もなか

25 件の小説

もなか

普通の主婦です。

飼い猫プーたんの旅

ある日・・野良猫だったプーたんは一件の会社の前でそこにいる女性社員に可愛がられていた。 男性社員もお弁当のおかずをお裾分けしたりして人気者だったが会社で飼う訳にも行かず近所に住む女性社員の家で飼う事になった。 その家には娘と息子が居て娘は特にプーたんを可愛がった。 プーたんは三毛猫でおっとりした大人しい雌猫だが娘の膝にちょこんと座って娘が食べてる物をお裾分けして貰うのが彼女の日課であり毎日のルーティーンだ。 だがある日プーたんがいつもの散歩からいつになっても帰って来ない。娘はもう社会人で付き合ってる男性もいた。 プーたんが居なくなって3日過ぎた頃、娘は冬だったが炭酸の飲み物が飲みたくていつも下りるバス停より1つ手前のバス停で下りて自販機でお目当ての飲み物を買い学生時代に憧れていた先輩の家の方に向かう途中で目の前に1匹の猫が・・。 「プーたん!何処に行ってたの?」 当然・・相手は猫なので応えられる訳はないがプーたんはオス猫に追いかけられたか何かで何処をどう歩いたのか分からなくなったのだろう。 娘と一緒に帰宅したプーたんを家族皆んながホッとした顔で出迎えた。 お腹が空いてたのだろう。娘と一緒に夕飯?を済ませ娘の部屋で一緒に温かい布団の中で寝た。 娘はグルグル喉を鳴らして隣で寝ているプーたんを撫でながら改めてホッとして寝た。 娘の結婚話しが進むにつれプーたんに異変が・・。食欲も無く元気がない。 それなりにいいお年だが娘も心配してデートよりプーたんをとにかく優先した。 1日でも長く・・と言う娘の思いも虚しくプーたんは空に旅立ってしまった。 娘は結婚したが嫁いだ先の家族は動物を好まない家族でそれでも20年尽くした。 あとがき このお話は実体験です。今でも猫は好きだし飼いたい気持ちはありますが色々考えさせられるので今は何も飼っていません。

