黒鼠シラ
27 件の小説黒鼠シラ
黒鼠シラの新しいアカウントです。 前のアカウントはフォロー欄の1番上にあります。是非そこからチェックしてみてください! 文字を書いたりするのは苦手なので、誤字脱字や文脈的におかしな部分があったら是非コメントで教えてください! 定期的にN-1グランプリと言うお題に沿った小説で1番を決める大会を開いてます。是非一度覗きにきてみてください! 歴代王者 1代目 美水小春 様 2代目 鴉君。 様 3代目 史 様 4代目 有陽へいか 様 5代目 花瀬詩雨 様 2022/6/30〜2023/1/31 2023/6/30〜
第6回 小説で競って1番決めませんか?
本日より第6回N-1グランプリを開催いたします。 【N-1グランプリについて】 N-1グランプリは、 一回戦と決勝戦の2部構成となっており、お題に沿って書いて頂いた小説を審査員が審査し、一番面白いものを決める大会となっております。 決勝戦に進めるのは上位3名のみとなりますので、まずは一回戦を勝ち残れるように頑張ってください。 【参加者募集に関して】 審査員希望者と出場希望者を募集します。 参加方法は、この投稿にいいねをして、コメント欄に希望する参加方法を書くことです。(審査員希望,出場希望のどちらかわかるように書くこと。) コメントに主催者のいいねがつき次第参加となります。 審査員はMAX4人までとなりますので早い者勝ちです。 参加締め切りは4月10日までとなりますので、お早めに参加お願いいたします。 それでは参加表明をコメント欄にされた方からこの先の詳細を読んでください。 【出場希望者】 現在15名 エントリーナンバー1番 叶夢衣緒。 様 エントリーナンバー2番 Us 様 エントリーナンバー3番 ot 様 エントリーナンバー4番 新野楓衣 様 エントリーナンバー5番 青天目翠 様 エントリーナンバー6番 ひばり 様 エントリーナンバー7番 アマガミ 様 エントリーナンバー8番 有陽へいか 様 エントリーナンバー9番 水彩絵の具 様 エントリーナンバー10番 ナナミヤ 様 エントリーナンバー12番 海月 様 エントリーナンバー14番 花瀬詩雨 様 エントリーナンバー15番 冬華 様 エントリーナンバー16番 紫陽花 様 エントリーナンバー17番 た 様 【審査員希望者】 現在2名 エントリーナンバー11番 つきみ 様 エントリーナンバー13番 はむすた 様 +黒鼠シラ 【大会概要】 ・文字数に関して 文字数は5000字までです。オーバーすると、10文字につき1点を合計点から引かせていただきます。 ・お題に関して お題は、「壁」「逆戻りする時間」「ランデブー」の3つから1つ選んで作品を描いてください。お題がわからないほどでなければ、お題から逸れても大丈夫です。 ・締切やタイトルに関して 締切は、今日から4月14日24時までです。なるべく早くの投稿をよろしくお願いします。(15日には結果発表と決勝戦に関することのの投稿をします。) また、タイトルの前に必ず「第6回N1」と書いて投稿してください。(検索で出てくるようにするためなので、一文字一句完コピお願いします。) ・その他 無断無投稿はやめてください(次の大会を出禁にします) 投稿後の加筆や修正はお控えください。審査員が大変になってしまいます。 投稿したらここのコメント欄にコメントお願いします。 一回戦上位3名は最終決戦へ進出し、もう一つ作品を描いていただきます。最後までやりきれない方は参加をお控えください。 その他質問や要望がありましたら、ここのコメント欄にお願いします。 【審査に関して】 審査員はもちろん、出場者の方も読んでください。 審査員は一人100点満点で評価してください。それを集計し、これまでの大会に合わせるために全審査員の合計点の平均を取り、残りの空きの人数の点数として加算します。 さらに、いいね数×10点(MAX100点)を足した、600点満点で採点します。 