【BL】魔性の声①
俺の名前は、照蓮(しょう れん)。高2。俺はあることをきっかけに人前で声を出すことをやめた。だから俺はいつも学校ではマスクをつけて生活している。ジェスチャーなどで通じてはいるから声を出さなくても、さほど支障はない。高2の2学期。転校生が俺たちのクラスに来るらしい。まぁ、俺には関係ないな。
「今日から、私たちのクラスに新しい仲間が来てくれたぞー。入ってこい。」
「小櫻潤(こざくら じゅん)です!よろしくお願いします。」
そう明るい声で言った。席は俺の隣だった。
「小櫻です!よろしく!」
「…」 ペコ
俺は声を出さずに小櫻におじぎをすると、あいつは首をかしげた。どうせ、何で何も言ってくれないんだろう、とか思ってるんだろう。
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カテゴリー: 恋愛・青春
投稿日時: 2025/11/16 9:23
大城海
前のアカウントにログインできなくなったので、また新しく始めることにしました!お願いします♪めっちゃ不定期です…