エフィ
7 件の小説僕にとって本当に大切な人とは
僕は元カノが忘れられず苦しんでいた。 たまたま、今は家から出ていったお兄ちゃん(訳あり)の部屋を掃除していた。その時、自分宛の手紙を見つけた。 それを開いて僕は読んだ。 「最初に親とかの事情で夜に逃げるような形になってすまんな お前は俺にとってたった1人の大切な弟だ。お前との日々を書き記した日記から少し切り取って、手紙として残す。 最初は兄弟仲良しで気が合うと思っていた。 だが、ある出来事をきっかけにあいつは狂ってしまった、、、 あいつに彼女が出来た。 最初は一緒に喜んであげたし、応援しようと思えた。 だが、そうは思えなくなっていた。 あいつは彼女との話を楽しそうにしていたが、その内容は束縛に近く、あいつはとても苦しんでいると思えた。例えば、友達と連絡を取るだけで文句を言われ、できるだけ、会話に出さないようにしても疑われていた。そんな話をあいつは楽しそうにしていた。俺は何もしてやれなかった。あいつも俺も親に嫌われていた。だから、信用出来る人がいなかった。周りから嫌われ誰にも相談できず、あいつはとても苦しそうだった。俺の前ではとても楽しそうにしていたが、あいつが裏で自分を恨み1人泣いていることを俺は知っていた。なのに、何もしてやれなかった。それが、不甲斐ない。 あいつは精神的にきつくなり人生から逃げようとした。だが、そんな時に限って親が止めた。あいつはそれほどまでに追い詰められ苦しかったんだろうと。 だが、あいつは今、空元気だが楽しもうと前向きに生きている。あいつにとって、親も元カノも全部が必要な経験だったのだろうと初めて理解した。あいつは俺が知ってる誰よりも努力家で誰よりも優しい人間だって知っている。 だから、これからも明るく生きてくれ」 僕の本当に大切な人って元カノもそりゃあ、大切かもしれない。だけど、こうやって想ってくれるお兄ちゃんの事を忘れちゃ行けないなと思うと涙が溢れた。 お兄ちゃんの言葉を励みに僕はこれからも頑張って生きていこうと思えた。 この話は事実に基づく本当にあった話です。
あの教室で 4章希望
今日は昨日帰れなかったことを亜矢に謝ろうと思う。 学校に早めに着くと亜矢は既に来ていた。亜矢は「昨日のことなんだけどあなたは死ぬの怖くないの?」と聞いてきた。 ぼくは少し苛立ってしまった。 「君に何がわかる!!先が怖くて不安でしかたないよ、人の心にズカズカ踏み込むな!! なんなら君が死ぬまで一緒に居て楽しませてくれるのか?」と言ってしまってから気づいた。同じ境遇の人の筈なのに言いすぎた。 亜矢に謝ろうとすると「分かったわ、これから死ぬまで一緒に居るわ」と亜矢が先に言った。 僕がきょとんとしてると続けざまに「要するに期限付きで付き合わない?」と亜矢は言った。
あの教室で 3章一筋の光
ぼくは新しい教室についた。 1ミリもワクワクなどなかった。 先が怖くて不安だからだ。生きる希望がなくなった。普通に一日を終え、帰ろうとした時1人の女の子が話しかけてきた。その女の子の名前は亜矢というそうだ。亜矢もで最近ここに来たそうだ。気持ちが落ちていた僕に気を使ってくれたのか声をかけてくれたみたいだった。 亜矢は一緒に帰ることを誘ってくれた。 可愛い女子からの初めての誘いだったがそんな気分ではないと言って断ってしまった。その夜ちゃんと明日謝ろうと思った。
あの教室で 2章 不運
僕の名前は天野かなた。 ぼくは少し前まで普通の生活を送っていた。 これからも普通の生活が続くはずだった、、、 それは何故かって?それは病院での話になる。「君の病名は不色病だ」一瞬聞きなれない病名を医者から言われた。詳しく聞くと時間が経つ事に見える色が少なくなり全ての色が見えなくなった瞬間、死に至ると言うものだった。突然の余命宣告に内心焦っていると両親が医者に心配そうに治療方法を聞いた。しかし、珍しい病気で詳しい原因も分かっておらず死を待つしかないという、とても無惨な返答が返ってきた。ぼくは血の気が引いた。そして、普通の学校の教室には居られなくなり余命宣告を受けた人が集まるという珍しい教室がある学校に転校することになった。ぼくは今まで通っていた学校には親の事情ということで転校した。