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飼い猫プーたんの旅

取り敢えず

忘れたくても忘れられない・・常識も挨拶も家事も言葉遣いも全く出来ない女。 今の主人と出会った頃は私は不倫相手だったが彼が今の女房が何もやらないしやらせても普段やらないから失敗ばかりだと言った。 今、住んでるアパートも取り壊しの為に出なきゃいけないと言う。 仕事で帰るのは19時過ぎでそれから2人分の食事の用意をする毎日。女なのに男に夕飯の支度をさせるなんて・・。どれだけの奥様なの? 彼はアパートを出る為に私と部屋探しをして私が礼金、敷金を支払った。 だが・・女は行動を起こす訳では無く女の母親も男が探すのが当たり前とでも言ったのだろう。 探す時は夫婦なら互いの意見を尊重して行くと思うが女は何も考えていない。 今思えば・・そこで引き離していればこんなに苦しむ事もなかったと思う。 お人好しの私は疑いもあり生活を共にしたが当時2時間以上掛けて通勤していて帰ると女は携帯をいじって何も出来てない。 疲れてるのに私が夕飯の支度して夜勤で仕事に行く彼を送り出す。 埼玉の会社に2時間掛けて通勤しているわたしを気遣ってか彼が近所に病院ができるので目の前の薬局で募集がありそこに面接に行き採用となった。 埼玉の会社では上司も同僚も引き留めてくれたが通勤時間を考えたら強くは言えなかったようだ。 薬局に行き始め・・彼女が仕事から帰って来る時間もはっきりした。 16時半にはアパートの最寄りバス停に着いており十分に家事をやる時間はある。 病院の本当の終わりは18時だが19時近くまで終わらないのは当たり前で私は薬局だけの収入では支払いなどが間に合わないので午前中は最寄り駅まで出てコンビニでも仕事していた。 Wワークして同じ女で片方は16時半には帰宅して何もせず私は朝から夜まで仕事して帰ってから夕飯作りって・・家政婦かよ‼️ 家政婦ならお給料頂きたいわ❗️ 彼が居るいない関係なく彼女には自分の置かれてる立場を理解しているのか?貴方と私は他人で貴方は嫁の立場なのに何で何もやらないのか?○○ニャンにも出来るよー!と言うだけなら子供でも出来るなど言い聞かせたが反応はゼロ! 我慢の限界になったのは忘れもしない花火大会の前日・・2人の携帯料金を私が立て替えたのに何のお礼も無く澄まして彼の横で寝てる姿に腹が立ち夜8時過ぎにアパートを飛び出した。 彼が追っかけて来て翌日も薬局で仕事なので迷惑は掛けられないので戻ったが・・。 薬局で一緒にお仕事している人も誘って花火大会に行きその人も驚くくらい花火大会が終わりスーパーのトイレに入るのに彼に必死にくっついて歩いてる姿を見て2人で爆笑したのを今でも覚えて居る。 その日からいつ実家に帰るのか?帰っても自分の居場所はないと思え!とか私に対して言ったような自分にも出来るとか他人を不快にする言葉は言うな!と伝えた。 彼女は彼が庇ってくれると思ったようだがあまりに何もしない癖に言う事だけ一人前の女に同情などしない。 私も馬鹿だが常識はあるつもりだ。言葉遣いも気を遣っている。 相手が年下だろうが先輩は先輩だ。 今はどうしてるのかわからないし興味もない。 出て行く時も挨拶は無かったし寧ろ・・私を恨んだんだろうと思うが実家で彼女の味方になった親族はいるのだろうか? お姉さんは常識あるらしいが・・多分・・あまりに自分の妹の馬鹿さ加減にお礼を言いたくても同じむじなと思われたく無かったのだろうと思う。 今は礼儀知らず女が居るであろう場所からは離れているので1ヶ月に1回の通院の為にその場所に出るので会わない事を願っている。

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取り敢えず

あ・り・が・と・う

この世に産んでくれてありがとう。 イジメてくれてありがとう。 あなた達がイジメてくれたお陰で私は他人の傷みや自分じゃない人への高圧的な言動にも敏感になれた。 高校まで行かせてくれてありがとう。 同級生の皆さん・・仲良くしてくれてありがとう。 元・・外国アーティスト好きの馬鹿旦那・・結婚してくれてありがとう。 元お姑さん・・家事を教えてくれてありがとう。 私の借金を期に私を立ち直らせてくれた父にありがとう。 元家族と離れて暮らした事で別の私に生まれ変われた事にありがとう。 再婚してくれた今の主人に・・ありがとう。 何かと困った時に助けてくれてる母に・・ありがとう。 何が親孝行なのか分からないけど・・必ず旅行に連れて行くからね。

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あ・り・が・と・う

久美の祈り

麻川久美は現在高校2年生。 バトミントンを始めたのは中学2年生だが持ち前の運動神経の良さと明るい性格で仲間やクラスメートともすぐに仲良くなれる娘だ。 父親の信二は一流企業の営業マン。母の恵美は専業主婦で一人っ子だが寂しいと思った事がない。 動物が好きで小さい頃から母と買い物に行くとすれ違う犬をまず恵美は撫でても大丈夫かを確認してから久美に撫でられるとその犬は尻尾を振って喜んでいた。 両親は久美のやりたい事をさせ口うるさく言わなくても久美は勉強も宿題もどんなに帰りが遅くなってもやる子なので何も言わない。 久美が飛鳥に出会ったのは中学2年生の部活を始めてすぐの時だった。他の犬も見てはいたが飛鳥の久美を見つめる眼差しに足が止まった。 久美は部活のない時は必ず飛鳥と冒険を共にし普段は家と学校を往復するだけの生活で飛鳥に色んな場所に連れて行って貰い新たな発見をしてとても楽しい。 久美の将来の夢は動物病院の医者になる事だ。後・・トリマーになり飛鳥との触れ合いを増やして行きたいと言う夢がある。 本屋に行っては夢に向けての参考書だったり問題集を買って学校の勉強の後に其方の勉強をしている。 久美の祈りは家族や飛鳥がいつまでも元気で仲良く暮らして行ける事だ。 飛鳥がちょっとでも食欲が無いと久美は保護施設の保に相談に行く。 友人の中にも動物病院を経営している親がいる友人にも相談にのって貰っている。 3年生の1学期で部活は辞めて勉強に専念する。 久美は今年の夏の合宿はパスした。勉強したいし飛鳥と寄り添っていたい気持ちが1番大きい。 1日でも長くこの幸せな日々が続く事を今日も祈っている。

