未来🪞

21 件の小説

未来🪞

初めまして未来です。恋愛、など、色々なジャンルで投稿していきたいと思ってます。脱字誤字があるかもですが、よろしくお願いします。（不定期投稿です）無償イラスト依頼も受け付けてます（人数制限あり）

2023年3月からNoveleeを利用しています

人生電車

学校での人間関係は電車に一緒にその時だけ乗っている人だ。父は俺の部屋で、暗い景色の中、そう言った。何故そんな話をしているのか、それは、俺が今、不登校で、その原因が人間関係を拗らしていたからだ。俺は元々陽気な性格だったと自分でも思うくらい、明るい性格だった、でも、中学に上がった時、俺は人間関係の難しさに気付かされた。まずは相手の事を知ろうとして、沢山質問しても、軽く流されてしまうし、元々あった人間関係も脆く、小学時代の友達でさえも頼れない状況の中で勉強に身がはいるわけでもなく、成績もだんだんと悪くなっていった。勉強の内容にもついていけなくなり、もうどうでもいいやーって気づいた時には諦めるようになっていた。そして、挙げ句の果てに病院に行ったら精神疾患を患っていると言われて家でしか生活出来なくなった。そして今の状態に至る、辛いのは一時だけと言いたいのは分かる、でもそんな事もう考えたくない、希望を持ってそれが後から無かったとされた時、もう立ち直れるじしんがない、父のその言葉からもう30年、俺はもう40代前半だ、生活支援も受けているが、これももういつ断たれるかわからない、 −そうして俺の人生はあっという間に過ぎ、病気になって間もなく亡くなった。次の人生で、俺は楽しい人生を生きれるのだろうか、人間関係が悪い事を理由に、何も出来ないと思わずに自分の力で生きれるようになりたい。…

龍

僕はある時、こんな夢をみた。何故か僕は山の上に居て、空を眺めていた、その時、雲から大きくて長い龍の姿がそこにはあって、僕の前に気づくとそこに居た。僕は何故か驚きの感情や、恐怖という感情がなくて、ただじっと龍も僕もそこにいるだけだった。気がつくと今までのことがゆめだったのだと後になって気づく、僕は今も暗い雨に打たれながら自分のお腹の音が鳴るのを抑えて今日も生きていた。すると目の前に、男性とその娘と思われるやつが目の前を通り過ぎて行こうとした。だけど、女の子が今にも泣きそうな顔でいた。助けてとも言わんばかりの顔で、、僕は何故かこの子を助けないといけない、という使命感に陥り、その子の腕をぐっと掴んだ。その途端、女の子が助けて！と大きな声を出して男がびっくりした途端手の力が弱くなり、僕はその子と必死に逃げた。跡をつけられないようにして逃げた後、女の子の家まで送り、そのお礼に沢山の食べ物を分け与えてくれた。とてもお腹が空いていたからか、とても美味しく食べた。後から他の人に夢の話をすると、龍には豊穣や、繁栄の象徴だと言われているらしい、俺は龍のおかげで助かったのかもしれない、二十歳になった今では、あの時のご飯を食べられる幸せを糧に農業を営んでいる。そして、食べ物が食べられずに苦しいんでいる人がいたなら、迷わず助けに行くだろう。

