零斗

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零斗

つか俺人外どころか生物じゃねぇよなこれ

ぴよぴよと小鳥が鳴きザァッと風が吹く、、、俺はその中で目が覚めた 『ん、、、あ?、、、どこだここ』 見覚えなんかない森の真ん中だったいや、それ以前に 『声、、、出てるのか?これ、、、』 声が出てるのか分からないのだ体感的には声は聞こえる、だけど俺が話しているという感覚はないそれにまるでふわふわと浮いているかのような浮遊感がある 『え、これ俺死んだの?』 (死んで幽霊になったとか、、、?) でもここ森だよななんで森?森になんかきていないはずだ何より俺の住んでいるところは都会でこんな森は近くになかったはずなのだ (森、、、森か生き物って死んだら海に還るとかよく聞くけどな) ふとそう思った瞬間景色が変わったまるで視点を変えたように 『は?』 そんな声が出るのも仕方がないだっていきなり景色が変わったのだから 『はぁー、、、なんなんだ本当に』 そう言って頭を掻こうとしたが。 『ッ!?』 頭がない、いや手という感覚も体があるという感覚もない…おかしい、幽霊になったとしても手くらいあるはずなのに不思議に思いながら手を下ろす、手なんかないはずなのにそう動かすように“意識”した 『は!?』 その瞬間ブワッと、正面に風を巻き起こした。その証拠に波打ち際の海水が無くなっている。それもすぐに治ったのだが、俺が意識した時に起きた。偶然とは思えなかったもう一度試すように手を振る左から右へと払うようにすると先ほど同様ブワッと正面に風が吹く 『おいおい、、、どういう事だよ、、、』 まさか魔法のつもりか?んなわけがないだろう俺は現代日本人だ魔法なんて物語の中だけにしてくれ 『とは言え、、、魔法だよなあ、あれ。まさか火も出せたり?、、、何言ってんだかまぁ試して見るか、、、』 (火、、、火か何だろうな、、、酸素と、火種か?ならニトログリセリン?ありゃ火薬か。ナトリウムを水にぶち込む?、、、どれも爆破すんだよな、、、なら単純に) そう考え空を見る 『太陽光、、、とか』 思い立ったら即行動、というわけでまずレンズの代わりになる水をイメージしなくてはいけない幸いここは海なので容易い事だろう (水、水玉、、、) そうイメージすればまんまるの水玉が目の前に現れる 『うおっ、、、』 出来たならこれにプラスして水玉を介して太陽光が集まり酸素が燃えて、発火。 そうイメージした瞬間に目の前に火の玉が現れる 『はっ、、、できやがった、、、』 ふふっ楽しいじゃないか。こんなに自由に扱えるのならば魔法を研究していくのも楽しいのではないか、そう考えて 『やるか』 ありもしない頬をパチンと挟み気合いを入れるさぁ何が出来るのだろうかそこまで考えて思う (つか俺人外どころか生物じゃねぇよなこれ) と、 はい!ここまで読んでくださりありがとうございます後書きです! いやぁ前のシリーズも終わってないのに新しいものに手を出しましたよ(おい)それにしても謎ですねぇ主人公の名前すら出てこないっていうねまぁこれから先暫く名前が出る予定はないんですけどねこんなズボラ野郎の作品ですが読んでくれるとありがたいですではまた何かの作品で会いましょう!さよならー

