ツナタラコ
4 件の小説22歳の人生2幕
<22歳の人生>を書いてから1ヶ月も経っていないが、続きを書こうと思います。 東京に出てきたものの何も出来なかったと前作で書いたが、単発派遣の仕事をして小銭を稼いでいたら某ドライバー職務体験の応募があり、「ドライブ好きやし興味ちょっとあるな〜」と軽い気持ちで応募してみた。 社内の雰囲気はいい感じで、出勤は早いがそれなりに給料は付くとのことでここで働いて頑張りたいと思った。 前職を辞めた理由の一つが、彼女と別れ友達と遊びすぎて遅刻をすることが何度かあり、更にお金も全く貯まっていなかった。 給料日近くの口座の中は1万円前後が1年以上続くくらい遊んでた。 「このままじゃまずい…」と、ずっと考えながらふしだらな生活をずっと続けていた自分を振り返り、どうするのが自分にベストなのかと常に考えていたところに、東京での良い感じに働けそうなドライバーという職に巡り会った。 友達を捨てるわけでは決してないが、一旦離れようと決め、その報告がてらに2週間ほど地元に帰った。 友達の反応はまじか…って全員が驚いて、「地元でのびのび働いたら?」といろんな提案をしてくれた。「そんなに行き過ぎた考えなんかな…」 友達と過ごす時間に比例して寂しさや不安がどんどん押し寄せてきたが、ここで甘えたら一生ふしだらな生活になると自分に言い聞かせて来た。 そうこう考えている時、地元で小遣い稼ぎで働いていた派遣の社内雰囲気や、友好関係がとてもとても良くなってきたのだ。ずっとここで良くね? だって、融通の聞いてくれるシフトや仕事の教え方がとても優しい先輩、同い年で可愛い仕事のできる女性。その女性とは趣味や思考、聞いてる曲もドンピシャで合っててそりゃー気になっちゃうじゃん。男だもん。 本日ドライバーの事を詳しく聞きに行ってきます。 すんげー迷っています。 何かアドバイスや経験談ありましたら、是非コメント頂きたいです! よろしくお願い致します。
牛丼バトル
夜勤明けの朝の5時。 腹は減ってるが食欲はそこまで湧かない時間帯。 「牛丼の並盛り食べるか」と疲れ切った脚に指令 を出す。 <ラウンド1入店> 店内には店員さんが1人黙々と作業をしていた。 集中して作業をしているせいなのか、声が小さかったのか分からないが、案内が無い。 このまま入り口で案内を待つのか、勝手に入り注文をするべきかのバトルが繰り出された。ましてや、朝の5時で脳死している状態での思考は1つしかない。そう、もうええや〜と踏ん切り付けた。だが、一つ後悔…水がねえ!!! ラウンド1は、気分的に引き分けとでもしておこうじゃあ無いか <ラウンド2注文> さあ、いざ注文の時。 チーズ牛丼、トロロ牛丼、普通のの牛丼豚汁付きでいつも悩む… 朝の5時の定石はあっさりなトロロを選ぶのが1番好ましいが、コッテリなチーズ牛丼も捨てがたい。それに、いろんな調味料をかけれる普通の牛丼も捨てがてぇー。 頭の中はバトルロワイヤル。全員戦車に乗って大砲をぶち撒いている。ところが一台の戦車が玉詰まりを起こした。その名はチーズ牛丼! まあ、普通に考えて胃もたれしちゃうよね。 さあ、あと残すは2機。アッサリかバリエーションか…戦闘時間も長引くと厄介だ。 いざ,決断の時!! <ラウンド3決着> 豚汁だけ飲んで帰る。
タイミング
恋ってタイミングなんじゃないかと思いました。 喫茶店でお茶をしお会計に向かい「590円です」 と店員さんから伝えられて財布を開くと、五百円 玉一枚、百円玉が数枚、十円玉が四枚って時あり ませんか? 俺はそんな時 「百円玉が五十円玉二枚なら…タイミング悪!」 と思うのが度々あるが、すぐ忘れて小銭を用意出来ていません。 恋も、出会える回数は多くてもタイミングが悪ければ過去の1人の友達となり忘れられてゆくと思います。それとは反対に、奇跡的に五十円玉がある時のような巡り合わせがあればそれは掴める恋なんじゃないかなとふと思いました。
二十二歳の人生
5年続けた仕事をすっぽかして東京に出てきた… 訳を手短に話すとするとまあ、仕事で親父と喧嘩をした。 不自由な給料や会社員と上手くいかなかったとかは一切なかった。むしろかなり多くの給料と先輩から常に優しくされて、ぬくぬくと過ごしていた。 そのせいか、自分にとても甘くなって行った。 仕事を雑にやり過ごしたり、1人作業の時はよくサボってしまった。 彼女は仕事を始めて1年で別れ、お金を稼がなければならない理由を見つける事が出来ず、モチベーションが全く無くなり、見透かされたように先輩たちが「稼ぐ理由は守るものがあるからやで。今お前はないんか?」と問いかけてきた時俺は何も思い付かず、無言だった。 「俺にも彼女が居たら…」と何度も頭の中で繰り返し、古い同級生やマッチングアプリ等を駆使し彼女を作ろうとしたが全くダメだった。 俺には元々彼女を作れるようなコミュニケーションや特技が無くイケメンでもない。そりゃあ今更出来ないわと悟った時、親父と喧嘩をした。 仕事のモチベーションを失った。 彼女を作るやる気も失った。 頑張ることから逃げた。 全てを諦めた。 だが、有り難いことに昔馴染みのゲーム友達は側に居てくれた。仕事をしていた期間、毎週3回以上遊びに出掛けていた親友だ。親友達に仕事を辞めたと伝えた時「いつかそうなると思ってたよ」の一言。俺はだらしない人間だと再確認した。 とても悔しかった。お前はすごい奴だと言わせたい。見返してやりたい。 だが、方法がいまいち浮かばない。 唯一浮かんだのは東京に出て気持ちをリセットし、親友の目の届かない所で何かを身につけて、見返したいと言う大雑把な目標だ。 だが、実際目の届かない東京に来たが、何に手をつければいいのか見つからない。東京には外国人が多かったので、とりあえず英語を学ぼうと書店に行ったが、全く学べる気がしなかった。 だが、1人になった影響か1人の時間が増えたことで小説を読むようになった。取り敢えず何かをやり始めてみたくて、自分の人生を書き記す事にした。誤字脱字、文法等全てがダメだろうががんばってみようと思う。あわよくばファンが出来て応援してくれる人が居てくれたらとても有り難い。「ワンチャンオフ会で彼女出来たりして…笑」と煩悩に犯されているのは内緒にしておきます。