現実逃避

僕はオカルトマニアだ。そしてこれから知り合いから怖い話を聞くところだ。「これは、とある学校で起きた話だ。」 ⭐︎ 突然体育館に集まれだなんて、何だろうか、そう不思議に思いながら、本題に入るのを待っていた。すると突然マイクの音が鳴り出した。「はーい！皆初めましてこんにちは！」そう言い出したのは見た目的に僕らと同じくらいの小学生の男の子だった。学校にいるのは皆顔見知りのはずだが、何故か皆知らないらしく、誰だろと不思議そうな顔でざわざわと話し始める「こらこらー、皆静かにー、これから皆んなにはスパイ探しゲームをしてもらうよー！」そう言うと皆は楽しそう！みたいな顔をしてワクワクしたそぶりをみせた。だけど、残念ながら僕には楽しそうには思えない、こう言うイベント系には何かしらのトラブルが発生するのがお約束だからだ。そう僕が不機嫌な顔をしていると主催者の男子が話し出した。「ルールは簡単！、教室にいるスパイを見つけられたら勝ちっ！勝てた人にはお菓子をプレゼント！じゃあ早速スタート！」といったその瞬間、体育館の地面に穴が空き、皆んなが落ちていった。そして僕も一緒に落ちてしまった。目を覚ますと、僕は教室にいた。周りを見渡すと、いつも通りのクラスメイトが椅子に座っていた。それも円状の形で。椅子取りゲーム？とも思ったが、さっきの説明からして、ゲームの一環としての作戦だからだろうと納得した。グラスのリーダー的存在の女の子が早速相談しようと言い、スパイ探しが始まった。誰がスパイなのだろうか、そう考えながら会話を進めると同時に違和感を覚えた。喋らずにただ無言で居るやつがいた、そいつが怪しいと考え、周りのやつにも言っていくと、皆そいつが怪しいと思い、投票した結果、案の定そいつがスパイだったらしい、皆んなでやったー！と歓喜の声が上がったが、主催者は「じゃぁ2回戦目ー！」と言い、2回戦目が始まった。正直言って早く終わって欲しいと思っていたが、やらなければいけないのだから仕方ない。そう進めていくが怪しいやつが見つからない、悩んでいるうちに時間が過ぎてしまった。「タイムアップー！見つけられなかったやつには罰ゲームだよー！」そういって、一人の女子生徒の椅子が一歩くらいの間隔で下り、また落とし穴が現れ、女子生徒はぶら下がった、そしていつのまにか首にはロープが上から繋がれていた、、その状況をみて僕は驚くことしかできなかった。「ぐっぐぁぁぁぁぁぁ、ぐっぎぃぐるじぃ、だすげで、だれっっっ」女子生徒の顔は白目を向いてぐったりとして生き絶えた。その状況にクラス内は絶叫の声が上がり、皆教室から出ようとした。すると廊下に出た瞬間、壁から針が沢山飛び出て体に刺さった、皆その状況をみて恐ろしくなり、大人しく椅子に戻る、中には泣きじゃくりながら親の助けを求めている子供もいた。それは当然だろう、この状況なら誰もが大人の助けを求めるはずだ、だけど、この場に大人は誰一人いない、何故かはわからない。だけど、この光景は異常だ。そして最後のゲーム、20番目のゲームとなった時、ゲームが突然終了した。原因は子供の親が警察に通報し、主催者の男子が逮捕されたことにより、このゲームは終わりを告げたのだ。終わった瞬間にどっと体から力が抜けてそのまま気絶してしまった。イベント時には体育館に再集合とアナウンスで言われ集まった時には皆んなの死体が吊り下げられていたり、中には体の一部を取り除かれた死体も転がっていた。再び起きた時には病院に居た。全ての出来事は全部幻覚でいきなり倒れたらしい。でも、幻覚にしてはリアルだった気が、 …まあ現実では無かったから良かったと思った。はい、おしまい！」そう言うと僕はじっとりと汗をかいていた。言い忘れていたが僕の家系は霊感があった。あの出来事は本当に怖かった。

栗

今日、親子で一緒に栗拾いをしに行った。沢山採れて、子供達もきゃっきゃと言ってて楽しそうで良かったと思う。その帰りに一番大切なものを失うことなんて考えもしなかったながらスマホをしていた大型トラックに車が衝突し、子供達が失ってしまった。その後、裁判やら何やらで時は過ぎ、男も逮捕された。謝罪金ももらったけど、子供達は戻らない。男の懲役はあまり長くなかった。その男が出所した時、私は自身の憎しみを持って復讐心を持たずに暮らせるのだろうか− end−

