雲丹丸 音夜
76 件の小説キャラクター案
アルベルト・クーヘン 冷静さがあり、優しさや愛想の良さも兼ね備えた"できる人間"。とある事件から自分の名前を嫌っていて、年下にも最初は偽名を紹介していた。コーヒーが嫌い。紅茶が好き。見た目は、英国の青年のような見た目。たまにケイクがピアノを弾いている時を目にするが、表情から察して、あまり深入りはしないようにしている。 金髪碧眼 身長は高く余分な脂肪がない。髪は前髪がなくボブくらいの長さ。仕事の時は、髪の毛を括っている。顔は整っているが、本人は自分の顔があまり好きではない。 ケイクのそばかす、本人には言えないが、羨ましいと思っている。 何を着ても、何をしても、様になる。 典型的なイケメンタイプ。 ケイク・ダックワース 優しさはあるが、不器用なのでいつもツンとしている。見た目は英国の貴婦人である母親に言わせると、だらしがなく人間として終わっている見た目なのだそう。ピアノが弾けて、作曲もできるが、本人曰くあまりしたくないらしい。これもある事件がきっかけだが、中々話してはくれない。たまに、すごく寂しそうな表情でピアノを一人で弾いている。アルベルトを慕っている。 黒髪の天然パーマ。髪の毛は、いつもボサボサ。しかし何故かそのボサボサが似合っている。顔には、そばかすがあり、本人はこのそばかすが嫌い。全体的にスラッとしている。 基本的に自分のことをイケメンと思っていない。しかし、一部の女性からは絡まれることがある。 地味な服装をしているので分からないが、実は何を着ても様になる、隠れイケメンタイプ。
頑張る
希望学というのを大学の授業で学んだ。 個人の気持ちはもちろん、それだけでなく社会の仕組みや人間関係から希望を再構築するというものだった。 その時の自分は、そりゃそうだなんて心のどこかで綺麗事を吐いていた。個人の事ばかり考えてたって幸せにはならない。周りのことも考えなければ。 綺麗事を吐く若造というのはこんなにも気持ち悪かった生物だろうか。自分の過去を思い返してはそんなことを思う。 月末。銀行に行ってATMで通帳を通してそれが手元に戻ってくる瞬間。結局、人間というのはあの瞬間に一番の緊張と喜びと安心を抱く。人を助けるだけでは得られない大きなそれを。 今、僕はその気持ちを味わっている。通帳に書かれた数字を見て、安心して、ちょっとニヤける。 小学生の頃に、将来の夢を描きましょうなんて言う授業があった。その時何を描いていたのか忘れてしまったけれど、思えば、あの真っさらな画用紙には、今この瞬間の僕を描けば良かったのではと思う。だって、これが、色々経験を経て辿り着いた将来の僕の姿なんだし。 さて、乗るか。 バス。 耳にワイヤレスイヤホンをはめて、最近流行っていると言われている音楽を流す。ぼーっと聞き流してるだけなのに、その声一つ一つが、なんだか嫌に聞こえてしまうのは、僕の心が疲れているせいにする。心が疲れたぐらいで仕事なんて休めないけれど。 車内から見る街の景色に学生が多い。なんでだ。ああ、夏休みか。今日同僚が言っていた。弟が今日から夏休みに入ったって。 僕は、明日も仕事。 仕事か。 休みたい。休みたいなあ。 いや、僕は何を言っている。おかしいな。おかしい。僕は今日おかしい。目頭を指で抑える。少し俯いて、静かに深呼吸すると、ぼーっとしていた意識が少しだけはっきりし始める。イヤホンから流れている音楽もまともに聞こえ始めた。あ、この曲。職場の大半の人が聞いてる曲だ。これ聞くだけで、ブラックな気持ちでも仕事頑張れるって言ってたな、確か。 そんな感じで、明日も変わらない日常が続くんだろう。 頑張りたくないけど、頑張るか。
嘘つき
