イチゴサンド
123 件の小説誰も見向きしないまま。
冷たい。冷たい水の中で一人だった。 誰も見向きしない場所で、興味を向けられてもそれは僕に興味があるわけじゃない。ターゲットとしての関心。奇異の目で見られ、それを止める人もいない。いや、誰も止められないの間違いか。 誰も僕のそばには来てくれない。みんな一定の距離を保つ。 近づけば遠ざかる。その繰り返し。どうしてなのかなぁ……。 親に話をしてもあんたが悪いからでしょとまったく聞いてくれない。 ましてや親からも同じようなことを受ける。ひどいよ。なんで?どうして僕なの?僕じゃなくても良かったでしょ?でもそんな本音は誰にも聞こえない。だから僕は水底に思いを沈めて見えないようにする。 そうすれば何も辛くないでしょ?つらい思いをしても隠せるんだから。 現実逃避だ、と言われても関係ない。僕が心を保てる唯一の方法なんだ。誰にも否定されたくない。まぁ、こうやって言い訳を作って逃げてた報いだろうか。冬の学校の放課後に一人、鍵を閉められて、閉じ込められた。閉じ込められたのならしょうがなくはないけど抵抗はできなかったから、本を読んで開けてくれるのを待つことにした。 廊下から走ってくる音が聞こえてその直後鍵が開く音もした。 やっと開けてくれたと思って立ち上がり、荷物をまとめようとした。 その時だった。冷たい水が僕に思いっきりかかったのだ。 「え……?」 冷たい、寒い、なんなら当たった衝撃なのかちょっと痛い。 「よっしゃ!ほら言ったろ?抵抗しねぇって」 「うわぁーだるー。全部お前のせいだわ、おらよっ」 追撃でもう一発。どんどん指先の感覚がなくなってくる。 寒いよ……。 「じゃ、あと片付けは頼んだから」 「また遊ばせろよ、立木ー」 そう言ってクラスメイトの男子二人は出ていった。 教科書も、机も、本も、僕も濡れたままで。 僕はうまく動かない手で濡れた床をきれいに拭いた。 そしてその場を急ぎ足で離れた。 外は朝来たときよりも寒くて体を動かしている感覚がない。 足取りは重く、家までがとても遠く感じた。 気がついたときには地面に横たわっていて地面の冷たささえもわからなくなっていた。 目をつぶってはいけないと分かっていても体が言うことを聞かない。 僕の意識は深淵へ落ちていった。 ふわりふわりと雪が少しずつ降ってきている。 ___初雪の日だった。
痛い。
過激表現あります お母さんが全てだった。 お母さんに逆らったら、痛いことが待ってるから。 テストの点が悪くても、痛いことがあった。 だから、完璧じゃないとダメだった。 だったのに。 急に同級生から叩かれた。 痣が出来てしまって、お母さんに怒られた。 「どうして貴方はいつもそうなの?!」 「ごめんなさいッ……」 「謝ったところで何が変わるの!」 「頑張るから……もう止めて……」 「じゃあサッサと勉強しなさい!」 「……ハイ、お母さん」 そこからも定期的にいろいろされるようになった。 別にもうどうでも良かった。 その日は雪がよく降っている日だった。 ボクは窓側だったから、風がよく吹いていて本が読みづらかった。 そのときだったな。 横から急に押され本を落としてしまった。 「あ……」 本を取ろうと思って窓枠から身を乗り出した。 が、押され下の屋根に落ち、全身を打ってしまった。 左腕から落ちたせいで腕がじんじん傷んだ。 その日は大人しく保健室に行って包帯を巻いてもらい、帰った。 また別の日。 その日は理科の実験日。 もちろん準備は万端だった。 だから……。 ボクは同級生に足を引っ掛けられ、思いっきり転けた。 その弾みで薬品がかかっちゃった。 もともと傷んでいた左腕に付きジュッという音とともに痛みが走った。 ……もう無理だ。こんなの……。 そんなとき、セカイが現れて、ボクのことを救ってくれた。 ボクにはセカイが必要なんだ。 あとがき お久しぶりですね。 これは自創作の子の1人のお話。 辛いことから逃げちゃったんですね。 そして、あんまり上手くなってもないし、ましてや下手になっちゃったな。 みんな辛いときは逃げてね。 溜め込んだって何にもならないんだから。 人間って大変だからさ。 苦しまない程度に頑張ろうよ。 じゃあ。
「第三回N1決勝」本当は……?