グラス

俺はこの先どう生きようか、そう考えながら目を瞑ったかのように暗い夜の中俺はトボトボと情けない足音を地面に落とす行く先も不明なまま歩いた先には“バー”がそこにはあったまだ灯りもついていて俺は誰かしらに話を聞いて欲しくなり、店へと足を運んだ。店の扉をがチャリと開くと「いらっしゃいませ」と優しそうな女性がいてグラスの手入れをしていた。女性は誰も客が居ない中でも退屈そうにせず仕事をしていた俺はゆっくりと話し出した話を聞いてくれませんか？そう聞くと女性は振り向いて優しそうににっこりと笑って手を止め、椅子へと腰をかけて “もちろん“ と言った。俺はこの先にある自分に希望が持てないこと、過去にあったこと、結婚していた妻が結婚詐欺師でお金を騙し取られ、挙げ句の果てには借金で生活もまともにできない、仕事は幸いあっても持ち前の無愛想な性格が人間関係にも影響して良い関係を築けていないことなど、それはもうたくさんのことを聞いてもらったけど、その女性は口出しをせず、ずっとただ話を聞いてもらった。ただそれだけだけど、俺は凄く気分がスッキリした気がしたんだ、そして女性は頑張ったね” とだけ言ってグラスに少量のワインを入れ、そっと机に置いた。俺はそのグラスにある中身を飲み干し、机の上には中身のないグラスだけが残る− そのグラスに映る向こう側には女性がいて、その姿を見て、鼓動が速くなるのを感じる自分が居た。それから数日間、弁護士とも話をつけて、うまくとられたお金ほど返ったわけではないけれど、十分なくらいには返ってきた。またあの素敵なバーに会えることを願いながら俺は再スタートの幕を開ける… 自分だけの人生を築くために…

秋風

僕は秋が嫌いだ。何故かって？それは愛する人が亡くなってしまったのが秋だから。君と出会った時も秋を感じさせる紅葉と共に流れる秋風と君の姿があった。君はあの時綺麗な茶色の髪を靡かせながらこちらを振り向いて言ってくれたよね。「君が好き」って自分の体温が上がるとき涼しい秋風が吹き、自らの人生を君は温かく彩ってくれたよねでもそんな君にも終わりが来てしまった病院で呼吸器をつける彼女に僕は言った「僕は秋が来る度に君を思い出すよ、愛してる、この先もずっとね。」君を思い出す度に流れてしまう涙が渇いてしまう。僕は秋が嫌いで、秋が一番好きだ。

約束放棄（続き）

僕は自分の人生を全うに生きるという軽い気持ちで約束をしてまたこの世の中に生まれ変わった。生まれ変わると前の記憶は無くなっていてそれなりに幸せに生きていたと思う。両親は優しいし、食事も入浴も睡眠も毎日を過ごす家もあってこれほど幸せな事はあるだろうか、でもそれは中学に入ると同時に打ち消されてしまった、“いじめ”だ、原因は自分たちの思う通りにならずにイライラして調子に乗ってるからなんだと本当にしょうもない理由をつけて僕をいじめてきた。上靴に水を入れたり、教科書をビリビリにハサミで切り刻まれたり、それ以外のひどいことも沢山、それも先生がいないところでされるから証拠もなく、高校でもないからスマホなんて持って行くことも出来ない、まさに地獄だ。両親にも相談しようと思ったが、あいにく二人は出張で不在、祖父母にも頼れない、去年亡くなってしまったからだ。児童相談所にでも頼れば良かったが、スマホも無ければどうしようもなく、不幸が重なった結末には電車のホームで飛び降り自殺　− 家には机の上にとだけ書いた手紙を置いた。そうして二度目の死亡を繰り返し約束は果たされなかった。だが約束は約束、さらに自殺という自ら命を断つという決断には重い判決を下された。自分が自殺する所を何度も繰り返し行うというなぜ誰もいじめを止めてくれなかった？なぜ仕方のない理由で地獄行きにされたのか僕には絶望感でしか感じることができなかった。でもその絶望は逆に転機となった。「堕ちるところまで堕ちてやる」それからははやかった。その場にいる全員を地獄の拷問機を利用して何もできないようにしてやったあーあー、“僕はただ約束を守りたかっただけなのに”

