二十二歳の人生

二十二歳の人生
5年続けた仕事をすっぽかして東京に出てきた… 訳を手短に話すとするとまあ、仕事で親父と喧嘩をした。 不自由な給料や会社員と上手くいかなかったとかは一切なかった。むしろかなり多くの給料と先輩から常に優しくされて、ぬくぬくと過ごしていた。 そのせいか、自分にとても甘くなって行った。 仕事を雑にやり過ごしたり、1人作業の時はよくサボってしまった。 彼女は仕事を始めて1年で別れ、お金を稼がなければならない理由を見つける事が出来ず、モチベーションが全く無くなり、見透かされたように先輩たちが「稼ぐ理由は守るものがあるからやで。今お前はないんか?」と問いかけてきた時俺は何も思い付かず、無言だった。 「俺にも彼女が居たら…」と何度も頭の中で繰り返し、古い同級生やマッチングアプリ等を駆使し彼女を作ろうとしたが全くダメだった。 俺には元々彼女を作れるようなコミュニケーションや特技が無くイケメンでもない。そりゃあ今更出来ないわと悟った時、親父と喧嘩をした。 仕事のモチベーションを失った。 彼女を作るやる気も失った。
ツナタラコ
ツナタラコ
22歳がとりあえず頑張ってみます