烏蝿 五月(低飛行

199 件の小説
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烏蝿 五月(低飛行

「優しい世界の黒い殺し屋」 「涼し気な君と」

愛を愛と言わぬなら

なんと呼ぶ? 僕の答えは「想い」だ 歪んだ愛も、純粋な愛も、どんな愛も「想い」で出来ていると思っている その人のことを想って、一番に考えて、受け入れることが愛だとするならば やはり愛とは「想い」だと思う 愛されるということは、想われるということ つまりは、誰かの記憶に残る人でなければならない 想われるには何をすればいいのだろうか 誰に対して、何を、どのようにすればいいのか 個人から想われるのは、もちろんその個人に対して行動をすればいいが 大衆から想われるのは難しい 言葉も行動も、善意も悪意も 受け取り手によって変わってしまうからだ 結局のところ「想い」、愛、されるというのは 難しいことなのだ。ということが分かった 貴方は「愛」を他の言葉でどう表す?

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大切なものと生きる

それはたったひとつでいい 二個も三個も要らないし、持たない方がいい 選びぬいたそのひとつを大事にすればいい それは別になんだっていい ゲームが好きならゲームだけを好きになれ 彼女が出来たなら彼女だけを愛せ 夢があるなら夢だけを追いかけろ その代わり、それに全力を注ぐんだ ゲームならプロを目指すことだったり 彼女なら他の友人全て切り捨ててでも愛すること 夢のために捨てなきゃいけないことは躊躇するな いちばんダメなのは「中途半端であること」 あれも中途半端、これも中途半端、やりかけの事ばかりで埋め尽くされていたらダメだ 周りから見ればだらしないし 自分の意識においても、継続力の無さを露見させている だからやりきるんだ ひとつ決めたことだけを守って、優先して、曲げないで 人生の場合、マルチタスクなんてしなくていい あとは、働く時 誰しもがやりたいことを仕事にできる訳じゃない お金のために働くのなら仕方の無いことだから けれど、そういって仕事を中途半端にしてはダメだ やりたい事だけをやって生きるのも難しい だが、核にするのはたったひとつの目標なんかでいい どうせ死ぬのだから。と山を乗越えてもいい ご褒美があるから。と我慢してもいい とにかく「大切なもの」をひとつ見つけてから 歩き始めてみてくれ きっと充実度は、まるで違うものになる

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はぴば

お誕生日です。 はい。 歳をとるのは早いです。 終わってみればあっという間でした。 最近はカクヨム様にて投稿してみたり。 またエッセイもこちらで出します。 誰も待ってないでしょうが。 以上です。 ありがとございました。 おやすみなさい。

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割り切れないもの

他人なんてどうでもいい それはそうだ しかし、たとえ干渉されていなくても 思う所があれば考えてしまう 真面目に勉強をしている時に、隣でワイワイゲームをされたら困る 他人は他人でも迷惑なのだ そして私が権力のある者に助けを乞うが 「気にしないで」「無視して」 その程度で何故か私があしらわれてしまう テストで頑張って覚えた内容も カンニングひとつで同列に並ばれる 私が暗記をミスすれば たちまちカンニングした者以下の存在になる テストの点数だけで見ればそうなる やる気があれば点数をくれるのか 否、そんな訳は無い 世の中「結果よりも過程が大切」 などと言う者もいるだろうが 残る物は「結果」なのだ つまり「過程」など汲み取ろうとしなければ分かることは無い そして大人は都合の悪いことから目を逸らす 注意するのが面倒なら適当に話をする 授業の最中にゲームをしていてもお構い無し 真面目に授業を聞いている人はどうなる? そちらの方がバカみたいでは無いか やってもやらなくても同じ でもやらなければカンニングする者よりも劣ると判断される だがゲームをしている者となぜ戦うのかと考えてしまえば終わり やる意義を見い出せずにやる気を失う 正直で真面目な人間が優遇される時代は終わっている それは分かっているが、しかしながら 正直者がバカを見るのは違うと思う 真面目な人間の方が辛いのは可哀想だ こんな世界壊れてしまえばいい さて問題です 狂っているのは私か?それとも奴らか?

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四月も終わり

始業式や入学式からはや1ヶ月 みなさんどのようにお過ごしですか? 高校三年生であれば、進学や就職に向けて活動を始めているかもしれませんね 他の皆さんも、学生さんであれば新しいクラスに慣れるのに必死でしょう 実際に私もそんな状況です ここら辺で、親睦を深めようという名目の校外学習のようなものがあるかもしれません 新しい友達や2年、3年目の友達と仲良く楽しめるように願っています そんなこんなでもう5月 GWがやってきますね 今年は飛び飛びの休みらしく、あまり嬉しくないかもしれません みなさん、何か予定はありますか? 私は家で小説を書きながらゴロゴロしようと思います (KKYM様にて) どうか有意義に時間をご活用ください 有限なものは様々で、よく「取り返しがつかない」 なんて言うものです 今の時間は何をしてもいくら払っても返ってきません やりたい事とやるべき事の両立は難しいかもしれませんが いい塩梅を自分で探して楽しんでください 息抜きは大事です そんな感じで生きていきましょう 明日が君を待っている