採点基準は、 49点以下 面白くない 60点 面白い 80点 非常に面白い 90点 プロ並みに面白い 100点 これまで読んだ作品で最も面白い 面白いという単語を基準に使ってはいますが、技術的なものなど、様々な観点での審査をお願いします。 という感じです。審査員の方は、必ず14日までに審査結果の方をここのコメントにしてください。 名前を書くのは面倒だと思いますので、エントリーナンバーで描いてください。(くれぐれも間違えないように) 以上が説明になります。 基本的には辞退や未提出は認めていないので、よろしくお願いします。 ※最後まで読まれた方は、合図としてハッシュタグから"#最後まで読んだらいいね"に飛んでいただき、そこにある「N-1グランプリの歴史」いう投稿にいいねをしてください。 すでにいいねされている方は一度いいねを外したのちに再度いいねをお願いします。(通知に残すためです。) それでは面白い作品を期待しています。頑張ってください。
第5話 バルダの塔
足は足枷をつけられたかのように重く、腕は上がらず、脳ももはやまともな思考をできない程に衰えていた。 "者"を倒して30分。俺は再びの敵との遭遇を恐れ、休むことなく人の気配を探して歩き回っていた。 しかしながら、当たり前に、という表現をしたくなるほどに森は静まり返っており、暗闇から光が漏れ出すことはなかった。 森の暗さと疲労による視界の衰えによりもはや色の識別は全くできなくなってきていた。そんな状態で見ると、この気味悪い森はモノクロで描かれた古い映画の世界かのように思えた。というかもはやそうであって欲しかった。 何かの間違いで映画の世界に迷い込んでいるだけ。そんなことがありえたらいいなと思っていた。 森に入って6時間経った頃、俺の目に予想だにしなかったある物が飛び込んできた。それは、ここ6時間見ることのなかった、きっちりと整えられた辺や角をもち、綺麗に造形された立派な建築物であった。 俺は不意を突かれたために驚きつつも、疲労困憊していたために休みたいという欲求が勝っており、最後と言えるほどの微量の力を振り絞って駆け足で建物に近づいた。 それは5階建の古き良き日本的な建築物であった。 五重の塔というべきなのだろうか、すこし既存のものと形状は違えど、限りなく酷似していた。 入口と思しき両開きの扉の横には大きな表札が掛けてあった。 「バルダの塔」 街でいうところのアパートの名前のような者だろうか、何人もの居住者が共に暮らすところなのかもしれない。現代的にいうならバルダ荘と言ったところかな。 俺はよくわからない説明を自分にして納得しながら扉を叩いた。 「どなたかいませんかー」 声にならない声をあげて必死に呼びかける。流石に勝手に入るわけには行かないからと、返事のない建物内に何度も声をかけた。 こんなに疲弊していたのにも関わらず常識は守ることにしていた。いや、別に守ろうと決めていたわけではないがな。疲れている時にするよくわからないことの最上級だったのかもしれない。 中々人が出てこない中、俺は先ほど目に入れながらもなんとなく飛ばしていた物に目を向けた。 それはバルダの塔と書かれた看板の下にあった小さな文字だった。 「5F 帝者 4F 岳三蔵 3F 名無し 2F アイブレイク」 先ほどはなんとなく居住者の名前を書いているだけだと思い見逃していたものの、あらためて見ると奇妙な点が多く見受けられた。 いや、突き詰めれば一つだろう。名前だ。とても真面目に書いたとは思えないほどに人間の名前から離れていた。特にアイブレイク、これが英語なのだとすれば直訳で壊れた目になる。疲れているからではなく、普通に意味がわからない。 正直気味が悪かったし、冷静にこんな意味のわからない森のど真ん中にある塔がまともなわけないとさえ思えた。しかしそれがどうでもよく感じてしまうほどに俺は休養がとりたかった。 これだけ大きな音を出しておいて誰も出てこないということは、ここにはもう誰もいないのかもしれない。いやきっと誰もいないんだ。 俺はそうやって自分に言い聞かせながら、ついに常識を破って思い切ってドアを蹴り開けた。 開かないドアを無理矢理開けるつもりで勢いをつけていたものの、朽ちたような汚く脆かったドアはそのままいくつかに割れながら地面に落ちた。 自分がしたことに少しおどろしつつも、俺は警戒心を必死に保つように頑張りながら、恐る恐る塔内へと侵入していくのであった。