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久美の祈り

愛されてると勘違いした奥様。

恵美子は派遣社員。兄、姉、そして恵美子の3兄妹を育てた母。 兄は歳が離れていて話が合わないし姉はしっかり者で常識ある女性だが恵美子はとにかくトロい。頭も良くない。常識を知らない。取り柄と言えば仕事を休まない事位だ。 ある日の帰り道・・恵美子は知らない男にレイプされてしまう。恵美子は同情して貰いたくて家族に打ち明けるが姉にボーっと歩いてるからだと言われた。 派遣先に1人の男性が入って来て仕事を教えるうちに自然と付き合うようになった。 その男性にも自分がレイプされた事を話した。 半ば・・男性の住んでるアパートに居座りそのアパートは男性1人が住むと言う条件で借りていた為追い出されるように出て行き2人は入籍する。 料理1つまともに出来ない恵美子に男性も何も言う気になれず男性が疲れて帰ってるのに恵美子と自分の分の夕飯を毎晩作るようになった。 男性は出会い系である女性と出会った。 女性の名前は香代子。 香代子はバツイチだが香代子が嫁いだ先の姑がある程度の事を教えてくれてたお陰で恵美子よりは知識も常識もある女性だった。 男性は自分に何も出来ない妻がいる事・・今住んでるアパートも取り壊しの為に出なきゃいけない事・・だからと言って今の妻と新しい所での生活はしたくない事を香代子に伝えた。 香代子は母親に男性を紹介し同棲を許して貰い彼に妻がいる事は伏せていた。 どんな馬鹿でもアパートを出なきゃいけない!となれば話し合うとか何かしらの行動を普通の人なら起こす筈だが恵美子は男性が何とかしてくれる!自分を愛してくれてるんだから当たり前と言う考えだった。 香代子は男性の叔母として恵美子を取り敢えず引き取る事にした。香代子自身・・本当に恵美子が何もしない人なのか疑っていたからでもある。 当時・・香代子はバスと電車を乗り継いで2時間かかる会社に通勤していた。 恵美子はバスで30分程度の派遣先に勤務しており遅くとも夕方5時にはアパートに着いていた。 だが恵美子は動く気配も無く香代子が帰って来るまで携帯でゲームをしていた。男性が何も言わない事をいい事に・・。 彼は諦めて何も言わないだけであって愛情からではない。 香代子が帰ってから夕飯の支度・・まるで家政婦だ。 香代子はそれなりに仕事経験の幅が広かったお陰で男性が見つけた近所の薬局に転職した。その薬局も定時間で終わる事はまず無く帰りは遅くなる。 恵美子は当たり前のようにアパートに帰って来るが彼の事を本当に好きなら嫁としての役割を果たせばいいのにただ香代子が帰って来ると玄関まで出迎える。 香代子の我慢も限界と感じた男性は恵美子に離婚を申し出た。実家に行き母親に話しその母親はケーキを恵美子に持たせた。 香代子は建前でどれでもいいと言ったら恵美子は遠慮なく自分が食べたい物を選んだ。 彼女の母親の精一杯の娘がお世話になってるお礼のつもりで持たせた筈なのに・・ 離婚届けもわざと書き漏らしたりして男性の気持ちを引き止めようとしたが悪足掻きは通用しなかった。 実家とは言っても兄の名義になっていたので長居は出来ない。 だが世間知らずの恵美子にはどうしていいかわからない。 恵美子の実家からは香代子に苦情が来る事は無かった。自分と娘、妹があまりに何も考えず半年以上も居座っていたら申し訳ない気持ちでお礼すら言えない。 恵美子は今もコンビニで出来合いを買って帰っている。

