桜
17 件の小説杜
はるか昔悪の死神を封印した「死の杜」が存在した 封印されてもなお獲物を甘い言葉で誘惑し 死の向こう側へと呼ぶ 「こっちにおいで」 「もう辛くないよ」 「楽になるよ」 「もう苦しい思いしなくて済むよ」 「ほらおいでおいで」 そんな「死神達」の呼ぶ声が死の杜に木霊する そんなある日1人の少女が誘われた 「もう辛くないよ」 「もう痛くもないよ」 「さぁ、おいで!おいで!」 お決まりの文句を売る 少女はいわゆる「死にたがり」で 誘い文句無しででも行けるのであった 全てに「希望」を見いだせない少女は 「次の来世に期待しよう」 少女は渇いた笑顔で死の杜へと行った
作者の惚気
私の惚気を聞いてくれ 最近何もかも上手くいっている気がしてるんだ♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ 全部あの子のおかげだよ♡♡♡♡♡ 最愛の人♡♡♡♡♡♡♡♡ ずっとずっーーーーと一緒って誓った♡♡♡♡ 早く会いたい🥺 愛してる♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
在りし日の桜は椿を想う番外編
君が僕の前に現れて数日が経った 君の行動一つ一つが僕の視界に入る いつの間にか僕は君を目で追っていた 綺麗な髪に天使のような声 ただ.....最近妙に距離が近い野郎が居た 僕は外へ目を向け小さく神様に喧嘩を売るように舌打ちを打つ 「(前世から好きなのは僕だけ....)」...チッ
精霊の恋
私は桜の木の精霊 老いてく桜を見守るだけの精霊 私には好いている精霊が居た 私より1400年生きている時が違う 椿の木の精霊 今日も艶やかな葉を輝かせていた 精霊には声が存在しない想いすら告げられない 今日も私は貴方のことをただ見つめる 桜「優美な女性」 椿「気取らない優美さ」
悲しき文豪の最期
ある日椿の咲く季節に愛する人を失った文豪がいた 彼女は愛する人のため文字を綴ってきたが 愛する人が居ない今彼女は文字を綴る理由がない ついには愛する人の着物を持って失踪 若い衆に見つかった時は桜の木で首吊り その顔が妙に満足気な顔に頬を濡らしてた 彼女が最後に残した本は 「愛する人は椿の生まれ変わり」
紡ぐ言葉
誰かのために紡ぐ言葉がこんなにも 詰まるなんて生まれて初めてだった 君の嬉しいそうにする顔を考えると 次は何を紡ぐごうか考えてしまう 早く会いたい
たとえこの先
誰かに褒めて欲しいと思いながら文字を紡いで来た あの子のために私は今日も文字を紡ぐ たとえこの世界が生き地獄だとしても 一緒に堕ちる覚悟はしてる 私が選んだ人だもん この先修羅の道だとしても君となら歩んで行ける気がする
アノヒのボクら
前世の僕らはネッ友であり親友の関係だった 僕は初めて君の声を聞いた時心が震えた 喉に天使でも住んでるのかな?って思うほど 可愛くて綺麗な声だった そんな君にいつの間にか惹かれてた自分がいた あの日アタックしたもの玉砕....まぁしょうがないよね 振られることなど100も承知のはずだと 分かってたつもりなのになど後悔と虚しさだけが僕の中を駆け巡る そんな僕の一世一代の恋は幕を閉じて 時は過ぎて桜の花弁が道路を淡いピンクで 彩る四月に僕は性懲りもなくまた恋に落ちたセカンドパートナーは異性だった君に未練垂れ垂れの僕は全て君と比べてしまったあんな 燃えるような恋したら忘れる訳が無いと思いながら過ごしてたら 夏の暑さが名残り惜しく残る9月に僕らは 付き合い初めた幸せだったでも僕の中には何かが物足りさを 感じた「原因」は知ってるのに 僕は見て見ぬふりした幸せな君を邪魔しないようにそっと原因不明と名付けて彼との時間に自分の寿命をついやすように 彼と付き合って1ヶ月になろうするある時彼から別れを告げられ 僕は1人に戻った 転生した今でも覚えている君からの連絡は 突然の言葉に僕は驚いたのを覚えてる 「全てを捨てでも・・・・・を守ることにした」 予想もしなかった言葉心臓が跳ね上がるほど 嬉しかったのを今でも覚えてる これが「僕らの縁」の始まり アトガキ 投稿遅れてしまいましたが皆様いかがお過ごしですか? 私は毎日朝5時の生活に戻ってクタクタです 次回予告なんですけど 「桜の蕾は青い春に開く」です 藤臣くんと優子ちゃんどうなるんですかね〜 お楽しみに〜
上書きできる世界だったら
私は昔のことなんてとうに忘れた 私を捨てたお母さん腹違いのお兄ちゃん 全部忘れた私の事をバカにした男子もみーんな忘れた まるで最初からいないかったもののように この「ショウガイ」も消えて欲しい 普通の生活普通の女の子普通が欲しかった 生まれ変わったらあの子と一緒が良いな
終わった恋始まる友情
今でも覚えてるのは元彼の言葉だった 「曖昧になる前に終わりにしよ」 誰のためにこんなに頑張ったと思ってるの 全部全部全部元彼のために頑張ったのに....意味無いじゃん しかも新しい彼女作ってるし なんかもうネットに逃げていいいね笑 疲れたよ..... もう信じたくないよあの人のことなんか あの子しか信じたくないよ 私は誰も知らないところで1粒の雫を零して そして私は深夜12時元彼のSNSを消して 親友のあの子の元へ行った