らむねさいだ
79 件の小説エイプリールフールは午前まで
ここは薬屋。 沢山の不思議な薬を売っている。 あくまでも、麻薬ではないらしい。 そこに、一人の少年がやってきた。 「僕はいつもホラ吹きと言われるんだ」 店主が薬を差し出す。 「じゃあ、言ったことを実現できる薬なんかはどうだ?」 少年は早速、薬を飲み込んだ。 「これで僕はなんだってできる…!」 少年はホラ吹きと馬鹿にする友達に会う。 「僕は嘘なんかつかないからね」 「はぁ?何を今更」と友達は呆れてる。 「見とけ」と強気な少年 「今から雨が降るっ」 ザーっと。本当に雨が降った。 「なっ…どうなってんだ!?」と戸惑う友達。 「今から晴れるよ!」 さっきまでの土砂降りの雨がカラッと晴れに変わった。 「ざっと、こんな感じかな」 「僕は数学のテストで満点を取ったんだ」 「ゲームで超激レアのキャラ手に入れて…」 全てが叶った。 少年は調子に乗っていた。 そして、昼の12時。 「今日、超人気ユーチューバーが来るんだ」 皆んなの前でその話をした。 流石にみんなも怪しがってた。 「流石にこれは嘘でしょ」 「テストとかゲームの話なら信じれるけど…」 少年は相変わらずの調子。 「まぁ、見とけって」 そう言い、家に皆んなを入れた。 (僕の言うことは全部本当になるんだから)と少年の心の中 そして、12時30分。 「おい、まだか?」 「もう、お腹空いてきたよ」 少年はおかしいことに気づいた。 「あ、あれ?おかしいなぁ?」 「もう直ぐ来るはずなんだけど…」 友達の皆んなはもう呆れたようだ。 「俺たちはもう帰る!」 少年は焦る。 「ちょっと待ってよ」 「お前はやっぱホラ吹きだったなっ!」 そう言って家を出て行った。 そして、薬屋に文句を言いに行った。 「効果が切れるの早いって!先に行ってくれよ」 薬屋は呆れた様子だ。 「なにを。それはエイプリールフールの原理を使った薬だからだよ。エイプリールは午前までだろ?」 そうだった。今日は4月1日だ。 「まぁ、なんか納得はいかないが…」 そうぶつぶつ呟きながら家に帰った。
あの頃の君と僕へ
あの時につきましてはー。 素晴らしければ、それで良い。 それが僕の軸だったじゃないか? 人は何かしらの感情ある。 それに僕が抗えっただけじゃないか? あの時僕が君に嘘を伝えていなければ 未来の君と僕が変わってたのに。 あの時の勝手な僕の姿が 本当に自分なのか分からくなった。 完璧でありたい自分が本当の敵。 それが今までは味方だったのにな。 人は何かと腹が立つらしい。 口に発することでできる「魔法」だ。 あの日僕が君にちゃんと伝えていれば 過去の君と僕が宝物になったのに。 あの頃の僕が醜かった。 それが今の自分の感性だ。 その時あの時この時の自分が 満足すればそれで良い? 量より質の満足感を。 あの日のあの時のあの頃の自分が 微笑ましくて悔しくて? 憎たらしくて虚しかった。 過去は当然変えれない。 でも、その時の自分が 未来を想ってくれたら 変えれたかもしれない。 あの時に真っ直ぐに謝っていれば 君の心は抉れなかったかも。 あの時の闇の僕が勝手して しまってすみませんでした。 麗しい人になりたかった 人の心を掴みたかった 心の隙間を突きたかった 願望をもっと減らしたかった あの時に自分なりに寄り添って 君の全力を尽くしたかった あの頃の自分がとにかく情けなくて 君の脚にだけでもなりたかった 本当に迷惑をおかけしました。
あいらぶゆー
この世界は愛に満ちて 輝きすぎて眩しい 人は人のために生きて ともに心を満たしている たまに喧嘩もしちゃってる 過去ばっか恨んで 憎んで殴り合って 煌めいて闇が増える 過去よりもっと大切なもの それは今。そして明日 君に送るlove you 君が言うme too なにかと上手く生きてるだよな 笑顔が毎日一つずつ増えてる それが今日達成できたことじゃない? 好きで溢れ返るこの世界をもっと愛そう この世界は気持ちで溢れ 溺れそうで怖いな 人は人それぞれのモノがあり ともに「好き」を分かち合える たまに嫌いになっちゃたりする 同じモノばかりで 飽きてはすぐ捨て ありふれて無駄ができる 余分をちょっとでも減らすには 全てを愛さないとね 君と言うI love all. 全てに誓うI can do it. なにかと私恵まれてるんだよな 涙が毎日一つずつ減ってる それが今日達成できてたことだね 輝かしい愛をもっと伝っていこう 過去ばかりが黒くて 結ぶ糸は赤くて 煌めいて笑っていよう 辛いことはそっとしててさ 失敗するのは当たり前 人間だもんね 今日がずっと続くと良いな 今日が特別な日になると良いな とりあえず今日は記念日だ 君に送るlove you 君が言うme too なにかと幸せに感じるんだよな 笑顔が毎日一つずつ増えてる それが今日達成できたことじゃない? 好きで溢れ返るこの世界をもっと愛そう