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愛されてると勘違いした奥様。

コリー、飛鳥の過去。

飛鳥は野良犬だった。好きで野良になった訳ではない。 ペットショップに売られ子供にせがまれ飼われた。 男の子は面倒を見る!と言う約束の元・・子犬は飼われた。 子犬の名前は当時・・ミホ。 男の子は友達と遊ぶ事に夢中でミホの散歩は母親が仕方なく連れて行っていた。仕方なく・・面倒を見ない・・当然、自分に対する愛情は全く無い事位・・子犬にも分かる。 その家には3ヶ月程しかいなかった。 何故ならその家の両親は離婚し男の子は父親に引き取られ子犬は放置・・捨てられたと言う事だ。 それからは近くを歩いては落ちてるゴミを食べたり雨水で喉の渇きを凌いでいた。 ある家の前でお爺さんがその子犬に声を掛けて自分が食べてる物を少しずつ与えて行くうちに生活を共にするようになった。 たまに来るお爺さんの妹は犬嫌いでお爺さんが犬をかまっているとブツブツ文句をを言って犬を邪険に扱う。 お爺さんは自分の身体が言う事を効かなくなってる事に気付いてはいたがルナ・・子犬の名前だが放ってはおかず何とかご飯だけは与えていた。 妹に入院を勧められ入院した時には手遅れでルナとの生活も半年でピリオドを打った。 妹は引き取る訳なく犬を追い出した。 何処をどう歩いたのか子犬には分かる筈がない。 ある日、保護犬や保護猫ばかりを面倒見ている保に発見される。 保は子犬の犬人生を探った。何処で売られ何処で飼われ何があったのか? 子犬は子供の気まぐれで飼われ人間の勝手な理由で捨てられやっと優しい人間に出会えたと思ったのに犬嫌いを理由に又も捨てられた。あまりにも可哀想な生き様に保は泣きその犬に飛鳥と名付け大事に面倒を見た。気まぐれではなく身勝手な理由で簡単に見捨てる人間には絶対に渡さないと誓った。 そして保の目に叶う家族が現れた。 それが麻川家だ。たまにこっそり飛鳥の様子を見に行っているが本当に大事に面倒を見てくれる優しい人達に感謝して事務所に戻った。

