スズラン

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スズラン

狐が好きで深夜テンション(?)と勢いで「狐の窓」を書き始めました。生の狐、見てみたいなー。あと結構不定期更新。長期休みは結構投稿してると思います。多分おそらくきっと。んで基本夜更新。 猫とウサギを飼っております。とても可愛いです。嘘です。ベタもいます。可愛いです。 毎週月曜日に更新…したいと思っていました。

やり直すよんつまり削除だよん✨

BLやり直しますねー。 すいません✨ 理由?合わぬ。何かが違う。大丈夫ですちゃんと落ち着いたら書きますよ元々のやつでも別のやつでも☆

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死神の悩みごと〜始まり〜

〜始まり〜 「いやさ…別に文句を言うつもりではないんですよ?俺らの仕事だもんな?でもさ、神様さ?死神幹部の負担もうちょい考えろよ?なんだ週7って?ふざけてるのか??」 ※説明しよう!この人(?)は死神で、仕事が馬鹿ブラックなことにキレているのである! 説明終わり☆ 「ごめんってぇ〜!だってどこの天界も人手不足で、リン君しかいないんだもん!」 「いい年してだもん言うな気持ち悪い!」 言い争いをしていると、クソk…ゴホン…神様が足元で縋ってきた。 「頼むよリン君〜!3連休あげるからさぁ!」 「はぁ!?プライド捨てたな!?神様プライド捨てましたね!?本当に3連休くれるんですね??本当ですね???…わかりました行ってきます」 俺はつい怒り気味で言ってしまった…が、まあいいだろう。 「ほんと!?ありがとうリン君〜!じゃ、そゆことで、後はヨロピク☆」 …何だろうむかつく。 はぁ…仕事に行ってこよう。 「…しょうがない…今日も魂、救っていきますか!」 § § § § 「…ん?そういえば〜神様、“3連休”って言ってたような…ん?スーッ…ま、あいいか…な?うん…」 人間界に着いたのはいいが、死魂リストがどこなのか、聞きそびれた。 「あいや俺が持ってる今日の仕事リストに追加されてるかもな?え〜と…?」 ポケットの中からリストを出し、死魂回収の欄を診てみることにした。 「あ、あったこれだ…! そういって指でリストを辿った。 「ふむふむ……ん?…ん??」 なんか…多くないか?いや、気のせいだろう。 …もう一回辿ってみるか… 「え〜と?…1、2、3……9…10…はぁ?…はぁ!?あのクソ神…!許さねぇ!あぁ俺のただでさえ少ない睡眠が…」 俺が可哀想だとは思わないのかあの神様は。 目の下にクマができるぞそろそろ… 「まあそれはいいとして仕事仕事サービス残業…え〜とまず一人目のところか…」 § § § § 「一人目は病院か。とりあえず死魂リストの詳細を見てみるか」 名:成瀬美琴 年齢:18 職業:学生 性格:優しい・真面目 担当者:リン 担当分野:輪廻・導魂・裁判・問題解決・生・死・特殊・男・女・      子供・老人・その他生き物 役職:死神幹部 種族:死神(生死を司り、魂及び願いを導く者) 「あぁらまぁご丁寧にリストに俺の名前まで書いちゃってぇ…チッ、あの神最初から俺に全任せする予定だったな!…帰ったら覚えてろよ…?」 今すぐにでも神様をぶん殴りたい気持ちを抑え、病院に向かうことにした。 「飛んでってもいい、が…面倒臭いな。えぇと、相棒相棒…あ、あった」 そう言って俺は空間収納から刃だけで自分よりも大きな刃先がエメラルドグリーンで持ち手に装飾が施されている鎌を取り出し、空間を切り裂き“道”を作った。 「これでよし、早く行こう。この仕事が終わったら一回死神A班と天使C班に指示を出そう」 終わり ご安心をこれはまだ始まりの部分ですのでしっかり狐の窓が完結してから出しますよ続きは✨