あの教室で 1章初めに、、、
みんなには少し長いが話しておこう。 この国ではとても珍しいあの教室の話を、、、 何故、珍しいかって? それは余命宣告された子供が集められ最後の人生を共にする教室だからだ。 病名はそれぞれ違うが色々な理由で余命宣告された人達が来るんだ、。 いまからはなすのは あの教室で起きた儚く美しい話だ。
人と関わるのが苦手な僕が恋をする
人と関わるのが苦手な僕が恋をする 1章 人生の変化は突然に 今日は中学校生活が始まる日だった。 普通はうきうきしながら学校に行くらしい。しかし、僕は違った、憂鬱だった。僕は小さい頃から人と関わることが苦手だった。だから、誰とも関われる気がしなかった。そんな憂鬱な気持ちでクラスに入った。誰との会話もせず、席に座った。席に座ってしばらく経った後に先生が来た。「おはようございます、出欠をとりますよ」先生はそう言ってクラスメートの名前を呼び始めた。そして、僕の番が来た。「天野かなたくん」呼ばれたので「はい」と返事をした。1日が終わり、帰る時間になった。みんなが帰っていくので僕も帰宅しようとした時、1人の女子が「さようなら」と声をかけてくれた。最初は「なんで?」と不信に思ったがすぐに「さようなら」と返した。それが、彼女と交わした最初の言葉だった。これが僕の人生を変える出来事になるとは思わなかった。 2章 変わり始める日々 僕は家に帰宅した。誰とも話す気なんてなかったのに言葉を交わしていた。彼女のことばかりが気になった。無口で嫌われていた僕を見つけてくれて笑顔で声をかけてくれた。それだけで嬉しかった。 人と関わるのが苦手なのに「この人なら助けてくれそう」と期待してしまっていた。次の日になると少しだけ早めに学校に行き、その子が来るのを待っていた。もっと話してみたいそう思ってしまっていた。彼女がやっと来た。「おはよう」そう言って彼女は僕の隣の席なので座った。昨日は気にしてなかったから気づかなかったけど、隣の席の人だった。勇気を出して声をかけた。「名前聞いてもいい?」彼女は答えた。「守谷茜だよ」それを聞いた僕はとても嬉しかった。それから色々な会話を少しずつしていくようになった。いつのまにか彼女と関わることが楽しくなっていた。そして、彼女を好きになっていった。そんな毎日が続いたある日、僕は彼女に告白をした。とても練習して勇気を出して言った。しかし、結果はダメだった。彼女は心に余裕がなく、恋愛は難しいとのことだった。僕は辛かった。期待はしていなかったが、涙が溢れた。家に帰っても泣き続けた。「これが全部夢ならいいのに」そう思った。毎日が楽しかったはずだったのに何も感じられなくなっていた。 3章 動き出す運命 その後、何も感じられ無い時が少し続いた。しかし、ある日を境に考えるようになった。「余裕があれば茜は僕と付き合ってくれるのではないか」とそう思った。その日から諦めずに茜とひたすら話した。僕のことを見てもらう為に頑張った。そして、僕が中学3年生になって受験が終わり始めた時。ついに、努力が実る時が来た。「ずっと前から大好きでした。私の彼氏になってください」茜が僕に告白してくれたのだ。とても嬉しかった、茜を好きでよかった、そう思えた。それからは、茜と毎日連絡をとるようになった。今まででは考えきれないぐらい幸せな日々だった。「おやすみ」茜からのLINEだけで安心して寝れた。それだけ茜が心の支えになっていた。 4章 別れるの時!? そして、少しの時が過ぎてついにその時が来た。「卒業式」だ。茜との楽しい学校生活もついに終わりだ。これからも付き合っては行くが、それぞれ違う道を進まないといけなくなった。自分にとってはこの3年間とてもかけがえのないものになっていた。「忘れない 君と過ごした 3年間」茜に俳句で気持ちを伝えた。茜は言った。「これからもよろしくね」その言葉でこれからの高校生活を頑張ろうと思えた。卒業式の終わりに一緒に撮ったツーショットは何よりの思い出だ。この3年間を笑って終えることが出来た。これからもずっと一緒だって思えた。 5章 それぞれの入学式 ついに、高校の入学式。隣の席に茜はもう居ないけど、心の側にいつだって茜は居るって信じていた。だから、高校生活も頑張って行こうと思えた。