黒鼠シラ
65 件の小説黒鼠シラ
【自己紹介】 物語のプロットを考えることが好きな大学生です。かなり遅筆です。 最近は企画運営ばかり行なっていますが、稀に新作を投稿したりするので是非読んでいただけると嬉しいです。 【King of Novelee】 次回開催開始日 未定 歴代キング ※敬称略 初代 ot 2代 ot 3代 史 4代 K 歴代年間キング ※敬称略 26年 【N-1グランプリ】 2022年12月-2026年8月 歴代王者 ※敬称略 初代 美水小春 2代 ピリカ 3代 史 4代 有陽へいか 5代 花瀬詩雨 6代 七宮叶歌 7代 ひるがお 8代 ゴースとライター 9代 K 終代 ot 【黒鼠シラについて】 22年6月 投稿開始 22年12月 N-1 開幕 24年1月 新アカウント 26年5月 NSS優勝 26年8月 N-1 完結
短編小説集 25-26
※主にNSSコンテストへの参加作の修正版が収録されております。 もくじ ・ 歴史上最低の王 ・ 究極の発明品 ・ クレーマー ・ 光陰矢の如し ・ 届かない音 ・ ハギシリ ・ 音色のタワー ・ 一才の知性 ・ 雪道に残る足跡 ・ 四 「歴史上最低の王」 私は歴史上最高の王である。 国民第一を政策として掲げ、どんな時も国よりも国民に寄り添い、歴代の国王達が達成できなかった政策を多く実現したのだ。 国民の幸福度こそが国家の経済を左右すると考える私は、金銭面の不安や犯罪率など治安の問題を解決することから着手した。 まず、低所得者への税金を下げ、多額の支援金を使って援助した。さらに、戦争撲滅のために軍備を縮小し、国民が身近に恩恵を感じられる経済活動に税金を当てた。 治安の面においては、犯罪撲滅のため、刑務所を更生の機会を与える場にすることによって、再犯率を著しく低下させた。 医療福祉にも力を入れ、全ての国民が安心できる国を作り上げたのだ。 それなのにも関わらずこの国は破綻へと進んでいってしまった。私の支持率は低下の一途を辿り、ついには失墜寸前にまできたのだ。 なぜだろう、私は歴史上最高の王であるのに…… なぜだろう、何故あの国王は今になっても失墜しないのだろう…… 奴は、貧富の差の激しさが増し、インフラも破綻してしまい、普通の人ではまともに食料すら買えない中、税率を下げ金銭の支援を始めた。 さらには、侵略戦争で負けている最中に、軍備を縮小し、ほとんどの動ける国民が戦争に繰り出されている時に、犯罪撲滅政策をはじめ、大成功だと豪語した。 今不必要な善行を行い、国民の多くを苦痛に追い詰めている。 奴は歴史上最低の王である。 「究極の発明品」 今の時刻は9時。学校が始まるのは11時前。 この持て余した時間を有意義なものにするべく、私はドーナツ屋に入った。 「ポン・デ・リースチョコを1つ」 甘い匂いの充満した店内で席に着くと、これから訪れるひと時の幸福に胸を踊らせた。 練り上げられた玄人によって作られたレシピ。これを元に作られたドーナツは味が完璧なのだ。薄すぎないのは大前提として甘すぎないことも重要だ。このバランスこそがプロの所業。 楽しみが頂点に達した頃、ドーナツが運ばれてきた。 上部を包み込むように覆い被さったチョコレート、その上に振り掛けられた虹色のチップ。甘いものの寄せ集めではなく計算され尽くした甘さの調節は、一つ一つの材料を天秤に乗せてるかと思わせるほどの正確な配合の上にある。 早まる気持ちを抑えながら、体温でチョコを溶かさないようにドーナツを手に取る。 口に入らないようにナプキンの位置を調節しつつ、人類の化学の結晶とも言える究極の発明品を口に運ぶ。 もはやチョコが歯や唇についてしまうことなど気にしている暇はない。私は後の自分への遠慮を忘れ、大きな口でこのドーナツにかじりついた。 「んん……」 「甘すぎる……」 「クレーマー」 「ふざけんじゃねぇ」 突然の怒号に店内が凍りつく。どうやら俺の接客が原因らしい。 「割れたらどうすんだ」 原因は俺がラムネ瓶を乱雑にカウンターに置いたこと、らしい。乱雑とはいえどラムネ瓶であることを考慮した置き方ではあったため、言いがかりなである事は明らかだ。しかし、ここはとりあえず謝ろう。 この経験から俺は理不尽により与えられるストレスを無くすため、丁寧な接客を徹底した。接客中の一挙手一投足全てに気を配り、自分と客との立場は天と地ほど違うと考えて行動した。その結果、クレームは一切来なくなった。 この成功体験から俺は、善意でバイトの子達にも丁寧な接客をするよう注意するようになった。初めはこのような事態に対してはこうするべきだろうなどと、アドバイスに近いような指導をしていたのだが、それは次第にエスカレートしていき、バイトの子達に対しても、一才の妥協を許さず、完璧な接客を求めるようになった。 そしてついには、自らが客であっても店員が雑な事をすると、俺がクレーマーだったら怒られるぞと、少し怒りを感じるようになってしまっていた。 それは暑い夏の日だった。俺はラムネ瓶をもってレジへ立つ。丁寧に瓶をカウンターに置き、「お願いします」と会釈する。しかし、反対に店員は挨拶もせず、あからさまに不機嫌な表情を浮かべ、乱雑にラムネ瓶をカウンターへ置いた。この行動で俺の怒りは頂点へと達した。 