明るい未来のその先へ
ラベンダーの花が一本飾ってある出窓の前にある椅子に座り、本読み、茶菓子を食べ、紅茶を飲む。
茶菓子にはシフォンケーキ。
紅茶はレモン汁を小さじ1杯程度入れたローズピンク色のラベンダーティー。
カーテンの隙間からから差し込む日差しは真っ白な部屋をほんのりと黄色く照らす。
紙を捲る音、紙の匂い、ほんの少しざらざらしている紙の触り心地。
部屋に流れている無音の空気。
その中で響き渡る時計のカチ…カチ…という秒針の音。
下を見ると、耳にかけていた色素の薄いクリーム色の、綺麗に整えられたマッシュヘアの髪がハラリと落ちる。
落ちた髪が目にあたり、水色がかった薄紫色の目を閉じる。
ちょっとだけ皺が残った、少し前まで人がいたことがわかるほのかな暖かみを持った白色のベッド。
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カテゴリー: ホラー
投稿日時: 2025/8/4 3:39
最終編集日時: 2025/8/6 5:36
注意: この小説には性的または暴力的な表現が含まれています
スズラン
狐が好きで深夜テンション(?)と勢いで「狐の窓」を書き始めました。生の狐、見てみたいなー。あと結構不定期更新。長期休みは結構投稿してると思います。多分おそらくきっと。んで基本夜更新。
猫とウサギを飼っております。とても可愛いです。嘘です。ベタもいます。可愛いです。
基本自分のとこのコメントではご自由にしてくれて結構ですけど度がすぎた発言は遠慮願いたい。