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コリー、飛鳥の過去。

コリー 飛鳥の大冒険

麻川家の庭にコリーのお城がある。 犬小屋でしょ?? とんでもない!飛鳥に取っては麻川家の家族を見守る番犬であり麻川家の家族だ。 毎朝、7時半に主であり飛鳥に取ってはパパである信二が出勤の為・・亀戸の自宅を出発。 続いて・・これも麻川家の日常で一人娘の久美がドタバタと玄関へと走って来た。 ママの恵美が「お弁当持った?水筒は?」と久美に確認して「持ったわよ!」と返事している。 パパも久美も必ず「飛鳥!行って来るね!」と声を掛けて出掛ける。 恵美は2人を送り出してから家の中の掃除、洗濯を済ませ飛鳥のお城の掃除をして2人?いや1人と1匹のご飯タイム。 10時に近くのスーパーに買い物に同行し2日分程の食材を買い1時間程でスーパーを後にした。 ママが買い物したのを片付けそれからは飛鳥の大好きなお散歩タイム。 ママは飛鳥の行きたい所に同行してくれるいい相棒だ。 その代わりママのママ友同士のおゃべりにお付き合い。 お昼に帰宅し今度は1人と1匹のお昼ご飯タイム。 午後3時頃から恵美は夕飯の支度を開始。 恵美は料理上手で営業で歩き回ってるパパ・・バトミントン部で頑張ってる久美の為に煮物だったり揚げ物だったり肉料理だったりとレパートリー豊富だ。 今夜はどうやら肉料理のようだ。飛鳥も鼻をヒクヒクさせて匂いを楽しんでいる。 ママはそれに気付き飛鳥に少しだけ餌箱に入れてくれ「食べていいよ」と言ってくれた。 飛鳥はこの家に引き取られた日を思い出していた。 どれくらい歩いただろう。前の飼い主が死んで親戚は飛鳥を引き取ろうとはしなかった。 ある日愛護団体に発見され暫くそこでご飯を貰いケージで寝ていた。 寒い冬の道を歩いていた飛鳥を発見し団体に連れて来たのが責任者の木村保だった。 保はその犬に飛鳥と名付けた。寂しそうに道端を歩いてる姿にその逆に次の飼い主さんには希望を与える犬になって欲しいと言う思いで名付けた。 5年が過ぎ娘を連れた親子が団体の中に入って来た。 聞けば娘が犬が好きで飼いたいと言ってるとの事。保の所には犬が5匹いる。 どの犬も予防接種済みで健康状態にも問題ないと言う事でその家族は5匹それぞれを見ていた。 だが娘だけは1匹から離れようとしない。 父親がその犬が保護された時の状況などを聞いている。 名前の由来も話し父親も母親も泣いていた。 当時中学生の娘は「飛鳥がいい。飛鳥じゃなきゃ嫌だ」と父親に懇願した。 無論・・父も母も境遇を聞き名前の由来も聞き娘に言われなくても引き取るつもりでいた。 それが麻川家で飛鳥だ。 10日後・・飛鳥は麻川家に来て久美が信二と建てたお城に招待され最初は不安だったがすぐに気に入った。 飛鳥はその日から麻川家の日常を見守るようになった。 朝7時半に家を出るパパ信二。 中学生の時からいつもギリギリに家を出る久美・・そして家の事を速やかにこなすママ恵美。 久美は部活がない時は飛鳥の散歩と言う名の冒険に同行する。 久美は飛鳥の行動範囲の広さに驚きもするし久美も又楽しんでいる。 今日も又・・麻川家、飛鳥の1日は始まる。

