Ramune_Cider
92 件の小説今更だけど、
藍色に似た僕の春は 自分を楽しませた。 愛色に似た僕の恋は 自分を悩ませた。 笑いたいに決まってるよそりゃ。 泣きたくないに決まってるよ。 伝えきれないまま終わるのは 恋の遅咲きのせいだったのかも。 明日世界が終わるのなら 貴女に全てを伝えるよ 明日世界が終わるかもしれないから 貴女にしっかり伝えるよ 今更だけど 「好きでした。」 藍色が混ざった僕の心は ただ漂うただの色です。 芽吹く桜の花は舞わせず ただ日に照らせれていた。 分からなくなるものよ 人生ってのは選択なんだから。 逃げたくなるのは人間だから。 人間に生まれて良かったじゃない。 明日世界が終わるのなら 伝えなければならない 今日で貴女と話すのが最後かもだから か細く かつ はっきりと。 今更だけど 「好きでした。」 ずっと世界が続くのなら 一生、貴女に伝えないだろうね 一生、貴女がそばに居てくれるのなら きっと僕は伝えられないだろうな 藍色に似た僕の春は 僕に勇気をくれたんだろうね 愛色に似た僕の恋は 僕に伝えさせようとしたんだろうね 今更だけど 「ありがとうね。」
嗚呼。
嗚呼、今日も日に当たって 眩しくて見にくい。 あなたの存在感は私の劣等感 優越感に浸りたいだけのただの我儘にしか見えないの。 ワダカマリってのはこういうことかって。 嗚呼、今日もあなたは照らされ 眩してくて醜い。 あなたのモノは私の邪魔モノ 誰もが自己中心のこの世界ではあたりまえか。 自分勝手っていうのはこれかって。 嗚呼、 また割ってしまったのね。 可愛らしい大切なお皿。 しょうがないねで済んでしまうこの社会。 一回道徳学び直しましょうか。 成績に道徳がないのはそういうことかって。 嗚呼、 また誰かの邪魔をしたのね。 誰かを裏切って 一生残る傷をつけて ちょっと良い加減にしませんか? 嗚呼 もう嘆くしかないこの闇社会は 私にとっちゃ、病みでしかない。 鬱鬱うるさい。五月病しんどい。 早期発見新たなウイルス 思春期だから許してね? 広告消し界隈 さっさと終わらせんかい。 Wi-Fiにけりゃ無能なのよ。 あなたの優越感 順位をつけられて 数字に追われて 無意味にも無知過ぎる。 有料レジ袋 無料で推しの動画 分からん受からん 決まらん今日のスタイル 多すぎて泣くファイル 環境問題? 知ったこっちゃねぇ。 切り替えよう はい勉強。 時間あったらスマホ 誰もいないところでも証拠に残ってしまう この世の中をどう見届ければ良いの? 嗚呼。 耐えるしかないっぽいな。
「泣いて良い。」
僕は何かの聞き間違えかと思った。 「泣いて良いから。」 雨の音ではっきり聞こえない。と言い訳したい。 「泣いて良いからね。」 確かに聞こえた。 僕は涙が出た。止まらなかった。 「逃げて良いんだよ。」 僕は泣きじゃくった。そうすると、抱きしめてくれた。 「大丈夫だからね。」 僕は心が洗い流されているようだ。 僕は枯らした声だったけど、はっきりと。 「ありがと」 そう言った。
偽愛球菌共感型愛発達衰退症です。3
前回、私は敏感君と友達になったのだ。 あぁ、友達ってもんは結局利用するもんでしか… だめだめ、そんなこと考えちゃ。 とりあえず、私のロッカーは…。 なるほど、日本の学校にしては珍しく、廊下にロッカーがある。 ロッカー番号は086か。 なんだかんだですんなり教室まで行けたな。 って言うか、何を学ぶんだろ。数学?国語?やっぱ道徳とか? クラスメートとの交流は多いとは聞いたが、実際のところ、どうなんだ? 席に着いて待っていると先生が教室に入ってくる。 「1時間目は数学だぞ」 まさか、ここに来て数学か。 「AさんとBさんの所持金を合わせて6000円でした」 「AさんはBさんに2000円渡し、BさんはAさんに1500円渡しました」 「すると、AさんBさんの所持金はそれぞれ、2500円3500円になりました」 「このとき、最初のAさんとBさんの所持金を求めよ」 なるほど。 そんなもんか。 