皆さん、夏です! 夏といえば、やっぱ海!! というわけで、海を見に行ったついでに思いついたものを殴り書きしました。(海辺でのんびり書いていたら、地震速報が来て速攻逃げました) 「うわあ、綺麗」 「めちゃくちゃ綺麗やん。今年中に海見れて良かった〜」 「なにそれ笑 来年も見れるじゃん」 「いや、来年俺もうここにいないし」 「え、あ、そうなの?」 「言うの忘れてたわ。そう、俺来年から周りが山だらけのところの大学に行くから」 「………ふーん。どこ?」 「白山大」 「学部は?」 「農業経済学」 「え?笑 あんた農業なんてやってたっけ?」 「親がうるせえんだよ。うちの親農家だろ?畑仕事するか、農業関連の職に就くか、どっちかにしろって。」 「そんな家まだあったんだ。大変だね」 「……………あーあ。行きたくねえな。ずっとこうしてぼーっと海だけを見ときたいわ」 「………………そうだね」 「なあ…………来年の夏さ、俺絶対帰ってくるからさ。またここの海来ような。二人で」 「うん。約束ね、約束。破ったら針千本飲ませるだけじゃすまないから」 「ガチトーンやめて。結構怖い」 「じゃあ、記念に写真でも撮ろうよ」 「お前ってすーぐに写真撮るよな」 「別にいいじゃん」 「今日午前、長野県松本市で軽自動車二台を巻き込む事故がありました。車を運転していた会社員の女性と大学生の男性はどちらも病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。事故が確認されたのは松本市内の────」 嘘つき。 嘘つき。 一緒に見ようって、約束したじゃん。 嘘つきなんて、だいきらい。 アイツなんて、大嫌い。 大嫌いなのに、なんで、涙は止まってくれないの
無題
疲れた もうやめたい やめたい やめたくて仕方ない でも諦めてしまったら その先にあるものに 果たして自分は価値を見いだせるのだろうか 答えが欲しい 誰か 答えを 与えてくれないか
無題
お手元のスマホで確かめてください。 生成AI、有名なものだと Gemini、チャットGPTなど、それらには必ずさいごに、「〇〇はAIであり、間違えることがあります」と記載されている。 だが、これから私が話すのは、その表示が、「間違えることはない」と、表示されていた時の話です。 なぜなら、私は全知全能、すべての創造者である“神”なる存在に、相談をしたからだ。 地球にはクローバーという植物がある。正確にはシロツメクサという名前だが、ローマ神話に出てくるヘラクレスという人が持っていた棒になぞらえて、クローバーという名前になった。 この世界には、四葉のクローバーを見つけると大小ランダムで幸運が訪れ、五つ葉のクローバーを見つけると神と直接話すことができる権利が得られるというシステムがある。
私の推し
自分の推しを語ろうものなら、どれだけの時間、日にちがあっても足りないです。 それくらいに推しが多いからです。 ひとつ語るなら、私が推してやまない声優さんについて語ります。 私は、小林千晃さんが大好きすぎます。 でも、こんなにも素晴らしくて、かっこよくて、人柄もいい声優さんなのに、周りの人に小林千晃が好きと言うと、誰?って言われます。 これ程までに悲しいことはありません・・・・・・ 皆さん、もっと声優について学びましょう。それから、小林千晃をもっと知りましょう。 そして、小林千晃語りをしましょう。世界が終わるまで。
怖い
仕事を休んだ。 彼女には内緒で。 朝、いつものように起きられたんだ。太陽が顔を出した時間に、ちゃんと起きられた。でも、何故か、起き上がれなかった。 ダルくて、だるくて、怠くて。 カーテンも開けられなくて。 仕事に行きたくないと思うのは、世の中のみんな大抵はそうだろう。でもそれでも、お金を貰えるから、社会のために、会社のために、皆ちゃんと行くんだ。 でも、僕は行かなかった。 自分が変わってるとは思いたくない。そうやって自己満足に陥るのがいちばん危険だと知っているから。 だから、これは、完全な、甘え。それでしかなくて。 寝ながら、LINEで上司に「今朝方、体調が悪くなってしまい、お休みを頂けないでしょうか」と打って送信するのに、半日分の体力を使った。送信ボタンを押してから、後悔みたいなものがどっと心の内に押し寄せてきた。 