とある家の息子に「太郎くん」という子がいた。 太郎くんには食べるだけでどの種類の肉、どの部位の肉かというのが分かる舌を持っていた。 お肉を食べるのがとっても大好きな子でした。 だから太郎くんの母は、専門的な肉屋に買いに行っていた。 勿論太郎くんもついて行っていた。 「お母さん!今日は何を使うの?」 太郎くんはいつもそう聞きます。でも、母は笑って 「何でしょうね。今日も当ててごらんなさい」 と、言うのでした。 でも、ある日。 いつものようにご飯を食べていた太郎くんはお母さんに聞きました。 「お母さん。今日って豚肉……だっけ?」 「えぇ。豚肉って書いてるわよ?」 そう言って母は食品表示ラベルを見せ、証明した。 「そっか……。なんかいつも食べてる豚肉じゃない気がするんだよ。ザクロみたいな食感だし」 「まぁ、そういうこともあるわよ。」 その日はまるく収まりました。 その日から。 どのお肉を食べても、太郎くんは同じだなぁと思うようになりました。 母が肉屋を問い詰めると、定員は焦ったように答えた。 「そうは言われても、最近働いている人が少なくなっていて、私もよく知らないんですよ」 母は不審に思ったが、いつも通り、肉を買って帰りました。 また別の日。 太郎くんが帰り道でその肉屋さんを見に行くと、閉店の張り紙が貼られていた。 周りを見ると、よく見慣れた店員さんがいた。 「何かあったの?」 そう、太郎くんが聞くと、店員は太郎の顔を覚えていたのでニッコリ笑った。 「えっとね。実はここのオーナーがミートスライサーで切られちゃって……」 ミートスライサーとは、お肉を薄くするときに使う機械である。 「しかも、店員が私しかいなくなっちゃったのよ。おかしいよねぇ……」 そう言えば、人肉はザクロのような食感で……?
神蛇/\/𝖟𝖎𝖓𝖏𝖆企画:「転入した学園~」寄稿キャラ
参加させていただきました!! 生徒か教師か:生徒 名前:苓北 春(レイホク ハル) 年齢:高一(十六歳) 性別:男 種族:普通の人間だが、歪んだもの(妖怪など)を視認することが出来る。 一人称:俺 二人称:あんた 呼び捨て(苗字) 三人称:あんたら 性格:自分よりも他人のほうが好きな、なつき上手。 ただ、初対面の時は冷たく、軽蔑するような言動をする。 少しずつ友好を深めていくと、子犬のような笑顔を見せることがある。 勉強はそんなに頭はよくないものの、基本的に平均以上を取っている。 腹違いの姉が羨ましいが、自分よりも愛されていたため、嫉妬もしている。 運動は専門外で、体育系の授業が始まった瞬間にぶっ倒れるほど。 反射神経はよい。 方言が混ざっており静岡弁で話す。 能力:固形物や、骨とう品などを水のようなものに変化させる能力。 手袋を着けているときは発動しない。 溶かしてから固めることも可能。 地面の中にも入ることが可能で、中では彼以外息をすることが出来ない。 自由に動かすことが出来、そのままにすることも出来る。 技:【大地の揺らぎ】(エーァデ・アインフルース) 無詠唱で発動可能。 自分の触ったものを変形させる。 発動したまま手を勢いよく合わせると圧死させることも可能。 【永遠の奈落】(アウスデーネン・ファレン) 地面に穴をあけ、落とし続ける技。 壁を掴もうと思っても、水のようなものなので、滑ってしまう。 飛ぶか何らかの方法で外に出るしかない。 基本的に無詠唱で発動します。 見た目:表紙右側の男の子です。 くすんだ黄色の髪に、灰色の目。 髪型はウルフカット。 いつも制服の上からグレーのジャージを着ている。 黒色の手袋をつけている。 この手袋を取ると能力が常時発動する。 姉と色違いの白い腕輪を着けている。 話し方:「先生、これってどうすりゃあいいですか?」 「ねぇ、俺にかまってよ。少しでもいいでさ……」 「どうして俺のことを見てくれにゃーのだら?」 「別に。○○には関係にゃーで」 使い魔:リマ 見た目:黄緑色のスライム。