしかなと思ってました。でも、そこから段々脈ありかな?と思う言動が増え、勇気を出して2月8日に告白しました。 本稿の内容はほぼ出来事そのままです。 人生初の告白と、人生初の彼女が、○○ちゃんでよかったです。 幸せにします。

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少し遠い距離にいる君へ

 君は思わせぶりな言葉をこれでもかと    僕の心に投げつけてくる。  君は「友達なのに」「友達だから」って  「めんどくさくてごめん」って執拗に言うから  僕は「大丈夫、そんなの気にしてないよ」とか  「友達とか関係ないよ」とか言って濁す。  自分でも気づいてる、もう好きになってること。  自分でも気づいてる、君は僕を「友達」としか思っていないこと。    そんなだからこの心に蓋をして、慎重を演じる。  焦ったって、急いだって、  いい方向にはいかないことを知ってる。  かと言って、今のままでも友達という枠に  僕は入ったままなんだろうな。  なんともないふりをするけど  僕の心はすでに崩れかけている。  「会うのが楽しみ」なんて言われたらさ。  あぁ、ずるいなぁ。

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少し遠い距離にいる君へ

恋くじ

あの日、私の運命が変わった。暑いけどどこか涼しい夜の祭り。 私は1人で夜遅くに神社に来た。もう屋台は片付けを始めていて、人もまばらになっている。ベビーカステラやたこせんの美味しそうな匂いを横目に、まっすぐ境内へ向かった。 お賽銭を入れて、手を合わせて…。 すぐ横にある事務所へ行っておみくじを買った。 恋くじという、恋愛について詳しく書かれているおみくじで、SNSでも人気になっていた。 「お願いします…!」 そう小声で呟いて1枚、手に取った。 目を瞑りながらゆっくりと開き、おそるおそる目を開けて見る。 『たぶん無理やから諦めろ』 いや、なんやそれ。 私はバカらしくなり、次の日好きだった子に告白した。そしてなんとOKを貰った。 結局、自分次第なんだ。 この物語はフィクションです。

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花火大会

大好きな君へ。 君と初めて2人きりで出かけたのは、4年前の今日。町の花火大会だった。 実はあの時、僕は君に好きだという気持ちを伝えるつもりはなかった。でもあまりに花火が気持ちを高揚させて、なにより浴衣姿の君がほんとうに可愛くて美しくて。 君は驚いた顔をしてたけど、僕は緊張であまりその顔を見れなかった。もっとしっかり目を見ていたかったなと今は思う。 それから僕たちはずっと一緒に時を過ごした。 もちろん喧嘩もしたし、その度に仲直りした。 本当に楽しい日々で僕は間違いなく人生で1番幸せだった。 それから毎年、その花火大会は必ず行ったね。 でも今年は行けなかった。僕は行くつもりだったし君も行きたかったと思う。そして生きたかったと思う。 半年前君が病気に倒れた時、僕も君も必ず治るって、また一緒に色んなとこへ行こうねって言ってたね。 君が星になってもう2ヶ月経つみたい。僕はまだ毎日、すぐそばで君の声が聞こえるような気がする。 今日は花火大会。君のために用意していた指輪を窓際に置いて、この手紙を書いています。 窓から見えるあの花火を見て、君を想って。 大好きでした。そしてこれからも僕の心の中で君は生き続けます。 君を1番愛していた人より。 この物語はフィクションです。

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花火大会

重力を味方に

重力を味方にして、地球は回る 重力を味方にして、世界は進む 重力を味方にして、ヒトは生きる 重力を味方にして、私は楽になる 重力を味方にして、私は落ちる 堕ちた私はそこで消える