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死神の悩みごと〜始まり〜

悪役と英雄の裏話〜それぞれの世界に戻るまで〜後編

「なんか企んでるみたいな目で見るのやめてほしいんだけど!?」 後編 ※悪役とか英雄打つのだるいんで打ちません判別ヨロピク☆ 「君たち、色々大変だね…」 そこで、一人の英雄が立ち上がって微笑みながら言った。 「さて、そろそろお開きみたいだ」 急に突然言い出すもので、その場にいた全員が驚いていたが、一人、一人と悲しそうな、寂しそうな顔をして立ち上がった。 「そうか…時間か。また会おう!来年、世界のストーリーが終わる前に誰一人欠けず合うことを祈って!」 「「誰一人欠けぬことを祈って!」」 皆が円陣を組みそう言うと、悪役のうちの一人が 「まあどうせ、この中の何人かは同じストーリーの人物だ。いつかは争うことになるだろうさ!何人かは今現在進行形で争ってるんだろ?」 と言い、下を向いた。 「…大丈夫、きっとどうにかなるさ!」 「…あぁ!そうだな!」 「そもそも、ネガティブなんて、お前らしくないぞ!」 一人の英雄がそういい、悪役の肩を叩くと、笑顔で 「そうだな!ハハッ」 そう言った。 皆が笑顔で前を向き、帰りのゲートに向かった。 最後の二人もゲートに入ろうとした。 「またな!英雄!ストーリーで会おう!」 「あぁ!勝っても負けても恨みっこなし、全力でかかってこい!」 そう言ってグータッチをしてストーリーの中に、全員が戻って行った。 これで個性豊かなストーリーの悪役と英雄の、年に一度の会議が終わった。 これは、数少ない悪役と英雄が戦わない話。 この世で最も平和で、和やかで、そして最も悲しい物語である。 〜end〜 この話は完結しました。 ですが番外編のような形でこの後の話をまだ4〜6話くらい投稿すると思うんで気長にお待ちください✨ あとここんとこ間が空きまくってすんません☆ ちなみに反省していません。

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悪役と英雄の裏話〜それぞれの世界に戻るまで〜後編

楽しみ

「ただいま」 今日も誰もいない僕の家。 いつものように、引き出しから薬が入った瓶を取り出し、一粒飲み込む。 することはないけど、何となくパソコンを開いてSNSを見てると、ふと事故のニュースが目に入った。 あぁ…嫌だ、息ができなくなる。 いつものことなのに、いつまで経ってもなれないや。 ーー怖くない 〈怖い〉 ーー大丈夫 〈大丈夫じゃない〉 ーー1人でも大丈夫 〈さみしい〉 ーー耐えられる 〈タスケテ〉 ーー苦しくない 〈苦しい〉 ーーもう落ち着いた 〈タスケテ〉 ーーうるさい 〈タスケテ〉 大丈夫、大丈夫薬を飲んだら、落ち着く… 〈ホントウに?〉 うるさい! 何粒か手に出して一気に飲み込む。 飲んだらいつも通り幼馴染のひろにメッセージを送る。 『ひろくん、今、暇?』 『暇だけど、どうしたの?』 いつもの癖で、腕を引っ掻いてしまう。 『家、これる?』 『もしかして、またいつもの発作?…わかったすぐ行く』 あぁ…この待ってる時間が長く感じる。 今、何分経った…? 嫌だ、苦しい、怖い…タスケテ。 僕は瓶から薬をざらざらと出す。 何粒か床に落ちる。 血がついている手に出した薬をゴクッと飲み込む。 …足りない。 そう思って何個も何個も飲み込む。 止まらない。 薬を飲んだら一瞬だけ楽になる。 …楽しい…?楽しい。 薬がどんどん減っていく。 まだ、まだ全然足りない。 なんで?何で一瞬しか楽になれないの? 僕の隣には空の瓶が二つ。 あぁ…薬が足りないのか。 もっと、飲まないと。 ーーーガチャ 玄関の扉が開いた。 ひろくんだ。 一瞬だけ、ぼやけた視界で玄関の方を向くと、ひろくんが駆け寄ってきた。 「ゆら…?なに、してるの?」 あぁ、そういえば薬のこと言ってなかったっけ。 「薬、足りないんだ」 「ねえ…?」 少しだけ顔が見える。 なんか焦ってるみたい。 「もっと、飲まなきゃ」 「やめて…」 なに? 「…やめて…」 なんで止めるの? ひろくんが僕のことを止めている間も、僕は薬を飲み続ける。 「やめろ!…ゆら…!」 そう呼ばれて、僕は手を止めた。 するとひろくんが肩を掴んでくる。 「そんなに飲んだら死んじゃうよ!お願いだがら落ち着いて…」 「大丈夫だよひろくん。でも、薬無くなっちゃったからまた病院行ってこないと」 最近は薬があんまり効かないしクマがひどい。 「…ねぇゆら」 ひろくんが今にも泣きそうな顔で話しかけてくる。 「なに?ひろくん」 「落ち着いて」 「落ち着いてるよ?」 僕がそう言うと、ひろくんの目から涙がこぼれ落ちた。 「落ち着いてない!正気に戻って!」 「だから、僕はもともと正気だよ」 泣いているひろくんの顔が苦しそうに歪む。 「正気じゃない…なんで君が、ゆらが精神病院に行ってるのか、わかってる…?」 「僕が行ってるのは、ひろくんの付き添いだよ?」 なんでそんなことを言うんだろう? 僕はいつも通りなのに。 「違う…僕は…ゆらの幼馴染は、“小鳥遊ひろ”は事故で死んだ!ゆら…よくみて…」 何を言っているのか、わからない。 ひろくんが死んだ? 「何言ってるの?オカシイのはーーー」 オカシイのは、死んだのは… 「オカシイのはひろくんの方だよ。死んでるのは、僕なんだから」 僕がそう言うと、ひろくんが僕の肩を離し、呆然としている。 「ゆら?何言ってるの…?」 俺のポケットから、綺麗にフィルムに挟まれた、一枚の写真が出てきた。 「何これ…?ゆらの葬式の時の…?いや…葬式って、なに?だって…っい」 頭が痛む。 「ゆらは、オーバードーズで死ん…だ?…いや、でも、ゆらは、ここに……あれ?ゆらくん…?どこに行ったの?…さっきまでここにいたじゃん…!…隠れてないで、出てきてよ…」 ゆらが消えた。 さっきまで、ここに確かに居たはずなのに… 「オカシイのは…ダレ…?」 〜end〜