目などはなく、空気の流れで位置を感じ取る。 手と思わしきものが出ることもある。 人型になることも可能。色も変わる。 基本喋らないので、喋っても「ぅぁー」とか「ゃぁー」とかです。 例:「ぅゃー?」、「ぇゃうー」、「っゅゃー」、「ひゃゎー」等々……。 能力:変化、乗っ取り 性格:よく分からない生命体。 一応意思疎通は可能。 主人に似て、なつき上手。 初対面だろうが何だろうがとにかく取り込んでみるがモットーらしい。 も一人行ってみよ~!! 生徒か教師か:生徒 名前:苓北 莉音(レイホク リオ) 年齢:高三(十八歳) 性別:女 種族:普通の人間。(噂では妖怪との間に生まれた子だとかなんとか……) 一人称:私 二人称:貴方 君 三人称:貴方たち 性格:高貴な女性。 弟とは違って最初から最後まで冷徹。 自頭がよく、いい感じの成績を取っている。 腹違いの弟のことはどうとも思っておらず、自分の方がいいと考えている。 他人と思っている。 運動もできるが、反射神経と、三半規管はよくない。 能力:呪い系統 ・その人にとって好きなモノを嫌いなモノに変える ・トラウマを植え付ける 等々……呪いに関係するものはたいてい使える。 こちらも手袋を着けているときは発動しない。 技:【永遠に忘れない】(ウブリ・ルコネッサンス) トラウマを植え付ける能力。 対象にとって一番嫌な記憶を呼び起こす。 【評価の破壊】(キャッセ・クリティーク) 価値観を反転させる技。 どう反転するかはその日の匙加減。 基本的に彼女は傍観者なので、戦いに参加することはない。 あったとしても、トラウマでなんとかする。 見た目:画像左側の女の子です 綺麗な黄色の髪に、赤色の目。 髪型はロング。 制服に白色のカーディガンを羽織っている。 白色の手袋を着用。弟と色違いの黒い腕輪を着けている。 話し方:「私が高得点を取らなくて誰が取るのです?」 「弟なんているようでいないものですわ。気にする必要はありません」 「母様は優しくて模範にすべき存在ですわ!!」 使い魔:ナシ 的な感じです!! 質問あったらドウゾ!! 過去編 「あんたなんていなきゃよかったのよ!!」 生まれてからずっとそう言われてきた。 別にそれはどうでもよかった。 ある日の授業でのこと。 俺は地面に座っていた。 すると、俺は沼の中に落ちるかのような感覚が急に起きた。 突然のことだったから、理解が出来なかった。 上を見ると、周りにいた生徒たちがこっちを見ていた。 水から上がるように地面から顔を出し、みんなを見た。 「えっと、みんなどうかしたの?不思議さざぁ顔をして……」 「いや、君何で地面の中に入ってるの?」 「は?」 そこから俺の生活は変わってしまった。 母からは軽蔑の目を向けられ、仲良かった腹違いの姉は見向きもしなくなった。 気づけば俺は家から追い出され、祖父母の家に預けられた。 祖父母は俺のことを何と思ったのかは分からないが、快く受け入れてくれた。 最初は俺のことを子供のように可愛がってくれた。 だが、ある日。晩御飯を食べようと思った時だった。 「なぜあんたはいつも食事の時に手袋をつけてるだ?」 そう、祖母に聞かれてしまった。 「まぁまぁばぁさんや。それはあまり言っちゃいけんじゃろう?」 「そんなこんを言ってる場合か!!不衛生だとは思わねえの?」 俺はなんだか申し訳なくなって、家を飛び出した。 行く当てはあった。 叔母の家だ。 叔母の家なら匿ってくれるだろうと思った。 「まぁ、大変だったんだねぇ……。来年から別の学校に行きな?」 そう言って彼女は“スキル秘密学園”を紹介し、俺はそこに通うことになった。 此の過去から彼は本当の愛情を知らず、歪んだ人の愛し方を知ってしまった。
「第3回N1」新しい色