少し残念なことがあるとすれば茜の制服姿は見てみたかった。そう思っていたの見透かしたのか、茜から制服姿の写真がLINEで送られてきた。とても可愛く大人びて見えた。僕も入学式の写真を送るととても喜んでくれた。必要とされている気がして僕も嬉しくなった。高校生活も落ち着いてきて茜との生活も全てが順調だと思い始めた、、はずだった。 6章 すれ違う気持ち 高校生活に慣れてきたと思っていたが、茜のの元気が少しずつなくなってきている気がした。尋ねてみると、「かなたがだれかに取られる気がして不安でしかない」と茜は言った。僕は「取られないよ、ずっと茜と居る」と言ってあげた。茜はまだ不安な様子だったので「僕は茜と出会えてよかった。沢山の幸せを貰った。だから、茜に幸せを返す義務があるから絶対離れないよ」そう言うと、茜はお礼を言いながら泣いた。これからも茜との生活は続くと思っていた、、、 7章 最後に、、、 茜とデートに来た。僕はわかっていた。僕は今日、消えてしまうことを茜には言えなかった。一部の人しか知らない情報だった。茜と付き合った時点でもう期限付きの恋だった。それがわかっていながら僕は茜に嘘をつき続けこの関係を続けていた。それでも、最後まで茜と居たかったのである。茜と笑って歩いてた。その時、ついに僕は倒れた。茜は心配して救急車を呼ぼうとしてくれた。それを僕は止めた。今更、救急車を呼んだところで変わらないからである。ひどく泣いている茜に僕言った。「僕が居なくなっても忘れないぐらいの思い出たくさん作れてよかった」茜は何かに気づいたような顔をした。そして、茜は言った。「かなたは死なない、これからも私と沢山の忘れれないぐらいの思い出を作るの!」それを聞いて僕は倒れたまま泣いた。最後の最後まで僕を愛してくれて、嘘つきな僕を愛してくれてとても嬉しかったからだ。最後に僕は言った。「茜、最後にお願い、笑ってよ、辛くさせてごめん、裏切ったね、僕が居なくても幸せになってね、」そんな身勝手なお願いをして、僕の意識は無くなった。茜はかなたの亡骸の側で泣きじゃくりながら笑っていた。かなたの最後の願いを叶えるように、 これは私とかなたの最高な期限付きの恋でした。 これを忘れることはない永遠に、、、 「今も誰かの心に残っているといいな」
人と関わるのが苦手な僕が恋をする
1章 人生の変化は突然に 普通はうきうきしながら学校に行くらしい。しかし、僕は違った、憂鬱だった。僕は小さい頃から人と関わることが苦手だった。だから、誰とも関われる気がしなかった。そんな憂鬱な気持ちでクラスに入った。誰との会話もせず、席に座った。席に座ってしばらく経った後に先生が来た。「おはようございます、出欠をとりますよ」先生はそう言ってクラスメートの名前を呼び始めた。そして、僕の番が来た。「天野かなたくん」呼ばれたので「はい」と返事をした。1日が終わり、帰る時間になった。みんなが帰っていくので僕も帰宅しようとした時、1人の女子が「さようなら」と声をかけてくれた。最初は「なんで?」と不信に思ったがすぐに「さようなら」と返した。それが、彼女と交わした最初の言葉だった。これが僕の人生を変える出来事になるとは思わなかった。 2章 変わり始める日々 僕は家に帰宅した。誰とも話す気なんてなかったのに言葉を交わしていた。彼女のことばかりが気になった。無口で嫌われていた僕を見つけてくれて笑顔で声をかけてくれた。それだけで嬉しかった。 人と関わるのが苦手なのに「この人なら助けてくれそう」と期待してしまっていた。次の日になると少しだけ早めに学校に行き、その子が来るのを待っていた。もっと話してみたいそう思ってしまっていた。彼女がやっと来た。「おはよう」そう言って彼女は僕の隣の席なので座った。昨日は気にしてなかったから気づかなかったけど、隣の席の人だった。勇気を出して声をかけた。「名前聞いてもいい?」彼女は答えた。「守谷茜だよ」それを聞いた僕はとても嬉しかった。それから色々な会話を少しずつしていくようになった。いつのまにか彼女と関わることが楽しくなっていた。そして、彼女を好きになっていった。そんな毎日が続いたある日、僕は彼女に告白をした。とても練習して勇気を出して言った。しかし、結果はダメだった。