「ふざけんじゃねぇ」 怒りも冷めた頃、空になったラムネ瓶を片手にベンチに座った。俺の怒りはラムネ瓶と同様に空っぽになっており、冷静さから自らの行動に絶望した。まさか自分がクレーマーになってしまっていたとは…… 自らの善意と行動のズレを振り返り、俺はどうしようもない無力感に襲われた。 ショックから俺はラムネ瓶を乱雑にベンチに置いた。 鈍い音がする。 「あ、割れちゃった」 「光陰矢の如し」 遥か昔、言わば神話時代の出来事である。当時から最高神の座に居られた天照大御神様は、全くもっての不測の事態に頭を悩ませていらっしゃった。 事の始まりは、時を司る天部であった一刻天が、時に関する仕事が少なすぎる故に暇を持て余してしまったことだった。次第に日々の退屈に耐えきれなくなっていった彼は、持て余した退屈な時間を自分だけ倍速にすることで耐えずに済むようにした。ここで彼は、神の力を私的利用したのだ。一度甘い蜜を吸った彼は元に戻れるわけもなく、以降、次々と愚行に走るようになり、ついには、自分だけ退屈な時間は速く愉快な時間は遅く時が過ぎるようにしてしまったのだった。 これが明るみになった頃には時既に遅し。結果から言えば、彼は無自覚ながら時間というものの性質を大きく変えてしまっていた。彼の思惑とは反して、退屈な時、自らの時間を速めるのではなく、周りを遅めることで、彼のみ普段通りの速度で時間が過ぎたため、速く感じていただけなのだった。 大罪を犯した奴は、神として前例のない、猶予なき極刑を言い渡されたのだった。 彼の大罪は、最高神をもってしても拭きれるものではなく、結果的に現代まで及ぶ、退屈な時間は遅く、愉快な時間は速く過ぎてしまう、時間知覚の現象となったのだった。 「届かない音」 大学で人間の脳について学んでいる私は、日々の授業の中で様々な知識を身につけている。そんな中、脳みその感じる感覚について学んである時、とある疑問に当たった。 人間の理解の先にある、未知なる音を聞いた時、脳はどうなってしまうのか。 初めは些細な問いだった。人間は果たして認識できるのか、脳が壊れるのではないか、死に至るのではないか。考えれば考えるほどに私は恐ろしくなり、ついには身の危険を感じるようになってしまった。 厄介なことに、私の妄想ともいえる考えはどんどん膨らんでいき、ついには日常で耳栓を用いて音を遮断するようになっていた。 ある日、いつも通り家に引きこもり音を遮断して過ごしていると、突然視界がぼやけ始めた。初めはただの立ちくらみかと思い、重く考えずに過ごしていたが、数秒後には私は床に倒れていた。 自らの置かれている状況を理解できず、私は半ばパニックになりながら耳栓を外した。するとようやく、部屋中に響く謎の音に気がついた。発生源は天井に取り付けてある一酸化炭素警報器だった。 一酸化炭素中毒…… 薄れゆく意識の中、私は自らの愚かさに呆れ返った。ありもしない音から逃げ続けた結果、本当に必要な音が届かなくなってしまっていたのだから。 「ハギシリ」 平日月曜朝8時。 俺は電車に揺られながら会社へと向かう。通勤時間はおよそ1時間で、田舎駅からの乗車なため座れることは確実だ。正直座れてさえしまえば、音楽やポッドキャストを聴きながら、心地よい揺れに眠気を煽ってもらうという中々良い体験ができる。なので俺は正直通勤時間が好きだ。 しかし今日は違った。俺が乗車し角を取ると、前にあの男がいた。気味が悪いほどに私を見つめてくる中年の男だ。この男は半年に一度ほどの頻度で俺と同じ車両の角席に出没する。外観は普通だし特におかしな行動をするわけではない。ただ私を凝視する、イヤホンもつけずにずっとだ。あまり心地は良くないし、せっかくの優雅な時間を邪魔されるのは癪に触るが、奴は毎回乗って程なくして降りていくため、10分そこらの我慢が必要なだけだ。だから俺は毎回我慢する。第一、あのような頭のおかしな男に話しかけるのは危険がすぎるからな。 平日月曜朝8時。 今日は半年に一度の出張の日だ。普段とは違う場所、普段とは違う路線、普段とは違う時間に電車に乗る。私は電車移動が極めて嫌いなため、乗車中は基本的に気が立っている。5回以上の乗り換え、短い乗車時間の連続、周りの喧騒と鼻をさす嫌な匂いの数々。電車ほどに私が向かない場所はないだろう。 そして今日私はいつもより数倍も気が立っている。なぜなら、この出張の日に必ず出くわす男がいるからだ。奴は私と同じ車両の角席に出没する、一見普通のサラリーマンなのだが一つ問題点がある。周りは聞こえてないようだが私は音楽を嫌うためよく聞こえる。歯軋りだ。奴は終始歯軋りをやめない。本当に不愉快だ。私は歯軋りの歯と歯が当たる音が大嫌いだ、本当にやめてほしい。しかしあのような頭のおかしな男に話しかけるのは非常に危険。なので私はこのような戦略を編み出した。 無言の圧だ。 私は奴を終始見つめ続ける。 「音色のタワー」 ある日、急な大雨で予定が潰れ、自室で暇を持て余していた私は、鳴り響く雨の音から「音色」という言葉が浮かんだ。 音の色。ピアノなどの音楽で用いられる表現。ふと、私は音に色をつけたくなった。 “ドはドーナツのド”全ての基礎となる、もっとも低い音。鮮やかな必要はない、土台の色。茶色。 “レはレモンのレ”鮮やか黄色。しかし土台となった土に染み込み、決して表面には現れない。 “ミはみんなのミ”一つではなく様々な個性の登場。複数の鮮やかな色。 ここからは個性の連続。赤く燃える気持ち,青く澄んだ空,金属的な輝き、と続いていく。 しかしここで問題が生じる。“シ”の後、再び“ド”に戻ってしまう。せっかく積み重なった個性が、土台に潰されてしまうのだ。 いつのまに雨も止み、静けさに包まれる中、私が頭を悩ませていると、突然、玄関から母の声がした。 「虹出てるよ!」 私ははっとした。 “ド”は“ドーナツのド”チョコに覆われた土台に、虹色のチップが振りかけられる。だから、再び登場する“ド”は、ここまでの個性の集大成となる。様々な色によって構成され、虹色となるのだ。 こうして紡がれた音色のタワーは、触れるもの全てに感動を届けるのである。 「一才の知性」 女は「自分は初めから正常だった」と言わんばかりの表情をしていた。正直だいぶ不愉快なものだったが、人様の子供の顔立ちに対して悪口を叩くのは不粋だろうと考え、口に出すことはなかった。どんなケモノでも人外でも誰かの子供である以上、一定以上の敬意をもって接しなければならない。それが時として苦になるのであれば、自らが社会に適応していないことを自覚するきっかけになるかもしれない。 人間は進化していく中で全てを手に入れた。と同時に、最も大事なものを手放した。威厳なき王など羽を失った孔雀に等しい。迎合するための社会を形成することは、文明の発達と人間の退化を同時に示している。少数は虐げられ、虐げられぬために人々は迎合する。悪循環と気づくことのできる者は少数派であり、虐げられて消えてゆく。全ての元凶である悪は、迎合した人々に覆われて姿を暗ます。もはや元凶を叩くには全てをまとめて潰すほかない。しかしながらこの思考も賢いとは言い難いものである。 では真に賢い人類はなにをするか。彼らは迎合せず、悪循環に気付きつつも虐げられぬために無言を貫き、全ての元凶を探すことを放棄する。つまるところ、何もしない。いつの時代も。真に権力を持つべき人材はそれを欲しがらず、権力を握る者、すなわち野心ある者は大抵それを手に入れて良い人材ではない。野心も、思考も、物体も、何もかも、使われるに値する者にありつくことができずに終わる。これから学べることは、人間は全てを手に入れることが不可能であること。 女は私と同じ思考をしていた。しかし私とは違う人間である。思考の被った彼女と私を隔てるものは、もはや感情しかない。人間の最大の武器であると同時に、最大の難所である、感情。 電車を待つ駅のホームにて、老人が線路へと誤って足を滑らせてしまい落下した。私はそれを見て、助ける必要があると考えた。しかしその考えを行動に移す前に邪魔が入った。老人には連れがいたという事実だ。老人が落下する前に立っていた場所に人影があり、老人はそれに向かって助けを求め、必死に手を伸ばしていた。しかし、人影は動かなかった。きっと自らの思考に侵されていたのであろう。 老人は電車に撥ねられ、周囲は大騒ぎとなった。私だけが現場を目撃していた故、人影に話しかける者はいなかった。私は腰を上げて足を進めた。思考に侵され、感情みのならず知能すら捨ててしまった者の顔が見たかったのであった。後悔に満ちているのか、自責の念に駆られているのか、私には想像のできない感情に至っているのか、いや、感情はすでに捨てたようなものであるため、そのようなことはないだろう。駅校舎の屋根から落ちる影を振り解き、私は奴の顔を覗き込んだ。 女は「自分は初めから正常だった」と言わんばかりの表情をしていた。脳は侵されきってしまったのであろう、その顔には一才の知性を感じられなかった。 「雪道に残る足跡」 “ドン”と、銃声が響いた。 娘が殺された。私が呑気に湯船に浸かっている間に、家へ侵入した男によって胸を撃ち抜かれたのだ。孤独な私の生きる糧でもあった一人娘の死。これだけでも私は心底絶望したが、その上犯人は現場をすぐに逃走しており、いまだに見つかっていない。この事実は、自らの身の危険による危機感よりも、娘を殺した犯人がのうのうと生きている事に対する怒りと無力感を強くした。 雪深い山奥の田舎に一人残された私は、ついにおかしくなってしまったのか、この事件以来、家の前に犯人の足跡がくっきりと見えるようになった。娘を殺すためにはるばる歩いてきたその足跡だ。雪が何度積もってもくっきりと見え続けた。初めは意味が分からず気のせいかと片付けていたが、次第に事件の証拠を残すべく娘が足跡を守っているのではないかと思うようになった。思うことにした。正直言うと、そうしないと精神を保てなかった。 その数日後、私が猟銃の修理を頼みに街へと出向いた日の夜。普段は猟銃を持っているため感じることはなかった、山道を丸腰で歩くことへの恐怖心から、私は薄気味悪い木々を見渡しながら歩いていた。だんだん近づく家の明かりに安心し、そうして、ほっと息をついた。その時、後ろから私の頭部に銃口を突きつけられた。 振り返るとあの日の男がいた。丸腰で疲れから完全に無力な私は、立ち尽くす他なかった。しばらくの沈黙の末私はふと男の足元を見た。男は、あの足跡の上に立っていた。 その瞬間、私はようやく理解した。