れな

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れな

下手ですが小説投稿します、読んでくれたら嬉しいです!よろしくお願いします( ´ ▽ ` )ノ

チューインガム

今日はやっと彼氏のそうたと会える日。カバンの整理をしてると何かが見付かった。 私「何これ、」 それは未開封のチューイングガムだった。いつも私とそうたは帰りにチューイングガムを買って帰る。 私「食べてないだけか」 まぁ、ガムなんてどうでもいい。私は鼻歌を歌いながらカバンの整理をして、駅に向かった。 駅で待っているがそうたが遅い、メッセージによると少し遅れるらしい、さっき見つかったチューイングガムでも食べようか。包み紙を開くとガムは紙にへばりついていてはがせなかった、近くのゴミ箱に捨てるとそうたはちょうど来たとこだった。 そうた「ごめん遅れて」 私「いいよっ!」 そうた「その、今日は伝えたいことがあって」 私「何ー?」 軽い気持ちで聞き返すとそうたはすぐに神妙な面持ちになった。 そうた「ごめん」 私「…?」 そうた「別れて欲しい」 私「え…なんで」 そうた「他に好きな人が出来た」 私「別れたくない、やだ」 そうた「はい、チューイングガム」 私はチューイングガムだけ渡して去っていくそうたをただただ見つめていた。 私「おいしい…」 そうたが買ってくれるチューイングガムはいつでも美味しかった。

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チューインガム

君がいるから

ゆうた 「はぁ…ダル」 教師はなんでこんな退屈なことばっか… キーン コーン カーン コーン きょうし「はいっ、じゃあ今日はここまで、復習しておくように」 やっと終わった。俺は佐伯悠太。高校に入ったばっかりなのだが早速困ってる。俺は孤独。いわゆる陰キャになってしまったのだ。中学まではクラスの中心でふざけていたが同じ高校に進む奴はいなく、違う中学の奴が大勢いた。しかもある中学からの奴らが9割。だからもうグループが出来ているということ。まぁ休み時間に1人なのも楽しいから良いのだけど… ピロンッ ん?なんの通知だ?俺は携帯を見てすぐに画面を押した。最近、小説投稿サイトの小説をら読むことにハマっている。普通の人が書いているがなかなかのクオリティだ。 ​───────​───────​───────​── 私は泣きながら言った。「あなたのことが好きだった!」 ​───────​───────​───────── HINANOさんという方が書いている恋愛小説にどっぷりハマってしまった。こんな恋愛がしてみたいとは思うがまぁ別に絶対にしたいと言う訳では無い。 ひなの 「ゆうたくん!?」 大きな声だな… ひなの 「これどういう事!?」 俺に怒っているこの女は香坂妃雫乃だ。 ゆうた 「あの、ひなのちゃん、声でかい…」 ひなの「悪いのはゆうたくんでしょ!?」 いつまで怒るのだろうか。 ゆうた「えっと、どうしたの?」 ひなの「体育祭の資料!ぜんっぜん書いてないじゃん!どうやって提出するつもりなの!?」 ゆうた「すみません」 くじ引きで体育祭の実行委員を決めるのだが運悪くこの陽キャと一緒に当たってしまった。もう少しで体育祭だからクラスでの種目の資料でリレーをできるだけで良いから書いてきて。と言われたからリレーとだけ分かるものを書いたら怒られた。 ひなの「あのさぁ…真面目にやってくんない?」 少女A「ひなの、ゆうたくんは本当に分かんなかったんだよ。」 少女B「そうそう、意外と頭悪いから。」 他の女子の助けが来たと思ったら思いっきり悪口じゃねえか。 ひなの「はぁ…しょうがないか」 ひなの「今日の放課後Koyomiに来て。」 ゆうた「はい…」 Koyomiとはこの近くのカフェでひなのちゃんのお気に入りらしい。ひなのちゃんがやればいいのだが俺の仕事だから教えるから仕事をしろ。ということだろう。まぁ、行くか。 ​───────​───────​───────── 放課後 どうせ今日も俺の方が先だから音楽を聴いて待っとくか。いつもひなのちゃんは呼び出すくせに来るのは遅い。 カランカラン どこに座ろうかと席を見渡したらひなのちゃんは既に居た。熱心に何かをスマホに打ち込んでいる。席の近くに行ってスマホを見たらHINANOさんのプロフィール画面がそこには映し出されていた。しかもそこから小説を書いている。もしかしてHINANOさんとはひなのちゃんだったのか? ゆうた「嘘だろ…」 思わず呟いたらひなのちゃんが振り向いた。 ひなの「うわっっっ!ゆうたくん」 ゆうた「うす」 ひなの「うすじゃない!」 また怒っている。 ひなの「見た…?」 ゆうた「見た。それいつも俺読んでんだけど」 ひなの「え!?ちょ待ってフォローする、ID教えて」 ゆうた「もう相互だよ、ゆーっていうアカウントだよ」 ひなの「え、いつもすぐいいねとコメントしてくれるゆーさん…?」 ゆうた「ども、ゆーさんです…」 ひなの「おねがいっ!誰にも言わないで!」 ゆうた「言わねぇし、言う人いねぇし。」 ひなの「そっかぁ、ゆうたくん友達いないもんね。」 ゆうた「嫌味じゃねえか」 ひなの「ふふっ笑」 ひなの「2人だけの秘密っ」 ゆうた「りょーかい」 こうして俺たち2人の物語は始まった。

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君がいるから

君がいるから

名前 佐伯悠太(さえきゆうた) 歳 高1 16歳 趣味 読書、音楽を聴く 性格 陰キャ、孤独、意外と不真面目 名前 香坂妃雫乃(かさかひなの) 歳 高1 16歳 趣味 カフェ巡り、小説投稿 性格 陽キャ、友達が多い、真面目で優秀 名前 高木娒夏(たかぎもか) 歳 高2 17歳

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