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楽しみ

とある異世界のハナシ(番外編終〜仕事の始まり〜)

前回 「魔銃はこう使った方が何倍もいい…」 そう言ってルナンは強盗の男に魔銃を向けた。 今回 ルナンが魔力を使って引き金をひこうとしたその時、突然魔銃が客の男に掴まれ、魔銃が制御できなくなった。 「…殺すと後々面倒だ。やめとけ」 男がそう言うと、ルナンは振り向き、さっきまで冷たい目をしていたのが嘘の様に微笑んで言った。 「死体はどうとでなりますよ?お客様に迷惑がかかることもありません」 「そう言う問題ではない」 ルナンはやめる気がないのか、男が何を言っても聞く耳を持たない。 …いや、持ってはいるのだろうが、全く心に留めていないというのが正しいだろう。 勿論、人殺しは重罪だ。 だがそれは所詮人間のルールでしかなく、エルフには全く関係がない。 エルフにはエルフのルールがある。 結局のところエルフと人間は“エルフ”と“人間”という別の種族なのだ。 (どこまでいってもこいつはエルフはエルフという種族なんだな…クソッタレ…) エルフという種族は、どこまでも美しい種族は、時に残酷だなと男は思った。 (別にコイツらを庇うつもりはないし、自由にしろと言ったのは俺だが、さすがに殺人は見逃すことは出来ない…さて、どうしたものか…コイツら…もう少し頭を使えないのか?せめて巻き込まずにやって欲しかった。いや…こうなる前に俺が処理しとけばよかったのか…はぁ) ーーーー頭が痛くなる…まあ男にとっては最悪ではあるだろう。 「…わかった、俺がコイツらを責任もって騎士の所まで連れて行く。だから殺すな、これでいいか?」 男がそういうとルナンは真顔で強盗の男達を見下しながら、 「しょうがないですね、まぁいいですよ」 と言って、魔銃を格納し、また笑顔に戻った。 「…じゃあ、ポーション作り終えちゃうので少々お待ちください…あ、その人達取り敢えず拘束してあるんで見といてください」 (見とくも何も、気絶してるんだがな…) てんてん☆今回ここまででお願いします。 うさちゃんの火葬が終わって落ち着いた頃にまた投稿します。

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とある異世界のハナシ(番外編終〜仕事の始まり〜)

狐の窓(拾壱)

