ネバネバサラダツナ
15 件の小説営業マンには勝てない。
私は営業の仕事をしている。当たり前に私のまわりは営業をしている人間。営業マンがいる。営業ウーマンもいる。 営業マンと議論する。言い合いをする。喧嘩をする。営業マンvs営業マン 。 勝てない。 おれが負けないから。 負けない。 相手が勝たないから?? 論点をすりかえる。マウントを取る。 例え話に例え話で返す。 証拠を突きつける 証拠を打ち消す。 いったいなにをやっているんだろう」 ええ 私ですら そういう気持ちになります。 ただ止まれないのよ。理由? いやそんなことよりも今目の前の「コレを討ち取りたい。」 呪いかもしれない。業かもしれない なにもないかもしれない。 とにかく疲れた。 え? ああ 引き分け だよ」」
やかましい蝉 すさまじいサイダー
暑い日が続いている。 朝から蝉が元気でミンミン おれは まぁぼちぼち それでも走る。 汗をかいたあと、 冷えたサイダーを一本。 シュワシュワと喉を通る泡が、 イカつい刺激で目ん玉取れそうになる。 健康のために運動して、 最後はサイダー。 たぶん、帳尻は合っている。 カロリーぜろだろ?
溶けない氷 溶けにくい氷
溶けにくい氷。 店で売ってるのはとけにくい。 らしい 後輩が買ってくる。 いつももらって ジュースに使ってる。 こいつは限りなく透明に近い。 いつもより5割増しでうまそうにみえる。 コーラを注ぐ前に手に取った。 力を込めて溶かす。 「なーーにやってんすか??」 後輩がうるさい セミもうるさい。 もっと力を込める溶けた水が足に落ちる。 氷が反射してうまそうにひかる 「生意気だな 」 え?」 ああ 君じゃないよ 」 ガリガリガリガリ
ポイ捨て 地球はゴミ箱
駅前は、今日も暑い。 ゴミ拾いをしていると、 タバコの吸い殻。 飲みかけのペットボトル。 暑いから、みんな余裕がない。 俺も限界がきて、 ベンチでコーヒー休憩。 飲み終わった缶を見て、 少し考える。 これを置いていくんかあ。 ゴミ箱いっぱいあるけど。 あれ何だっけ? えー マナーがかわればアマテラス いやちがう ママー7分でかんたん明太子クリームパスタ あちー
採血
「どちらか腕をのばして親指を中に入れてくださーい」 とてもやさしい口調で 自分も思わず 笑みが溢れそうだったがキモいので我慢した。 「あっ これ腕時計の跡ですかぉ? 日焼けしてますね」 「 あっ あいっ!」 ほんと疲れてたのか めっちゃ色っぽく聞こえて 血が吹き出しそうな気がしたし 眠くなった。 5本取られました。
ピロリ
「ピロリ居ますね」」 先生が言うにはピロリが居るから 殲滅しないといけないとの事。 「はい えー で こうでこうで こうしてドン!」 先生のテンポが早くてついていけない。 最後のドン!だけわかった。 「薬を飲め」と言うのだ。 「あっ すみません このピロリはどうやって 僕の中に入ったのでしょうか。」 「○○・***1・*44・4*」 👨⚕️ 全然速くてわからなかった。そして 2ヶ月後。 ピロリはいなくなった。
「サウナ」 「整う 整わない」
最近、サウナが流行っている。 「整う」らしい。 正直、よくわからない。 暑い部屋に入って、 汗をかいて、今度は水風呂に入る。 なんで一回、自分を追い込むのか。 俺は無理だ。 暑いのも苦手だし、 水風呂なんて絶対に入りたくない。 でも、 汗をかいたあとに飲むコーヒーは好きだ。 仕事終わり、冷房の効いた部屋で、 何も考えずにぼーっとする時間も好きだ。 結局、俺も 「整う」 ことは好きらしい。
海。 エモい海。 刺身
仕事終わり。 今日は海を見たくなった。 ……と思ったが、 スーパーに寄った。 刺身が特売だった。 半額。 海は遠いが、 マグロは近い。 一人分の晩飯を買って帰る。 今日も一日、よく働いた。 そう思いながら刺身を食べる。 海は見えない。 でも、今日はマグロが腹で泳いでいた。
サイドスロー中継ぎ会社員
会社員には、たまに「それ、俺がやるんですか?」という仕事が回ってくる。 だいたい、やる。 やりたくはない。 でも、やる。 そして終わった頃に言われる。 「助かったよ。ありがとう」 その一言で、ちょっとだけ報われる。 ……と思ったら矢先 「じゃあ、これもお願い」 仕事とは不思議なもので、 ひとつ終わると、なぜか仲間を連れてくる。 今日もまた、仕事に追われる。 「ユダは俺を銀貨30枚で売った。」 俺は今日、 コンビニのコーヒー1杯で売られた。
とんかつアイドル 雨降りと塩
しばらく雨が降ってない。 その代わり、空気だけがずっと湿っていた。 仕事中、シャツが肌にまとわりつく。 駅まで歩くのも嫌になって、なんとなく路地裏のトンカツ屋に入った。 扉を開けた瞬間、冷房の冷たい風が顔に当たる。 「いらっしゃいませーッ!!」 店員さんの声が、店内どころか隣の店まで届きそうだった。 少し驚きながら席につく。 テレビでは、最近人気のアイドルが歌っていた。 うまい。 とんかつが。 熱々のトンカツ。 テレビから流れる明るい歌声。 外はじめじめしているのに、店の中だけ別の季節みたいだった。 食べ終わって店を出る。 空を見上げる。 今日も雨は降らない。 「塩で食いたかった」 そう思って歩き出した瞬間、背中から聞こえた。 「ありがとうございましたーッ!!」 ……。 アイドルより、店員さんの声のほうが印象に残った。