あの足跡が残り続けていたのは、男が毎日、私が丸腰になる瞬間を伺って、家を訪れていたからであった。あの夜、男は娘のみならず、私も殺そうと思っていたのであろう。無力からくる虚無感が悪化する中、 “ドン”銃声が響いた。 「四」 一 一直線、俺はこれの上を歩き続ける。 曲がることも、分岐することも、上下することもない、延々と続く一直線の道。数時間に一度、道から逸れてしまいそうになるが、俺の本能はそれを許さなかった。決して細い道ではない、ただ、ただ、長い。だからたまに逸れそうになる、しかし、逸れてしまうのはよくない、そうやって本能は俺の脳に訴えかけ、もはや操っているんだ。 二 "一"がまた来た。やつは気違いだ。俺は何度もやつを見た、同じ場所でなく、様々な場所と状況で。だが、俺がやつを見るたびに共通していることが一つあった、やつは、逸れることなく歩き続けている、一直線に。それだけでやつを気違いと断定するのはよくない、と考えるかもしれないが、そうではないんだ、やつは、それだけではないんだ。 やつを初めて見たのは山だった。ただの山ではない、一本道を逸れてしまえば、両端は崖になっている、そんな、山と言われて思い浮かぶことのないような、逸脱した場所だった。そこをやつは平然と歩いていた。 次に見たのは、紛争地帯でだった、そこでも、やはり、やつは平然と、弾丸飛び交う混沌の中を、ただただ、真っ直ぐに歩き続けていた。 そして今、某、戦時中の二カ国間の、軍事国境線上を歩いている。両国の兵士が武器を構える中、やつは、川沿いを歩く高齢者のごとく、姿勢良く、清々しく歩いている。これでわかっただろう?やつは気違いだ。 三 秋も終わり、いよいよ本格的に寒い日が増え、冬の始まりを感じるようになっていた季節でした。連日、年内で最も寒い日が更新されたとニュースで流れていた一方、これよりも民衆の気を引く出来事が起きていたのです。それこそが"一"と"二"でした。彼らの、半ば気狂いと言ってもいいような行動は、民衆からの、嘲笑と軽蔑の対象となっていたのです。 はじまりは、世界で最も危険と有名な山での出来事でした。"一"は、命綱もなしに山頂の一本道を歩いていました。その一方、"二"もまた、ほとんど90°の崖にしがみつき、糞尿を自身の洋服内に垂らしながら、"一"の様子を、じっと、表情ひとつ変えずに見つめ続けていたのです。 次に彼らの目撃情報が出たのは、激化し続ける紛争が起こっていた地域でした。そこで、"一"は、フィクションかと疑ってしまうほど、綺麗に弾丸を避けながら、戦場のど真ん中を歩いていたのです。そこで、反対に"二"は、"一"の数歩後ろを、弾丸の雨に打たれながら、這いつくばってついてきていたのです。それも、全裸で、今回もまた、"一"を凝視しながらでした。 そして、最後に彼らが見られたのは、某二国間の軍事国境線上でした。弾丸こそ飛び交ってはいないものの、今にも戦いが始まりそうな緊張感の漂う状況でした。そんな中、"一"は、軍事国境線上を、サーカスの綱渡りのごとく、慎重に、しかし周りには気づいていないかのように、そっと足を進めていました。そんな中"二"は、先の傷からか、"一"の数十メートル後ろで、ぐったりと仰向けで倒れてしまっていたのです。死んでいました。どうみても死んでいました、しかし、体から魂が抜けても尚、その目は"一"に向かって、大きく開き続けていたのです。 ーー 完 ーー
第10回 最終決戦結果発表
第10回N-1の優勝者が決まりました。 4年弱続いたN-1グランプリの最後の王者です。 数々の優勝候補者が参加する中、トップが決まりましたので発表します。 発表の前にややこしくなってしまっている点がありますので説明します。 otさんのバグによる提出遅れに関しましては、合計点から5分あたり1点減点する形で対応します。 では第三位、第一位、第二位の順番で発表します。 ※敬称略 第三位は…… EN.3 史 480点 です! N-1グランプリ3代目王者にして歴代最高得点記録保持者が、4度目の表彰台となりました。 3度目のV2への挑戦でしたが、惜しくも3位と言う結果になりましたが、出場者としても審査員としても圧倒的に優れていました。 本当に、これまでありがとうございました。史さんに参加していただけたことは、間違い無くここまでN-1を続けてこれた理由の一つになりました。 年末のKON本戦でまたよろしくお願いします。 第一位、優勝者は…… EN.6 ot ※512点 です! (※1時間39分遅れでの提出だったため、合計点から19点をさしひいた点数となっております) すこしややこしくはなってしまいましたが、悲願の優勝、本当におめでとうございます! 大幅な減点があっても関係ないほどに圧倒的でした。 N-1をここまで続けてきたのは、このような大会を通してのストーリー、ドラマが観たかったからです。otさんは第6回大会からずっと優勝者と並ぶほど圧倒的でした。それでもあと一歩届かない状態になってしまっていたので、最後の最後に悲願達成、本当におめでとうございます。ちなみに一回戦3位通過者の優勝は大会史上初です。 年末のKON本戦でまたよろしくお願いします。 第二位は…… EN.10 かきあげ 504点 です! 