「今日から入らせていただきます!!」 私は今日ここに入った新人だ。 ここには沢山の個性豊かな子たちが集まっている。 「君、めっちゃ可愛いね~!!私に引けを取らないかも~!!」 一人の赤毛の女の子が話しかけてきた。 「本当?嬉しい!!」 そんなことを言われるとは思わなかったから、とっても嬉しかった。 私はみんなに囲まれながら、楽しく過ごしていた。 ある日のこと。 いつもはないのに、行列ができていた。 私は赤毛の女の子に聞いた。 「あれは何なの?」 「あれは、順番待ちよ。順番を待っていたら何かがもらえるの」 面白そう……!! 私はすぐに行列に並びに行った。 でもどうやら遅かったようで、私よりも遥か前で終わってしまった。 __次こそは何があるのか確かめよう!! また行列ができていた。 私は食入るように並び、先頭から十番目に並ぶことが出来た。 でも、惜しくも私の前で止められてしまった。 「残念だったねぇ……。また次の会でね」 そう言われてしまった。 次はいつも行列のできるところに突っ立っておいた。 すると私は先頭に立つことが出来た。 これで貰える!!本気でそう思った。 だけど。 私を飛ばして、次の子が選ばれた。 何で? そう思ったのもつかの間。 私の前に水が流れ込んできて……。 「せっかく買った“新しい色”使わなかったなぁ……。もったいないし、捨てちゃおうかな」 そう言って私、「新しい絵の具」は真新しいゴミ箱の中に捨てられた。
そーだ。様へ
遅くなりましたがこちらで大丈夫でしょうか?
クリスマスって何だっけ?(おいデジャブ)
「クリスマスって何したらいいんだ?」 「「「「は?」」」」 僕の何気ない一言で、此処の空気がずっしりと重くなった。 「え、なんでそんなに怒ってるの?」 「いや、それはこっちのセリフだよね。何で知らないのか不思議なくらいだよ」 甘琉君がこっちを見ながら不思議そうな顔をした。 創作待機部屋では、イベントの話になっていた。 だけれど、僕、夜狛君、レイスさんの三人はその話についていけず、三人で話していた。 まぁ、その後、僕は言わないと思っていた言葉を言ってしまったんだけど。 「確かに、教えてほしいかな。奏斗さんが言ってたような気がするけど……」 夜狛君はそっち系の子だけど、意外に知らなかったりするのかなぁ。 「クリスマスっていうのはね!えっとー……何だったかしらぁ?」 「魔女さん⁈」 「いや、説明してくださいよ!!クリスマスってのは……何だっけ?」 「鯀くん⁈」 「もう仕方ないなぁ。クリスマスは……え、待って何だ?」 「薫くんまで⁈」 記憶喪失なのか?というぐらい三人が首を傾げている。 それを見かねたのかついにアリア君が出てきた。 「何でみんな分からないの?クリスマスはプレゼントを貰うんだよ!」 もう、何かみんなその言葉にぽかんとしていた。 こんなに小さい子に正論を言われるとは……。 「ハハッ。皆さん情けないっすね。今度先輩に話そうっと」 と、スマホを取り出してメモに話を書き留めていく。 煽りスキルが高すぎるだろ……。 「ちょっと暁君!!それはヤバくない?」 「いいじゃないっすか。ちょっと面白いぐらいがちょっどいいんすよ」 と、彼は笑った。 彼が楽しそうなところを見たのが久しぶりすぎて僕もつられて笑った。 「うちの馬鹿魔女にも教えよ。夢の魔女さん多分煽られますよ」 とクスクスと遠くから笑い声が聞こえた。 「なんだ来てたんだね。フレロ」 フレロは魔女さんのお友達の助手くん。 此処に来ることはあまり無いけれど、来たときは煽ったり、何かをしでかす子なんだよね。 「ま、君たちにしては珍しいよね。こんな簡単なことすらも忘れちゃうなんて」 「た、たまたまだし!!僕も忘れたくて忘れたわけじゃないんだよ!!」 フレロくんの煽りを気にせず突っ込む鯀くん。 「そうだ!!誰だって忘れることあるだろ!!」 と、一緒に反論する薫君。 何か、犬みたいだなぁ……。 あの二人って何というか……。仲良しだなぁって思う。 「結局、クリスマスについて詳しく知れなかったなぁ……」 あっちに帰ったら調べよ、と遠回しに思う僕なのでした。 あとがき はい、飛び出たイチゴに泣いたイチゴサンドです。 