前回 「妖怪の情報を交換するから…また屋上集合で!」 本編 「———あのさぁ…君達…時間くらい守ろうよ!ボク2時間もまってたんだよ!?」 千尋と僕が屋上に行くと、刃先輩がとんでもない勢いで怒鳴ってきた。 「いやぁ…えと…そのぉ…何と言いますかぁ…ぇえと…スゥッ誠に申し訳ございませんでしたぁ!でもね刃先輩!?これには言い訳があってね…あそう!昔聞いた妖怪のことを思い出すのに時間がかかって…!」 千尋がそう言うと、刃先輩が笑顔で 「ボクは優しいから許してあげる!で、今度はどんな妖怪なの?」 と言った。 …確かに遅れた僕らが悪いが、うーん何だろう、すごくムカつく。 「刃先輩、『宝蝶』って聞いたことある?」 「妖怪なら誰でも知ってるんじゃないの?多分、どんな妖怪よりも全然有名だと思うけどぉ」 「宝蝶って…なんだ?」 僕がそう聞くと、千尋はドヤ顔で説明し始めた。 「俺が説明して差し上げよう!宝蝶はね———」 千尋の説明を簡単にまとめると… まず、宝蝶は基本的には害がない存在で、 普段は宝石の様に輝く蝶の見た目で過ごしており、妖術を解くと本来の人の様な姿に戻る。 宝蝶はこの世のことをほとんど知り尽くしていてこの世の管理人みたいなモノ…と千尋は言っていた。 「でも千尋くん?宝蝶ってコ前に調べたことあるけど、全く情報が得られないし、まずどんな妖怪なのかもわからなかったんだけど、どうやって知ったの?」 「…昔の知り合いから聞いたんだ。あの人は何でも知ってるから」 千尋は時々、寂しそうな顔をする。 何故だろう? 僕は誰かが寂しそうな顔をするのが1番嫌いだ。 まあ、僕がそれを知る必要も、知る術もないけど。 …考えるだけ無駄だ。 「とにかく!宝蝶は近くの森にいるみたいだし、いってみよう!でも、多分今回は狐の窓使わないかも…」 「もう妖怪探し関係なくないか!?」 「今回は俺の個人的に探してた妖怪なの!」 千尋がどうしてもと言うので、僕は折れたが妖怪探し本当に関係なくないか…? § § § 「なあ」 「ねぇ」 「…なに?」 「「本当にここであってる!?」」 そう、何を言おう。千尋が連れてきたのは、長い間人が全く立ち入ってなさそうな、いかにも〜な雰囲気の森だった。 「いやあってるはず…なんだけど、ちょっと不安になってきた…かも」 千尋がそっぽを向きながら答えると、後ろから 「お兄さん達、何してるの?」 13歳くらいの男の子が話しかけてきた。 「俺達は…えと、落とし物を探しにきたんだ!」 落とし物は無理があると思う。 こんな森に来る人なんてほとんどいないだろう。 千尋がそう言うと男の子は人差し指を口に当てながら微笑んで、 「その森は行かない方がいいよ」 と言って去って行った。 僕たちはしばし顔を見合わせ、黙っていると刃先輩が口を開いた。 「ねぇ…あの子森の方に行かなかった?」 刃先輩がそう言うと、千尋は少しどもった様子で答えた。 「そ、そうだね…と、取り敢えず森に行こうか…?」 「そうしよう…」 そうして僕たちは森に入って行った。 ちゃんちゃん☆ ぶっちゃけ後ろに子供いたら馬鹿怖くね? てかほんとすいませんね投稿頻度が遅くて。 悪役さん達の話が書き終わるまでなんか基本的に気分で書き進めて投稿すると思うので、よろしくお願いします✨

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狐の窓(拾壱)

お花見

「ここ、桜が綺麗に見えていいね」 私は今年も、幼馴染とお花見をしている 「そう思わない?今年もお酒、ちゃんと持ってきたよ」 彼は毎年毎年、同じ酒を飲んでいた。 桜の花びらが浮かぶお酒を毎年飲んでいた。 なんでわざわざ桜の花びらをのせるのか、一度だけ聞いたことがある。 『…このほうが、お花見をしている気分になれるよ。千秋も一杯、どう?』 お花見をしている気分になると言われても私にはわからない。 わざわざお酒を飲まなくても、桜が目の前にあるじゃないか。 私は、お酒が飲めない。 だから、毎年断っていた。 「お酒、体に悪いっていつも言ってたのに」 『たまにはいいじゃない。そんなに飲むわけでもないのだから」 「やっぱり、和葉が居ないと、つまんないよ。まだ私の想い、伝えられてないのに」 「…一杯くらい、付き合ってあげればよかったなぁ」 私は目の前の墓石に酒をかけ、その場を立ち去った。