初参加での準優勝おめでとうございます!一回戦から安定的にクオリティが高く、非常に楽しませてもらえました。 N-1はこれにて最終回となってしまいますが、他にも、9月1日から短編小説で競うNSSコンテストや、9月中旬ごろから年末本戦出場をかけたお題無しのガチンコ勝負KONが開催予定ですので、是非参加してみてください! これにて第10回大会、そしてN-1グランプリは終了となりました。 初代王者 美水小春 2代王者 ピリカ 3代王者 史 4代王者 有陽へいか 5代王者 花瀬詩雨 6代王者 七宮叶歌 7代王者 ひるがお 8代王者 ゴースとライター 9代王者 K につづいて終代王者となったのは ot でした! 本当におめでとうございます! ここで大会運営に関する話をさせていただきます。 前回大会の最後に、第10回大会をもって大会をしばらく休止するというお知らせをしましたが、今回大会で冒頭から話しているように、これを変更し、第10回大会を完全な最終回とさせていただくことにしました。 最終回となった理由などを書いた、N-1の総括を後日投稿しますので、ぜひ目を通してみてください。 それでは、改めまして、3年と8ヶ月に渡ってのN-1グランプリ、参加していただいた皆様、本当にありがとうございました。 審査員方含め、大会総参加者数は、74名にまで上りました。各大会に、平均して約7名新参加者がいたということになります。本当にありがとうございます。 審査員の方も約1ヶ月間本当にありがとうございました!そしてお疲れ様でした! ではまた!以上黒鼠シラでした! 各審査員の点数 EN.3 黒鼠シラ 79点 K 81点 EN.6 黒鼠シラ 90点 K 87点 EN.10 黒鼠シラ 84点 K 84点
第10回 一回戦結果発表
一回戦が終わりましたので、まずはその結果発表をしていきたいとおもいます。 第三位、第二位、第一位、の順番で発表し、その後に一気に下位を発表します。 今回も高いレベルの大会となりました。過去一番審査が難しかったです。なので決勝進出が叶わずここで落ちてしまった方も、自信を無くさずに頑張ってください。リベンジを目指したい方は、9月中旬に行われるKON Vol.5にて、年末本戦出場を目指して参加してみてください! ※敬称略 一回戦第三位は…… EN.6 ot 498点 です! 無冠の帝王、二大会ぶりに決勝進出です! 一回戦第二位は…… EN.10 かきあげ 501点 です! 初出場にして二位通過です! それでは、最終決戦へ進める最後の一人 一回戦第一位は…… EN.3 史 510点 です! N-1三代目王者、二度目の優勝目指し三度目の挑戦。最終決戦進出です! それでは、その他の順位です。 第4位 EN.12 叶夢衣緒。 492点 第5位 EN.5 除草機1号 489点 第6位 EN.10 花瀬詩雨 474点 第7位 EN.13 ツー 471点 第8位 EN.2 七宮叶歌 441点 第9位 EN.8 道徳的な山羊 438点 第10位 EN.14 U-dor 435点 第11位 EN.9 三三 390点 第12位 EN.4 蒼 387点 第13位 EN.7 高梁ガニ 315点 第14位 EN.1 如月織兎 300点 皆様の書いた全ての小説が深く印象に残るような、そんなハイレベルな戦いでした。もう一作品見たい方ばかりで、何度も言いますが審査は過去一番難航しました。なので、毎回そうではありますが、低順位で敗退してしまっていたとしても、決して自信はなくさずにこれからも執筆活動を頑張ってください。 それでは、最終決戦への案内です。 ルールは一回戦とほとんど変わりません。 ・お題に関して お題は、「なんで?」「回転」「有終の美」です。 この中から一つを選んで話を書いてください。お題がわからないほどでなければ逸れても大丈夫です。 ・締切やタイトルに関して 締切は、8月21日20時までです。なるべく早くの投稿をよろしくお願いします。 また、タイトルの前に必ず「第10回N1決勝」と書いて投稿してください。(検索で出てくるようにするためなので、一文字一句完コピお願いします。) ※募集機能は決勝では使いません といった感じです。 審査に関しては一回戦と全く変わらないので、引き続きよろしくお願いします。 それでは、頑張ってください! 各審査員の点数 EN.1 黒鼠 35点 K 65点 EN.2 黒鼠 70点 K 77点 EN.3 黒鼠 87点 K 83点 EN.4 黒鼠 49点 K 80点 EN.5 黒鼠 85点 K 78点 EN.6 黒鼠 84点 K 82点 EN.7 黒鼠 33点 K 72点 EN.8 黒鼠 70点 K 76点 EN.9 黒鼠 52点 K 78点 EN.10 黒鼠 79点 K 88点 EN.11 黒鼠 78点 K 80点 EN.12 黒鼠 84点 K 80点 EN.13 黒鼠 76点 K 81点 EN.14 黒鼠 61点 K 84点 想像とかけ離れた点数で内訳が気になる方がいましたら、コメントで聞いていただければ答えられると思います。 (あまり説明等が得意ではないのでわかりづらくなってしまうかもしれないです)
第10回 小説で競って1番決めませんか?