第4話 恐怖
無謀だ。 無謀にも程がある。 端から俺は圧倒的に不利な状態だったんだ。全くもって知らない真っ暗な森の中で木の棒だけでこれもまた全くもって謎に包まれた人外の相手をするなんて。。 もう頭も体も限界だ。 諦めたい。投げ出したい。今すぐに横になって目を瞑って全てを忘れて熟睡したい。それほどまでの俺の疲労は限界に近い。 「父さん、剣のないところで剣術は無力だし、樹林をすり抜けて向かってくるような相手に肉体技は無力だよ、、、」 自分や大切な人や物を守るためと習わされたけど、結局大事な時には生きてこない。 生きたい。真実も知りたい。でも目の前に見える"逃げる"という選択肢が魅力的で仕方がないんだ。俺みたいな弱い人間はこんな選択肢を与えられてしまったらのむに決まってるんだよ、、、。 気づけば"者"は目の前まで迫っており、戦意喪失した俺の手の中にはもう木の枝はなかった。 これで終わるのか、俺の人生。 諦めずに努力していい大学に行き、いい企業に就職し、嫌なことがあっても必死に喰らいつくような気持ちで毎朝出社して、そんな努力で固められた人生はこの瞬間、諦めで終わるんだ。 もう"者"は目の前にまで迫っており、その壊死したかのような両腕を俺の首に向かって伸ばしてきた。 おわりだ。死ぬんだ俺は。諦めたんだ。そしてそれは俺が選んだ選択肢なんだ。 諦める。だから死ぬ。受験戦争でも就職活動でも同じことだった。それなのに本物の生々しい死が目の前に来ると、それらとは比べ物にならないほどに恐ろしい。 苦しいのか、死後はどうなってしまうのか、そういった恐怖ももちろんある。しかしそれ以上に自分が選んだ結果に怯えているということが恐ろしかった。 すなわち俺は自らが恐ろしくて仕方がなかった。 一度諦めたのになぜ今になって死にたくないと思っているんだ。なぜだ。なぜ不安が胸に残っているんだ。 迫り来る"者"の手を俺は反射的に屈むことで避けた。 なぜだ、死ぬことを受け入れたのになぜ避けるんだ。 やつの手を避け続けている。体が勝手にだ。俺は命令していない、なんなら死ぬようにと命令した。それなのに体は動いている。やつのノロマな攻撃をただただ避け続けて死なないようにしている。 いや、わかった。やっとわかった。諦めたい以上に俺は死にたくないんだ。 俺が俺に抱いていた恐怖は、受験戦争でも就職活動でも戦い抜いて勝ち上がった俺が、本当に戦わなければいけないところで逃げようとしたから発生したものだったんだ。 脳では理解していなくても体には染み付いているのだ。戦うということが。逃げないということが。 決意した俺は落とした木の棒を拾い上げて、思い切り"者"に向かって振り翳した。 しかしその覚悟を決めた決死の攻撃は空を切った。避けられたわけではない。"者"の中を確かに通っていた。それでも空を切った。 やはりこいつに実態はない。正真正銘の幽霊なのだ。一体全体どうすればこんなやつに太刀打ちできるのだろうか。どうすれば斬撃を浴びせることができるのだろか、、、 その答えは、死にたくないという思いから勝ちたいという思いに変わった俺の心がすぐに教えてくれた。 俺はそっと目を閉じると、ただただじっと体を動かさずにまった。"者"がさっきのように俺の首に手を巻き付けるまで待ち続けた。 そしてついに俺の首筋に、人外の冷たすぎる硬い手が当たった。その瞬間俺は目を開き、木の棒を思い切り敵の頭に振り下ろした。今度の攻撃は空を切ることなく、しっかりと重たい反動を残しながら"者"の後頭部に直撃した。 そうして"者"が怯んだその隙に、俺は左手で首を触った敵の手を掴み、何度も何度も木の棒で後頭部を殴った。 