橙色
今日も意味のある一日だったかな 実は自分でも分かってなかった ただ陽が沈むのを待っていた 夕陽を見るのが一番だった なんか勿体無いな せっかく生きてるのに 何も知らないでいるのが 切ないな 明日明後日 どんどん綺麗になる夕陽 だいたい、一日が早い過ぎるんだ 橙色に町が染まって心はいつも温まる だいたい朝になると心が冷めてるんだ 今日はどんな一日を過ごしてみようか やっぱり何も浮かばなかった ただ明日の空がどんなのか 明日ばっかりを頼ってた なぜか、寂しいな せっかく、自由なのに 何も考えずに生きてるのに 腹が立った 昨日一昨日 振り返ると恋しくなる陽 だいたい、時が進むのが要らない 橙色に照らされる心が冷めずに潤んで だいたい一日中好きなことをしてるんだ 明日明後日明明後日 ずっと幸せでいたくて、居たくて だいたい、感情が我儘でうるさい 橙色に似たような僕と君の笑顔 だいたい朝から晩までずっとずっと 一緒に居たい なんか温かいな 夕陽に照らされると 何も感じれないけど 幸せだな
嘘じゃないよ。
人に嘘をつくって そんなにいけないことなの? 君が嫌いだ 本当に大嫌いだ。 とにかく大っ嫌いだ。 っていうのは大の嘘だ。 僕の本音に嘘が絡まって 結局伝えられなくなって 素直が消えて 思春期だからって 嘘をついた でもね、本当は好きだよ 嘘じゃないよ 君が好きだ。 人のために何かと悩んじゃって そんなに頑張らなくて良いよ 今が嫌いだ 本当に大嫌いだ。 とにかく大っ嫌いだ。 それより明日になれ。 素の自分に嘘が混じって 上手く立ってられなくて 本気じゃなくて 冗談だからって 嘘をついた でもね、本当にありがとう 嘘じゃないよ 君に感謝だ 嘘にも限度があるって 心の底から理解してた。 何度も聞いたって 本当にうるさいな それくらい分かってるよ ってまた嘘をついた 曖昧な愛と嘘で 好きを操ってた 偶然、君に出会えた 必然的に好きだった 本音と嘘が喧嘩して なかなか、仲直りしないんだよな 僕と君が喧嘩して どんどん、距離が伸びて行くよ ちょっとした小さな嘘も たくさん積もってしまえば 大きな嘘だけど 僕には関係ないって ずっと思ってた 嘘が自分と喧嘩して どれが本当か分からなくなって 嘘が何者かわからなくなちゃった 君は鬱陶しいんだ 嘘じゃないから って嘘をついてた。 嘘じゃないよ。
だいじょーぶ。
信じる理由が欲しくて 今日も一人で歩いてます 生き残る希望が欲しくて 頭を抱えて続けてます 何かを忘れている様な 世界の底で彷徨ってます モヤモヤが消えないまま 中途半端な人生です 今、笑えないかもだけど いつか、振り返って見れば 幸せだったなって思えるから 生きてて良かったって思えるから 人生を唄っている今を輝かせるためには 自ら前に進まないとね 逃げる理由が欲しくて 今日も思い悩んでます 人生の答えが欲しくて 宛もなく探し続けてます 思い出し方を忘れて 立ち上がる勇気を探す ドキドキが止まらない 不安だらけの人生です 今、涙しか出ないかもだけど いつの間にか、笑ってるから 楽になれる風を感じられる 頑張ってよかったって思えるから 未来へとつながる今を楽しむためには 自ら今を知っていかないとね 辞める理由が欲しくて ぼちぼちぐずぐず歩いてます ズキズキが治らないまま 行き当たりばったりな人生です いつか、いつかっていつなんだよ 大丈夫、大丈夫って何がだよ 辛い苦しい人生は知ってる 楽しくて楽な人生ってどんなの? 私を好きになれるまで そして、死ぬまで好きで入れるかな 今、好きでいられないかもだけど いつか、考えて見れば 頑張ったなって思えるから 生きてて良かったって思えるから いつの間にか笑ってるから 今日も皆んなで唱えてます 死ぬまでにやり切りたくて 今日も進み続けてます。
故人の感想です。
知らぬ間に誰かを傷つけた それがどれだけ重いことか 弱さを知らない人間は 今日も誰かを虐めてます それは人間とは呼べないね 悪さを知らぬ間に覚えてる生き物ね。 一人じゃないけど怖いんだ どこから信じれば良いの? 一人じゃ足りないこの想い 誰か私を見つけてよね 誰か私を求めてよね 知らぬ間に誰かを死なせてさ 知らないからとか関係ないから 辛さを知らない人間は 楽しさを覚えて幸せね 自分には無いからって 同じにしないでよね 一人じゃないけど怖いんだ みんなと違い過ぎて分からないんだよね 一人でも二人でも怖いんだ 誰か僕の気持ちを言葉に 二人でも辛さは変わらない 安心させて欲しいのです 優しさを知らない人間は 今日も誰かを無視してさ みんなも同じ人間なのに どうしてすぐに亡くすかな それがどれだけ重いことか 一回自分を見直してさ 知らぬ間に誰かを傷つけて 知らぬ間に自分は闇となる 知らぬ間に誰かを傷つけて それがどれだけ重いことか それを自問自答して欲しい 僕もその一人かもしれない。 故人感想です。
