味方
やはり全うすべきだろうか。
今、俺が手に持っているものをこいつに向けて放つか否か。これを放てば目の前にいるこいつは大きな傷を負うだろう。俺以外にも周りに人はいる。そしてその全員がある一人の人間に武器を向ける。
俺からは目の前のこいつも、周りの人間も顔が見えない。そいつらはどうかわからないが多分見えていないだろう。
何者かわからない奴ら…
元はと言えばこいつが悪い。浮気、詐欺、とかだったか?そんなことはこの世界じゃ大罪だ。甚だ胸糞悪いことをした。たくさんの人から恨まれているだろう。自業自得だ。俺は特に関係がないが流石にこいつに罰を与えなければという、言わば使命感に駆られている。
だがこいつ、見る限りもう既に少し傷を負っている。誰かが罰を与えたみたいだ。だが周りの人間はその傷だけでは怒りが収まらなかったりするのだろう。
「俺はなぜこの人に武器を向けている?」
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カテゴリー: その他
投稿日時: 2025/3/1 15:22
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
猫太郎
ただの猫好き高校生