ハロウィン以来のこの子達です。 またまた食われちゃいますね(笑) 「誰とお話ししてんすか?」 あ、暁君じゃないか~!! 「うっさいっす。静かにしてくれません?」 あ、ごめんね。音量調節がバグってるからさ。 ん?この流れ前も見たぞ……? 「ハハッ。その歳で記憶障害っすか?」 そんなことないよ!!あとでみっちり話し込んでやるからね!! では、みなさま今日はこの辺で!! 「さよなら~」 今回使用した僕の作品(寄稿キャラ) ・無能と僕「月影 薫」 ・【ヒーロー企画】「甘琉 雪斗」 ・十一匹の呪われ猫「レイス」 ・先輩を救いたいのに「紫竹 暁」 ・エモシオン「幻人 鯀」 ・異世界なんでも部寄稿キャラ「宵闇 暁」 ・【こころ企画】寄稿キャラ「アリア」 ・売れ残りの子供達寄稿キャラ「夜狛」 ・魔女さん、魔女さん、お誓いってなぁに?「魔女」 ・怠惰の魔女と行き場のない少年「少年ことフレロ」
大好き
大好きなものは 見ていたい。 大好きなものは 集めたい。 大好きなものは 飾りたい。 大好きなものは 一緒にいたい。 大好きなものは 独り占めしたい。 大好きなものは 何一つこぼさない。 大好きなものは 心に留めたい。 大好きなものは 大事にしたい。 大好きなものは 続けたい。 大好きなものは 話したい。 大好きなものは どうしたい? 僕は…。 何をしてもいいから… _____________________。 最後の答えは誰にも分からない。 貴方なら どうしたい?
企画。妖怪。(雪花さんの企画)
さぁ、書いていこう!!三人もいるからね、ちゃっちゃといくよん!! ▼一人目 名前:麻姑(マコ) 性別:♂(詩羅の弟) 妖怪:猫南瓜(ネコナンキン) pixiv百科事典より引用 猫南瓜とは日本各地に伝わる死んだ猫の頭から生えるという毒南瓜の怪談、妖怪。 容姿:赤色の着物に、茶色の袴。上着に緑色の服を着ている、真ん中の少年。 癖:気づけば人の粗探しをしている。 人差し指を立ててしゃべっている。 喋り方(というよりサンプルボイス): 「アハッ!!姉ちゃん、またその子と遊んでんのォ~?」 「まッ、僕は優秀だし?褒められるのもトーゼンというか?」 「したいことをすればいいじゃん。何で迷ってんの?」 「なんだよ…そんなのずるいじゃないか」 一人称:僕 二人称:君 三人称:君ら している仕事:戦闘系 ▼二人目 名前:杍攸(リユ) 性別:♀ 妖怪:唐笠お化け pixiv百科事典より引用 捨てられた唐傘が恨みの力で妖怪へと変貌したもの。 容姿:オレンジ色の着物に下は赤色。常に真っ赤な傘を持っている。右の女の子。一部に赤いメッシュがある。 癖:傘を回していること。照れていると耳の飾りを触る。 喋り方:~なのです!!が多い。(付けなくても可) 「わ、私は麻姑が楽しければそれでいいのです!!」 「…貴方たちはいいのです。仕事がいっぱいあって。ずるいのです…」 「アハハッ!!もっともっと遊ぼうよ!!」 一人称:私 二人称:貴方 三人称:貴方たち 仕事:傘や、付喪神が憑くモノたちの観察 ▼三人目 名前:茶岺(サレイ) 性別:♂ 妖怪:茶袋 pixiv百科事典より引用 茶袋そのものの姿をしており、薄気味悪い道などに空中からぶら下がった状態で出現するとされ、もしこれに遭遇して体に触れると様々な病気を患ってしまうとされる。 容姿:前髪にメッシュがある。青緑の服と茶色のズボン。首に赤い紐を巻いている。左の青年。 癖:褒められた時とかは顔に手を当てて下を向いて隠す。 喋り方:「皆ダイジョブそ~?」 「ちょっとそれはずる賢くなぁい?ボク抵抗しちゃうよ?」 「危険なことはしたくない主義なんだけどねぇ…」 「フフッ。いいねぇ、その考えいいと思うよ」 一人称:ボク 二人称:君(もしくはその人の特徴呼び) 三人称:君たち 仕事:人々が飲み物を粗末にしてないかどうかを観察 こんな感じです!!質問あればお願いします!!
