大城海
2 件の小説【BL】ゲイのオレがこいつを好きになった理由14
気づいたら、僕は寝ていた。荒畑くんのあの…行為…やっぱり荒畑くんだからこそよかったのかな。よく分からないや。 「あ、谷起きてたんだ。」 今、思ったけど、僕と荒畑くんは両思いなんだよね?こんなの初めてだよ。 「荒畑くん、改めて言うけど付き合っ…」 言いかけると、荒畑くんに口を塞がれた。 「俺に言わせて。付き合ってください。これからは絶対に守るから。」 やっと、やっと、言えた〜!もちろん返事はOKで、俺たちは正式に恋人同士になった。 そして、学校に行くと、【谷が男なのではないか】という噂が流れていた。まぁ、本当なのだから別に言ってしまっても構わないが、谷がどうするかだよな、これ。谷に聞こうとすると、とても困った顔をしていた。あるクラスメイトが谷に話しかけていた。 「なあ、お前男なの?教えろよ。」 「僕は…男です。」 そう谷が言った。言った瞬間、オカマじゃんとか、そういうの好きなんだとか悪口しか聞こえなくなった。 それをずっと聞くのがいやで俺はこう言った。 「谷には谷の事情があるんだよ!分かってやれよ!」 俺が言ったおかげなのかは分からないが、一旦は収まった。 「俺、谷と付き合ってるから手出すなよ。」 そう言って、俺は一生谷のことを守るつもりだ。 終
【BL】ゲイのオレがこいつを好きになった理由13
よかった、本当によかった。急に谷が逃げた後、帰ったのかと思って靴箱を見たらいなかった。必死に探したんだ。また谷に前みたいな思いをさせたくなくて。よかった。気づいたら、俺は涙が出ていた。 「大丈夫ですか?」 谷が心配してくれた。俺がそう言わないといけないのに…情けない。 「谷こそ、けがしてない?何かされた?」 「僕は、その…下の方を少し触れただけです。」 は?ふざけんな。俺の、俺の谷なのに… 「谷、速く家に帰ろう。」 「はい。」 家に着いた。谷に俺の部屋に来て欲しいと誘ってみると、いいよ、と言ってくれた。 「谷、今日あのヤンキーにどこ触られたの?」 「あの…触れたのはここ…です。」 そう言って谷が指を指したのは、谷の〝あれ"だった。許せない。 俺は谷のを触った。そうすると、谷から卑猥な声が聞こえてきた。 「あぁぁぁ///だめ…さわっちゃあ」 やば…かわいすぎる。勃ってきた…後で自分で処理しよ。 ずっと触り続けると谷は射精した。そのせいか谷は寝てしまった。寝顔は本当にかわいかった♡