なぜ行かなかった。少し努力すれば良いだけのことだろうに。そんなに泣いて、後悔するくらいなら、行けばよかったのに。 僕は涙が止まらなかった。それから、気分も悪くなって、頭も痛くなり、気づけば眠ってしまっていた。 やっと起き上がることができたのは、お昼頃。 その頃には、さっきの疲れとか、だるさとか、頭痛とか、吐き気とかが無くなっていて、少し気分も明るくなっていた。 それから僕は彼女に内緒で、カフェに行った。 そこで、小説を書いていたら、ふと彼女のことが頭に浮かんだ。彼女は、朝6時から仕事だと昨日言っていた。今もきっと、仕事を頑張っているのだろう。僕はそんな時に、カフェで小説なんてものを書いている。 ダメだな、ほんとに。情けない。 明日は、頑張ろう。残りの四日間も頑張って仕事に行こう。 いや、頑張る頑張らない以前に、仕事は行くのが当たり前なんだ。当たり前が、僕は、できない。それって、危ない。 危ないものは、今すぐにでも排除しないと。 そう思うのに排除する力も出ないのは、多分、やる気とか勇気とかそんなものが、家族とか、友達とか、そんなものに縛られて湧いてこないだけなんだ。 僕は、この先、どんな人間になるんだろうか。
羅生門 続
この物語は、「下人の行方は、誰も知らない」という作者が考えた言葉によって、終わりを迎えた。 でも実をいえば、下人は老人の着物を引剥をしたあの羅生門から、そう遠くへは行っていなかった。下人は、羅生門を抜けて真っ直ぐにある、鳥羽の律の海沿いで、老人から剥いだ着物を見つめながら、放心していた。下人は、自分が盗人になってしまったことに対してまだ事実を受け止めることが出来なかった。時折、右頬にある膿んで大きく腫れ上がった赤い面皰を触りながら、下人は「盗人になってしまった」と一人零すのだった。 しかし下人は、こうも思うのである。 「これは仕方の無いことだ。どのみち遅かれ早かれこうなっていただろう」と。 そう思いながらも、相変わらず下人は、右頬の今にも膿が弾けそうな面皰を触りながら、放心した顔で着物を見つめていたのである。 その時、大きな音で下人のお腹の虫が鳴いた。下人は、その音に導かれるまま鳥羽の律を歩き回っては食物を探した。何分か歩くと、ふと下人の目に海辺で生の魚を食う一人の人が映った。 人がいるとは、なんとこれまた珍しい。下人がそう思ったのもほんの束の間で、下人は、右頬にある膿をもって大きく腫れていた面皰が潰れた音を聴きながら、その人から食料を奪った。下人は慣れていた。たったの二度の盗みで、全ての善を殺してしまったのである。 それから下人の行方を知るものは、本当に誰もいなくなったのである。
記念日がやってきました
フォロワー30人突破しました。 こんなに嬉しいことは、ありません。 いつも、懲りずに私の作品を読んでくださる全ての皆様。 本当にありがとうございます。 ありがとうございます。 お礼をせずにはいられません。 自分はまだまだ、頑張っていきます。 作品、皆様が良ければ、これからも読んでください。
雨にもいいとこ、あるよね
雨の日は外に出るなって、言われたんだ。 昔ね。 でも、なぜ、外に出ちゃダメなのか、私には分からなかった。 だって、雨の日でしか見られない、雨の日限定の、景色があると思うから。 雨の日だから、水たまりに波紋が広がるのを見れるし、雨が織り成す合唱だって聞ける。 雨の日じゃないと、私の天然パーマがもっとうねることはないし、雨の日のカフェで本を読む良さも分からないままになるし、相合傘の楽しみだって知らないままになっちゃうし。 友達と「傘忘れたね」なんて笑いながら言って、フェイスタオル1枚を頭に被せて帰る楽しさも、知らないままになる。 雨の日は外に出るなって、小学生の頃、散々言われてきたけど、私は今、雨が降っている外の世界を、安く売られてたお気に入りの傘をさして、歩いてる。 雨の日に、外に出ないなんて、そんなつまらない生活を、私は送りたくない。