椎名 わたり
15 件の小説椎名 わたり
初めて小説投稿アプリを入れて右も左も分からないまま初めてます。 基本的には不定期で投稿しております。 Twitterも始めました。 どうぞよろしくお願いします(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”
七夕
今日は七夕の日だが僕の日常は変わらない。 僕は今日も食欲が無い為素麺を買って食べる。 ふと、煙草を吸おうと窓を開けベランダに出ると空には天の川が広がっていた。 僕は煙草を吸いながら暫し天の川を眺めた。 END
紫陽花
梅雨真っ只中の束の間の晴天 僕は久しぶりの晴れに心を弾ませ洗濯や掃除などを済ませ散歩へ出かける。 ふと近所の家の庭に紫陽花が咲いていることに気づいた。 綺麗だと眺めていると家主のおじいさんが出て来て言った。 「どうぞ見てって、なんなら取っても構わないから」その言葉に甘え僕は紫陽花を数本貰い、花瓶に紫陽花を飾った。 陽の光に水滴が反射しキラキラと輝く姿を眺めながら僕は夕飯の支度を始めた。
ナンパで始まる出会い
俺はとにかくモテない。 世間はジューンブライドで盛り上がる中俺は今年も結婚とは無縁のただの梅雨が辛いだけの年を迎えると思っていた。 ある日友達が言い出す「なぁ、そろそろ俺らも彼女欲しくね?」「そりゃ欲しいけど、何で?」「聞いてくれよ〜!俺の独身同盟仲間が結婚すんだとよ。あれだけ俺は結婚なんかしないって言ってたのによ〜!」「そっかドンマイ」「相変わらずお前は冷めてるよな」「こればっかりは仕方ないからな」「そうなんだけどよぉ、やっぱり何かアクションを起こさないと駄目だとも思って俺ナンパしようと思う!」「…はぁ」いきなりナンパとか大丈夫か?と思いつつ言い出したら止まらないのを知っているから諦めて俺は友達と一緒にナンパを実行した。 そして俺はナンパした子と結婚を果たした。 END
失恋と未練
彼との出会いは4月入学式で出会った。 その日から私は彼の事を隙あらば目で追っていた。 6月彼への想いはいつしか恋だと思うようになっていた。 しかし、私の想いは叶わず彼の結婚報告を受けた。 笑顔で祝福されている彼を遠巻きに見ながら意外と冷静な私に少し驚いた。 結婚報告を受けてからも私の想いは変わることなく彼を見かける度に心が弾んでしまう。 もう私の想いは止まらない今までもこれからも… END
罰は強制退去
俺はモデルをしている。 俺には常に沢山の女の子達が周りに居る。 そんなある日俺に告白して来た子が居た。 この子なら俺のアクセサリーとして一緒に居ても問題ないかなと思い付き合っていた。 でも、俺はモデルだ「かっこいい」と言われ続け常に周りに女の子が居る。 そして向こうから別れを告げられると俺は罪を与えることにしている。 今回は強制退学だ。 暴力騒ぎを起こさせよう。 そして彼女はモデルの俺を叩いた罰としてこの居場所から退去させた。 END
君とが良かった
彼との出会いは4月の曇り空の日この日から私の恋が始まった。 放課後の食堂で私はいつも窓を開け君が通るのを待つ。 君が生徒と談笑しながら通り過ぎる姿を見てから私も帰るそんな毎日を送っていた。 そうあの日までは… 今日も朝教室で君の事を待っていた。 だが君は来なかった。風邪だそうだ。 その日一日私は心配しながら過ごした。 次の日君が来た結婚報告をしに。
思い出して
卒業式間近のとある日私は友達との別れを惜しみ名札を交換しあった。その友達の名札を年下の彼氏に見られ彼はとても羨ましがったので思い出にとスペアの名札と交換し思い出話に花を咲かせながら帰路へと向かった。
betrayaI
第4話 卒業と新生活 私は高校卒業を機に母親に追い出され一人暮らしを始めた。 相も変わらず人間不信は直らず、気付けばそんな生活にも慣れ、当たり前になっていた。 そんな毎日の中通勤時に必ず野良猫が居る。 その野良猫を私は癒しと一人で解決し生きて行く為の励ましを勝手に受け取りながら今日も私は生きて行く。
betrayaI
第3話 気まずさとさよなら 翌日にはあの噂話が全校生徒に広まり彼にはLINEで"ごめんね、好きって言ってくれてありがとう嬉しかったよ"とだけ送られて来た。 遂に振られたか…とスマホを鞄に入れ私は学校をサボるべく人気のない公園へと目指した。 あのままの関係で居たかった。 過去の思い出がフラッシュバックする。 毎日、陽キャの男子にからかわれて女子には無視される毎日でとても辛かった。 居場所が無い寂しい毎日でも、彼は違った。 "泣いてるだろ!謝れ!" その時私は彼に惚れた。 そこからは彼の隣に居ると幸せだった。 だが、もう一度人を信じてみたら見事に裏切られたんだ。 そして私はそこから人間不信になり気付けば周りに居た友達も離れ家族関係も母親の不倫が発覚して悪化し誰とも関わらない辛い寂しい毎日に成り果ててしまった。
betrayaI
第2話 初恋と噂話 翌日学校に着くとクラスの人達がコソコソと仲間内で耳打ちをしながら私はを見て笑う。 「…?」 不思議だなと思いつつ私は席に着きクラスメイトの会話に耳を傾けた。 「ねぇ、見た?」 「見た見た!やばいよね…あれ」 「本当。立場弁えろよって」 「「ふふふっ」」 その時友達が私の前に来て一言言った。 「あんた、これ見た?」 呼び方が変わっている事に違和感を覚えながら差し出されたスマホを見る。 そこには"飯島ってうっちーの事好きらしいよ"と書かれたグループLINEが写っていた。 「…!?」 絶句した、と同時にあの子が一軍のリーダーと笑って話していた事を思い出した。 「ねぇ、昨日あの子に何て言ったの?」 「え?好きな人なんか居ないよって言っただけだよーもしかして疑ってんの?」 「…言ってないなら良いよ、ごめんね疑って」 「まぁいいけど」 と言いながら彼女はリーダーに呼ばれ駆け寄って行った。 そして私はまた疑念を強くした。 今まであの子リーダーとなんか仲良くなかったのに…広めたのはもしやと。