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つか俺人外どころか生物じゃねぇよなこれ

あなたの仮面を

仮面それは私の呪い私の両親は幼い頃に交通事故で死んだ私を庇って死んだ信号無視の車が突っ込んできた時に私を突き飛ばして死んだそれからは祖父の家で暮らしているその祖父には 祖父「お前はこの仮面を付けていなさいこれを絶対外しちゃいけないよお前の為なんだわかってくれ」 そう言われ仮面をずっと付けていた。中学生のある日祖父は死んだ急性心筋梗塞だそうだ昨日まであんなに笑ってたのに、そう思っていたでも不思議と悲しくなかったそして気付いた私は両親が死んだ時は悲しかったはずなのに仮面を付けてから全く悲しんでいないのではないかそう思い、仮面を外そうとした、でも“外せなかった”何故かわからないけれど外そうと力を込めても力が抜けて外せないのだ後ろで縛られている仮面の紐を解こうとしても全く力が入らない無理矢理に外そうにも力が入らない。呪い。そんな言葉が脳裏をよぎる私は鋏を手に取り髪と一緒に切るつもりで切ったすると切れたそしてカランッと音を立てて仮面が取れたするとゾクッと悪寒がしたすぐに仮面を手に取ると少し収まるがまだする急いで鏡に向かうと初めて見る私の顔が写っていたそりゃそうだ幼い頃からつけていて顔を見たことがなかったのだからでも写っているのは私の顔だけじゃなかった私の後ろに血だらけの男女がいた見覚えがあるこの人達は私の両親だそして両親はこちらを慈悲のこもった瞳で見ていた母と思える女性は私に寄り添う様に父と思える男性は二人を守る様にそしてその後ろに見える黒い何かを寄せ付けない様にしてる様に見えたこの二人は死して尚私を守っているのだそしてこの仮面も私が黒いものに連れていかれない様にしてくれていたのだ仮面をそっとつけると悪寒は消えたそして両親の姿も見えなくなった悲しいけれどこの仮面を付けなければ私は向こうに連れていかれそうな気がしていただから私はこれからもこの仮面をつけよう。この仮面の呪いを加護を受け続けるために 後書きです! 意味不明な文になってしまいましたので説明を、、、少女は元々霊を惹きつけやすく、そのため両親は幼い我が子を守ろうとしていましたが不幸にも交通事故で亡くなってしまいますなので彼女を守るために祖父は除霊の面を彼女につけました両親の加護と面の加護を受けていた彼女は今まで霊というものを見たことはありませんでしたが面を外してしまったので霊の姿が見える様になりましたですが霊を惹きつけやすいためにこの面がなければ彼女は向こう、つまり黄泉の国に連れて行かれていたでしょうだからこそこの面を着け続け、この面の呪いと加護を受け続けよう、と言う意味です。読んで下さりありがとうございました!

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あなたの仮面を

梟の止り木

ガサッと草と草が擦れる音がするそして音も立てずに黒衣を纏った人間が現れた少年だろうか背丈で考えれば成人もしてないだろう人間の物差しで考えればだが ???「ふぅー相変わらずあの人は人使いが荒いですねぇまぁこの仕事を受けたのは私ですが、」 そんな事を呟きながら歩き始めるそしてひょいっと軽々五メートルはある塀を乗り越える音も立てずに着地し、豪華な屋敷に侵入する ???(んーおかしいですね、何故こうも警備が薄いのでしょう屋敷の床に触れるだけで警報が鳴るところや偽の情報でめんどくさくしてくれる場所もあったのにここは情報通りだしなんの仕掛けもない、どこかに罠でもあるのでしょうか、気は抜けませんね) 換気口の入り口を見つけその中に入る ???(埃っぽいですね当たり前ですが、) 中にレーザーがある訳でもなくサクサクと進める。怪しすぎる。 ???(もっと罠を仕掛けてもいいだろうに) 特に何もないまま書庫に着いてしまった(面白くない)そう思ってしまうのはこの仕事に馴染んでしまっているからだろうか本棚の1番下の段そこの左から二番目の本を押すと左に地下室への入り口が現れる ???(なんて古典的な、、、) そう思いながら歩を進める地下室は薄暗いが普通に見通せる必要な資料のコピーを取り元の場所に戻すそして踵を返すように地下室から出るそのまま通気口に戻ろうとするがここで見回りの兵士に見つかってしまった殲滅その二文字が脳裏をよぎるが ???(今回の仕事は情報だけですし無駄な殺生は控えるべきですかね) 応援を呼ばれる前に背後に回り手刀で眠らせるそして記憶薬を飲ませてこの数秒の記憶を飛ばさせる一応持っていてよかった下手に殺生して足が着くよりもこの方がいいそして通気口に戻るそのまま痕跡を消してこれで誰も気付かない情報を取る場合は取られたと気付かせないことが重要だそして次の仕事に集中する (次は手応えがあると良いのですが、) あぁやはり私はこの仕事に馴染んでしまっている 後書きです! 今回は文ばかりになってしまいました出てきた人物は一体誰なのでしょうかこんな作品ですが見てくれるとありがたいです!ではまた次回梟の止り木にてお待ちしておりますまた“来られると”良いですね