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コリー 飛鳥の大冒険

 マイホーム

朝から晩まで・・下手をすれば張り込みで家に帰れない事もある刑事と言う仕事。 巨悪事件も解決しやっと我が家に帰れる。 そう思い夫のスマホに電話したが留守電に・・。 夫は父親の会社の時期社長になるアキラ。 刑事の妻はルミ。 仕事が忙しいのだろうと久しぶりの我が家に帰宅。 勤務先の警視庁からは歩いて帰れる所に3年程前に戸建てを一括払いで購入。 家の前に着くと電気は点いている。 「何だ!居るんじゃない!」と呟きながら家に入るなりルミは目を疑った。 玄関を入りアキラが居るであろうリビングに入ると倒れている夫を発見。 だが刑事であるルミは現状維持とルミの相棒のマサキに報告。 鑑識・・ルミの仲間の捜査一課の刑事達が自宅に入って来て一同・・驚いた表情でルミを見ていた。 さっきまで一緒に居た仲間の親族が死体で発見されるとは誰も思わない。 科捜研の話に寄ると死後2時間は経っているとの事。しかも他殺。 パニックになりそうな自分を抑え必死で仲間の刑事に帰るまでの事を伝えた。 たった20分の帰り道。 2時間前には事件解決のお疲れ様会が始まったばかりの時にアキラは何者かに殺されていたのだ。 身内の事件には自分が捜査に加われないが相棒のマサキには気付いた事は伝えるつもりだった。 当然・・事件現場の家には居られずマサキが居る宿舎に居候させて貰う事になった。 ルミの父親、啓一郎、母親の善子にもアキラが恨まれるとか憎しみを受けるような人柄ではないと聞いた。 だがルミには自分の親だから分かる言動や表情があるだろうと仲間の捜査員にこっそりモニターで動向を見ていた。 無論・・両親は知らない。 会社の従業員でも役職がある人間とはルミも接触しているので同じ方法で外側から捜査協力をした。 アキラが会社を出たのは夜8時。会社は八丁堀にあり八丁堀駅で何人かの社員と何気ない会話をしてすぐにホームに向かったのを目撃されている。 アキラは何故か銀座で下車しているのを違う営業の社員に目撃されており行きつけのクラブも捜査対象になった。 だがそこに寄ったのをママもホステスも見ていない。 取引先も銀座にはない。 浮いた話も1つもない・・真面目な男だ。 ルミは銀座で下りアキラが歩いたであろうクラブまでの道のりや立ち寄りそうなお店を辿った。 死因は絞殺。ルミは歩いて気付いた事が銀座には相応しくない一軒の喫茶店にまだ付き合っている頃に入った事を思い出しそのお店に行ってみた。 建物は残っていて何とか細々とやっている!と言うイメージで残っていた。 店主は代が変わって次男が継いでいてあの日のアキラが来なかったか次男に聞いた所来たと言う。 ルミはマサキに電話をし次男には警察で証言を求め承諾の上警視庁に連れて行った。 その日アキラはルミと出会った頃を思い出しその喫茶店に行き次男と昔話に花が咲いたと言う。ルミが刑事である事やルミの親の会社で働いていて父親に見染められた事。自分がルミに好意を持っていた事などを話したと言う。 ルミは別室でその話しを聞き泣き崩れた。 次男がその後・・気になる事を口にした。 アキラはあの日ルミに刑事としてのルミにどうしても聞きたい事があると言っていたと言うのだ。 何なのかと尋ねてもルミにしか分からない事だと答えたと言う。 アキラ殺しには加われないがルミが関わった事件を1から捜査資料にヒントがあると思いマサキと2人で・・マサキにはアキラ殺しの捜査もあるのである時は1人で夜通し調べた所・・つい先日・・解決した難事件の被害者の1人がアキラの遠い親戚の女性で被疑者は・・アキラの実の父親だった事が分かった。 アキラは施設で育ち親を知らない。義理の父母に育てられた苦労人だった。 アキラは本当に自分の父親が真犯人だったのか?と言う疑問を義父母に言って居た事が分かったのだ。 ルミはアキラの父親・・吉田裕人と面会し不機嫌な態度で現れたがアキラが死んだ事やアキラの嫁であった事を伝えると驚いたと同時に供述を一転して無罪を訴えて来た。 殺された女性は父方の親戚でアキラは面識が無かったので知らなくて当然だ。 裕人が言うには知らないはずの2人が八丁堀の喫茶店で会っていたと言うのだ。 八丁堀はアキラの会社があるしたまたま取引先にその女性が居たのかも知れない。 女性の名前は神崎美保。 美保の勤務先は大手の広告代理店。 アキラの・・いや父親の会社は大手スーパー、コンビニの親会社だ。 