本日より第10回N-1グランプリを開催いたします。 最終回です。 【N-1グランプリについて】 N-1グランプリは、 一回戦と決勝戦の2部構成となっており、お題に沿って書いて頂いた小説を審査員が審査し、一番面白いものを決める大会となっております。 決勝戦に進めるのは上位3名のみとなりますので、まずは一回戦を勝ち残れるように頑張ってください。 【参加者募集に関して】 ※審査員希望者 と出場希望者を募集します。 参加方法は、この投稿にいいねをして、コメント欄に希望する参加方法を書くことです。(審査員希望,出場希望のどちらかわかるように書くこと。) コメントに主催者のいいねがつき次第参加となります。 審査員はMAX5人までです。また、希望するにあたって資格がありますので、それを満たしていない方は出場希望を推奨しております。 参加締め切りは8月14日正午までとなりますので、お早めに参加お願いいたします。 ※審査員希望をするには以下の資格のどれかしら1つ以上を満たしている必要があります。 ・N-1グランプリで1回以上審査員を行ったことがある ・N-1グランプリに3回以上出場したことがある ・N-1グランプリの最終決戦(決勝戦)に1回以上進出したことがある それでは参加表明をコメント欄にされた方からこの先の詳細を読んでください。 【出場希望者】 現在14名 EN.1 如月 織兎 EN.2 七宮叶歌 EN.3 史 EN.4 蒼 EN.5 除草機1号 EN.6 ot EN.7 高梁ガニ EN.8 道徳的な山羊 EN.9 三三 EN.10 かきあげ EN.11 花瀬詩雨 EN.12 叶夢衣緒。 EN.13 ツー EN.14 U-dor 【審査員希望者】 現在1名 ・ K +黒鼠シラ 【大会概要】 ・文字数に関して 文字数は5000字までです。オーバーすると、10文字につき1点を合計点から引かせていただきます。 ・お題に関して お題は、「あ」「やかましい」「効果的」の3つから1つ選んで作品を描いてください。お題がわからないほどでなければ逸れても大丈夫です。 ・締切やタイトルに関して 締切は、今日から8月14日20時までです。なるべく早くの投稿をよろしくお願いします。(同日には結果発表と決勝戦に関する投稿をします。) また、タイトルの前に「第10回N1」と書いて投稿してください。また可能な方はハッシュタグ機能の方で#N10と書いていただけると助かります。(全て半角) ・募集機能の活用に関して 募集機能の方に「第10回N-1グランプリ」という募集を行います。できる方はこちらに投稿お願いします。使い方等がわからない場合は、これまで通りに投稿していただいても構いません。 募集機能に投稿するにしても、今まで通りに投稿するとしても、条件は同じです。投稿後の報告、タイトル前の記入事項等は全て守ってください。 ・その他 無断無投稿はやめてください。 投稿後の加筆や修正はお控えください。審査員が大変になってしまいます。(バグ等の不具合の修正の場合は、私に詳細を報告した後であれば修正して結構です) 日本語以外の言語での参加はやめてください。ノベリーの仕様上読みずらいのと、審査員が読めない場合があるため。 投稿したらここのコメント欄にコメントお願いします。 一回戦上位3名は最終決戦へ進出し、もう一つ作品を描いていただきます。最後までお付き合いいただけない方は参加をお控えください。 その他質問や要望がありましたら、ここのコメント欄にお願いします。 【審査に関して】 審査員はもちろん、出場者の方も読んでください。 審査員は一人100点満点で評価してください。それを集計し、これまでの大会に合わせるために全審査員の合計点の平均を取り、残りの空きの人数の点数として加算します。 6人の審査員の600点満点での審査となります。 採点基準は、 49点以下 面白くない 60点 面白い 80点 非常に面白い 90点 プロ並みに面白い 100点 これまで読んだ作品で最も面白い 面白いという単語を基準に使ってはいますが、技術的なものなど、様々な観点での審査をお願いします。 という感じです。審査員の方は、必ず14日までに審査結果の方をここのコメントにしてください。 名前を書くのは面倒だと思いますので、エントリーナンバーで描いてください。(くれぐれも間違えないように) 以上が説明になります。 基本的には辞退や未提出は認めていないので、よろしくお願いします。 ※最後まで読まれた方は、合図としてハッシュタグから"#最後まで読んだらいいね"に飛んでいただき、そこにある「N-1グランプリの歴史」いう投稿にいいねをしてください。 すでにいいねされている方は一度いいねを外したのちに再度いいねをお願いします。(通知に残すためです。) それでは面白い作品を期待しています。頑張ってください。
King of Novelee Vol.4 結果発表