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梟の止り木

梟の止り木

チリンチリーン、、、鈴の音が聞こえてくるそして ヴォルフ「あ、いらっしゃいませー!」 そんな声が聞こえる ヴォルフ「梟の止り木へようこそ!御好きな席にお座りください今宵は何をお探しですか?」 ??「ふむそうだな、、、今日はおすすめのスイーツでも食べようか」謎の黒い外套を羽織った男が告げる ヴォルフ「本日のお勧めはリンゴのコンポートタルトですそれでよろしいでしょうか」 ??「あぁそれで頼むよそれとそれに合う紅茶を一つ頼もう」 ヴォルフ「分かりました」 店員だろうか見目の美しい少年が店の奥に入って行ったこの国では15歳以下の子供は労働禁止であるがここの誰もがそれを咎めようとしないのは彼がしっかり成人しているからであろう少し経つと店員が店の奥から出てきた ヴォルフ「お待たせしましたリンゴのコンポートタルトとダージリンオータムナルティーです」 御膳に乗せているのは一切れのタルトと紅茶、しっかりとミルクと角砂糖も付いている ヴォルフ「お好みでミルク、砂糖をお使い下さい」 サービスも充実している少年は1つずつ丁寧にテーブルに置いて行く ??「あぁありがとう」 ヴォルフ「ごゆっくりお寛ぎ下さい」 少年はそう言うとペコリと一礼し他の客の接客に回ったそして俺はフォークを手に取り一口大に切ったタルトを口に運ぶふわっと柔らかく優しい甘味が感じられその後にシナモンのピリッとした感じがするそして紅茶の香りを嗅ぎ口に含むダージリンオータムナル特有の爽やかな風味の後に甘味が残る、このタルトにぴったりな紅茶と言えるだろう他にもニルギリ、ディンブラ、もう挙げればキリがないが最高の組み合わせと言えるこの紅茶をチョイスしたのは流石だこれに合う紅茶としか言ってないのに素晴らしいな、そう思いながら食べて行くーー視点変わるよーーリンゴのコンポートタルトとダージリンオータムナルティーを出したお客様は顔などは外套に隠れて見えないが美しい所作で食べて行く喜んでくれているようでよかったそろそろ会計しなければ ヴォルフ「お会計は240ゴールドになります」 ??「随分と安いのだな」 ヴォルフ「えぇ私はお貴族様でなくとも気軽に食べに来れるような場所にしたいので」 ??「そうか」 フッと微笑み丁度の代金を出し「美味しかったぞあの組み合わせも流石だった」そう言って玄関に向かった ヴォルフ「ありがとうございました!また、来られると良いですね!」 そう言ってそのまま店を出た 後書きです 読んで下さりありがとうございますこの作品の前に出した説明のような物もたまに挟みながら投稿していこうと思いますちなみに1ゴールド三円と思ってください

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梟の止り木

梟の止り木(序章)

はじめまして!私はヴォルフ、喫茶店を営むエルフ族です!ここの世界はみなさんからするとファンタジー世界、となると思います。でもこの世界には魔法なんて存在しません。インターネットや工業などが進んでおりエルフ族は長寿で顔がいいだけですそれに加えこの世界は亜人はほとんどおらず人族の国がほとんどです私が住むこのリヴォルグ王国も人族の国の中で最も力があるとされています。この世界は化学が進んでいるにもかかわらず基本的に武力が正義です。そんな世界で長寿なだけのエルフ族が生き残るのはとても難しいので人族のに扮して喫茶店をしています。あと、勘違いされてるかもしれませんが私は男ですよそんな情熱的な視線を向けられても困りますあ、ごめんなさい!話してばっかりで!わわっお客さんも来てしまいました!申し訳ありませんが、この話の続きはまた今度、次もここに“来られると”良いですね!

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梟の止り木(序章)

梟の止り木

チリンチリーン扉の開く音共に鈴の音が聞こえたそして明るく ??「梟の止り木へようこそ!今宵は何をお探しですか?美味しいスイーツ?お腹に溜まるディナー?それとも、、、◻️◻️◻️◻️?」 これはとある喫茶店でのお話 これは予告編のようなものです!はじめましてみなさん零斗と申します使い方等が全くわからない故このように書かせていただきます早めにこのお話の本編を書きますのでこんな作品に興味のある稀有なお方はしばしお待ちください

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梟の止り木