「Aさんの最初の所持金は 4500円、Bさんの最初の所持金は 1500円だね。」 「正解、そしてここからが本題」と先生。 「では、なぜBさんはAさんにお金を渡したのでしょう」 はぁ? 次は道徳!? 「勿論、これには答えは無い、明日までに考えておくように」 先生は教室を出て行った。 こんなの私が解けるわけないだろ!! 「くうぇー」と私はギブアップ。 そこに敏感君がやってきた。 「偽愛ちゃんは数学が得意なんだね!」 「ぁ、まぁね」推理は得意かも。 敏感君は羨ましいそうな顔をしていた。 「僕は数学は苦手でね、考えるって難しいなって」 「まぁ、人には得意不得意ってもんが…」とまでにしておこう。 調子に乗り過ぎると、どんなことを口走っちゃうか分からないからな。 それにどう思われるか分からない。 「ん?」と私が話を止めたのに疑問を抱いてる敏感君。 あぁっとここはなんか濁さないと… 「ぇあぁ、ごめんちょっとくしゃみが出そうになって…」 「そう…」としゅんしてしまった敏感君。 やっべ私のせいだ!! 「ご、ごめんね!?あのそういうつもりじゃなかったから…」 普通の人だったら、何事もなく話せていたのに。私が友達になるばかりに…。 敏感君が顔を上げた。 その顔は笑顔だった。 「そんなに、僕の顔が眩し過ぎたってこと!?」 「え!?そそそそそこぉぉ!?」 やっぱり、相手の感情を読み取るのは難しい。 いや、敏感君が特殊なだけか。 続く。
適応
ある惑星に、知的生命体が住んでいた。争いもなく、調和の取れた文明であった。ある時突然、巨大な機械仕掛けの神殿のような、大きなものが降りてきた。 「キィィィィン」 生物の聴力を超えるような音に対して、情報が含まれるとはわかるが 理解はできない。 …ー言語適応完了ー… 機械はそう呟いた。 「コノ惑星ニ改良ヲ加エマス」 その時から空気は少し毒性を持つものに変化した。 知的生命体の多くが死んだ。だが、わずかに耐えた者たちは苦しみながらも 子孫を残し、その子孫は少しずつ毒に適応していった。 機械は言った。 「適応力アリ。銀河系惑星選別プロトコル“No.109000”終了。」
なんか、もう。
すごい人がいるわ 優しい人は居るわ 所詮僕の「痛さ」は 誰にも分かられずに 終わるんだ なんかもう、嫌になっちゃうんだよね。 嘘を吐いてしまったとしても 自分を見守っていよう 死にたい気持ちが湧いても いつの間にか消えてるから 涙と鼻水が止まらなくなって 多分、花粉せいだって 一生一緒に笑い合っていたいけど 多分、そんなのは無理だよね 僕はいつか、素直を取り戻せるかな 多分、絶対、いつかは 涙より笑顔が増えてるから 「ありがとう」 この言葉が積もれば宝物 立派にこだわって 優しくなりすぎて そんなに踏ん張っても いつか我慢できなくなるよ なんかまぁ、嫌いになれないんだよね 君がうざったくて 鬱陶しくて 嘘がしんどくって 嘘が「死んどく」って 私のまま 気分がなんか上がらなくって 今、なんか頭痛くて また明日が一瞬寂しくなって 多分、人生そんなもんだって そっと呟いた。 君に囁かれた 細やかな言葉に 僕が引き寄せられ 引きずる心が 次第に感覚失って 記憶が遡って 君と居たい理由探し出す なんかもう、一周回って笑っちゃうんだよね。 恋焦がれても 君と笑った日も 絡まった紐 結ばれた紐 日々の虚妄 その全てがもう かけがえのない沢山の「痛さ」が 多分、いつか宝物になり 傷に花を咲かせ 未来へと繋ぐよ
無駄恋
空が青く染まる 君は白く滲む 僕は黒く濁るエモーショナル 沈んだ空気に 重なるはアイロニー 外はまだ暗い あなたと私と君に遭う 物語の恒例行事 真夏の朝と真冬の夜のニュートラル ちょっと待ってね 心の準備ができてない 分かってない。 全く違う。 私の愛 私の大意 早く気づいてね? ねぇ? 街が日に飲み込まれた 君は温かい 朱色のグラデーション 絡んだ心を 解かれるはロンリネス 星で照らされて 真夏に来るサンタはワンダー 馬鹿と天才の神隠し 君の笑顔に代わった私のピースサイン 私の心はどこに行ったの? 水で流された私の心の部屋 私は人生のエンディング スマートなスリムのスライディング 訳の分からない=人類の矛盾 書き換え不可のブラックヒストリー 私の心は 何 何 何なの? 朝が来て夜が過ぎて 堕ちた君の尊さ 天気な今日もまたどこかで 誰かに裏切れて 大切なものをたくさん捨ててきたんだよね 愛が赤く染まる 君は白く滲む 僕は黒いグラデーション 澄んだ空気に 重なるはメロディ 君が好きであなたが過ぎて 荒れながらのグロウアップ 私のことなんか… なんか… なんかさ… 嗚呼。
