飼い猫プーたんの旅
ある日・・野良猫だったプーたんは一件の会社の前でそこにいる女性社員に可愛がられていた。
男性社員もお弁当のおかずをお裾分けしたりして人気者だったが会社で飼う訳にも行かず近所に住む女性社員の家で飼う事になった。
その家には娘と息子が居て娘は特にプーたんを可愛がった。
プーたんは三毛猫でおっとりした大人しい雌猫だが娘の膝にちょこんと座って娘が食べてる物をお裾分けして貰うのが彼女の日課であり毎日のルーティーンだ。
だがある日プーたんがいつもの散歩からいつになっても帰って来ない。娘はもう社会人で付き合ってる男性もいた。
プーたんが居なくなって3日過ぎた頃、娘は冬だったが炭酸の飲み物が飲みたくていつも下りるバス停より1つ手前のバス停で下りて自販機でお目当ての飲み物を買い学生時代に憧れていた先輩の家の方に向かう途中で目の前に1匹の猫が・・。
「プーたん!何処に行ってたの?」
当然・・相手は猫なので応えられる訳はないがプーたんはオス猫に追いかけられたか何かで何処をどう歩いたのか分からなくなったのだろう。
0
閲覧数: 4
文字数: 782
カテゴリー: 日記・エッセー
投稿日時: 2023/10/31 10:18
もなか
普通の主婦です。