徐々に増えていく出血量が俺の勝利に色をつけていった。 「とどめだ」 俺は呟きながら"者"を自分の方向に引き寄せると、手に持っていた木の棒を捨てて一瞬でしゃがむと、大きめの石を手に取りそれを思い切り"者"の出血で赤く染まった後頭部にぶつけた。 "者"はなんとも聞くに耐えない悲鳴に似た断末魔を上げながら、その場に倒れ込んだ。 頭は綺麗に割れていた。 握っていた"者"の手を離すと、俺は顔についてしまった返り血を拭きながら、悪くない気分だなと感じ、自然と笑みをこぼすのだった。
第3話 それでも愛はない
俺の父親は性格が悪かった。 これは俺が身をもって感じたことなんかではなく祖父から聞いた話であった。 父は俺が幼い頃に他界しており、その理由は詳しくは聞いていないが、口っぷりから考えるに事故だったらしい。 俺がもっている父の記憶はほとんどなく、残っているわずかな記憶すらも曖昧で言葉にできるほどのものではなかった。だから俺の父への印象は全て祖父から聞いたものであった。 祖父は父のことを語る際、いつも必ず同じ導入をした。 "あいつは自己中心的で捻くれたとんだクズ男だった。でも悪いやつではなかったんだよ"と。 祖父は父に関して性格などの内面的なことは多く語ってくれたが、出来事などの具体的なことは一言も語ったことがなかった。 いくら父の性格の難を指摘したり、彼の言動をこき下ろしたり、人格を否定したり、非行を批判したりしていても、確かに祖父は父を愛していた。 決して本人がそう言ったわけではなかったが、口ぶりから察するにそうで間違いはなかった。 なぜ愛を込めて批判するのか、どうしても俺には理解ができなかった。 祖父が失踪してしまい、生きている可能性も限りなくゼロに近くなってしまった今では、もう真実に近づくことはできない。しかし、俺は頭の奥底で考えていた。何が祖父の悪口に愛を込めたのか、何が祖父を消してしまったのか、そして何が父を殺したのか。 父が死に、翌年に母が自殺。母方の祖父祖母は母の死の原因は父にあるとし、父方の祖父を責め立てた。その祖父に懐いていた俺は母方の2人からは冷たい視線を浴びされて離れられた。俺を匿ってくれた祖父は長いこと独身であったために、俺の肉親は彼と、7個上の兄だけとなった。 俺は祖父に愛されていたし兄も優しくしてくれていた。それはこれほどの歳の差があったおかげもあるだろうがな。 しかし祖父が失踪した1年後、兄もまた突然失踪してしまった。俺は完全に1人残されてしまったのだ。 祖父が愛した父。でも俺は愛した記憶すらない。だからこそ祖父の父に対する悪い情報だけが俺に入ってきてしまった。父を嫌いになるには十分ではあった。でも、それでも感謝していることもある。俺に色々させてくれたこと、それを続けるためのお金をくれたこと。勉強も運動も趣味の格闘技や剣道などもすべて父のお陰でできている。これだけは感謝している。 でも、それでも愛はない。 死にたくない。まだここで終わりたくない。 知りたいことが山ほどある。家族のこと、自分のこと、世界のこと、、、 俺は頭に流れ込む無数の記憶を一度閉ざし、生きる覚悟を決めた。 そうすると体は簡単に動いた。 "者"の手を避けると落ちていた木の枝を拾い構える。 「何者だ。この森について知っていることはあるか?」 そうだ、とにかく脱出が最終目標なことを忘れてはならない。こいつを倒して難を逃れることができたとしても森から出られなくては意味がない。 「答えろ、お前は誰でこの森は何だ?」 "者"は聞こえてないかのように俺の言葉を無視し、ゆっくりと向かってくるのみであった。 埒が開かない、対話は無理なのか、ではどうする、、、逃げるか、いや、逃げた後で休憩しているときに襲われてはたまらないからここで殺すべきなのか、でもそんなことできるのか、、? というかそもそもこいつはこの世のものなのか、、、? 冷静さを取り戻しており、剣技が得意だとしても、もっているのは木の棒であり、周りは全く知らない未知の森だ。覚悟だけでは乗り越えられないものもあると誰かが言っていたが、今がそれなのか、、? もう、頭が限界だよ。。。