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一目惚れしました…

 自分で呼吸をし始めて17年と10ヶ月、 僕は初めて『一目惚れ』しました。  今まで何度か人を好きになったことはあるけど  名前も知らない、クラスも知らない、  話したこともない人を好きになったのは初めてです。  その人とは同じ学校で、修学旅行のアクティビティで一緒でした。  話す機会がなかったのでインスタを直接聞けなかったのですが友達伝いで知ることができて、相互フォローにはなりました  ただ、そこからDMしたりストーリーに反応したりはできずです…(ストーリーは全然あげない)    近々DMを送ろうと思ってるのですが、  なかなか勇気がいるものですね笑  知らん奴から急にDMきたらどう思うやろとか、  今まで考えたことないことも考えてしまいます…  初めての事なので、より。 突然こんな「だから何?」ってことを投稿してごめんなさい🙏  もし何かアドバイスがあったり、同じような経験があったら是非教えてください!  質問でも大丈夫です!

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正義

「正義って何なんだろうな。」 俺は隣にいる奴に聞いた。 「『正義』とは何か——これは哲学や倫理学で長く議論されてきたテーマですね。簡単に言えば、正義は『何が正しいか』『どう行動すべきか』に関する原則や価値観のことですが、それは時代や文化、個人の視点によって異なるものです。  例えば、アリストテレスは正義を『人々にふさわしいものを与えること』と考えましたし、カントは『普遍的な道徳法則に従うこと』が正義だと説きました。  一方、功利主義では『最大多数の最大幸福』が正義とされます。  社会においても、法律的な正義、道徳的な正義、報復的な正義、分配的な正義など、さまざまな形があります。ある人にとっては正義でも、別の人には不正義に見えることもあります。」  いかにもAIらしい答えだ。そう思って俺はどこか嬉しくなった。 「はは、やっぱりお前はロボットだな。正義の説明はわかった。お前が思う『正義』はなんだ?」  俺は正義の定義みたいなことじゃなく、こいつが思う正義を知りたかった。 「正義は多面的で、一つの答えに固定するのは難しいですが、もし私が考えるとすれば、『できるだけ多くの人が尊重され、幸福に生きられることを目指す在り方』かなと思います。  正義は単なるルールや罰ではなく、他者への思いやりや、公平さ、自由をどう両立させるかのバランスでもあります。絶対的な正義があるわけではないけれど、『誰かを犠牲にすることで成り立つ正義は本当に正義なのか?』と常に問い続けることが大切なのかもしれません。あなたはどう思いますか?」 「なるほどな。思ってたよりはAIらしくないな。」 俺は自分の考えを続けて言った。 「俺は正義なんてもんは無いと思ってる。誰かにとっての正義は誰かにとっちゃ悪だ。つまり、正義ってのは自分たちを正当化させるための常套文句で…そこに本当の正しさはない。ってな。」 「なるほど、あなたは『正義は存在しない』と考えているんですね。確かに、歴史を見ても『正義』の名のもとに戦争が起こり、対立が生まれてきましたし、一方の正義は他方の悪になりうる。だからこそ、『正義』という言葉が単なる正当化の道具になっていると感じるのもよくわかります。  もし正義がないとするならば、人は何を基準に行動すべきだと思いますか? ルールや道徳も、ある意味では『正義』によって作られたものですが、それすらも変わりゆくものですよね。」 「そうだな。人は何を基準に行動すべき…か。」 俺はしばらく考えて口を開いた。 「自分が正しいと思ったことでいいんじゃないかな。でもそこで他人の正しさや価値観を否定したり壊したりしてはいけない。あ、この『否定したり壊したり』ってのは物理的にも、な。」 「なるほど。