紫陽花

梅雨真っ只中の束の間の晴天 僕は久しぶりの晴れに心を弾ませ洗濯や掃除などを済ませ散歩へ出かける。 ふと近所の家の庭に紫陽花が咲いていることに気づいた。 綺麗だと眺めていると家主のおじいさんが出て来て言った。 「どうぞ見てって、なんなら取っても構わないから」その言葉に甘え僕は紫陽花を数本貰い、花瓶に紫陽花を飾った。 陽の光に水滴が反射しキラキラと輝く姿を眺めながら僕は夕飯の支度を始めた。
椎名 わたり
椎名 わたり
初めて小説投稿アプリを入れて右も左も分からないまま初めてます。 基本的には不定期で投稿しております。 Twitterも始めました。 どうぞよろしくお願いします(⋆ᴗ͈ˬᴗ͈)”