森の音
木々が泣いている。 目の前にあるのは薄暗く、不気味にたたずむ巨大な森。 密集した巨大な木々の間をすり抜けてくる風が、木々の泣き声に聞こえてくる。 その音は聞き続ければ、動物の鳴き声、日々踏みつけられる大地の悲鳴、不気味な森に捉えられてしまった何者かの恐怖の悲鳴、、何にでも聞こえてしまって仕方がなかった。 なんとも形容し難い森の不気味なオーラは、風と共に私の顔へと運ばれた。 決して力強くはないが、ぬるくゆっくりと私の頬を掠めた風は、殺気などとはまた違った恐ろしさを秘めていた。 不自然なほどの沈黙。 これが森を不気味に見せる要因の一つなのかもしれない。 そう考えるや否やその沈黙が大きな不自然に破られる。 "どん" その音は大地を伝って周囲に響き渡った。 弱者を容赦なく大地に叩きつけるような、不愉快かつ不気味で不自然な音。 脳内で音の正体を突き詰めている間に、再び不自然が起こった。 "どん" さっきよりも大きく鮮明に聞こえた。 弱者をいじめるのが楽しくなってしまい、思わず力みすぎてしまったのか、はたまたその理不尽が行われている現場が私に近づいたのか、なぜだからわからない、だがしかしその音は大きくなっていた。 "どん" "どん" 音は頻度と音量を増しながら続いていた。 大地に伝わる振動もまた、不愉快にも大きくなってゆく、、 私は思わず音への不可解ゆえの不愉快さ、さらには怒りを覚えつつ森へと少し足を進めた。 "どん" 音は足を運んでいる間にも続いていた。 私の中で芽生えた怒りは、幼子の如く小さくなることなく成長していった。 "どん" 私の慣れ親しんだ森の音を汚す不愉快を仕留めたくて仕方がなかった。 "どん" 振動が鼻先をくすぐる "どん" 私の怒りは音の音量に比例して肥大化していた。もういつ爆発してもおかしくない。 "どん" その音はついに私の目の前にまで迫っていた。 先程まで泣いていた木々が、今度は恐怖からガタガタと揺れ出した。 "どん" 私は身構える、音を大いに警戒しながら着実に森に向かって進んだ。 "どん" 私が仕留める。私が森を厄災から救い出す。 "どん" この森を、同胞を、家族を、、 "どん" 何があっても負けはしない。 "どんががが" 爆音と揺れ以外にも細かい音がし出した頃、ついに私の目の前の木が倒れた。弱者が強者に理不尽にもにねじ伏せられた。 私は相手を睨み、自らの体を中に舞わせた。 すると、相手は恐れ慄き慌てふためき出した。 「猛獣だぁぁぁあ」 「逃げろぉぉぉお」 私は巨大な殺戮兵器から飛び出した敵を爪や歯を駆使して仕留めていった。何匹も何匹も潰しては湧いてを繰り返した。 敵の攻撃は激痛、貫かれるように痛くて赤い血液が大量に溢れる、、 「なんで日本の森にライオンが、、」 潰しても潰しても抵抗してくる。 「はやく、もっと猟銃を、、」 でも私はこの森を身を挺してでも守らねばならない。 「はやく撃てぇぇえ」 愛する、森、同胞、家族、その全てを私は背負っている。 「早く仕留めろぉお」 私は強い、、 「殺せぇぇぇえ」 なにがあっても気高く戦い続ける、、 「森を切り開くけぇぇぇぇぇえ」 なぜなら私は、、、 百獣の王だから。
"5"
5という数字は不愉快である。 10というちょうどいい数字の半分であるというだけの理由で、奇数でありながら区切りが良いとされている。 5が象徴するものはなんだろうか、 "五感" それは人間に備わった5つの感覚のこと。 "五味" それは人間が感じる5つの味覚のこと。 "五臓" それは人間に特に必要な大事な5つの内蔵のこと。 人間には手足に指が5本づつ生えている。 週の平日は5日あり、子供の日という有名な祝日は5月5日にある。 ごがつごにち ごがついつか 読み方だってごとは限らない。 極め付けは長方形と円が合わさったような"5"の見た目である。 気色が悪い。 世で使われている数字の"5"は、間違いなく過大評価されている。 私はそう考える。