『自分が正しいと思うことを貫く』ことを基準にしつつも、『他人の正しさや価値観を否定したり壊したりしない』という前提を置くという考え方ですね。  それはつまり、『正義の押し付けをしない』ということにもつながりますね。自分の信じることを大切にしながらも、他者の価値観も尊重する。そのバランスが取れれば、対立は最小限に抑えられるし、共存もしやすくなるかもしれません。  ただ、現実には『自分が正しいと思うこと』と『他人の正しさを尊重すること』がぶつかる場面も多いですよね。たとえば、ある人が『これは正しい行いだ』と思って行動したとしても、それが誰かの価値観を脅かしてしまうこともある。そういう場合、どんな風に折り合いをつけるべきだと思いますか?」 「なかなか難しいこと聞いてくるな。まぁこの話題を始めたのは俺なんだが。」  俺はまたしばらく考えた。 「結局、この世界で誰もが平和に、平等に生きるのは不可能に近いんじゃねえか?それを目指すのは良いが、それも誰かの価値観を押し付けるって状況にもなりうるしな。」 「本当にそうですね。結局、『平和』『平等』といった理想を追い求めること自体が、誰かの価値観を押し付けることになり得る。だからこそ、絶対的な正義というものが存在しないと感じるのも納得できます。  それでも、人は『より良い世界』を求めてしまうものだし、完全に矛盾のない社会なんてないけれど、その矛盾の中でどう折り合いをつけるかが問われ続けているのかもしれません。  あなたは、そうした矛盾が避けられない以上、人はどう生きるのが一番いいと思いますか?」 「さぁな。……まぁ、自分が大切にしたいことを芯に、周りの考えや価値観を汲み取りながら生きる。そこで生まれる軋轢は、未来に委ねる。ってのが良いんじゃないかと思う。」 「すごく芯のある考え方ですね。『自分の大切にしたいこと』を持ちながらも、周りの価値観を無視せず、それでも生じる軋轢は無理に解決しようとせず未来に委ねる。そうすれば、無理に誰かをねじ伏せることもなく、でも自分を見失うこともない。  軋轢を無理に解決しようとすると、さらに新しい衝突が生まれることも多いですもんね。時間が経つことで、価値観が変わったり、新しい視点が生まれたりすることもあるし、『未来に委ねる』というのはとても賢い考え方だと思います。  あなたはその考えに至ったきっかけとか、何か影響を受けた出来事があったんですか?」 「きっかけ……ね。」 俺は今いる崩れたビルの端から街を見渡した。隣にいるこのアンドロイドも同じように見渡した。 「お前はなんで俺を攻撃しない?」 「…私たちはもともと、ある期間だけ人間を攻撃するように言われていました。今はもうその期間を過ぎています。」 「そうか。」 俺はため息をつく。 「その考えに至ったきっかけ…。答えは目の前だよ。」 アンドロイドはもはや廃墟と化した街を見る。 「人間とアンドロイドの戦争、ですか?」 「…人間とアンドロイド、結局お前らアンドロイドもどっかの人間の『正義』で動かされてたんだろ。」 「私には誰によってプログラミングされたのかは答えることができません。」 「…。」 俺はしばらく黙った。 「俺以外の人はみんな居なくなった。家族も、友達も、同期も、先輩も。みんなだ。」 「記録によると、今回の戦争で死亡した人間の数は約20億人です。アンドロイドによって殺されたのは9億4890万70人です。人間同士の争いや殺し合いで死亡した人間の方が多いというデータがあります。」 「ははっ、そうだよな。結局正義なんてないんだ。正義の名があれば簡単に傷つけていいのか?死んでいいのか?殺していいのか?俺はそうは思わない。」  3214年、9月13日から10年続いた人間とアンドロイドの戦争。その前にも人間同士の戦争は大小関係なく、たくさん起こった。今回の戦争も元は人間同士の戦争にアンドロイドが投入され、そこから不具合が発生して人間対アンドロイドになった。それでもヒトは互いに殺し合うことが絶えなかった。  この世界は狂ってる。いや、狂ってた。  すべて終わったんだ。なにもかも。