彼女は心に余裕がなく、恋愛は難しいとのことだった。僕は辛かった。期待はしていなかったが、涙が溢れた。家に帰っても泣き続けた。「これが全部夢ならいいのに」そう思った。毎日が楽しかったはずだったのに何も感じられなくなっていた。 3章 動き出す運命 その後、何も感じられ無い時が少し続いた。しかし、ある日を境に考えるようになった。「余裕があれば茜は僕と付き合ってくれるのではないか」とそう思った。その日から諦めずに茜とひたすら話した。僕のことを見てもらう為に頑張った。そして、僕が中学3年生になって受験が終わり始めた時。ついに、努力が実る時が来た。「ずっと前から大好きでした。私の彼氏になってください」茜が僕に告白してくれたのだ。とても嬉しかった、茜を好きでよかった、そう思えた。それからは、茜と毎日連絡をとるようになった。今まででは考えきれないぐらい幸せな日々だった。「おやすみ」茜からのLINEだけで安心して寝れた。それだけ茜が心の支えになっていた。 3章 動き出す運命 その後、何も感じられ無い時が少し続いた。しかし、ある日を境に考えるようになった。「余裕があれば茜は僕と付き合ってくれるのではないか」とそう思った。その日から諦めずに茜とひたすら話した。僕のことを見てもらう為に頑張った。そして、僕が中学3年生になって受験が終わり始めた時。ついに、努力が実る時が来た。「ずっと前から大好きでした。私の彼氏になってください」茜が僕に告白してくれたのだ。とても嬉しかった、茜を好きでよかった、そう思えた。それからは、茜と毎日連絡をとるようになった。今まででは考えきれないぐらい幸せな日々だった。「おやすみ」茜からのLINEだけで安心して寝れた。それだけ茜が心の支えになっていた。 5章 それぞれの入学式 ついに、高校の入学式。隣の席に茜はもう居ないけど、心の側にいつだって茜は居るって信じていた。だから、高校生活も頑張って行こうと思えた。少し残念なことがあるとすれば茜の制服姿は見てみたかった。そう思っていたの見透かしたのか、茜から制服姿の写真がLINEで送られてきた。とても可愛く大人びて見えた。僕も入学式の写真を送るととても喜んでくれた。必要とされている気がして僕も嬉しくなった。高校生活も落ち着いてきて茜との生活も全てが順調だと思い始めた、、はずだった。 6章 すれ違う気持ち 高校生活に慣れてきたと思っていたが、茜のの元気が少しずつなくなってきている気がした。尋ねてみると、「かなたがだれかに取られる気がして不安でしかない」と茜は言った。僕は「取られないよ、ずっと茜と居る」と言ってあげた。茜はまだ不安な様子だったので「僕は茜と出会えてよかった。沢山の幸せを貰った。だから、茜に幸せを返す義務があるから絶対離れないよ」そう言うと、茜はお礼を言いながら泣いた。これからも茜との生活は続くと思っていた、、、 7章 最後に、、、 茜とデートに来た。僕はわかっていた。僕は今日、消えてしまうことを茜には言えなかった。一部の人しか知らない情報だった。茜と付き合った時点でもう期限付きの恋だった。それがわかっていながら僕は茜に嘘をつき続けこの関係を続けていた。それでも、最後まで茜と居たかったのである。茜と笑って歩いてた。その時、ついに僕は倒れた。茜は心配して救急車を呼ぼうとしてくれた。それを僕は止めた。今更、救急車を呼んだところで変わらないからである。ひどく泣いている茜に僕言った。「僕が居なくなっても忘れないぐらいの思い出たくさん作れてよかった」茜は何かに気づいたような顔をした。そして、茜は言った。「かなたは死なない、これからも私と沢山の忘れれないぐらいの思い出を作るの!」それを聞いて僕は倒れたまま泣いた。最後の最後まで僕を愛してくれて、嘘つきな僕を愛してくれてとても嬉しかったからだ。最後に僕は言った。「茜、最後にお願い、笑ってよ、辛くさせてごめん、裏切ったね、僕が居なくても幸せになってね、」そんな身勝手なお願いをして、僕の意識は無くなった。茜はかなたの亡骸の側で泣きじゃくりながら笑っていた。かなたの最後の願いを叶えるように、 これは私とかなたの最高な期限付きの恋でした。 これを忘れることはない永遠に、、、 「今も誰かの心に残っているといいな」