群れを作らないカラス

自分は、カラスだ。でも、鳥特有なのか分からないが、群れを作らない。理由は二つある。何故なら、群れを作らない事は自分を守るため、生まれた時、両親はとても良くしてくれた。ご飯もいつも与えてくれて、危険な時には助けてくれる優しい両親だった、でも、ある日、両親は人間が運転する車に轢かれ、死んだ。そして、その遺体は処理されてしまった。その日から人間と生き物に対してとても恨みを持つようになった。「大切な者を無くすのはもうごめんだ。」自分は、人間は群れを作る生き物だと知っている。奴らは生き物を殺すくせに、一人になるのを怖がる。同情圧力というやつだ。そうしていないと、自分が保てないのだ。自分は、群れを作らない。大切な者ができた時、その者を失った時、とても苦しく、心にぽっかりと穴が空いたような感覚になり、何も手につかない状態におちいるからだ。　だが、結局は自分も誰かと関わって生きている、食べるもの、飛び方を教える者などと関わらなければ、自分は何もできない、無力だ、独りよがりな考え方はやめる事をやめ、自分は今日、新たな世界へと飛び立った。一人ではなく、互いに支え合う世界へと− end…

知る事は

※この話はフィクションです。また、個人的な意見も含まれるためご了承したうえでご覧ください。　僕は光、高2。僕は知ることが怖いと思っている。なぜなら、勉強などの知識を知ったら周りに比べられるし、友達を作ったら裏切られたり、裏切る事を知るまたは、悪口や、別れを知る。休みを知れば怠惰に、欲が生まれる。娯楽を知れば、サボる事が生まれる恐怖を知れば、その恐怖から逃げようとする危機感が生まれる。ある日僕は父さんと散歩をしている際にこの事を話した。すると父さんは顔色を変えずに言ったんだ。「今俺が光に話した事は、俺が今話す事も知る事になる、だが、一つだけ先に言っておくとするならば、 "知る事は悪いこともあるが、良い事にもなるんだ"」その言葉を言われた時僕は唖然とした。父さんはそのまま続けた。「勉強、知識を知れば、周りと比べられることもある、でも、その分、自分の力を高める力になる事を知れる。友達を作る、知る事で、良くも悪くも友情という唯一無二の宝物ができ、別れても、悪口を言われても、互いに思い合って言動、行動をすれば、仲直りができて、一生の思い出になる。休みを知ったら、自分のご褒美として次また頑張る事を知る。恐怖を知れば、その改善策を考える事も知れる。そう考えれば、少しは考え方も変わるんじゃないかな、今すぐには出来なくとも、きっとうまくいく、光なら大丈夫だ。」僕はその事を聞いて、確かな根拠は無いけれど、信じていこうと思えた。 "知る事は悪いことでは無い"。

弱視な少女と僕の約束6

私は、結雨君に恋をしました。彼は、生きる希望もない日常にいる私を希望のある未来へと導いてくれた人。そう思うととても自分の鼓動が大きい事に気づき、有紗さんに相談した時、私は自覚した。私は恋心を抱いていると− 私がこの家に住み続けるには“親権”？というのが私の両親から有紗さんに渡る必要があるらしく、すぐに裁判が行われた。私がいない間、私宛の支援金を使っていたと裁判で新たに知る事となり、私は二度目の絶望を感じた。そして、親権は見事に有紗さんの元にわたり、正式に家族となったが、私には裁判が終わった後もとても気分が沈んでいた。結局、私はお金目当ての駒でしかなかったのだから、そう思うととても心苦しくなり、泣いてしまった。たとえお金目当てでも、実の両親だし、とてもショックだった。すると、そんな私に結雨くんはまた助けてくれた。「君が泣く必要は無い、今は苦しいかもしれないが、きっと未来は良い事が起きるから。」その言葉に私はまた鼓動が早くなるのを感じた。