二週間弱お疲れ様でした。 第四回大会結果発表を行います。 ここで年末の本大会「KON2026」に出場できる三・四枠目が決まります。 優勝者と準優勝者を発表したのち、一気に下位を発表します。 本戦三枠目、第四回大会 優勝は…… K 様です! 優勝おめでとうございます!本戦も頑張ってください! 本戦四枠目、第四回大会 準優勝は…… ot 様です! 準優勝おめでとうございます!本戦も頑張ってください! 三〜十位までを一気に公開します。 ※敬称略 三位 じゃらねっこ 四位 ツー 五位 道徳的な山羊 六位 TsuNa 銀 七位 叶夢衣緒。 八位 除草機1号 九位 あいびぃ 十位 歩道橋 予想外に10人も参加者が集まりました。本当に今回は参加ありがとうございます。まだまだ予選は3回ございますので、年末本戦出場権獲得を目指してのリベンジ待ってます。 年末本戦に関するルールの変更点をお伝えします。 本戦枠が最大一〇名だったのを、一〇名固定にします。なので、複数回優勝または準優勝を獲得した方がいた場合、繰り上がりで、その大会では三位の方が本戦進出となります。(複数回入賞の加点は変わらず) 以上で第4回大会を終了します。 たくさんの参加ありがとうございました。
King of Novelee Vol.4
本大会は優勝することがゴールではなく、今年中に1〜2ヶ月に一度、計5回開催される各大会の優勝者と準優勝者のみが出場資格を持つ、【King of Novelee 2026】での優勝がゴールとなります。 年末大会に出場する人数はMAX10人です。連覇や複数回準優勝が発生する可能性がありますので。(加点あり) ※加点については後に記述あり ・お題はありません。新作でも過去作でも自作の作品であればなんだも構いません。 ・文字数の上限は4000文字です。下限はありません。 ・小説である必要ではありません。面白ければいいです。詩や脚本でも参加は可能です。※評価基準的に小説よりも不利にはなります。 ・優勝者と準優勝者は12月1日より開催予定の【King of Novelee 2026】に参加する必要があります。本戦はお題無しの文字数上限1万字ですので、出場決定直後から練っていただいて、12月に忘れずに大会開催に関する投稿に目を通し、指示に従って小説を投稿していただければ大丈夫です。 以上4項目を守れる方は6月22日(月)20時までに募集機能(King of Novelee Vol.4)に投稿をお願いします。参加表明はいりませんが、参加する場合はこの投稿にいいねをした後に投稿をお願いします。 審査は黒鼠シラが行い、結果発表は締切日と同日中になります。 (加点に関して) 一度目の出場権獲得時の加点 ・優勝 加点一点 ・準優勝 加点なし 二度目以降の出場権獲得時の加点 ・優勝 加点二点 ・準優勝 加点一点 なので例えば、優勝,準優勝,準優勝という成績で本戦に進出した場合には三点が加点されます。 説明は以上になります。多くの方々の参加を待ってます。 以下今年の大会開催スケジュール 5月 Vol.3 6月 Vol.4 7月 Vol.5 10月 Vol.6 11月 Vol.7 12月 本戦 ※細かい日付は随時発表していきます。
King of Novelee Vol.3 結果発表
二週間弱お疲れ様でした。 KON Vol.3結果発表を行います。ここで年末の本大会KON2026に出場できる最初の二枠が決まります。 優勝者と準優勝者を発表したのち、一気に下位を発表します。 本戦一枠目、KON Vol.3優勝は…… 史 様です! 優勝おめでとうございます!今回も圧巻の出来栄えでした!本戦も頑張ってください! 本戦二枠目、KON Vol.3準優勝は…… じゃらねっこ 様です! 準優勝おめでとうございます!Vol.2に引き続き二連続での準優勝です!本戦も頑張ってください! 3-8位までを一気に公開します。 3位 ツー 4位 TsuNa 銀 5位 後川 6位 きり。 7位 三三 8位 如月紅葉 予想外に8人も参加者が集まりました。本当に参加ありがとうございます。まだまだ予選は4回ございますので、年末本戦出場権獲得を目指してのリベンジ待ってます。 加点に関して詳しいことを書いておきます。 一度目の出場権獲得時の加点 ・優勝 加点一点 ・準優勝 加点なし 二度目以降の出場権獲得時の加点 ・優勝 加点二点 ・準優勝 加点一点 なので例えば、優勝,準優勝,準優勝という成績で本戦に進出した場合には三点が加点されます。 以上でKON Vol.3を終了します。 たくさんの参加ありがとうございました。
3年半ぶりの自己紹介