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曇り空

今日も空を眺めながら悪態をつく 内容はしょうもないことばかり けれども吐かずには居られないのだ 人前で嫌なことを嫌だと言えない性格のため ストレスは溜まる一方 心を許せる友人なんてものは居らず ただ皮を被って普通のJK?とやらを演じる 興味のない話を盛り上げて よく分からないBeRealをノリで撮影して 周りに合わせて浮かないように 嫌われないように 虐められることのないように そうやって毎日を生きてきたのだ 特別したい訳でもない化粧を塗って 最近の流行りを調べて覚えて取り入れて 交流の材料をただただ集める放課後 土日休みも変わらない たまに遊びに誘われて 断るに断れず参加するのだが 結局のところ取り繕ってばかりの一日で 楽しさなんて微塵も感じなかった これは誰が悪いのかと天に問う 曇り空はただ黙々としていて 黙々、雲、クスッ… お前が悪いのだと言われている気分になった こんなにも気分が落ち込むのは天気のせいなのか それとも元々休みの日はこうだったのか 何も分からなくなってしまった 成績を悪くしては親に悪いと勉強をして 課題を終わらせてしまった私には 春休みなんてものは地獄でしか無かった でもまぁ、新学期が始まったところで変わらない 結局のところクソみたいな人生なのだ ある日クラスの陰キャ女子に言われた言葉が浮かんでくる 「その、あなたって、ふ、不良生徒っぽいのに、成績はいつも上位で、ほ、本当はそんな事したくないんじゃない、?も、もし良かったら私が友達に…」 言い切る前に私は勢いよく立ち上がりその場を離れてしまった とてもイライラしていて、その日はそのまま早退をしてしまい、一瞬「成績に響くかな」と考えていた自分を強くつねった “そんな事”そう言われたのが許せなかった 私は私なりに努力していて 全て上手くいくように頑張っていた それを“そんな事”呼ばわりされてしまい、何が何だか分からなくなってしまった その日から、それまでに蓄積された“ナニか”が溢れる一方で、身体がとても重くなった 嫌だ嫌だとただをこねる訳にもいかず 最期まで私はこのままなのだろうと腹を括る 空の雲行きとは反対に 私の心は着実に蝕まれて行く 厚い雲で覆われた心の中は そろそろ雨雲になりそうだ…

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焦らなくていい

人生は長いのだから そんなに焦らなくてもいい 死に急いでいる訳でないのなら ゆっくりと歩みを進めればいい 「人生は長距離走」 聞いた事があるかもしれない そんな言葉 “急ぐ”ことは悪いことでは無い 早く終えた分の時間を有効活用出来るからだ 別にその時間で惰眠を貪ることもいい しかし、焦ってはいけない 焦り過ぎると周りが見えなくなる 視界が狭まって思考が端的になる 「長距離走」 早くゴールしようと早く走るのはいい とにかくゴールしようとがむしゃらに走るのは良くない ペースを一定に保ち最前で走るのだ 息を荒立て 両手を雑に振って 地面を強く蹴る 適当に走ってしまえばすぐにバテてしまう 焦ることはあまり好ましくは無いだろう しかしこれまた難解なもので ゆっくり過ぎてしまうのも良くないのだ その塩梅は人それぞれ、物事によって変わる さぁどう生きていこう ここからは個人的な考えであり、強制するものでも無いことを覚えておいて欲しい 私の考えは「人について行くこと」である イメージすれば単純明快 走る人の後ろを走る そうすれば、体力の差を除けばとても楽である 何故かといえば、そのペースはその人のベストであるはずだからだ もっと具体的にいえば、先頭集団の後ろにつくこと その末、結果が悪かろうとも 誰が悪いかといえばペースメーカーである そんな我が身を守る口実もできる なんと素晴らしい考え方ではないか …… と、皮肉じみた言い方を言ってみたものの 言いたいことといえば簡潔であり 「己が先頭を走らなくても良い」 ということである 誰かの案に乗っかるだけでよいのだ 立案をせずとも役目を果たせる 初めは様々な工夫をしてみるといい 自ずと自信にあった立ち位置がわかってくる それが“生きやすい”道なのである 茨の道を進むのも手ではあるが それを選択するのは初めから己自身しか無いのだ さぁ明日も生きていこう 明日が君を待っている