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お花見

とある異世界のハナシ(番外編〜休暇の終わり〜)

アハッ☆ごめんね☆ 〜とある錬金術師のお客さん〜 「さて、スイラン達も帰したし、のんびりしたい…んだけどお客さん来ちゃったかぁー…」 そう言ってルナンは少し前に行き、歩いてくる人を笑顔で迎えた。 「いらっしゃいませ。人間のお客様」 ルナンの前には、ルナンより少し背が高く、筋肉質というか細マッチョっぽいというか…で、全身真っ黒な盗賊や強盗のような見た目の男がいた。 「本日はどのようなご用件で?」 そうルナンがにこやかに言うと、男は 「ポーションを買いに」 と言った。 (ん〜…まぁ十中八九、強盗だよねぇ…なんでこの店はお客さんより強盗の方が多いんだ?) …多分エルフがいるからだと思う。 ルナンはそんなことを考えながらも、何かするまでは放置でいいか、と店に招き入れた。 ……危機感の欠如。 「お客様、本日はどのようなポーションをお探しですか?」 (お金かな…?) 「治癒系はあるか?」 (あれ?案外普通のお客さんだ) ルナンはそう考えながら治癒のポーションの材料を用意する。 もちろん、警戒するに越したことはない。 なぜかって?この男が来た時後ろの森に人が二人程いたからだ。 だが、強盗だと分かるまでルナンは手が出せない。 「生き物、物、どちらの方にしましょう?何に使いますか?」 「…生き物。馬」 男はそう答えた。 「では少々お待ちください」 そう言ってルナンはポーションを作り始めた。 治癒のポーションは基本的に用途に合わせて作る。 人間とかに使う物は置いてるが、馬やウサギにもなってくると、種類が多すぎて置ききれない。 そのため、動物に使うものはお客さんに聞いてから作っている、 「…お客様って、強盗だったりします?」 ルナンがポーションを作りながら聞いた。 …うん、馬鹿正直に聞くものじゃないと思う。 「違う」 そして馬鹿正直に「強盗です」と言う人もいない。 「じゃあ、ついてきてる人は他人ですか?気づかなかったんですか?」 「気づかなかったとして、あんたがどうにかするだろう?」 「いやそうですけど、変なもの連れてこないでくれると嬉しいんですけど…」 ルナンが呆れ顔でそう言うと、男が後ろをチラリとみながら 「それより、そろそろ突っ込んでくるんじゃないか?」 と冷静に言った。 なぜこの二人が落ち着いているのかがわからない… まず、早急に強盗らしき人物を処理するべきだと思う。 ーーーーーバンッ 店の扉が壊れるんじゃないかと言うほどの勢いで開いた。 ルナンが扉の方を見ると、そこには魔銃を持った男が二人いた。 言わんこっちゃない。明らかに強盗だろう。 「ーーーお客様、あちらの方々は強盗だと思いますか…?」 ルナンがそう尋ねると 「当たり前だ」 とお茶を飲みながら答えた。 「ですよね…どうしたら穏便に済むと思いますか?」 「さあな」 男は肩を縮こめながら言った。 「…そちらの人間のお客様方、と言うことで…出ていってくれると有り難いのですが。どうですか?ここは穏便に…」 話しているルナンの顔の横を、銃弾か何かが掠めていった。 「オレらが聞くとでも思ってんのか!?大人しくしていたら、悪いようにはしない。お前は奴隷商人に売ったら高く売れる!」 強盗の男がそう言うとルナンは至って冷静に、 「いや、僕は男ですしそんな高く売れないと思いますが」 「ん?男?…ぃや、そんなことはどうでもいい、お前はエルフだ!エルフは男でも女でも、どこぞの変態野郎がこぞって飼いたがる!泣いた時に出る宝涙が綺麗とかでな!見た目が良ければいいほど性奴隷にもできて、使い道がたくさんある…お陰で希少性も相まって価値が高い!」 「…お客様は僕に勝てるのですか?」 「…舐めてんのかテメェ?」 男はそう言うと、ニヤッと笑って、 「そもそもお前が連れて行けなくても、問題はねぇ…エルフの里を見つけてエルフの涙を奪えばいい…ここにきたのは、エルフの場所が今お前しか分かってないからだ!」 と言った。 すると、先ほどまでにこにこいていたルナンの顔がどんどんと真顔になっていった。 ルナンは、冷え切った目を見開き、口だけ笑って言った。 「…お客様、そうなってくると…ハナシが変わってくるなぁ…?」 話し方はいつも通り、穏やかだか、その声色はどこか冷たい。 「お前ら馬鹿なことをしたな」 男はそう言った。 「僕の家族を簡単に泣かせることはできない…“家族を害する悪には鉄槌を”エルフという種族の、唯一にして絶対の“束縛(ルール)”…お客様、少しさわがしくなるかもしれません」 「…どうぞ?ご自由に」 「…魔銃は、こう使った方が何倍もいい…」 ルナンは魔銃を取り出して宙に浮かせ、男達の方へ向けた。