① ノベリー初めてどれくらい? 2022年6月からなのでもうすぐ4年です。 ② ノベリーを始めたきっかけ 小説アプリで検索して出てきたのを根こそぎ入れてみた結果、1番落ち着いてて性に合っていたノベリーだけをやることにしました。 ③ 読むジャンル 正直に言うと、ノベリー外でほとんど小説を読まないので、好きな作家はいません。 自分はプロットを作ったり、物語を考えることが好きなだけで、ぶっちゃけ小説に対するこだわりがあるわけではありません。現に小説より映画などの映像作品が好きです。 ④ 苦手なジャンル 恋愛青春小説は読まないし書かないです。 ⑤ 書くジャンル 主にどんでん返しものを書きます。しょうもないものを大袈裟に書いたり、皮肉をこめて書いたりするのが好きです。 でもぶっちゃけると、いい加減どんでん返しものから離れて、もっと技量が試されるような、スローテンポな長編小説を書きたいと考えてます。どんでん返しはちょっと甘えです。どんでん返しものの小説や映画は好きじゃないです、まだ面白いものに出会ったことがないので。 ⑥ 名前の由来は? ノベリーを始めた当時に飼っていた二匹のハムスターから来てます。全身真っ黒のおはぎちゃんと、全身真っ白の白玉ちゃん。黒鼠とシラです。 もう一匹茶色系のジャンガリアンハムスターきなこちゃんもいたのですが、三匹の要素を取ると名前が破綻するのでやめました。 ⑦ 活動場所 ノベリーだけです。自己満でやってます。 ⑧ アイコンについて 始めた頃に描いた絵です。4年弱ずっと使ってます。 ⑨ 今後の活動目標 本当に無いです。やりたい企画やりきったら別にやめてもいいとすら考えてます。 でもさっき言った、スローテンポな長編小説は書いてからやめたいですね。それをノベリーでの黒鼠シラの遺作にします。 ⑩ ノベリーの好きなところ 民度がいいですよね。過ごしやすいです。学べることも結構あったりするので、タメにもなるし、4年弱続けて来れるくらいに好きなアプリです。 * 最後に * 自分は本当に何でもかんでもスローぺースです。N-1のアドバイスもまだ送りきれてないです。(終了から1ヶ月くらい経ってる)一応忘れずに頭には入れてあるので、近いうちに書いて送ります。 もっと皆さんの小説読まないとなと思ってます。これからもよろしくお願いします。
King of Novelee Vol.3
Vol.2開催から半年以上経ってしまっていますが、ここで第3回を開催します。 しかし今回以降はこれまでの2回とは大幅に変わる点があります。それは、この大会は優勝することがゴールじゃないということです。 1〜2ヶ月に1度の頻度で、今年中に5回開催します。そして年末にその5大会の優勝者と準優勝者のみが出場資格を持つ、【King of Novelee 2026】を開催します。 年末大会に出場する人数はMAX10人です。連覇や複数回準優勝が発生する可能性がありますので。(加点対象になる可能性有り) ここから今大会(Vol.3)の説明をします。参加者は必読です。 ・お題はありません。新作でも過去作でも自作の作品であればなんでも構いません。 ・文字数の上限は4000文字です。下限はありません。 ・小説である必要ではありません。面白ければいいです。詩や脚本でも参加は可能です。※評価基準的に小説よりも不利にはなります。 ・優勝者と準優勝者は12月1日より開催予定の【King of Novelee 2026】に参加する必要があります。本戦はお題無しの文字数上限1万字ですので、出場決定直後から練っていただいて、12月に忘れずに大会開催に関する投稿に目を通し、指示に従って小説を投稿していただければ大丈夫です。 以上4項目を守れる方は5月27日(水)20時までに募集機能(King of Novelee Vol.3)に投稿をお願いします。参加表明はいりませんが、参加する場合はこの投稿にいいねをした後に投稿をお願いします。 審査は黒鼠シラが行います。今回から全参加者の順位を発表します。結果発表は締切日と同日中に行います。 以下今年の大会開催スケジュール 5月 Vol.3 6月 Vol.4 7月 Vol.5 10月 Vol.6 11月 Vol.7 12月 本戦 ※細かい日付は随時発表していきます。
【第4回NSS決勝】届かない音
大学で人間の脳について学んでいる私は、日夜様々な奥深い知識を身につけている。そんな中、とある疑問に当たった。 人間の理解の先にあるような、未知なる音を聞いた時、人間はどうなってしまうのか。 初めは些細な問いだった。人間は果たして認識できるのか、脳が壊れるのではないか、死に至るのではないか。考えれば考えるほどに私は恐ろしくなり、ついには恐怖を感じるようになってしまった。 厄介なことに、私の考えはどんどん膨らんでいき、ついには日常で耳栓を用いて音を遮断するようになっていた。 ある日、いつも通り家に引きこもり音を遮断して過ごしていると、突然視界がぼやけ始めた。初めはただの立ちくらみかと思ったが、次の瞬間には私は床に倒れていた。 私は自らの置かれている状況を理解できず、半ばパニックになりながら耳栓を外した。するとようやく、部屋中に響く謎の音に気がついた。発生源は天井に取り付けてある一酸化炭素警報器だった。 一酸化炭素中毒…… 薄れゆく意識の中、私は自らの愚かさに呆れ返った。ありもしない音から逃げ続けた結果、本当に必要な音が届かなくなってしまっていたのだから。