怠惰の魔女と、行き場のない少年
家に帰っても…どうせまたいじめられる。 そう学校の帰りにふと思った。 今日は居残りがあって家の玄関に着いた時にはもう周りは真っ暗だった。 僕の家はそんなに裕福じゃない。 だから、家で電気はほとんど使わない。 それも相まって他の地域より真っ暗になるのだ。 僕はせっかく家まで帰ったのに、踵を返し、学校の方へ向かった。 すこし歩くと、ポツポツと雨が降ってきた。 僕の服はあっという間にびしょ濡れになった。 冷たくて、寒い。 水たまりもどんどん出来ていく。 僕は立ち止まり、空を見上げた。 薄暗い雲。止まらない雨。進めない僕。 …いっそこの雨に身を任せようか? 気づいたときには僕は地面に倒れていた。 息が出来なくて、苦しい…。 まるで自分がどんどん水の中に沈んでいくようだ。 寒いよ、冷たいよ…、誰か…僕を救ってよ。 ………救ってくれる人なんていないか。 僕は自傷的に笑い、目を閉じた。 その時足音が聞こえた気がしたが僕は意識を手放した。 「うーむ…そろそろ契約者を探さんとなぁ」 一人の女性が薬草を見ながらそう呟いた。 皆様は〝魔女さん〟を覚えているだろうか? そうあの深淵の森に住む魔女と、少年のことです。 あの魔女とこの女性は昔からの仲でありよく文通をしていたのだ。 その際、手紙に『私は大事な助手ができました!!貴女も早く探しなさいね!!💕』 相変わらずあの女は、と呆れていたが、今思うと確かにそうだとなった。 「だが、そんな都合よく見つかるか?心当たり闇市しかないぞ?」 闇市。それは魔女やその他沢山の社会不適合者たちが集まる場所。 常習的に子供が売られていたり、オークションが開催されていたりと様々だ。 が、近年は子供が極端に少なくなっているらしく、開催されるのは三か月に一回ほどだ。 そして、ついこの前そのオークションが行われていたのだ。 女性はため息をつきながら別の薬草を取ろうとする。 だが、残念ながら中身が入っていなかった。 「チッ…仕方ない、買いに出かけるか」 彼女はいつも被る帽子を片手に持ちながら、ドアを開けた。 ドアを開けると、周りは真っ暗で、雨が降っていた。 「…運の悪い日だ」 彼女は傘を持ち、薬草を買いに家を空けた。 「子供ねぇ…結構苦手なんじゃけど」 そう悪態をつきつつも心のどこかでは欲しいなぁと思っているのである。 そう思っていると前方に倒れている影を見つけた。 …?大人にしては小さすぎる。背中に背負っているのは、ランドセル…? まさか⁈ 「お、お主!!何をしている!!こんなとこで倒れていてはッ、風邪をひくぞ!!」 が、彼には届いていないらしく、反応はナシ。 息もどんどん小さくなっていく。 弱っているのだ。 彼女は焦った。こんな経験長い間生きていたが全くなかったからだ。 取り敢えず自分の傘を彼の上に置き、自分が濡れることにした。 「聞こえるか⁈聞こえるなら返事をしろ!!」 完全に意識が飛んでいるのだろうか、全く反応がない。 「…かくなる上は!!」 と、彼女は自身の魔法で、彼を浮かし、自らの家に連れて帰った。 急いで薪を燃やし、ストーブを温める。 十分に暖まったころ、彼をストーブの前に置き、ブランケットを掛けてやった。 これで何とかなるだろうと、彼女は溜まっていた息を一気に吐き出した。 「疲れた…。ちょっと休憩。キセルは何処へやったっけなぁ…」 暖かい…。さっきまであんなに冷たくて静かなところにいたのに…何故? 恐る恐る目を開けると目の前にはごうごうと燃える火があった。 「火…?何でこんなとこに?」 「おぉ、やっと起きたか小僧。