僕。
晴れない今日も 笑えば快晴 胸の傷を拭って 大好きで縫った 「僕は幸せ?」 そんなの嘘だ。 「独りぼっち?」 手を振ってね。 守って 受けて 求めてね。 晴れない今日も 笑って痛くて 胸の奥から叫んで 大丈夫って言い聞かせた。 「僕の心はいつも白紙」 まだまだ余裕があるってこと 「僕はいつも逃げてばかり」 まだ逃げる気力が残ってる 「誰が悪い?」 そんなの関係ない。 「君は弱い」 勝手な判断だ。 手繋いでね。 笑って 泣いて 無駄になってね? 晴れない今日も 笑って居たくて 胸がずっと痛くて 大嫌いも抱いてね 「僕の花はいつも枯れてる」 枯れない花なんてあるものか 「僕は何もできないゴミカスだ」 人にゴミカスなんて無いんだよ 陰すら眩しい 君は素晴らしい 全てが妬ましい 僕も一人の人間だから 僕はただ道のりが険しいだけなんだ。 感じたいものを探している 僕だけのものを作っている 賑わしい世界に 僕は立っている 何もしないなんて勿体無い 晴れない今日も 笑って抱いて 胸が温まって 「大好き」を伝えたくて 今日も生きてます。
青秋
辛い痛い向かない気持ち そんなのたいしたことじゃない 心は僕を味方をしてくれた 身は言う事を聞かなかった やっぱね、いたいんだ そばに居たいんだ でもね、痛いんだ 味方の心も痛いんだ 唯一の生きがいを大事にしたくて 無二という言葉で飾って置きたくて 何もかも嫌になって 全てが鬱陶しくて 一つだけを大事にしたくて そんな人を励ましたいんだ。 出せない見えない小さな勇気 そんなの誰にもできるから 悪は僕を迷い込まされた 正も曖昧な返事しかしなかった つまりね、嫌いなんだ よく分からなくてさ でもね、好きなんだな これが葛藤ってやつか 唯一の希望の光を隠さずにいたくて 無二の私と君で繋がって伝えたくて 何もかも嘘になって 全てを正解にしたくて 生きてる途中迷いたくなくて そんな人をゴールに導きたいんだ。 綺麗にしても どうしてすぐに汚してしまうかな 大事にしてても どうしてすぐ失くしてしまうかな 哀しいことは詩にできて なぜ幸せを謳えないのかな なんだか、虚しいんだ 自分を見失っちゃって でもね、幸せなんだなって 自分が気づかせてくれた 唯一の私をそばで見守っておいてね 無二という言葉を死ぬまで飾って 何もかもを煌めかせよう 全てを希望へ導いて 生きることを目標にさ。 季節の変わり目で 気が晴れない日でも 笑ってたいんだ やっぱね、いたいんだ そばに居たいんだ でもね、痛いんだ それでも、居たいんだ。 唯一無二で居たいんだ。
コントロール
あなたと私。 妄想は得意分野だ。 好きだけじゃない私の指針 下手っぴなコントロール 感情爆発5秒前 しっかりハンドルを握って アクセル全開 私の行く手に赤信号 感情コントロールして 大好きを増やして 伝えなくても良いやって 何もわかってない バックミラーに映るあなたを 見惚れてたらぶつかってしまうよ 私なりの生活に ただ一部に過ぎないあなたを 照らしてしまった 愛してるよ本当に。 待ちくたびれる前に 来てくれると思って ドキドキしているんでしょ? 感情コントロールして 大好きを溜め込んで いつか感じれると思って 互いにすれ違っていた ハンドルを握って 前後左右確認して 君の一部でいたくて いつ何があるか分からないから ドキドキしてしまうんだよ 愛してるの本気で 疲れずに想い続けて 大好きの定義がはっきりしないまま そっと呟く。