愚弄者
4 件の小説とある夏の日の思い出
とあるお盆の日、夏祭り 夜空一帯に映し出された花火 ただ静けさと虚しさが込み上げる… 苦い思い出も楽しい思い出もきっとそこにはある。 花火が打ち終わり満点の星空が今日もそこにはある。 今日も生きているんだなと実感する。 過去に戻れるなら…後悔しても遅い。 まるで自分の幻影を見ている様だった… 夜風にあたり、満点の星空を見ながら思うのだった。
色褪せた夏と亡霊
色褪せた夏の終わりに とある夏の日、僕は復讐の為にある魔族の幹部と戦う事にした… その日戦うことになり… 奴はいきなり攻撃を仕掛けてきた… 初動のタイミングを紙一重で回避してこちらも放つ エア/ストーム 奴はダメージは受けた だが奴はあらゆる空間をこじ開けれる能力を持ってる この程度か。奴は言った。 こちらも全力で放つ エアガン… 目で捉えられない速さの全力の空気砲 奴はダメージを受けた。 全力で貴様を倒すよ、だからもう終わりにしよう。 そして刀に全力で魔法を込める エア /スラッシュ この技はどんな技も貫通するのだ だが奴は瞬時に空間からナイフを四方八方僕に向けたのだ 全てのナイフを四方八方無限に受け流すのは難しいかもしれない。 だが僕はエアで全身を纏い全て受け流しながらやつに打ち込んだ… 奴は言った…後俺より強いやつが8人この世にいると…鼻で笑ったのだ… 最後に言った言葉を残し僕は倒した。 夏の終わりに敵討ちを見事したのだ… もっと強ければ…それだけ言い残し少年はまた旅に向けて出発したのだ。 ただ夏の終わりに蝉の声と色褪せた写真が映し出された。
1章 知識
どうやらここは本当に異世界のようだ。 分からないことだらけだからやはり聞き込みするしか無いようだ。 エルフのお嬢さんがいたからとりあえず俺は聞き込みを開始する事にした。 だが何から話せばいいのかと疑問に思いながら聞いてみた。 …… 私の名前はニィーナ。あなたは? 俺は……(そうだ、自分の名前決めてなかったな。) あなたこの街の人じゃ無さそうだけど違う? 俺は咄嗟に答えた。 あぁそうだ。だが詳しい話をするには人が多すぎるから人があまりいない場所まで案内して欲しい。 …… それから裏通りに行き事の全てを話すと…… なるほど、ならあなたは転生者だと言うことですね。 それよりお名前は……? あぁこっちの世界では…… ステータスをオープンしてみてください。 情報が記載してありますので… えっと俺の名前はゼノみたいです。 では改めてよろしくゼノくん! よろしくお願いします!ニィーナさん!
序章
特に何も無い平穏な日々にある日不運な日が訪れる。 信号を渡ろうとした少年は曲がり角から車が来ているのに気づかず衝突事故になった。 少年は死亡した。 …… 少年が目を覚ますと身に覚えのない建物、街並み、エルフ、精霊などが見えた。 もちろん頬を引っ張ったが夢ではないらしい。 ここから少年の物語は始まる……