【BL】ゲイのオレがこいつを好きになった理由13

よかった、本当によかった。急に谷が逃げた後、帰ったのかと思って靴箱を見たらいなかった。必死に探したんだ。また谷に前みたいな思いをさせたくなくて。よかった。気づいたら、俺は涙が出ていた。 「大丈夫ですか?」 谷が心配してくれた。俺がそう言わないといけないのに…情けない。 「谷こそ、けがしてない?何かされた?」 「僕は、その…下の方を少し触れただけです。」 は?ふざけんな。俺の、俺の谷なのに…
大城海
大城海
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