夏をお待ちの皆様へ
自分から半径1メートルの範囲は、 ずっと夏だ。 夏と化する。 そう、ずっとだ。 だから、僕が世界を周って 夏に変えていこうと思う。 そんな難しいことじゃない。 夏にするだけだ。 ペットボトルでも良いけど、 できたら、瓶の方のラムネで。 それを持って、青空に向かって走り出すだけだ。 日差しを浴びて 日焼けして したくないなら、 日焼け止めを塗って。 夏を今ここで感じるんだ。 40度に達する暑さになっても。 心は涼しげで居たいから、 夏にできることを計画立ててみてさ 心が晴れない日でも 梅雨を乗り越えた夏の様に 自分が夏になる様に 心を夏で満たしていこう。 爽やかでエモくてちょっと切なくて、 最後はいつものハッピーエンド。 ラムネみたいに甘くてちょっと酸っぱくて、 最後はいつもの弾けた笑顔。 たまには恋に落ちてさ 青春をもっと濃くしてみて 何事にも熱くなりすぎたり 何もかもテキトーになったり 君と離れたくないと思う日が来る。 いつか、忘れられない日が今日がなるから。 サイダーを飲み干して待っていよ。 自分の弱音を吐き捨てて 心をスッキリさせてさ 暑さも熱さも全て宝物 混乱していた脳もズキズキする心臓も。 全部を思い出にして欲しいの。 中身でも顔でもなんでもない 君の夏を見守っていたい。 寂しくて悲しくて叫べない 恵まれた夏を飲み干したい。 そんな中、君に恋したの。 結局は心のどこかで逸れちゃう。 僕の切なさを分かってよね。 私の苦しさも知って欲しい。 夏を熱く暑く語り過ぎてた。 この熱い想いを冷やしてくれ シュワっとパッパッ夏の音 ぽちゃっとポタポタ雨の音 ズキっとチクチク僕の音 綺麗とかダサいとか全く違う。 鮮やかで新鮮な夏が良い。 希望とか絶望とかどうでも良い。 自分が思う道を行ってみて 夏が僕らを待ってるから。 いや、僕らが夏を待ってるのかも。
誇りたい。
空っぽな心の底から ずっと、キミを信じていた 期待で溢れる重い想いを 軽い心で支えてた キミは心配でたまらないから 不安定になるのも仕方がない キミは一生懸命で みんなはそっと見守って 誰かのためになれる そんな世界を誇りたい 古びた扉の先には きっと、世界が待っている ワクワクで溢れる軽い想いを 鼓動を感じて待っていた 僕は闇になりたくないから 完璧になりたいのも分かる 僕は一生懸命で みんなはそっと寄り添って ちょっとした想いも誇れる そんな世界を愛したい 繋がり出会い広がる 結ばれ絡まり解ける 見えないものは気付きにくいけど 無限の想いを残していきたい 無限大の世界で 限りあるものを大切にしたい 重さなんて気にせず 歩んできた道がぐだぐだであろうと 世界がどれだけ変わろうと 自分は自分のままで良い 振り返って後悔するよりも 進んで失敗する方が良いんじゃない? 世界は幸せでありたいから 崩れ落ちる日々が続くんだ キミは一生懸命で 世界はそっと支え合って 一人でも多くの人に 愛を伝えたい。 別れ悲しみ挫ける 笑い幸せを感じる 人生、山谷あるから 幸せに気づきやすい 涙がもろいから 幸せに気づきにくい 完璧が輝いて 失敗が濁る そんな世界だからこそ 僕は失敗を誇りたい。
キミサエ
君さえ居れば幸せなんだ。 でも、それが一番難しいんだ。 毎日が輝くなか 僕はただ一つを探してる みんなが辿り着くなか 僕は彷徨ってます 完全に幸せなんて そんな簡単なことじゃ無い 主人公でも無いのに そんなこと言うんじゃ無い 君さえ良ければそれで良いんだ。 でも、それが怖くなるんだ。 君から近づくことなんてない 僕から向かわないと 何も変わらないんだ。 素晴らしさが良いもの 僕はそれを知り過ぎていた。 曖昧な幸せと 不十分な感情 まるで矛と盾のような。 まだ、喋ったことのない君と僕は 無限の距離があったのかも 君が好きだろうと嫌いだろうと 僕は君を好きでいさせて。 君さえいれば狂ってなかった。 って、言い訳しても無理があるね。 君さえ居ればそれで良いから。 だから、忘れたりしないでね。 そばにいることが無理だとしても 心はどこかで結ばれるから。 虚しい僕と なにも知らない君 まるで凸と凹みたいな差だよね。 君さえ生きていればそれで良い。 もう、それで愛おしいことだ。