ももひかり
2 件の小説禁じられた恋の記憶
恋をしては行けない人に恋をしてしまった。 あれは私がまだ小学六年生だった頃の出来事だった。 あの日私は絶対に許させることのない恋をしてしまうことになる。 目に入った瞬間私の目ががすっとその人に吸い込まれていく。 白い靄がかかったようだった。
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夕日に溶ける思い
あの日の君の笑顔は夜空に輝く一等星のように澄んでいた 君から流れる涙はいつも悲しさと儚さを秘めていた だから僕はそれにそっと手を差し伸べたい 君がそれを許してくれるなら あの日僕にそっと動かした唇やそっと触れた手 その全てが夕日に沈む太陽のように愛しくてたまらないのになぜか悲しくもなる 僕はぐっと目を瞑ってその唇を受け入れる みんなみんなバカだ 無理だってわかってるのに 無理だとわかるほど苦しく求めてしまう だけどいつか信じれば叶うのかもしれない その時が来るまで僕はここで来る日の夕日を眺めてる
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