コリー、飛鳥の過去。

コリー、飛鳥の過去。
飛鳥は野良犬だった。好きで野良になった訳ではない。 ペットショップに売られ子供にせがまれ飼われた。 男の子は面倒を見る!と言う約束の元・・子犬は飼われた。 子犬の名前は当時・・ミホ。 男の子は友達と遊ぶ事に夢中でミホの散歩は母親が仕方なく連れて行っていた。仕方なく・・面倒を見ない・・当然、自分に対する愛情は全く無い事位・・子犬にも分かる。 その家には3ヶ月程しかいなかった。 何故ならその家の両親は離婚し男の子は父親に引き取られ子犬は放置・・捨てられたと言う事だ。 それからは近くを歩いては落ちてるゴミを食べたり雨水で喉の渇きを凌いでいた。 ある家の前でお爺さんがその子犬に声を掛けて自分が食べてる物を少しずつ与えて行くうちに生活を共にするようになった。 たまに来るお爺さんの妹は犬嫌いでお爺さんが犬をかまっているとブツブツ文句をを言って犬を邪険に扱う。
もなか
普通の主婦です。