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とある異世界のハナシ(番外編〜休暇の終わり〜)

おばあちゃん家のご飯

さてみなさんお久しぶりですね! とあせかもう少しで投稿です! 一週間ぶりにおばあちゃん家に帰ったんですよ。 ということで突然ですが私鈴蘭のおばあちゃん家のご飯を投稿してみます✨ メニュー ・スペアリブの煮込み ・なんか春雨ときゅうりとキャベツのサラダとか炒め物的なやつ ・豚足 ・春雨とか干豆糊ときゅうりのサラダ? ・後スーパーで売ってた春雨スープ ・塩卵 ・白いご飯 ・パイナップル ・さつまいも 味の説明的なやつ ・スペアリブの煮込み 甘じょっぱい醤油みたいな感じで、煮込んでるから柔らかい。 軟骨のスペアリブもめっちゃコリコリで美味しい! ・春雨ときゅうりとキャベツのサラダとか炒め物みたいなやつ 味付けは薄い感じで野菜のシャキシャキ感と春雨のトゥルトゥル感の組み合わせがグッド! あとなんか唐辛子入れても辛味が出てめちゃくちゃ美味しい! ・豚足 茹でた豚足を潰したニンニク一欠片くらいが入ってる醤油につけて食べるとちょうどいいしょっぱさとか辛さ?がちょうどいい感じ! 食感は脂身以外は普通に豚肉のちょっとパサパサだけど柔らかい版って感じで、脂身は重いし味が微妙で私はあんまり好きじゃない… ・春雨と干豆糊ときゅうりのサラダ的なやつ 干豆糊の硬さ加減ときゅうりのシャキシャキ感がグッド! 春雨は太くて平べったいのがめちゃくちゃもちもちして食べ応えがあって美味しい! こっちも唐辛子入れると辛くて美味しい! ・塩卵 卵を塩漬けにするんだけど、ちょっとしょっぱすぎるくらいがご飯にマッチして丁度いい! ・さつまいも ストーブの上でアルミホイルでぐるぐる巻きにして焼いてて、石焼き芋みたいにネチってしててめちゃくちゃ美味しい…✨ こんな感じです! おばあちゃん家のご飯めっちゃ美味しいんです! よく出るのは餃子で、特に小籠包みたいな餃子がいっちばん好きです✨ もしかしたらまたご飯投稿するかもです。 そして最後に、ここまで読んでくれた方々、ありがとうございました! またお会いできることを願っています!

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おばあちゃん家のご飯

秘技!どげ寝☆

いやーサボってて申し訳ないとは思っていない今日この頃なんですがぁ✨ うん。流石にサボりすぎよね?うん言いたいことはわかるよ(?)そろそろ投稿また再開すると思うんですよ。ただまたテストが待ってるじゃん?勉強しないと今度こそまぁずいまぁずい☆てことでまた投稿しなくなると思います! テストだったらすぐ諦めて比較的早く書き始めると思いますよ✨ アチョットネコサマカキゾメノウエノラントイテッ!

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秘技!どげ寝☆