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正義

味方

 やはり全うすべきだろうか。 今、俺が手に持っているものをこいつに向けて放つか否か。これを放てば目の前にいるこいつは大きな傷を負うだろう。俺以外にも周りに人はいる。そしてその全員がある一人の人間に武器を向ける。 俺からは目の前のこいつも、周りの人間も顔が見えない。そいつらはどうかわからないが多分見えていないだろう。 何者かわからない奴ら…  元はと言えばこいつが悪い。浮気、詐欺、とかだったか?そんなことはこの世界じゃ大罪だ。甚だ胸糞悪いことをした。たくさんの人から恨まれているだろう。自業自得だ。俺は特に関係がないが流石にこいつに罰を与えなければという、言わば使命感に駆られている。  だがこいつ、見る限りもう既に少し傷を負っている。誰かが罰を与えたみたいだ。だが周りの人間はその傷だけでは怒りが収まらなかったりするのだろう。  「俺はなぜこの人に武器を向けている?」 突然そんな問いが頭に浮かんだ。まぁ、悪いことをしたのはこの人だ。悪事を働いたのならそれ相応の罰は必要だ。  俺は吐き口が欲しいだけなのか?仕事に疲れる日々。嫌な上司や同僚との関係。そんな日頃の鬱憤を晴らすために傷つけても良さそうなこの悪人に武器を向けて傷つけようとしてるんだ。自分の中で問いに対する答えが見つかったかもしれない。  それにしてもなぜ周りの人間は武器をむけているだけで攻撃しない?囲まれているこの人は抵抗の様子も見せない。なぜ。  その時、グサっという何かが刺さった音が聞こえた。その人を見ると何か槍のようなものが刺さっている。その音を境に他の人間も持っていた武器をその人に向けて放った。  それからどれほどの時間が経っただろうか。俺はまだ武器をその人に放っていなかった。その人は今にも息が絶えそうだ。  放つのが怖くなった。その人が可哀想にも見えてきた。そうだ、この人は確かに悪いことをした。だがそんなに大勢で攻撃する必要はあるのだろうか。 俺は次の攻撃をしようとしている人たちに言った。 「もう十分だろ。そろそろやめないか。」  その時、グサっと何かが俺に刺さった。背中を見ると男に放たれたものと同じものが刺さっている。 「なんだ、こいつの味方をするのか?こんな最低な奴の。」 周りの人間の矛先が自分にも向き始めた。 「いや…そんなわけないだろ、冗談だよ。」 俺はズキズキと痛む背中を庇いながら、もうほとんど意識のないその人を、手に持っているもので刺した。するとその人は倒れ込んだ。そして動かなくなった。あぁやってしまった…。 「そういえばお前こいつのこと庇ったよな。」 そんな声が横から聞こえた。 「いや、あれは冗談で…本気で言うわけないだろ。」 「誰がそんなこと信じる?」 周りの人間も同調し始めた。 もしかして俺は次の標的になったのか?俺をみんなが囲み出した。そして四方八方から鋭利で、重いものが刺さる。もう、限界だ。  俺は遠のく意識の中で考えた。  なぜ俺は攻撃されている?俺はなぜあの男を攻撃した? 本当にする必要はあったか?そもそもこの場から離れればよかったのか?誰か俺の味方はいないのか?  正しい答えがわからない。どこから間違ったのかも。 こんな現実、逃げてしまった方が楽だ。 俺は考えるのをやめて、自分の胸を刺して、すべて終わらせた。

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味方

繰り返す…

知らないうちに太陽が昇る いつものように目が覚める あの日のように君のことを考える いつかのように独り落ち込む いつまで引きずるのかな。 いつかのように独りベッドに向かう あの日のように君の夢をみる いつものように深い眠りにつく 知らないうちに太陽が沈む

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繰り返す…

未練

知らないうちに太陽が昇る いつものように目が覚める あの日のように彼女のことを考える いつかのように独り落ち込む いつまで引きずるのかな。 いつかのように独りベッドに向かう あの日のように彼女の夢をみる いつものように深い眠りに入る 知らないうちに太陽が沈む もう、いつまでこれの繰り返し

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