心配したぞ?」 声のした方に顔を向けるとそこにはキセルを持ちながらこちらを見ている女性がいた。 「あ、貴女は」 「私は魔女だ。正式な名前などもうとっくに忘れた」 僕の言葉を遮って女性は〝魔女〟と名乗った。 魔女?おとぎ話に出てくる奴とはかけ離れた見た目をしているこの人が? 「信じておらんだろう?まぁ、そうじゃろうな。元々存在しないモノだからな」 僕は声も出せなかった。あまりにもキレイだったのもあるし、心を見透かされたような気がしたからだ。 「そうじゃ、小僧。何故あんなとこで倒れておった?」 「あ…」 僕は出来れば話したくなかった。反射的に下を向いてしまった。 「話したくないなら別に良い。さて本題に入ろう。小僧、帰る家はあるのか?」 すかさず首を振った。帰る場所なんてあるわけない。 「なら、私と一緒に過ごすというのはどうだ?」 …ハ⁈このよく分からない知らない人と過ごせというのか⁈ 無謀すぎる!!何されるかも分からないのに!! 「別に嫌だったらいいんだぞ?帰る場所も無く死んでも私は知らん」 「それはヤダ!!」 魔女は少し悩むと一つの提案をしてきた。 「言い方を変えよう。私の助手になる気はないか?」 「…助手だと?」 「あぁ。最近助手が欲しいと思っていてね。小僧が適任だと思ったのだ。どうだ?」 魔女はこちらに手を伸ばし、笑った。 確かにいい取引ではある。 僕は帰る家が無い。魔女は帰る家も、恐らく食事も提供してくれるだろう。 僕は魔女の手を取り、言ってみせた。 「いいよ。あんたの助手になってやるよ」 「では契約といこう」 魔女は奥の棚からブレスレットとピアスを取り出した。 僕にはピアスが差し出された。 真っ黒な穴が開いていて、吸い込まれそうだ。 「つけてやろうか?」 魔女がそう聞く。だが僕は迷わず、ピアスを刺した。 僕がつけたのを確認すると彼女は口を開き、言葉を唱えた。 『Non me trades. Omnes meae spes ac tuae ibi sunt.』 そう言ったとたん、僕のピアスが光り輝き、宝石を宿した。 タンザナイトという美しい紫色の希望の宝石を。 あれから何年もの月日が流れた。 「ちょっと魔女!!あんた何にも終わってないじゃないか!!」 タンザナイトのピアスが揺れ、煌めく。 「料理など出来ぬわ!!小僧がやれ!!」 「もう小僧じゃねぇよ!!」 と、毎日口喧嘩がとぶものの、別れたりはしなかった。 幼い時は、何でも魔女がやってくれると思っていた。 が、こいつは家事もできない、まともな料理もできない。 ただ魔法がとても優秀な奴だったのだ。 そのせいで俺が色々しなければいけなくなった。 んで、隙あればキセルを吸ってるし…。 「あんたを守るこっちの身にもなってくれよ…」 そう思ったとき台所の方から、爆発音が聞こえた。 「小僧!!窯から火が溢れておる!これはどうすればよいのだ⁈」 「自分で何とかしろ!魔法使いなんだろ!!いい加減にしてくれよォ!!」 魔女のことを口外するのは禁じられている。 もし、口外しようものなら、魔女によって不幸が降りかかる。 その確認のため、魔女は助手に枷を付ける。 その枷の内容は魔女によって異なる。 彼女は自分と貴方の希望であれと願ったようだが。 さて、この話を聞いた皆様?分かっていますよね? __魔女のことを決して誰にも伝えないでください。不幸が降りかかりますので。 これは、自分が「魔女集会で会いましょう」に触発され作ったものです。 気になった人は調べてね。いろんな魔女がいるから。 ほとんどがオリジナル設定です。