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伝えたかった思い

君のことを「好きだ」と言ったのは 嘘なんかじゃないけれど 実際の所、本心なのかどうなのか 自分でもわからない けれども、わかったことがある それは誰だって思う感情だけれど 特別でもないけれど 「君が居ないと寂しいよ」 あぁ、そうだ 初めからわかってたんだ こんな結末を迎えてしまうことも そうなれば僕はどう感じるのかも 全てわかってた けれど、僕にはどうしようもなかった 君に手を差し伸べようとした時には もう遅かったんだ 君の手を掴むことは出来なかった 今、こうして君の手を握っても これはなんの意味をなさない 冷えきってしまった手を握ることでわかるのは 現実だけなのだから 付き合って、デートをして、キスもして 僕はそれで満足していたんだ こんな日々が永遠に続けばいいとさえ思った しかし、僕は色々なものから目を逸らした その結果がこのザマだ 大切な人を失い、意味の無い後悔をして 在り来りな涙を流し、嗚咽を漏らす 誰もが大切な人を失えばこうなるだろう 後悔して、後悔して、後悔して もう一万回は愛を伝えたかった 重いって思われてもいいから “好き”っていう気持ちを伝えるべきだった わかってくれるなんて思わなければよかった 心の内を全て明かして、口に出して伝えて “生きて”と言えればよかった それが叶った所で結末は変わらないのかもしれない けれども… なんて言うやつは、結局自己満足なんだと思う “自分は最善を尽くしたけれど” この前提がなければ、人はおかしくなってしまう 自己防衛だと認めてあげたくなるが やっぱり、それは何の意味も持たない そして僕も自己満足をするために 今もずっと後悔し続ける 目を閉じて、眠っているだけのように 優しい顔をした君へ 最期のキスをした

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折れない心

人間にはやらなきゃならないことが沢山ある しかし、それは簡単なものばかりでは無い 誰かの力を借りなければならない時も 何日も費やさなければならない時も なにせ難しいことばかりだ それらをひとつやり遂げた時には また次のやるべきことが降りかかる 学校ならテストだ 会社なら資料作成なんかだ やらなきゃならないことはやらなきゃダメだ それが自分の役割なのだから しかし、まぁ骨が折れることだろう 嫌になる時もあるだろう それでも テストを受けずにはいられないし 仕事をやらずにはいられないし 結局はやんなきゃダメだ それをやり遂げるには “折れない心” が必要になる とはいっても具体的には言えない 物体としてあるわけでは無いし こうすれば折れない心が手に入るというものでも無い そうなると、どうすればいいの?と思う 私もそう思う 私も今、折れない心は持ち合わせていない しかし似たものは持っている “折れにくい心”だ ここで質問 木の枝が折れにくくなるには、木の枝はどうなればいい?強度を増すか?それとも? ここでいう正解は強度ではなく “柔軟性をあげる”ことである 曲げられても、しなやかになれば折れない 強度を上げたところで、それ以上の強い力では結局折れてしまう だからこそ、柔軟性が大事なんだ そしてこの柔軟性とは、具体的に言えば “受け流すこと” どれだけ強い力で曲げられても、しなやかに力を受け流し、されるがままに曲がればいい それでも折れないのが必要な力だ しかし、私は“折れにくい”と言った つまりは折れることもあるということだ いっそ折れてしまった方が楽な時もある それも別の意味での柔軟性といえる 楽観的に考えることも強ち間違いではない そんな生き方をしてみてほしい 折れないように、折れないように、 そうやって踏ん張っているよりも随分と楽だと思うから

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僕と彼女の45分

高校生活の日常で唯一の楽しみ 僕らだけの秘密の時間 そう、昼休みである 僕には“彼女”というものがいる Sheでは無く、Girlfriendの方だ 高校生活が始まって半分と少し経った頃 些細なきっかけから話すようになった友達に 思い切って告白をした すると彼女は二つ返事で「いいよ」と言った それからの日々は、僕にとっては輝かしく目まぐるしいものでもあったが、なによりも楽しいものだった そんな幸せな時間もあっという間に過ぎていき、現在に至る 「〜でさ、国語の時間に〜って、聞いてる?」 今まさしく目の前にいるのがその彼女である 二年生になってクラスが別々になってしまった僕らは、二人の時間が大きく減ってしまったことを理由にどうにかして時間を作ろうと話し合った その結果、お昼ご飯を一緒に食べることになったのだった 他愛のない話をすることや、愚痴を言い合うこの時間が、僕にとっては何よりの幸せである 今彼女は美味しそうに卵焼きを頬張っており、とても幸せそうなのだ、それを見ているこの時間こそが生きる価値と言える っと、こんな話を長々としていたら、僕の幸せな時間が無くなってしまう、というよりお昼ご飯を食べ損ねてしまうのは勘弁なのでこの辺で。 あ、最後にひとつ、君はお昼休みの45分間をどのように過ごしたんだ?いや別に、友達と食べることも素敵だし、ひとりですぐ食べ終わり図書室に行くなんていうのもいいと思う、だかr 「キーンコーンカーンコーン」 あっ…そ、それじゃあまた!

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