地獄へ続く行列
目の前に地獄が見えた。 そしてその前に列をなして並ぶ者たち。 彼らがそこに並ぶ理由はたった一つ、再び自分らの家へ帰るため。それもとにかく早くである。 だから今日はいつもとは違う近道のルートで帰ることにした。 それが間違いだったとも気づくことなく。 先頭のものたちはどんどんと落ちていく。そこの見えない巨大な地獄の穴へと落ちていく。。。 私の番も近いのかもしれない、先頭のものが落ちるにつれて私もまた先頭へと近づいていく。いやだ、死にたくない、でも運命は迫り来る。 地獄へ行きたくない、、、 直後私は頭上に生き物を見た。 その生き物は2つの足で立っていた。恐ろしいほどの大きな体をたった2つの足で支えていた。 もうここは地獄なのか、、でなければあんな化け物はいないはず、、 私は絶望しつつも、なにか大きく低い音を聞き取った。辿ればそれは巨大な化け物たちから発せられていた。 私は恐る恐る聞き耳を立てて慎重に聞いてみた。 生まれて初めて見る“人間”が発している言葉を。。。 「アリさんの行列が蟻地獄に吸い込まれてるー」
妖精の微笑み
出勤途中の私は、遠くの雲になにか小さな人影を見た。 まさかと自分の目を疑いながらも目を凝らしてみると、そこには小さな妖精がいた。 彼女は雲の上でぴょんぴょんと嬉しそうに跳ねながら小さな羽をパタパタと羽ばたかせていた。 私は驚愕や得体のしれぬものを見た恐怖よりもなにかホワホワしたような幸せな感覚に包まれた。 そうしてついつい妖精を長く見つめてしまった。 見つめ続けていた私に気がついた妖精は、少し驚いたそぶりを見せると、私に微笑みかけてからぴょんぴょんと今度は雲をジャンプして移動していった。 あぁ、なんだか今日はいいことが起こりそうだ。
第5回N-1グランプリ 最終決戦結果発表
ついに第5回N-1の優勝者が決まります。 今回の大会は史上初めて全参加者の中に300点台が1人もいない、レベルの高い大会になりました。 第3回,第4回大会王者も参加する中、トップが決まりましたので報告します。 では早速第3位、第1位、第2位の順番で発表します。いきます 惜しくも最終決戦第3位に終わった方は、、、 エントリーナンバー2番 シュウア様(468点)です! 1回戦最終決戦共にすごく面白い小説をありがとうございました!ぜひ次回も参加してください! それでは優勝者、第1位の発表です。非常にレベルの高かった今回大会を制した王者は、、、 エントリーナンバー6番 花瀬詩雨様(560点)です! 前回準優勝の花瀬様が優勝です!おめでとうございます。 一回戦の作品はもちろん、最終決戦の「桜仕掛けの花道」はさらに圧倒的で面白かったです!個人としての史上最高得点をつけました! 本当におめでとうございます! そして、惜しくも準優勝となってしまったのは、 エントリーナンバー9番 史様(525点)です! 第3回王者の史様が準優勝です!おめでとうございます! 史様もまた一回戦最終決戦ともどもものすごい話を投稿していただきました、最終決戦の作品「輪」は、これもまた花瀬様の「桜仕掛けの花道」と並ぶ今回大会の傑作の一つとなるレベルで面白かったです! では、そんな感じで第5回大会は終了となりました。 初代王者 美水小春 様 2代目王者 鴉君。 様 3代目王者 史 様 4代目王者 有陽へいか 様 についで5代目王者となったのは、花瀬詩雨様でした! 本当におめでとうございます! それでは、次回第6回大会で会いましょう! 本当に参加者の皆様はお疲れ様でした!ぜひ次回も参加お願いします! 審査員の方も約1ヶ月間本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした! それでは、第6回N-1グランプリの参加者募集で会いましょう! 投稿予定日は、2025年4月1日です! ではまた!黒鼠シラでした!