たかが広告の事で揉めるはずはない。 ルミは裕人から聞き出した情報を1課長に報告し捜査のやり直しを進言した。 冤罪を認めたくなくて反対されるだろう・・と諦めていたがルミの夫の事もあり認めた。 事件から2週間が過ぎた頃・・ルミは実家に帰省し善子と何気ない会話をしていたが善子のある言葉に違和感を覚えた。 アキラが10年前に若い女性と会っていた事やアキラに対し邪な感情とも取れる言動を言った事だ。 実家を後にしルミはマサキに10年前の善子の目撃情報・・2週間前の善子の行動を調べるよう依頼した。 アキラと結婚して10年・・とんでもない結末になるかも知れない。刑事を辞めなければならない。全部承知の上で自分と結婚してくれたアキラ。 全てが夢で幸せだった10年が音を立てて崩れて行く。 善子は15年前に同窓会の為に銀座のホテルに向かった。50歳で社長夫人の善子は輝いて見えたと言う。 その時にルミと同年代位のアキラがそのホテルで同窓会の部屋で飲み物などを配る姿を目にした。 帰って夫啓一郎にアキラをスカウトするよう進言し3年越しに叶った再会だったがアキラはルミを見て一目惚れしたのが善子の目にもすぐに分かったようだ。 啓一郎もアキラを気に入りルミとの結婚話しを勧めた。 アキラは自分が育った環境など全て隠さず話しそれでも良ければとルミとの結婚を快諾した。 ある日アキラは次回出す広告の打ち合わせの為に美保と会った。 アキラは大阪の生まれでたまたま美保の前で関西弁が出てしまい出身地が同じなのとアキラと同じ苗字の吉田裕人と言う男性が 本当の父親である事を知った。 その場面を善子は見ていて娘の心配を装い美保と接触した。 だがアキラから善子の自分への異常な執着心を聞いていた美保は逆に善子に黙ってる変わりに金銭の要求をして来た。 金額は1億・・社長夫人ともなればそれ位は支払えるだろうと言われたが啓一郎は善子の金遣いの荒さを知っていたので大きな買い物をする時は啓一郎の許しが必要だった。 その事を伝える為に美保を呼び出したが侮辱するような高笑いをされ頭に来て用意していた包丁で刺し殺した。 善子はアキラとルミが居ない間に2人の家に入りアキラの下着、洋服に顔を埋め自分がプレゼントした洋服は封も開けられて居ない事に怒りを覚えた。 ルミがプレゼントしたワイシャツやネクタイは大事そうに使っているのに・・。 1枚の写真を見つけ中年男性の身元を啓一郎に言葉巧みに言い包め調べさせた。同時に犯人に仕立て上げる計画を立てた。 アキラはルミの行動を時間があれば尾行したり大阪の市役所で父親の事を調べたりして数少ない情報で善子が怪しいと思い始めた。 10年掛かったがこの際と思いアキラは善子を呼び出し美保が遠い親戚であった事・・善子自身が自分に対し邪な感情を持ってる事に気付いていた事・・それをルミに話し本当に自分の父親が真犯人なのかを確認すると言った。 善子は無我夢中でアキラの首をベルトで締め・・殺した。そしてルミの刑事人生をも身勝手な理由で奪った母。 啓一郎は善子と離婚。一線からも退きマサキとルミが居る警察宿舎で同居して居る。 ルミは半年後にマサキと共に人生の再スタートをする。

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誕生日

私にとって・・誕生日は嫌な日だ。 何故なら昨年7月8日・・元安倍総理が銃撃を受け亡くなった日でもあるからだ。 いつならいいとかではなく毎日が誰かの誕生日だから悲惨な事件での命日と一緒だなんて許せない。 心の傷だけは消えないし祝いたいとも思わない。 でも・・皆さんはちゃんとお祝いして下さい。

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誕生日

   傘

傘が似合う花は紫陽花。 傘が似合う電車は江ノ電。 傘が似合う街は鎌倉。 住宅街を通り紫陽花が咲き誇る線路を通る様は好きな風景だ。 今の街に来て半年・・我が家にも紫陽花は咲いているが雨に濡れてる様もいい感じだ。 以前・・コンビニでお仕事をしている時・・雨が降るのは分かっているはず?なのにビニール傘がめちゃめちゃ売れて良く同じ時間帯の人と話した物だ。 今のビニール傘も可愛い柄の物があってお値段は高めだが持っているとテンションが上がりそうだと感じる。 私は晴雨兼用の折りたたみ傘を常に持ち歩いている。

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