第5回N-1グランプリ 第1回戦結果発表
黒鼠シラです。 N1 一回戦が終わりました、まずはその結果発表をしていきたいとおもいます。 第3位、第2位、第1位、の順番で発表し、その後に一気に下位を発表します。 まずは、第3位です。 最終決戦に進出できる1枠目は、、 エントリーナンバー2番 シュウア 様(518点)です! 初挑戦にして最終決戦進出おめでとうございます! 次に第2位です。 1回戦2位通過は、、、 エントリーナンバー6番 花瀬詩雨 様(520点)です! 前回準優勝で再び最終決戦進出です! 優勝目指して頑張ってください! それでは、最終決戦へ進める最後の1人、 一回戦1位通過は、、、 エントリーナンバー9番 史 様(523点)です! 第3回大会の優勝者が再び最終決戦に進出です!史上初となる二度目の優勝を目指して頑張ってください! それでは、その他の順位です。 第4位 エントリーナンバー8番 有陽へいか 様(515点) 第5位 エントリーナンバー12番 ジノ 様(488点) 第6位 エントリーナンバー5番 よよ 様(480点) 第7位 エントリーナンバー7番 ゆるる 様(460点) 第8位 エントリーナンバー3番 夏かくし。 様(458点) 第9位 エントリーナンバー11番 冬華 様(430点) 第10位 エントリーナンバー4番 星降夜 様(428点) 第11位 エントリーナンバー13番 叶夢衣緒。 様(425点) 1人未提出者がいましたが、こんな感じです。 みなさま本当に色々な種類の面白い話をかいていて、読んでいてとても楽しかったです! 敗退してしまった方は最終決戦を見守っててください! そしてぜひ次回もご参加ください! それでは、最終決戦への案内です。 ルールは一回戦とほとんど変わりません。 ・文字数に関して 文字数は5000字までです。オーバーすると、10文字につき1点を合計点から引かせていただきます。 ・お題に関して お題は、「繰り返す」「自業自得」「桜仕掛けの花道」の3つから1つ選んで作品を描いてください。 なお、3つ目のお題「桜仕掛けの花道」に関しては、これまでのお題とは違ってこれをタイトルとした物語を想像して書いていただく形になりますので、タイトルが「桜仕掛けの花道」であれば内容はなんでも大丈夫です。もちろんタイトルからかけ離れすぎているのはお控えください。 他の2つはいつも通りです。お題がわからないほどでなければ逸れても大丈夫です。 お題がこれまでよりも難してく話の内容が限られてきてしまう形になっておりますので、審査員の方も考慮していただけると助かります。 ・締切やタイトルに関して 締切は、12月24日23時59分までです。なるべく早くの投稿をよろしくお願いします。 また、タイトルの前に必ず「第5回N1決勝」と書いて投稿してください。(検索で出てくるようにするためなので、一文字一句完コピお願いします。) ・その他 無断無投稿はやめてください(次の大会を出禁にします) 投稿後の加筆や修正はお控えください。審査員が大変になってしまいます。 投稿したらここのコメント欄にコメントお願いします。 その他質問や要望がありましたら、ここのコメント欄にお願いします。 といった感じです。 審査に関しては1回戦と全く変わらないので、引き続きよろしくお願いします。 (閲覧数といいね数の得点に関しては、次回からシステムを変えますので、最終決戦も100点で統一させていただきます。) それでは、頑張ってください! 以上黒鼠シラでした!